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GoProって何種類あるの?最新機種からお手頃価格まで

「GoPro」はスノーボードやスキー、オフロードバイクにサーフィンなど、激しい動きでも撮影できるアクションカメラです。
GoProにも何種類か機種があり、それぞれに特徴があります。
今回は、最新機種からエントリーモデルまで、GoProを種類別に見てみましょう
目次
GoProはコンパクトなアクションカメラ
「GoPro」とはアクションカメラの一種で、2002年にニック・ウッドマンによって設立されたGoPro,Inc.から発売されています。
アクションカメラとは、デジタルビデオカメラのなかでも、身につけて撮影するため「ウエアラブルカメラ」とも呼ばれています。
主に屋外でのスポーツや、激しい動きを追いながらの撮影を得意とするカメラです。コンパクトで携帯性が高く、 撮影者が見た光景を映すため、これまでのビデオカメラでは見られなかった、迫力ある映像が気軽に撮影できます。
また、最近ではSNSへの投稿が簡単になったことから、人気が高まり、「GoPro」はアクションカメラの代表格とも言える、デジタルビデオカメラです。
代表的なGoProは7種類
「GoPro」にも様々な種類があります。現在発売されている、代表的な種類は以下の通りです。
初心者におすすめのGoProは?

アクションカメラのGoProには様々なモデルがあります。
おすすめポイントから初心者にぴったりのGoProの特徴を見てみましょう。
GoPro HERO10【2021年最新モデル】
GoPro HERO10 Blackは、2021年9月17日に発売されたGoProの最新モデルとなります。
前作のGoPro HERO9と比較すると、動画撮影のスペックや、手ブレ機能などがさらにレベルアップしています。
また、サブスクリプションに加入すると、容量無制限のバックアップ・クラウドへの自動アップロードが可能に。データのシェアや編集がより簡単になります。
画質 | 動画5.3K60/静止画23MP |
---|---|
手ブレ補正 | HyperSmooth4.0 |
ワイヤレス機能 | Wi-Fi、Bluetooth |
対応記録メディア | microSDHCカード、microSDXCカード |
GoPro HERO9
GoPro HERO9 Blackは、2020年9月16日発売のモデルとなります。
GoPro9では「More everything」と銘打ち、解像度がより高く、ディスプレイサイズがより大きくなるなどの進化を遂げています。
5Kビデオも撮影でき、HyperSmooth 3.0によるビデオ安定化や手ぶれ補正も強化されています。
発売日にGoProがTwitter上に公開したRR動画もご覧ください。
📷Meet #GoProHERO9 Black. More pixels. More screens. More battery life.
— GoPro (@GoPro) September 16, 2020
✔ 23.6MP Sensor
✔ 5K Video
✔ 20MP Photo
✔ 30% Longer Battery Life
✔ Front-Facing Display
✔ Removable Lens
✔ HyperSmooth 3.0️
✔ Mod Ready
+ more
Subscribe to #GoPro + save at https://t.co/PPdS7uITz0 pic.twitter.com/DHJVexDhmS
2020年のブラックフライデーでは、公式サイトにてHERO9が特価で販売されます。こちらの記事で詳細をチェックしてみてください。
GoPro HERO8
2019年10月25日発売モデルとなります。
10月1日に発表されたGoPro8のスペックでは、HyperSmooth 2.0によるビデオ安定化や、LiveBurstなど、様々な機能が実装されています。
GoProが公開した映像では、GoPro端末やアクティビティの映像を観ることができます。
10.01.19 #ThisIsActionhttps://t.co/LvoAXD5sY0 pic.twitter.com/xiSZVx0lX7
— GoPro (@GoPro) September 30, 2019
GoPro MAX
HERO8とともに10月1日に発表されたモデルで、Gopro Fusionの後継機です。
通常カメラとして使えるだけでなく、360°カメラ機能、ショットガンマイクの性能とユーザー側に向けられるスクリーンが付いた、3つのカメラを一つにしたカメラです。
紹介動画もぜひチェックしてみてくださいね!
GoPro HERO7
2018年9月27日発売の小型・軽量で防水設計、かつ4K動画で美しい映像を残せるアクションカメラです。音声コントロール機能も付き両手が離せない場面でもHERO7なら操作することが可能です。
GoPro Fusion
2018年4月2日に発売されたVR専用GoProです。5Kでの撮影、360度音声録音、水深5mまでの防水性能など、HEROシリーズからさらにパワーアップしています。
GoPro HERO6
2017年9月発売モデルです。手ぶれ補正機能が高くなり、さらに滑らかな映像が撮れるようになりました。
GoPro HERO5
HERO6の1つ前の機種です。GoProのBlackエディションでは、はじめて防水機能が標準装備されたタイプです。
タッチパネルなど、今までにない操作性の良さで人気が続いています。
HERO5 Session
2016年10月発売モデルで、サイコロ型のGoProす。HEROシリーズよりもシンプルで小型です。
操作もワンボタンまたは音声コントロールで、手で操作できない場合でも撮影できるGoProの種類です。
HERO Session
HERO5 Sessionよりもさらに機能がシンプルな種類です。価格もリーズナブルなので、GoProエントリーモデルとして初心者にもおすすめです。
(動画では選手の頭上にGoProがセットされています。音声コントロールシーンもあり)
現行モデルのGoProに共通している機能は以下3つです。
- 音声コントロール機能
- Wi-Fi接続が可能
- 防水機能付き
さらに、アクセサリーも充実し、スポーツの種類に左右されず、迫力ある映像が撮影可能となっています。
GoProシリーズ比較表

