ドライブレコーダーなら360度タイプがおすすめ！人気メーカーや種類も解説

事故映像を録画で残せるドライブレコーダーには、様々な種類や性能を持つものがあります。その中でもおすすめなのは「360度の広範囲を録画できる」という商品です。

前後左右の状況をしっかり記録できるため、追突事故や当て逃げなど幅広いアクシデントの映像を残せるでしょう。

今回はそんな360度タイプのおすすめドライブレコーダーや、種類や選び方について詳しく紹介します。

360度ドライブレコーダーとは？

ここでは、360度ドライブレコーダーの特徴や種類、人気メーカーなどを紹介します。「360度ドライブレコーダーの購入を考えている」という人は、ぜひ参考にしてください。

360度ドライブレコーダーとは？

360度ドライブレコーダーは前後左右の全方向の映像を記録できます。一般的なフロントドライブレコーダーでは映らないような場所もしっかり録画できるため、しっかり証拠として残せます。

また、車内の映像も残せるため、事故の状況をより鮮明に記録できるメリットもあります。

360度ドライブレコーダーの形状

360度ドライブレコーダーの形状は、「半天球」「全天球」などと呼ばれる超広角のレンズだけではありません。

フロント・車内・リヤの3か所にカメラを設置するタイプ、前後に設置する2カメラタイプなど、様々な種類が発売されています。

超広角タイプの特徴

両眼レンズのような形状で死角が少なく、前後左右の映像を残せるのが特徴です。一般的なレコーダーでは映りにくい運転席や助手席までしっかりと録画できます。

ただし、車内に設置するため後方が見えにくく感じる人も。ナンバーの鮮明な読み取りも苦手なので、あおり運転対策には不向きでしょう。

3カメラ(2カメラ)タイプの特徴

フロント・車内・リヤの3方向に設置する3カメタイプのドライブレコーダー（2カメラは前後のみ）は、超広角レンズが苦手とするナンバーの読み取りも鮮明に捉えやすいという特徴があります。

ただし、完全な360度ではなく「運転席」「助手席」が映りにくくなる場合も少なくありません。

人気メーカーは？

ここでは、360度ドライブレコーダーを発売している人気メーカーを紹介します。「メジャーなメーカーから選びたい」という人は、ぜひ以下のメーカーをチェックしてみましょう。

コムテックの特徴

安心の日本製！「BCN AWARD 2021 ドライブレコーダー部門」において、4年連続最優秀賞を受賞しているメーカーです。

HDR・WDR機能搭載の360度ドライブレコーダーのラインナップ。 さらにドライブレコーダー向けデータ復旧保証サービスも提供を開始されています。様々な種類のドライブレコーダーがあるため、予算や性能に合わせてしっかり選べます。

ユピテルの特徴

「360度タイプ」「1カメタイプ」「2カメタイプ」「夜間におすすめタイプ」など、幅広い種類のドライブレコーダーが発売されています。

「画質・品質・顧客対応」の3つにおいてお客様満足度においてNo. 1を獲得しています。 また、同時期におこなわれたアンケート調査においては、ユピテルのドライブレコーダーが装着率No.1に選ばれました。

参考:ユピテル製品のご案内

360度ドライブレコーダーのデメリットはある？

360度のドライブレコーダーには様々なメリットがありますが、デメリットはあるのでしょうか？以下4つのデメリットを説明します。

プライバシー問題

360度ドライブレコーダーは車内に取りつけるため、車内での会話や行動が筒抜けになってしまう可能性もあります。プライバシーが気になる人にとっては、デメリットとなり得るでしょう。

広範囲を録画できる代わりに画質が低くなる

前後左右ほぼ死角なく映像を残せる代わりに、画質が低くなってしまう点に注意が必要です。

特に、夜間は鮮明に映像を残すことが難しく、ナンバープレートなどの認識制度が低い傾向にあります。

視界の邪魔になりやすい（車検が通らない可能性も）

大きなドライブレコーダーを車内に設置すると、どうしても視界の邪魔になってしまう恐れがあります。

特に後部の視界が見えにくくなり、運転に集中できなくなる場合もあります。また、大きさや設置場所によっては車検に通らない可能性も！

燃費が低下する可能性もある

ドライブレコーダーの電源を車のバッテリーから供給する場合、燃費低下が起こるケースもあります。

バッテリーが消耗してしまうと車の寿命も短くなってしまうことがあるため、機能性をしっかりと確認して購入することが大切です。

360度ドライブレコーダーには「前後左右の映像を残せる」「車内の映像も録画できる」「ほぼ死角がない」などのメリットがある反面、上記で紹介したデメリットも考えられます。

