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360度全天球カメラのおすすめ5選|選び方やおすすめ撮影シーンについて

インスタグラムでよく目にする360度カメラの写真。全天球カメラといわれるアクションカメラを使用しています。代表的なものにTHETA(シータ)がありますね。今回はTHETAを含めたおすすめの全天球カメラやインスタ映えする撮影シーンをご紹介します。
360度全天球カメラのおすすめ5選|選び方やおすすめ撮影シーンについて

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

InstagramなどのSNSをはじめ、全天球カメラが一般的に使われるようになってきました。

身近な撮影機器として、2台目カメラは全天球カメラを検討する方も多いかもしれません。

360度のVR動画や、タイムプラス機能、丸い画像に仕上がる「リトルプラネット」など、個性的な画像が撮影できる、全天球カメラについて詳しく見てみましょう。

全天球カメラと普通のカメラとの違いは?

一般的なカメラは、レンズの向く一方向しか撮影できません。

全天球カメラはその名の通り、天球型に360度で周囲を撮影できるカメラです。

全天球カメラは、レンズが前後についているスティック状のタイプが多くあります。

前後2つのレンズが上下左右に動いてシャッターが切られるため。自分の周囲360度全てを撮影できます。

360度撮影とは、自分がぐるりと一周回って見た風景と、頭の上の景色を含みます。「天球」という名のように、頭上すべての様子を一瞬にして撮影できるというものです。

もちろん、全天球カメラを手に持っている撮影者は、撮影範囲から外れるため映り込まないため、よりリアルなVR画像が撮影できます。

また、全天球カメラと自撮り棒を組み合わせると、今までとは違った自撮りが楽しめるのも大きな特徴です。

※VR=バーチャルリアリティー:仮想現実(まるでその現場にいるかのような状態)

全天球カメラおすすめ撮影シーン

実際に全天球カメラでは、どのような画像が撮影できるのでしょうか。使い方によって楽しく個性的な撮影ができるのが全天球カメラのメリットです。

全天球カメラでもやってみたい!自撮り

全天球カメラでも自撮りが可能です。

全天球カメラを手に持って撮影すると、真下にいる自分の姿が映り込むほか、自撮り棒を使っての撮影も、面白い画像が撮れます。

また、シャッターを切るまえに、アプリで構図が確認できるため。半円形の個性的な構図も撮影できます。

全天球カメラにはスティック状の物が多いものですが、ネジ穴が付いているため三脚や一脚にも取り付け可能です。自撮り棒にあるネジと繋げて、自撮りするのも楽しそうですね。

旅行先で今見ている風景を一瞬で撮影できる

一般的なカメラでは、レンズが前方にしかないため、今見ている風景しか撮影できません。

全天球カメラでは、シャッターを切った瞬間に、全方位をいっぺんに撮影してしまうので、何度もカメラを構え直して撮影する必要がないのです。

特に、夕日や日の出など、風景全体の色が変わりやすい時間帯には、全天球カメラで、一気に今を切り取れます。

旅行先で訪れた、名所や建物の内部が撮影OKであれば、周囲を一瞬で撮影できるため、他の見学者を邪魔することもなくなります。

また、写真の継ぎ目を気にせず建造物が撮れるのは、良い思い出になりますね。

撮影者が映らない全天球カメラでペットの成長記録を撮ろう

ネコの餌入れの中央に全天球カメラをセットすると、ネコだらけの楽しい動画が撮影できます。

カメラ本体が映らないため、ペットのリアルな表情だけが残せて楽しいですね。

Instagramにペットの写真をよく投稿する方であれば、「リトルプラネット」でペットを登場させてみましょう。

全天球カメラの近くに、ワンちゃんをおすわりさせて撮影すると、バランス良くきれいに撮影できます。

全天球カメラはパーティーで大活躍

同窓会の会場の中心に、全天球カメラを置いて、パーティーの様子を撮影しています。

誕生会や、結婚式の二次会、歓送迎会など、人の集まる場所でも全天球カメラは大活躍するツールです。

パーティーの様子が全方向で撮影でき、より印象深く良い思い出として残せます。

高い場所からの大パノラマ風景を堪能できる

山頂など高い場所からのパノラマ画像は、全天球カメラを使う醍醐味でもあります。

開けた場所での撮影を得意とする全天球カメラは、山頂の様子を撮影するに最適のカメラです。

登りきったときの爽快感が、山を降りた後にも思い出として残り、SNSでも多く共感をよぶことでしょう。

全天球カメラの使い方

一般的なカメラとはかなり違う形をしている全天球カメラですが、使い方が難しいのでは?と思われがちです。

全天球カメラは意外にも、簡単かつ直感的に使えるカメラです。

全天球カメラの基本的な使い方

今回はリコーの『THETA』を例に、実際の使い方を見てみます。

THETA本体は、電源を入れてシャッターを切るだけですが、閲覧用のアプリ『RICOH THETA S』が必要です。

撮影前にアプリをスマホにダウンロードし、各設定をしてから撮影しましょう。アプリからの無人撮影ができるのも、全天球カメラの面白いところです。

全天球カメラとスマホをWi-Fi接続している間は、どうしてもバッテリーの減りが早くなります。全天球カメラでは外出しての撮影が多くなりますので、予備バッテリーを持っていくのがおすすめです。

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閲覧・編集には全天球カメラ専用のアプリを使おう

全天球カメラの画像は、編集が必要な場合が多いものです。

特に、動画撮影した場合は、動画の長さや、不必要なものの映り込み、音声や音楽の有無など、見やすく編集する必要があります。

例えばリコーの全天球カメラ『THETA』を使用した場合、編集アプリの「THETA+」を使うことで、直感的に画像が編集できます。

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スマホと全天球カメラの接続が楽になる、無線LANクライアントモードとは