ここでは、主なGoProの種類の比較表を一覧でご紹介します。
発売時期 | 動画画質 | 防水(保証水深) | ビデオ安定化機能 | タッチディスプレイ | |
---|---|---|---|---|---|
HERO9 | 2020年9月 | 5K30 | 10m | HyperSmooth3.0 | 〇 |
HERO8 | 2019年10月 | 4K60 | 10m | HyperSmooth2.0 | 〇 |
HERO7(Black) | 2018年9月 | 4K60 | 10m | HyperSmooth | 〇 |
HERO6 | 2017年9月 | 4K60 | 10m | – | 〇 |
HERO5 | 2016年10月 | 4K30 | 10m | – | 〇 |
HERO5 Session | 2016年10月 | 4K30 | 10m | – | 〇 |
HERO MAX | 2019年10月 | 5.6K30 | 5m | MAX HyperSmooth | 〇 |
GoPro Fusion | 2018年4月 | 5.2K30 | 5m | Spherical | – |
上記シリーズに共通する項目は、以下の通りです。
- Wi-Fi・BLUETOOTH
- GPS(位置情報取得)
- クラウドへの自動アップロード
- ワンボタンコントロール
- ボイスコントロール
GoProの種類はなにが人気?

GoProのHEROシリーズは、5K撮影できる最新モデルもしくは4K撮影のHERO7が特に人気です。
HERO7は4K撮影できる
HERO8とHERO7を比較すると、手ブレ補正がHERO8に軍配が上がりますが、映像の美しさや価格の面からHERO7でも十分な機能を備えています。
HERO7は以下のような特徴を持ったモデルです。
- 推進10mの防水機能
- 音声コントロール
- スーパーフォト
- ライブストリーミング
- タイムワープビデオ
また、HERO7にはBLACK、SILVER、WHITEが用意されており、カラーはもちろんですが、搭載機能が異なっています。 BLACKは上記で紹介した機能がフル装備され、SILVER、WHITEには一部搭載されていない機能があります。
そのため、値段にも違いがあるため欲しい機能をチェックして選んでみてはいかがでしょうか。
GoPro HERO7についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
GoPro Fusionの魅力
GoPro Fusionはアクションカメラとしては初なる特徴がたくさんです。主には以下のようなことが追加されました。
- 5.2K/30fpsでの高画質撮影が可能
- OVERCAPTUREで撮影後にも360度カメラの映像を編集
- ジンバル不要な手ブレ軽減性能
- 水深5mまでの防水性能
- 4つのマイクで360度音声を録音
『Fusion』は他のGoProとは違い、VR撮影用として開発されました。360度撮影でき、臨場感のある映像を楽しめます。
Fusionが気になる方は、2019年発売のGoPro MAXもおすすめです。サイズも小型になり、スペックも上がっています。
とはいえ、Fusionも十分に機能を備えています。GoPro Fusionには様々な魅力があります。実際に撮影された写真や動画をご紹介するので、興味がある方は覗いてみてください。
型落ちでも十分!GoPro HERO5はこんなにお得