設置する際はこれらのデメリットを踏まえたうえで、自分に合ったドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。

360度ドライブレコーダーの選び方

360度ドライブレコーダーには「超広角タイプ」「3カメラタイプ」などの種類があり、どう選べばいいのか迷ってしまう人も少なくありません。

そこでここでは、360度ドライブレコーダーの選び方を紹介します。

死角をなくしたいなら「超広角タイプ」

「死角をできる限りなくしたい」「車内での映像も鮮明に残したい」という場合は、魚眼レンズタイプの超広角ドライブレコーダーがおすすめです。

超広角レンズは死角になりやすい部分までしっかりと映像に残せるため、様々なアクシデント対策にもぴったりでしょう。

あおり運転対策なら「3カメラタイプ」

3カメラタイプのドライブレコーダーは、超広角タイプが苦手とする「ナンバープレートの読み取り」も得意です。

あおり運転対策でナンバープレートの認識が特に役立ちます。前後だけではなく左右のナンバープレートの確認も鮮明に録画できるため、証拠映像としてしっかりと提示できるでしょう。

画質は「フルHD～4K」がおすすめ

360度ドライブレコーダーの弱点となり得る「画質の低さ」をカバーするためには、高画質タイプの製品を選ぶことが大切です。

「ドライブレコーダーを設置していたのに画質が悪くて肝心な場面が見えない」ということになってしまわないように、最低でもフルHD以上の画質がおすすめです。

4K対応モデルにすることで、より事故状況を鮮明に記録できるでしょう。

「LED信号対応」はマスト！

LED信号対応でないはないドライブレコーダーを使用すると、信号の点滅周期とドライブレコーダーの周期が重なってしまい、事故前後の映像に信号の色が映らなくなってしまう場合もあります。

ドライブレコーダーを購入する際は必ず「LED信号対応」「LED信号対策済み」などの表記があるものを選ぶようにするのがポイントです。

表記がない製品の場合は、信号の点滅周期と重なってしまう「25・30・50・60fpsのフレームレート」は避けて購入しましょう。

他にも意識したい機能は？

その他にも、映像をより鮮明に詳細に残すために「明るさ補正」「衝撃検知」「Gセンサー」「GPS」などの機能が搭載されているといいでしょう。

ただし、機能性が高くなってしまうとドライブレコーダー本体が大きくなってしまったり配線が複雑になってしまったりしやすいのも特徴です。

360度ドライブレコーダーおすすめ3選

ここでは、360ドライブレコーダーのおすすめを3つ紹介します。もしものときのために、ぜひ備えておきましょう。

ユピテル　360度ドライブレコーダー

3年間のメーカー保証つきの有名メーカー「ユピテル」なら、ドライブレコーダー初心者でも安心して購入できます。

全周囲360度の記録が可能な超広角タイプでほとんど死角がありません。前後左右・車内をこの1台で隈なく記録してくれます。

特許出願中のカメラアングル設計は、高い位置や近距離にある信号機・看板・ナンバープレートなどもしっかり記録できます。

記録した映像はその場ですぐに確認できることから、ドライブの思い出作りとしても重宝してくれそうです。

コムテック　ドライブレコーダー 360°カメラ + リヤカメラ

前後に設置した2カメラによって、全方位を記録します。安心の日本製であり、3年保証もついています。

さらに全国のLED信号に対応していたりと、安心して使用できるでしょう。

こちらは本体より電源を供給するタイプであることから、車のバッテリーダメージを減らしたいと考えている人や燃費低下を懸念している人にもぴったりです。

後方にカメラがついていることでナンバープレートの認識もしやすく、あおり運転対策にはもってこいのドライブレコーダーです。

AKEEYOドライブレコーダー　3カメラ

AKEEYOは、車やオートバイの関係製品を開発するローカルブランドとして2016年に設立された新しい会社です。

こちらの3カメラタイプドライブレコーダーは、穴あけ不要で取りつけも簡単です。

さらにSONYの200万画素画質搭載で映像をクリアに録画できます。安心の品質と簡単な操作で、個人だけではなく法人用としても人気があります。

他には「LED信号機対応」「GPS機能」「地デジ干渉対策機能」「Gセンサー録画」「オートループ録画」など、便利な機能を紹介するときりがないほど充実しています。

まとめ

360度ドライブレコーダーは死角がほとんどなく、前後左右・車内の映像をしっかりと残したい人におすすめです。

より死角を少なくしたい人は「超広角タイプ」が、あおり運転対策に利用したいという人は「2カメラや3カメラタイプ」がぴったりでしょう。

近年急増している悪質なトラブルにしっかりと対応するために、ぜひ360度ドライブレコーダーを取り入れてみてください。

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