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サーフィン初心者必見！テイクオフのコツや効果的な練習方法とは？
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
サーフィン初心者の人にとって初めの難関といえるのが、テイクオフという「波の上で板に立つ」テクニックです。
当然、テイクオフができなければサーフィンは上達しないので、テイクオフの成功率を上げることは初心者サーファーにとってなによりも重要。
そこで今回は、初心者サーファーのためのテイクオフのコツ・効果的な練習方法・おすすめのDVDや海外スポットまで幅広くご紹介します。
目次
サーフィン初心者が一人で海で練習しても大丈夫？
サーフィン初心者の人は「早く上手くなりたい！」という気持ちからか、海のコンディションもろくに調べないまま1人でサーフィンへでかけるなんて人も少なくありません。
しかし、海とは常に危険が伴う場所です。「潮の流れが速い」「海底が浅く、岩がある」といった各ポイントの特徴だけでなく、その日その日で変わる波の大きさにも注意が必要です。
いくらサーフィンがしたいからといって、台風時期の波が大きいときに1人で海に入るのは危険です。
私の地元でも、シーズンになると度々「サーファーが沖に流されて戻ってこれない」「サーファーのために緊急ヘリ出動」なんてニュースが報道されることも。
初心者こそ「自分のレベルに合った波で練習すること」が大切ですが、初心者ゆえに「自分のレベルに合った波の大きさが分からない」という問題も発生してしまうものです。
初心者の間はできるだけ1人行動は避け、ショップのスクールに参加したり、サーフィン上級者の手ほどきを受けて海に通うと安心ですよ！
サーフィン初心者の練習ステップ｜波に乗る感覚を覚える
サーフィン初心者は、まず波に乗る感覚を身体に覚えさせることが大切です。
- 十分な準備運動
- インサイドに立ってスープを見つける
- 見つけたらボードの上に腹這いに乗る
- パドリングで加速する
- 波（スープ）と同調する
- 波の先に行くまでパドリングを続ける
- 波に乗ったらノーズ側に体重を乗せて岸まで滑る
「スープ」や「パドリング」については後ほど解説します。
普段からサーフスケートやイメージトレーニングを行うのも上達に役立ちます。
テイクオフを成功させる3つのコツ
体験スクールでテイクオフに成功し、「自分って結構センスあるかも？」なんていい気分になったのもつかの間…。
いざ1人で海にでると「全然テイクオフできない」「テイクオフのタイミングが分からない」などという壁にぶち当たってしまう初心者サーファーも、実は少なくありません。
テイクオフのポイントはたくさんありますが、特に初心者サーファーに必要なテクニックを動画と共にご紹介します。
パドルで波のスピードに合わせる！
テイクオフを成功させるためには、なんといっても「パドル力」を鍛える必要があります。
テイクオフに重要なのは「波のスピードに板が進むスピードを合せること」といってもいいでしょう。
例えば、波が10の速さで迫ってきているのに、パドルの力が弱いために板が進む速さが2だったとすれば、波のスピードの方が速いため「波に置いていかれる＝テイクオフできない」となってしまいます。
まずはパドル力を鍛え、しっかりとパドルして板を加速させることが重要です。
ピークで波待ちする
テイクオフするためにはパドル力も必要ですが、いくらパドル力を強化させても「波待ちをする場所」が悪ければ、一生テイクオフは成功できないといえます。
波の力が1番強い場所は「ピーク」と呼ばれる、波が崩れかかっている（白い波が立っている）場所のことです。 ここが1番力を持っているので、できるだけピーク付近で波待ちをすることがテイクオフ成功のポイント！
といっても、ピーク付近には「ローカルサーファー」「サーフィン上級者」が波待ちをしているものですので、なかなか初心者に波がまわってきにくいともいえます。
そんなときは、海の沖ではなく「ミドル～インサイド」寄りで、波に乗ってくるサーファーの邪魔にならない場所で波のピークを探すことです。
とにかく「波のパワーポイントに近い場所で波待ちをすること」が、初心者サーファーのテイクオフ成功確率を上げるカギだと覚えておいてくださいね。
サーフィン初心者が練習すべき波「スープ」とは
初心者サーファーに適した波の大きさはだいたい「モモ～腰」程度、メートルにすると1メートルくらいの波高が一般的でしょう。
沖から来た波がブレイクしてできる白い泡状の波を「スープ」と呼びます。まずサーフィン初心者は、このスープでのテイクオフを成功させることを目標にしましょう。
関連記事：サーフィン上達への第一歩！無料アプリで波情報を正確にGETしよう
