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Kindleキッズモデルとは?特徴から通常モデルとの違いまで解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
お子さんに本を読んでもらいたい、本を読む習慣を身につけて欲しい、と考えている保護者は多いのではないでしょうか。
この記事では、子どもの読書に役立つ「Kindleキッズ」の概要や特徴、通常のKindleとの違いなどについて解説します。
Kindleキッズモデルは、読書専用の端末であり、子どもの読書習慣形成に役立ちます。
また、キッズモデルは、子ども向けの本が読み放題になるほか、保証期間が通常よりも長くなるなどさまざまな特徴を持っています。
子どものために通常モデルとどちらを購入すべきか迷っている人はぜひ参考にしてください。
目次
Kindleキッズモデルとは
Kindleキッズモデルとは、子ども向けの読書に特化したKindleのこと。対象年齢は6歳以上の子どもです。
読書専用の端末ということで、スマートフォンやタブレットでKindleアプリを使用するのは違い、ウェブブラウザやゲーム、動画視聴などはできません。
そのため、子どもが読書に集中しやすく、読書習慣を身に付けたい場合などにも適しています。
Kindleキッズモデルの種類
Kindleキッズモデルは、2021年10月に「KindlePaperwhiteキッズモデル」が新たに発売されたことで、以下の2種類が存在します。
- Kindleキッズモデル
- KindlePaperwhiteキッズモデル
「KindlePaperwhiteキッズモデル」は、高画質であり防水機能も備えているため、漫画や画像がたくさん挿入されている本を読みたい人、お風呂でも読書をしたい人などにおすすめです。
一方の「Kindleキッズモデル」は、「KindlePaperwhiteキッズモデル」よりも低価格であるため、安い端末を購入したい人に向いています。
Kindleキッズモデルの特徴
Kindleキッズモデルには子どもの読書習慣形成に役立つさまざまな特徴があります。そこでここでは具体的な特徴について解説します。
読書に集中しやすい
Kindleキッズモデルは、読書に特化した端末であるため、子どもが読書に集中しやすいという特徴を持ちます。
スマートフォンやタブレットの場合、ゲームやYouTube、インターネットなど読書以外のことが簡単にできてしまいますが、Kindleキッズモデルならそういった心配はありません。
読書を遮るものがないため、本の世界に没頭することができるでしょう。
目に優しい
「Kindleを使った読書は目に良くないのでは?」と思う保護者もいるかもしれません。
しかしKindleキッズモデルは、ブルーライトが出ない仕組みとなっているため、目にも優しい仕様です。
長時間の読書にも向いているため、読書好きのお子さんにとっては重宝する端末となるでしょう。
カバーがついてくる
Kindleキッズモデルを購入すると、付属品としてキッズカバーがついてきます。
通常のKindleを購入する場合カバーは別売りとなりますが、Kindleキッズモデルなら付属品としてついてくるためコスト面でもお得です。
カバーは本体を衝撃から守ってくれるため、子どもが端末を落としてしまったときでも安心です。
特に子どもは不注意などから端末を落としてしまうケースが少なくないため、カバーが非常に役立つでしょう。
保証期間あり
Kindleキッズモデルには、2年間の保証期間がついており、万が一使用中に落とすなどして壊れてしまっても取り替えることができます。
通常のKindleは保証期間が1年となっており、有料で保証期間を伸ばす仕組みとなっているため、大きな違いがあります。
先ほども触れているように、子どもの場合不注意から端末を壊してしまう可能性があるため、2年間の保証は大きなメリットとなります。
「Amazon Kids+」を1年無料で使える
Kindleキッズモデルでは、「Amazon Kids+」を1年間無料で使用できます。
Amazon Kids+とは、本やビデオなど子ども向けのコンテンツを広告なしで利用できる有料の定期購読サービスのことです。
本来であれば通常月額980円(税込)、プライム会員なら月額480円(税込)の支払いが必要です。無料で使用できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
Amazon Kids+には、「青い鳥文庫」や「モモ」といった有名な児童文学のほか、「学研まんが」シリーズなどの漫画まで、幅広いジャンルの本を取り扱っています。
なお、1年間の無料期間が終了すると、有料期間に自動的に更新されます。
支払いが発生する前までにAmazon Kids+の解約手続きをすれば料金は発生しないため安心してください。
見守り機能
Kindleキッズモデルには、見守り機能がついており、保護者は子どもの読書の進捗状況を確認することができます。
どういった本を読んでいるのか、子どもが何に興味を持っているのかKindleを通して把握できるため、子育てにも役立つでしょう。
コンテンツ制限が可能
子どもの年齢に応じた作品を読めるように、ペアレントダッシュボード機能を使ってコンテンツを制限することもできます。
具体的には、先ほど紹介したAmazon Kids+で子どもが読めるコンテンツを選びます。
バッジ機能
Kindleキッズモデルでは、読書時間など、目標を達成することでバッジやメダルがもらえるバッジ機能がついています。
