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天井用プロジェクターのおすすめは?選び方も紹介
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プロジェクターを使って大画面で動画視聴やゲームを楽しみたいものの、自宅の壁の構造上投影ができない人は意外と多いのではないでしょうか。
そういった人には天井用のプロジェクターがおすすめです。この記事では、天井用のプロジェクターの選び方やおすすめ商品について解説します。
また、天井と壁の両方に使用できるおすすめのプロジェクターも取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
目次
天井に映像を映し出すプロジェクター
プロジェクターというと、壁に映像を映し出すイメージがあるかもしれませんが、天井を活用することも可能です。
壁の場合、部屋の構造によってでこぼこがあり、綺麗に映し出せないケースもありますが、天井であれば平らであるため、綺麗に映像を映し出せます。
また、部屋の壁が小さい方にもおすすめです。天井を活用すれば寝転んだ状態で映像や写真を見ることもできます。
天井用プロジェクターの選び方
天井用のプロジェクターを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは具体的なポイントを取り上げるため、ぜひ商品選びの参考にしてください。
投射距離
投射距離とは、壁や天井など、映像を投影する投影面からレンズまでの距離のことです。投射距離は、どのくらいの大きさの画面を映すことができるのか把握する際の指標となります。
投射距離は、長ければ長いほど映し出せる画面は大きくなります。100インチのサイズを映し出したい場合は、一般的に2〜3mの投射距離が必要です。
商品によって投射距離は異なるため、設置する場所から天井までの距離を事前に確認しておくことで、商品を選びやすくなります。
単焦点タイプもチェック
多くのプロジェクターは、投影するために一定以上の距離が必要となりますが、部屋の構造によっては距離を確保できないケースもあります。そのようなときは、単焦点タイプのプロジェクターがおすすめです。
単焦点タイプは、近距離から大画面の映像を映し出すことができます。中には50cm以下からでも投影できるものもあるため、天井までの距離が近くても絵プロジェクターを使うことができます。
解像度
解像度とは、画像や映像を構成する点の多さを示す指標です。主な種類には以下のようなものがあります。
- 4K:4,096×2,160p
- フルHD:1,920×1,080p
- HD:1,280×720p
- SD:720×480p
解像度は、数値が大きければ大きいほど高解像度とされ、画面に綺麗に映し出されます。
ちなみに、動画コンテンツの場合、一般的にHDが採用されているため綺麗さを重視したい方はフルHD以上の解像度がおすすめです。
SDのように解像度が低いと、投影した時に粗さが目立ってしまうため注意してください。
投影方式
プロジェクターの投影方式には、大きく分けて「液晶パネル」「DLPパネル」「LCOSパネル」の3種類があります。
多くのプロジェクターでは、DLPパネルが採用されています。こちらは、パネルの中でも安価であり、映像のコントロールや小型化をしやすい点が特徴です。
商品によっては残像が見えることもあるため注意してください。
LCOSパネルは画質を重視したい人におすすめの投影方式です。4K対応のモデルなどで採用されており、高解像度の映像や画像を楽しむことができます。ただし、他の投影方式の商品よりも高額です。
コントラスト比
コントラスト比とは、明るさの比率のことです。最も明るい白と最も暗い黒の比率が「1,000:1」といった形で表記されています。
数値が大きいほど明るさと暗さのコントラストがはっきりとしていることです。逆に数値が小さいとコントラスト比がはっきりとしていないため、暗いシーンや画像が見にくくなる恐れがあるため注意してください。
ただし、コントラスト比はあくまでも明るさと暗さの比率であり、映像の美しさに直結するものではありません。
明るさ
プロジェクターの明るさにも注目してください。明るさは「輝度(ルーメン)」で表記されており、数値が大きければ大きいほど、はっきりと投影できます。
明るい環境下でも使用したいのであれば3,000ルーメン以上のものがおすすめです。また、日中の使用であってもカーテンを閉めたり、照明を消したりできる場合は、〜1,500ルーメンの商品で十分でしょう。
OSの有無
プロジェクターの操作性を重視したい場合は、OSの有無を確認してください。
OSを搭載している商品であれば、リモコン操作が可能となり、リモコンからNetflixやYouTubeなどの動画サービスを利用することもできます。
ちなみに、OSが搭載されていなくても、HDMIに接続できる商品であれば、ChromecastやFire TV Stickといったストリーミングデバイスを利用することができます。
接続方法
プロジェクターの接続方法が、使用する端末に対応しているかどうかは、必ずチェックしておきましょう。
例えばHDMI端子がついている商品は、パソコンやビデオカメラなどと接続でき高画質での投影を可能としてくれます。
また、USB端子付きの商品は、スマートフォンやタブレットとの接続ができるほか、モバイルバッテリーとして使用できるものもあります。
古い商品だとVGAケーブルが必要となるケースもあるため、接続方法は事前に把握しておくことが大切です。
ミラーリング対応かどうか
ミラーリングとは、Wi-Fiやブルートゥースを使ってスマートフォンやタブレットをプロジェクターに接続し、端末の画面をそのままプロジェクターに投影させることです。
