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初心者におすすめの電子ドラム価格別8選|5万円以下で買える
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これからドラムを始めようと考えている初心者は、どうやってドラムを練習しようか悩むことでしょう。本物の生ドラムを一般家庭に置くのは、騒音の問題で非常に難しいです。
そこで活躍するのが『電子ドラム(エレキドラム)』です。電子ドラムは叩いても大きな音は出ません。しかし、ヘッドホンやスピーカーでリアルなドラム音をモニタリングすることができます。
一般のご家庭でドラム練習をするなら、電子ドラムは選択肢の一つに入るでしょう。
今回は初心者におすすめの電子ドラムを、価格帯別にまとめてみました。電子ドラム初心者の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次
5万円以下の電子ドラム
初心者用の電子ドラムはボリュームゾーンが10万円前後のため、5万円以下のものはあまり多くありませんが、中には5万円以下の安価な電子ドラムもあります。
費用を抑えたい初心者の方には嬉しいですよね。まず始めてみたいという方には十分な性能の電子ドラムです。ぜひ検討してみてください。
ALESIS/NITRO KIT
NITRO KITは、キーボードや電子ドラム、PA機器などを低価格かつ高品質で展開するALESIS(アレシス)の電子ドラムです。
低価格ながらも、4枚のスネア/タムパッドと3枚のシンバルパッドが付属しています。スネアとタムは同型のラバーパッドですが、スネア用のパッドのみリムショットに対応しています。
全てがラバー製のため打感が同じですが、初心者用には十分といえるでしょう。
音源は385種類のドラム&パーカッションサウンドが用意されており、40のドラムキットでプレイすることができます。この価格にしては非常に豪華なセットです。
BEHRINGER/XD8USB
XD8USBは、音響機器全般を低価格で製造するBEHRINGER(ベリンガー)の電子ドラムです。
NITRO KITと同じく全てラバーパッドですが、スネアとタムのパッドの見た目が少し異なります。見た目がメカニックなので、クールなデザインを求める人におすすめです。
音源は123種類のサウンドと、15のドラムキットが用意されています。HDS技術により、リアルなドラムサウンドでプレイすることができます。
5〜10万円の電子ドラム
初心者用電子ドラムとしては、最もおすすめできる価格帯です。5万円を越えると、ラバーではなくメッシュ製のパッドも多くなってきます。より本格的なドラムプレイが楽しめるでしょう。
ROLAND/TD-11K-S
TD-11K-Sは、日本の大手電子楽器メーカーであるROLANDが手がける電子ドラムです。
スネアにはメッシュ素材のパッド、タムにはラバーのパッドが採用されています。実際の生ドラムもスネアとタムの打感は異なるため、この素材の違いは良い練習となるでしょう。
また、サウンドエンジンにはROLAND電子ドラムの代名詞『V-Drumsシリーズ』が搭載されています。
50種類のドラムキットが搭載されており、ハイクオリティで表現豊かなドラムサウンドが楽しめます。
ドラムセット自体はシンプルで一般的な構造のため、初心者の方には十分なセット内容です。
ROLAND/TD-1KPX2
TD-1KPX2は、TD-11K-S と同じくROLANDが製造している電子ドラムです。
この価格帯としては珍しく、スネアとタムが全てメッシュパットです。メッシュパットは静音性の高い素材を使用しているため、騒音の問題を抑えられます。
こちらもV-Drumsシリーズのサウンドエンジンを搭載しています。ドラムキットは15種類なものの、テンポ・チェック機能やストローク・バランス機能など、10種類のコーチ機能が付いています。電子ドラム上達にはとても便利な機能ですね。
また、TD-1KPX2は簡単にコンパクトにたたむことができ、ポータブル性に優れています。
スネア部分が手前にせり出しておりやや独特な形状をしていますが、操作性に問題はありません。
YAMAHA/DTX430KUPGS
DTX430KUPGSは、国産老舗楽器メーカーであるYAMAHAからリリースされている電子ドラムです。
コンパクトな作りで、場所をあまりとりません。携帯用としても使えます。
イスやフットペダルも付属しているため、スティックとヘッドホン(またはモニタースピーカー)さえあれば購入したその日からドラムを始めることが可能です。
また、この価格帯としては珍しく、シンバルパッドが4枚ついています。シンバルを多く用いたプレイをする方にもおすすめできます。入門用としてはピッタリなセット内容です。
10〜20万円の電子ドラム
初心者には手の出しにくい価格帯かもしれませんが、10-20万円の価格帯の電子ドラムはかなり生ドラムに近いです。本格的にドラムをたしなむならば、10〜20万円の電子ドラムを買いましょう。
YAMAHA/DTX582KFS
DTX582KFSは、YAMAHA製の電子ドラムです。
エントリーモデルとして非常に人気の電子ドラムであり、スターターセットが各所から販売されています。このモデルは電子ドラム初心者の方を問わず経験者の方からも人気です。
スネアとタムのパッドには発砲シリコンが採用されており、静音性を備えつつも生ドラムに非常に近い打感となっています。バスドラムパッドは独自開発の打面構造により、踏み込む強さに応じて最適な打感を生みだします。
シンバルは全面ラバーになっており、叩く箇所によって3種類の異なる鳴り方が再現されています。ハイハットは生ドラムに近い独立型です。
「本格的に電子ドラムを練習したい!」という方は、初心者でもこのモデルから始めることを強くおすすめします。
YAMAHA/DTX532KFS
DTX532KFSは、YAMAHA製の電子ドラムです。DTX582KFSよりも3万円ほど安価なモデルです。このモデルからもスターターセットが多く販売されています。
DTX582KFとの違いは、タムパッドとバスドラムパッドがラバーであることのみです。他の点についてはDTX582KFと全く同じモデルとなっています。
費用をなるべく抑えつつ、本格的な電子ドラムセットを求めるのならばこのモデルをおすすめします。初心者でも比較的手の届きやすい価格設定です。
ROLAND/TD-11KV-S
TD-11KV-Sは、ROLAND社の電子ドラムです。
スネアとタムにはメッシュパッド、シンバルには全面ラバーパッドを使用しており、ベーシックで飽きのこないデザインです。
シンバルはそれぞれハイハット・クラッシュ・ライド用に独自設計されており、リアルな演奏感を可能にしています。V-Drums シリーズのサウンドモジュールを搭載しています。
ROLANDらしい、丁寧で美しい設計がなされている電子ドラムです。
まとめ
注意点は、電子ドラムはそれ単体ではドラムプレイを楽しむことができないということです。
スティックはもちろんですが、電子ドラムの音をモニターするヘッドホン(またはスピーカー)がなければリアルな音を体感することができません。
また、電子ドラムセットにフットペダルやイスが付属していない場合は別途用意する必要があります。
その他に、電子ドラムの下に耐衝撃用のマット(ホームセンターに売っているゴムマットでも代用可)を敷くと良いでしょう。
電子ドラムはお金がかかる趣味ですが、初期費用さえどうにかすれば一生楽しめます。
また、ReReレンタルなどのレンタルサービスもありますので、この機会にぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
じきる /
ビギナーズ編集部 ライター
ダンス歴20年。ダンスの他にもバンド、DJ、スノーボードなど、ひと通り「チャラい」趣味を嗜む。しかし中身は普通のシャイボーイ。