バッジやメダルをもらうことで喜ぶ子どもは多いため、もっとバッジをもらおうと読書に励みやすくなります。
バッジをもらうために読書に取り組んでいたものが、いずれは読書週間として定着する可能性もあるでしょう。
辞書機能・単語帳
Kindleキッズモデルにはデジタル大辞泉や英和・和英・英英などさまざまな辞書が内蔵されています。
読書中にわからない単語が出てきたときは、その場で意味を調べることができます。
調べた単語は、そのまま単語帳に登録されるため、後から単語をチェックすることも可能です。読書だけでなく、子どもの語彙力向上にも貢献してくれるでしょう。
この記事では、辞書や翻訳機能の使い方を解説しています。ダウンロード方法がわからない方にもおすすめの記事です。ぜひ参考にしてください。
おすすめの本が表示される
Kindleキッズモデルを継続して使用していると、子どもの読書履歴に基づいて、おすすめの本が表示されます。
年齢を踏まえた本が表示されるため、次に読む本を探す際などにも役立つでしょう。
また、おすすめから自分がこれまで読んでこなかったような新しい本との出会いがあるかもしれません。
成長してからも使える
Kindleキッズモデルは、「キッズ」という名称から、子ども向けの端末と思う人もいるかもしれませんが、子どもが成長してからも使用可能です。
子どもが大きくなり、子ども向けの本だけでなく一般の本も読めるようになったら、Amazon Kids+を解約することで通常のKindleとして使用できます。
また、付属品であるキッズカバーも取り外しできるため、中学生、高校生になったからといって端末を買い替える必要がありません。
持ち運びもらくらく
紙の本だと、子供にとっては重たく持ち運びがしにくいときがあります。Kindleキッズモデルであれば、全ての本を端末内で管理できるため、持ち運びも簡単です。
キッズカバーを含めて288gと非常に軽量であるため、小さな子どもでも使用しやすいでしょう。
KindleキッズモデルとKindleの違い
Kindleキッズモデルと通常のKindleはスペック自体に違いはありません。ただし、いくつかの点で違いがあります。ここでは両者の違いについて解説します。
本体の色
Kindleキッズモデルは、本体のカラーはブラックのみとなっています。しかし、付属のキッズカバーは4種類から選べます。
一方のKindleは本体のからーはブラックとホワイトから選ぶことができますが、カバーはついておらず別途購入する必要があります。
価格
価格に関しては、Kindleキッズモデルよりも、広告ありの通常Kindleモデルのほうが安くなっています。
しかしキッズモデルには、カバーのほか2年間の保証やAmazon Kids+の1年間無料利用などがついてくるため、トータルで見るとキッズモデルの方がお得でしょう。
それぞれのKindle端末の特徴や違いについて知りたい方は、kindle端末全6種類を徹底比較した記事をご覧ください。
Kindleキッズモデル使用時の注意点
Kindleキッズモデルを使用する際は、いくつかの点に注意しなければなりません。注意点を踏まえて、購入するかどうか検討してください。
容量を選べない
Kindleキッズモデルは、8GBのみとなっており容量を選ぶことができません。
子どもが読む絵本や学習漫画などは、1冊あたりの容量が大きいこともあり、保存できる冊数が少なくなります。
容量がいっぱいになったときは、本の入れ替えをしましょう。
新しい本を保存できますが、子どもの年齢によっては保護者が代わりに入れ替えを行わなければならないケースもあります。
解像度の低さ
Kindleキッズモデルは通常のKindleと同じように、文字サイズの変更ができます。
しかし、子どもが読む本の中には漫画のように画像が使用されているものもあり、本によってはサイズ変更ができない可能性があります。
そのため、文字が読みづらくなる可能性があるでしょう。また、図鑑など画像を見て楽しむ本を読む際にもKindleキッズモデルは適していません。
あくまでもテキストのみの本を読むものとして考えておくことをおすすめします。
Amazon Kids+の支払い
先ほども触れているように、KindleキッズモデルはAmazon Kids+を1年間無料で利用できます。
しかし、1年が経過したあとは自動的に有料プランへと移行するため、解約手続きをし忘れると、料金が発生してしまいます。
そのため、有料プランを利用したくない人は解約手続きを忘れないようにしてください。
まとめ
今回は、Kindleキッズモデルの概要や特徴、通常のKindleとの違いなどについて解説しました。
Kindleキッズモデルは、読書に特化した端末で、子どもの読書習慣形成に貢献してくれます。
カバーや2年間の保証、Amazon Kids+など通常のKindleにはない特徴も備えている点も特徴です。
お子さんに本を読んでもらいたい保護者の方は、今回の内容を参考に、ぜひKindleキッズモデルの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Kindleを買うか悩まれている方は、Kindleのメリット・デメリットを解説している記事を参考にしてください。購入前に知っておくべきこともまとめています。
Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター
岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。