ミラーリングの場合、配線は不要であり、操作もスマートフォンからできるため、気軽に投影を楽しむことができます。また、スマートフォンに保存されている動画や写真を投影することも可能です。
プロジェクターの形態
プロジェクターと一言でいっても、その形態はさまざまです。
例えば、据え置きタイプのプロジェクターは、比較的大型で使用時にスペースこそ必要となりますが、パソコンなどと合わせて使いやすいという特徴を持っています。
モバイルタイプのプロジェクターは、小型で軽量であるため、持ち運びにも適しています。その日の気分によってリビングで使用したり寝室で使用したりできる点が特徴です。また、旅行などに持参することもできます。
プロジェクターの主なメーカー
プロジェクターはさまざまなメーカーから展開されているため、どれを選べばいいか迷う人も多いのではないでしょうか。ここではプロジェクターを販売するメーカーの中でも人気なメーカーをご紹介します。
EPSON(エプソン)
プリンターなどでおなじみの情報機器メーカーEPSONは、プロジェクターのシェアが高く、ビジネス用から家庭用まで幅広い種類のプロジェクターを豊富に取り扱っています。
さまざまな機能、形態の商品があるため、自分にあったプロジェクターも見つかりやすいでしょう。また、名の知れた有名な企業であることも安心してできるポイントです。
Anker Japan(アンカー・ジャパン)
アンカー・ジャパンは、モバイルバッテリーやスマートフォン用のアクセサリー、パソコンの周辺機器などをリーズナブルな価格で提供しているメーカーです。
アンカーの商品を持っている人も多いのではないでしょうか。
アンカーのプロジェクターは、他の商品同様コストパフォーマンスの良さが特徴です。
モバイルプロジェクターやOS搭載のプロジェクターなど高性能なプロジェクターも多数取り扱っているため、価格を抑えつつも、性能にもこだわりたい人におすすめです。
BenQ(ベンキュー)
ベンキューは、台湾を拠点としているメーカーで、プロジェクターのほかにパソコン周辺機器の製造・販売なども行っています。
馴染みのないメーカーかもしれませんが、据え置き型やモバイルタイプ、単焦点タイプなど豊富な商品ラインナップが特徴です。選択肢を広げたい方はベンキューの商品にも注目してみてはいかがでしょうか。
天井にも使用できるおすすめのプロジェクター
ここでは、壁や天井などで使用できるおすすめのプロジェクターをご紹介します。先ほど紹介した主要メーカーの商品も取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
EPSON ホームプロジェクターEF-100B
こちらのプロジェクターは、シンプルで綺麗なデザインが特徴です。デザイン家電のような見た目であるため、インテリアの中に紛れ込んでも違和感がありません。
また、コンパクトなサイズは、室内のあらゆる場所での使用を可能にします。
Wi-Fi環境があれば、インターネットで動画を楽しむことも可能です。また、スピーカーやイヤホンとも無線接続ができます。250万:1のコントラスト比、高い解像度と、投影時の画質も申し分なしです。
Anker Nebula Cosmos Max 4K UHD D2150511
アンカーが展開するプロジェクターシリーズである「Nebula」の商品です。こちらのプロジェクターは、4Kに対応しているだけでなく、最大で150インチでの東映ができるため、高画質の映像を大学力で楽しむことができます。
また、スマートフォンやタブレット、アプリなどとのミラーリングにも対応しているため、大きな画面でNetflixやYouTubeなどを楽しみたい人にもおすすめです。
さらに、オートフォーカス機能や自動台形・反転補正機能など、映像を見やすくしてくれる機能も搭載している点も大きな特徴だといえます。
Anker Nebula Capsule
アンカーの「Nebula」シリーズからもう1つご紹介します。こちらのプロジェクターは、350ml缶サイズのコンパクトさが大きな特徴で、持ち運びにも適しています。コンパクトでありながら、フルHD対応であるため、画質は申し分なしです。
また、最大で100インチまで対応している点も嬉しいポイントです。3,600以上のアプリに接続できるほか、HDMIケーブルを使用すればゲームを楽しむこともできます。
LGエレクトロニクス LG LED プロジェクター
最後に主要メーカーではご紹介していませんが、韓国の家電メーカーLGのプロジェクターをご紹介します。こちらの商品は超単焦点対応となっており、壁から33cmの距離から80インチの画面を表示することができます。
コンパクトなサイズで、重量も1.1kgと軽量であるため、持ち運びも簡単です。
スマートフォンやパソコンの接続もワイヤレスでできるため、室内に十分なスペースがない人でも、プロジェクターを使用することができるでしょう。
こちらの記事では、家庭用おすすめプロジェクターを紹介しています。選び方や人気メーカーも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は、天井用のプロジェクターを選ぶ際のポイントやプロジェクターの主要メーカー、おすすめ商品などについて解説しました。
天井用のプロジェクターを選ぶ際のポイントは、投射距離や解像度、OSの有無などさまざまです。今回ご紹介したポイントを踏まえて、プロジェクターに何を求めるのか優先順位を決めたうえで、自身にあった商品を見つけてください。
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Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター
岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。