テイクオフの原理
そもそもテイクオフの原理とは、波が崩れる場所に発生する「波の力」を利用して板が波の上に乗ります。
したがって、波の力が発生しない場所（波が崩れない場所）で波待ちしていても、テイクオフにはつながらないのです。
下の動画にでてくる男性はなかなかテイクオフできませんが、女性サーファーはその波を見事にキャッチ！男性と女性の波待ちポジションを何度も見て、どこで波待ちすればテイクオフにつながりやすいか考えましょう。
テイクオフを重視したボード選びをする
サーフィンが上手くなるためには、とにかく「継続すること」が大切です。
しかし、サーフィンは数回練習したからといって、すぐに上達できるスポーツではありません。
サーフィンを続けていくためには、「楽しい」と思うことが重要なので、テイクオフができる様になるまでは「浮力があり、テイクオフのしやすい板」でとことん練習する方法もあります。
ショートボードとロングボード、どちらが良い？
特にショートボードから始める人は、テイクオフまでに長い時間がかかってしまいがちです。
あまりの難しさに心が折れてしまう人も少なくありませんので、そんなときは「ファンボード」「ロングボード」を試してみるといいでしょう。
「絶対ショートボードじゃないと嫌だ！」という人は、ショートボードのなかでも厚みがあり、テイクオフしやすい板をチョイスしてみてください。
サーフィン初心者におすすめの動画やDVDはこれ！
海に行けない日が続くときはもちろん、常にサーフィンの映像を見てイメージトレーニングすることは、サーフィン上達の基本です。
さっそく、初心者におすすめの動画やDVDをご紹介していきましょう。
▼これが理想形！“パドルしないテイクオフ”
▼初心者にとってパドルの練習は必須です！
▼ロングボーダーにおすすめ！
▼海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行 第一章 秋冬篇
俳優の坂口憲二が日本をサーフトリップ。波乗りシーンはもちろん、ドキュメンタリーみたいに楽しめる1本です。持ってて損はないです！
▼スプラウト スペシャル・エディション
映像や音楽がとにかくお洒落！ショートからフィッシュ・ロングなど、幅広い種類の板とサーファー陣がナイスライディングを惜しみなく披露。
やっぱり海外サーファーのライディングは勉強になります！
▼アンジェラ・マキの How to SURF in Hawaii-女の子のためのサーフィン入門
女の子サーファーにはこの1本を。パドルからテイクオフまで詳しく解説してあったり、ハワイの街並みも映っています。
私が初心者の頃、このDVDを何度も見て練習しました！
▼大人のサーフトレーニング～30代、40代の大人サーファー必見～
こちらは、パドルやテイクオフに必要な筋肉を効率よく鍛えるためのDVDです。体力に自信のない人にはぜひ見てみてください。
関東近郊サーフィンスクール17選｜手ぶらで体験レッスン♪
先ほどもお伝えしたように、海の状況が判断できないうちは1人でサーフィンへ行くのは止めましょう。
サーフィン初心者のためにスクールを行っているサーフショップをご紹介します。
まずはスクールへ参加し、海の知識や人脈確保につなげていきましょう！
体験スクールでは、テイクオフが成功するまで手厚くサポートしてくれる場合がほとんどですので、安心して体験してみてくださいね。
Life style shop｜神奈川県
大人になってからサーフィンを始めてみたい人でも、一から分かりやすく教えてくれるサーフィンスクール。もちろん道具のレンタルもできますよ！
オーシャングライドマリン｜神奈川県
海から徒歩1分という好立地！駅にも近く便利で、手ぶらでサーフィンが体験できます。サーフボードやウェットスーツのレンタルは無料ですよ！
KAILOA（カイロア）｜神奈川県
片瀬江ノ島駅を降りてすぐ目の前にあるショップです。小田急片瀬江ノ島駅徒歩0分という超好立地なので、車を持っていない人におすすめのスクールです。
SKY SURF YOGA｜神奈川県
サーフィン協会公認のインストラクターが在籍しており、受講生の約8割が女性という、女性に定評のあるサーフスクールです。
WATER DOOR｜神奈川県
少人数制で、一人ひとりが「楽しい！」と思えるような指導が特徴的なスクールです。
更衣室・ドライヤー・コイン式シャワー室（シャンプーボディーソープ付き）などすべて完備されているので、女性でも安心して体験することができるでしょう。
RAISE SURF｜千葉県
インストラクターは大会出場経験のある現役ライダー。
初心者から上級者まで、目的に応じたレッスンが人気を集めています。
送迎も行っているので、車がない人でも気軽に挑戦することができるでしょう。
サーフショップ タイロン｜千葉県
