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早くてきれい♪刺繍ができるミシン!作品例とおすすめミシンも紹介
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ミシンを使うメリットとして刺繍があります。ミシンでの刺繍は、きれいな模様が早く縫えるため、文字入れやワッペン作りなどが簡単にできます。
またミシンの機種によって、キャラクターやオリジナルデザインの模様も作成可能です。実際にミシンが刺繍する様子を見ながら、楽しさを探ってみましょう。
目次
早くてきれい♪ミシン刺繍の作品例
ミシンの中でも、刺繍が得意な機種があります。基本的な縫い目はもちろん、刺繍データが豊富なミシンから、オリジナル刺繍ができるミシンまで様々です。
ミシンでできる刺繍には、名前など文字入れの他、専用データを使ったキャラクター刺繍もあります。また、使い方次第ではオリジナルのワッペンが作れます。
刺繍ミシンの魅力は、早くてきれいに刺繍ができるという点です。
価格が高いミシンが多いのが難点ですが、短期間であればレンタルミシンで刺繍をするのもおすすめです。購入するよりも格安でミシンを使えるので、少し使いたいというときにはぴったりですね。
どんな風に縫ってるの?刺繍ミシンの動きを見よう
実際にミシンが刺繍をしている動画を見てみましょう。
模様を刺繍する場合
模様の設定はミシンのメーカーごとに変わってきます。ミシンに模様のデータが内蔵されている場合、文字や模様のセレクトは簡単です。
シンガーやブラザーのミシンでは、専用の刺繍枠を使います。刺繍枠は、ミシンの機種やメーカーによって、付属と別売りとがあります。
ミシン購入の際には、刺繍枠がそろっているかチェックしておきましょう。
イラストを刺繍する場合
ミシンで大きなイラストの刺繍をきれいに仕上げるコツは『触らない』ことです。
ミシンは縫い目の間隔と布送りを、自動計算して針を動かしています。そのため、布を触ってしまうと、刺繍の縫い目がズレたり、エラーでミシンが停止する場合があります。
刺繍したい模様を選び、布と刺繍枠をセットしたら、あとは触らず放っておくのが、きれいに仕上げるポイントです。
初心者でも大丈夫!刺繍ミシンの使い方|準備編
ミシン刺繍初心者の方には、縫う前の準備もわからないことが多いでしょう。
刺繍ができるミシンのほとんどがコンピューターミシンです。タッチパネルの表示で、刺繍の手順がわかりやすく表示されます。
ミシンにおまかせで刺繍を楽しみましょう。
1.刺繍データを選ぶ
ミシンに刺繍データが内蔵されている場合は、表示から模様を選びます。特に文字入れの場合は、順番を間違わないように気をつけましょう。
キャラクターや大きな図柄の刺繍は、別売りのデータカードから読み込む場合もあります。ミシンの機種によって操作方法が違いますので、慣れるまで試し縫いを何度かしてみましょう。
2.刺繍糸を選ぶ
ミシンで刺繍をする場合は、刺繍用のミシン糸を選びます。素材はポリエステル100%、糸の細さは#50~#60または『ミシン用』と表示された糸を選びましょう。
他に、ブラザーの刺繍データでは、糸の色番号が指定されています。他メーカーの色番号とは異なりますので、ブラザーで販売している専用の刺繍糸を購入しましょう。
3.布押さえをつけ替える
通常の『上布押さえ』は、布を手前から向こう側に送る目的のパーツです。刺繍では針が前後左右ランダムに動くため、上布の押さえ方も直線縫い用とは形状が異なります。
そのため、ミシンで刺繍をする場合は、直線縫いとは違う上布押さえにつけ替える必要があります。
動画では一般的な家庭用ミシンを使って刺繍する様子です。
専用データを使わず、フリーハンドで自由に刺繍したい場合は、上布押さえのつけ替えは必須となります。
4.刺繍枠をつけた布をセットする
刺繍ができるコンピューターミシンには、刺繍用のアダプターを使用する場合があります。このアダプターと専用の刺繍枠をセットすることで、布が正確に動き、柄のデータが縦横そろって刺繍できるという仕組みです。
ほったらかしでOK♪刺繍ミシンの使い方|縫い方編
データを使ったミシン刺繍では、スタートボタンを押したあとはミシンに全部おまかせでOKです。動画のように、ミシン刺繍の縫うスピードは通常の直線縫いとは違う速さです。
ミシンに内蔵されたコンピューターが縫うスピードを制御しているため、布や枠に触れると、エラーを感知してストップしてしまいます。
これは、布に余計な力がかかることで起こる『針折れ』や、モーターへの負荷よる故障を防ぐためです。
縫うスピードの他に、針が動く順番、縫い目の間隔なども、全てデータとして入っています。刺繍用ミシンでは全自動でおまかせ!が、ミシン刺繍でもっとも失敗が少ない方法です。
直線縫いやジグザグ縫いといった、種類ごとの縫い方をまとめた記事はこちらです。
ミシンの基本的な使い方から、簡単にプロ仕様に縫える方法までまとめています。
刺繍ミシンのメーカー別おすすめ機種
刺繍ができるミシンでも、メーカーごとに特徴があります。
刺繍データが内蔵されているタイプ、別売りの専用データをUSBカードで読み込むタイプ、オリジナル刺繍ができるタイプのおよそ3種類に分けられます。