当然のことながら、最新機種が出れば前の機種は型落ちとなり、価格も安く設定されます。
GoProもHERO6発売後は、公式サイトでもHERO5のセールを行い、新品でもかなりお得に買えるようになりました。
機能としては申し分ない「HERO5」は、これからGoProを趣味にしたい方には、ぴったりの種類といえます。
型落ちしたとはいえ、HERO4よりも機能が格段にアップした機種なので、HERO5は現役の種類といえます。
HERO4にはなかった、防水機能、タッチスクリーンなど、欲しい機能は充実してます。
また、各種アクセサリーもHERO5、6のどちらにも使えます。
本体価格が安くなったことで、アクセサリーに予算が回せるようになるのもお得なポイントです。
GoProのアクセサリーについての詳しい情報はこちらでご紹介しているので、ぜひご覧ください。
2020年10月現在のHERO5(HERO5 BLACK CHDHX-502)の価格は、Amazonで3,5000円です。HERO9が54,000円なので、2万円ほどお得ですね。
最新モデルには手が届かないけど、GoProで撮影してみたい、画質も今はそんなにこだわらないという、GoPro初心者であれば、3万円代のHERO5はお買い得な種類のGoProといえます。
HERO5とHERO6の違い
HERO6では、画質も良くなり、4K60 fps と 1080p240 fps での撮影が可能となりました。
FPSとは「フレーム/秒」の意味で、1秒間に撮影できるデジタル写真の枚数を意味します。
この数値が大きいほど、滑らかな動画が撮影でき、細やかな編集も可能となります。
フレーム数(FPS値)が多いということは、動画1秒あたりのデータ量も大きくなってしまうので、記憶しておくメモリーカードの容量も、64GB以上のmicroSDカード(4K対応タイプ)を準備したほうが良いでしょう。
前モデルHERO5とHERO6の大きな違いは、スタビライザー(手ブレ補正)機能がさらにパワーアップした点にあります。
スノーボーダーを追いかけている画像はHERO6で撮影した画像です。
自撮り棒(エクステンションアーム)を手持ちにして追いかけていますが、ブレが見られず、とても滑らかで美しい動画になっています。
また、HERO6では「音声コントロール」の性能がアップしました。アクションカメラ向きのシーンは、両手がふさがっていることが多いものです。
声で操作が必要な場面でも、スムーズに撮影スタートできるのがHERO6の魅力のひとつです。
GoPro HERO5 Session、他種類のGoProとの違いは?

GoProの種類でも、立方体の特徴的な形をしているのが「HERO5 Session」と「HERO Session」です。
この2種類は、GoProの中でもエントリーモデルとして、シンプルな操作性が特徴です。
そして、他の種類との大きな違いは「小ささ」です。
サイコロ型で1辺が4センチ弱なので、ウエアラブルカメラとして、どこに身につけても邪魔にならない小ささといえます。
特に「HERO5 Session」は音声コントロール機能が、他の種類のGoProよりも充実しています。
「GoPro撮影」などと声をかけるだけで、電源ONになり撮影が開始されます。
「HERO5 Session」のコンセプトは「使っていることを忘れてしまうほど」の軽さ、小ささ、便利さです。撮影に気を取られず、スポーツや自分の冒険に集中できるよう、徹底したハンズフリー操作を実現したのが「HERO5 Session」です。
もっともリーズナブルなGoProの種類は「HERO Session」で、公式サイトでも税込み2万円を切る価格です。
電源と撮影はワンボタンでスタートします。手軽にGoPro撮影を始めたい方に、おすすめの種類です。
また、こちらの記事でより詳しくGoProの各モデルをご紹介しています。
GoPro型落ちでも使えるおすすめ機種

GoProの種類には、さらに前の機種が型落ち版として、リーズナブルに手に入れられるものがあります。
防水機能なしの種類が多いものの、海辺には行かない、アクションカメラ初心者であればお試しと考えても良さそうです。
GoProでの撮影をあれこれ試してみたい方には、HERO4のような2バージョン前のタイプでも、十分楽しめます。
さらに前の機種である「HERO3」となると、アクセサリーもたくさんセットになっています。
レンタルでGoProを手軽に体験する!

GoPro Fusionも発売され、GoProで撮影できるシーンはないと言っても過言ではないほど様々なシーンを綺麗に撮影することができるようになってきました。
旅行やアウトドアには必ず持って行きたいアイテムですよね。撮影したあとの写真を見返すこともさらに楽しみになります。
ただし、GoProの場合、その高性能であることから購入の場合ある程度の予算が必要です。予算を抑えてGoPro使いたいという場合、レンタルサービスの利用がおすすめです。
GoProで撮影したいけど、使う機会も少ないという方や、購入を控えている方、古い機種から新しい機種へ買い換えようとしている方にもレンタルサービスは便利です。
WEBから簡単に申し込むことができ、レンタル期間を選択できます。宅配の往復送料も無料のところが多いので、かなりお得です。
GoProのレンタルについてはこちらで詳しく紹介しています。
まとめ
GoProの種類である「GoPro HERO9」が発売され、前機種のHERO5が特別価格で販売されるのは、これからGoProを買う方にとって嬉しい情報です。
また、機能も操作性もシンプルで構わないという方には、Sessionシリーズが今後も人気が続く種類といえます。
ご自身が楽しむスポーツや、撮りたいシーンによっても、GoProでどの種類を選ぶかが変わってきます。
画質に妥協したくない場合は最新モデル、スポーツの邪魔にならないコンパクトモデルが好みであれば「Sessionシリーズ」と、選択の幅が広いのもGoProの魅力です。

藤加祐子 /
ビギナーズ編集部 ライター
仙台市出身在住。フリーライター・写真家・タティングレース作家。古書店巡りとフルート演奏が趣味。仙台フィルの演奏を聴くのが自分へのご褒美です。