創業18年の老舗で、世界選手権代表のオーナーが中心となり、豊富な経験を生かした初心者体験レッスンを開催中です。
レンタルが充実しているので、水着・タオル・サンダルがあれば、あとは手ぶらでOKです！
TRY SURF SCHOOL｜千葉県
短時間で波に乗る感覚を覚えられる、本格的なサーフィンスクールです。
初心者でも楽しめる指導をしているので、他のショップでテイクオフができなかった人はぜひ検討してみてください！
Active Family｜茨城県
茨城県大洗の海岸にて、経験豊富なインストラクターが初めての方にもしっかりとレクチャー！親切で親しみやすいインストラクターが多く、人気を集めています。
RINE（ライン）サーフィンスクール｜静岡県
子どもや女性、泳ぎが苦手な人も大丈夫です！
ISA公認サーフコーチLEVEL2の資格を持つインストラクターが、基礎からしっかりと教えてくれます。
白浜マリーナ｜静岡県
遠浅の透き通る水質が魅力的な「伊豆白浜」で開催されているサーフスクールです。
ウェットスーツやサーフボードなどは併設のサーフショップでレンタルできるので、手ぶらで大丈夫です！
ウォータース｜静岡県
ウォータースではこの道30年のベテランサーファーが丁寧にレッスンしてくれます！
スクール開催場所である静波海岸は、ビーチから富士山も望める贅沢ロケーションです。
gaea surf｜静岡県
静岡県牧之原市にあるサーフショップ。初めての方でも楽しめるサーフレッスンを開催中ですが、経験者のスキルアップ目的での受講も大歓迎のようです！
Approach Ocean Sports｜静岡県
天気がいい日には富士山や伊豆半島を見られる、絶景ロケーション！広大な自然を感じながらサーフィンを体験してみたい人におすすめです。
Natty｜静岡県
静岡駅より車で1時間、海の綺麗な相良で開催されるサーフスクールです。穏やかな波が多いので、サーフィン未経験でも、ラクラク波に乗ることができますよ！
Charlie’s Surf｜東京都
サーフスクールの主催者は、JPSA公認・ISA国際サーフコーチの資格を持つ一ノ瀬さゆりさんです。アットホームでにぎやかな雰囲気のスクールなので、女性や1人での利用者も多いんだとか。
ニッコリサーフィンスクール｜千葉県
千葉県の九十九里海岸にてサーフィン体験の実施をしているショップです。
前日19時まで予約を受け付けているので、忙しい人にも嬉しいですよね！
瑞江駅から送迎アリなので、都内からお越しの方にもおすすめです。
サーフィン初心者におすすめの海外サーフポイント3選
比較的波質が穏やかで、初心者でも気軽にサーフィンができる海外サーフポイントをご紹介します。
海外の波は日本と比べると「綺麗に割れる」「乗りやすい」「テイクオフしやすい」といった場所も多く存在しています。
「海外で1週間波乗り三昧したら、1年間分の練習ができた」と感じる人も少なくありません。
日本で週1サーファーを続けるのも素敵ですが、余裕があればぜひ海外トリップへでかけてステップアップにつなげましょう！
プーケット（タイ）
タイにあるプーケットは、ハワイやカリフォルニアなどと比べると比較的サーファーが少なく、思いっきり練習したい初心者におすすめです！
海水も暖かいので、水着でリゾート気分に浸りながらサーフィンを楽しむことができますよ。
物価が安いのも魅力的です。
参考：プーケットサーフツアー
ゴールドコースト（オーストラリア）
私が以前住んでいたのは、オーストラリア東海岸にあるゴールドコーストというサーフ天国！
なにが天国かというと、ゴールドコーストの海岸は約57キロと長く、サーフポイントがあちこちに点在しているところです。
脱初心者のためには、とにかく波にたくさん乗って感覚を養うことが欠かせません。
ポイントがたくさんあるゴールドコーストなら、どこかしらでいい波が割れているものですよ！
ちなみに、オーストラリアでも“体験スクール”があるので、思い切って海外でサーフィンデビューするのもありです。
参考：ゴールドコースト海岸教室
南台湾
南台湾は日本から飛行機で約3時間で到着できる、近場のリゾートサーフスポットといえるでしょう。
波質も豊富で物価が安く、食べ物が美味しいときたら行かないわけにはいきませんよね！
南台湾ではポイントの目の前で宿泊できるところもありますが、サーフガイドをお願いしてシークレットポイントに連れていってもらうことも可能です。
参考：南台湾サーフガイド
まとめ
サーフィンはいくら上達しても「もっと上手くなりたい」という欲求を駆り立てるスポーツ！
海での練習はもちろん、陸でのイメトレも効果的なので、ぜひ試してみてくださいね。
関連記事：サーフスケートおすすめ9選｜デッキサイズの選び方と人気のモデルを紹介！
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。