シンガー|数字・アルファベット・ひらがな、文字入れ刺繍ができるミシン
「思いをカタチにできる」をコンセプトとした刺繍ミシンです。
ステッチは207種類で、数字・アルファベット・ひらがな・漢字縫いが可能です。文字の刺繍は装飾だけでなく、お子さんの名前つけとしても重宝します。
使い方によっては、オリジナルのワッペンやアップリケが作れるなど、応用範囲の広い文字入れ刺繍ミシンといえます。
こちらのミシンはレンタルサービスでレンタルが可能です。購入するより安く利用できるので、ぜひレンタルサービスを活用してください。
ブラザー|キャラクターのデータが豊富なミシン
刺繍ミシンでたくさんの種類を販売しているのがブラザーです。
ミシンでの刺繍はコミュニティサイトがあるほどの人気です。それに伴い、デザインデータも多数発表されています。
別売りの『刺しゅうカード』が必要ですが、ディズニーやアンパンマンなど人気アニメのキャラクターを手軽に縫えるのがメリットです。
キャラクターを刺繍すれば、字が読めない小さなお子さんでも目印となるので、特に入園入学準備には重宝します。
こちらのミシンはレンタルサービスでレンタルが可能です。購入を検討している方は、ぜひレンタルして使い心地を試してみてくださいね。
ジャノメ|専用アダプターで正確に縫えるミシン
ジャノメの刺繍ミシンには、セシオシリーズと、ハイパークラフトシリーズがあります。どちらも大きなタッチパネルでの操作が特徴です。ミシン内蔵の模様を、編集しての刺繍も可能です。
模様はタッチペンで選ぶだけなので、コンピューターミシンに慣れない方でも、迷わず操作できます。
ジャノメの刺繍ミシンは、専用アダプターを設置する必要があります。
ジャノメ公式のYouTubeチャンネルで手順ごとに説明されていますので、参考にしながら縫ってみましょう。
本記事ではメーカーごとのおすすめ機種をご紹介しましたが、予算別におすすめミシンをまとめた記事もあります。
ミシンは高価な買い物なので、予算と欲しい機能に応じて選ぶときの参考にしてください。
ミシン初心者の方であれば、使いやすさ重視で選ぶのもよいでしょう。初めてのミシンを選ぶときのポイントや、操作性に注目した厳選機種をこちらの記事でご紹介しています。
ミシンでオリジナルの刺繍ができる!
まるで絵を描くように、ミシンで刺繍できるのは魅力的ですね。
フリーハンドで刺繍ができるミシンや、刺繍データを自分で作れるパソコン用のソフトもあり、ミシン刺繍の応用範囲がひろがります。
パソコンを使ってミシン用のデザインができる|ブラザー刺しゅうPro
ブラザーの刺繍ミシンに使えるイラストは、専用のソフトを使うと自分で作れます。パソコンの操作が得意な方であれば、難なくオリジナルの刺繍データが作れるでしょう。
最終的には糸で描くことを考え、あまり細かくならず、アウトラインのしっかりしたデザインから作るのがおすすめです。
刺繍用ミシンはレンタルがおすすめ
ミシンの購入が難しい場合は、レンタルサービスを活用するのがおすすめです。
レンタルサービスなら、新品を購入するよりも安い価格でミシンを利用できます。また、購入前に使い心地を試すという目的でも、レンタルサービスは有用です。
以下はミシンをレンタルした際の料金比較です。
サービス名 | 料金(税込) | 期間 | 支払い方法 | 送料 | 対応地域 | 受取方法 | 申込方法 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
kikito | 1,980円~ (4日間) |
4日間~ | 電話料金合算払い dカード クレジットカード |
往復無料 | 全国 ※一部離島を除く |
宅配 | サイト内のオーダーフォームから注文 |
ゲオあれこれレンタル | 4,980円~ (7泊8日) |
7泊8日~ | クレジットカード | 往復無料 ※北海道と沖縄を除く |
全国 ※一部離島を除く |
宅配 ※自宅以外指定可(要相談) |
サイト内のオーダーフォームから注文 |
DMMいろいろレンタル | 2,840円~ (3日間) |
3日間~ | クレジットカード | 往復無料 | 全国 ※一部離島除く |
宅配 | サイト内のオーダーフォームから注文 |
まとめ
簡単な文字入れから、本格的なデザインの刺繍まで、ミシンでの刺繍は様々です。
特に趣味で裁縫や洋裁・ミシンソーイングを始める方にとっては、ミシン購入の際の迷いどころにもなります。刺繍ミシンというネーミングでも、通常の直線縫いやボタンホール、かがり縫いの機能も充実しています。
予算によっても、できる刺繍の種類は限られてきますので、作りたい作品を思い浮かべながら、ミシンを選びましょう。
刺繍ミシンは決して安価な機種ではありません。レンタルの刺繍ミシンで手慣らしする他、中古の刺繍ミシンを買うのも、おすすめの方法です。
こちらの記事では、おすすめのミシンレンタルサービスを比較しています。ぜひ自分に合ったサービスを見つけてみてくださいね。
藤加祐子 /
ビギナーズ編集部 ライター
仙台市出身在住。フリーライター・写真家・タティングレース作家。古書店巡りとフルート演奏が趣味。仙台フィルの演奏を聴くのが自分へのご褒美です。