全天球カメラとスマホを直接Wi-Fi接続すると、スマホはインターネットに繋げられなくなります。これを解消したのが、リコーの「無線LANクライアントモード」という機能です。

リコーのTHETAの場合、アプリ内で「無線LANクライアントモード」を選択すると、スマホ+全天球カメラ+インターネット接続が同時にできます。

これで、撮影後すぐに、画像編集、アップロードが簡単に行えるようになります。

全天球カメラで撮影後の楽しみ方

全天球カメラで撮影した画像は、様々な楽しみ方があります。アプリで編集すれば、SNSへの投稿も楽しくなります。

スマホやタブレットで画像をくるくる楽しもう

スマホやタブレットを動かすことで、画像の方向が自動で変わって見えるのが、全天球カメラの特徴です。

また、スマホを動かさなくとも、画面をスライドさせることで、上下左右の画像が確認できます。

全天球カメラで撮影した映像には、360と書かれた丸いマークや、方向を示す印が出ます。

YouTubeでも、画面をスライドさせたり、マウスで画面を動かしたりして動画を見ましょう。

全天球カメラで撮影すると、どのような動画が撮れるのか参考になります。

Instagramに投稿して楽しむ

全天球カメラで撮影した画像が、Instagramでは、丸い静止画として話題になっています。

アプリ内の編集で「リトルプラネット」という機能を選ぶと、“丸い写真”が自動生成される仕組みです。

Instagramでは、全天球カメラの画像を「リトルプラネット」に編集して投稿するときに、 #littleplanet のハッシュタグが付けられることが多く、海外のインスタグラマーを中心に活用されている機能です。

また、Instagramで使うハッシュタグにも「#360camera」「#theta360」などたくさんあり、「#写真好きの人と繋がりたい」ユーザーの間でも、全天球カメラの人気が高まっています。

VRゴーグルで全天球カメラの映像を楽しむ

スマホを市販のVRゴーグルにセットするだけで、臨場感があるVR体験ができます。

リコーの『THETA』であれば、閲覧用アプリからVR画像を直接見ることができます。

自分が向いた方向の風景が見えるので、より臨場感あふれる映像が楽しめます。

※なお、VRゴーグルの対象年齢については各製品の説明書をご覧ください。一部のAndroid端末ではVRビューができない場合があります。

THETA VR参考画像はこちら

おすすめ!全天球カメラ5機種

全天球カメラは一般的なデジカメより種類がすくないものの、様々な機能や価格帯のものがあります。特に人気の5機種を見てみましょう。

全天球カメラはアクションカメラとしても人気|Kodak 4KVR360

全天球カメラの中でも、アクションカメラとして手ブレ補正と動画撮影を得意とするのが、『Kodak 4KVR360』です。

有効画素数2068万画素、4K対応の高画質タイプです。

遠隔操作用のリモコンが付属しているほか、ライブビュー機能搭載で、モニターで映像を確認しながら撮影ができます。

手軽に撮影&アプリで編集できる全天球カメラ|RICOH THETA SC

電源ONから撮影までのレスポンスが早く、ほとんどの機種のスマホと接続できる全天球カメラがリコーの『THETA SC』です。

スティック状の『THETA』はこれまでも何種類か発売されましたが、「THETA S」の機能はそのままに軽量化されたのが、この『THETA SC』です。

専用アプリでの編集が、簡単なほか、SNSへの投稿も気軽にできることから、世界中にユーザーがいる全天球カメラです。

カラーは全4色で、女性にも人気のある全天球カメラです。

THEATA公式サイト

安い!1万円代の全天球カメラ|LG 360 CAM

サイズは高さ約99×幅43×厚さ30mmで、重さも約97とかなり軽量タイプです。

そして、オーディオ収録が空間音響に対応していて、音声ありの動画撮影にも適しています。

なにより1万円台(中古なら数千円)で買えるという、ありがたい価格帯も魅力です。

スマホに付けられる全天球カメラ|Insta360 Air

『Insta360 Air』は、スマホに直接取り付けられる全天球カメラです。マイクロUSBとUSB Cタイプのコネクタに接続できます。重さ約27gでピンポン玉よりも小さく、持ち運びに便利です。

写真の解像度は3K(3008 x 1504)、動画の解像度は2.5K(2560 x 1280)と、小さくても高画質な全天球カメラです。

海でもOK!防水タイプの全天球カメラ|SOYA HD潜水用カメラ

全天球カメラにも防水タイプがあります。『SOYA 360度全天球HD潜水用カメラ』は付属の防水ケースを取り付けると、水深30mまで対応できる防水型の全天球カメラです。

4K対応で高画質はもちろん、アプリ「XDV360」の使用で遠隔操作もスムーズです。

自転車用マウントやヘルメットベースなどの、アクセサリーも充実しており、水陸両用の全天球カメラといえます。

まとめ

全天球カメラは、スマホアプリと連携して使うことを前提としています。

全天球カメラの機種によって使えるアプリが異なるので、取扱説明書やメーカーのサイトをチェックしておきましょう。

また、全天球カメラとスマホをWi-Fi接続しながら使用するので、スマホのバッテリーの持ちが悪くなります。予備バッテリーも持って出かけるとよいですね。

自分の頭の上と周囲360度を、一瞬にして撮影できる全天球カメラ。編集用アプリを使うことで、VRの世界を自分で創り出すことも可能です。

今までとは違った写真と動画を、全天球カメラで楽しんで撮影してみてくださいね。

また、全天球カメラはレンタルして使うことも可能です。旅行のときに一回きりだけ使うなら、レンタルの方が安くなるでしょう。

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藤加祐子 /
ビギナーズ編集部 ライター

仙台市出身在住。フリーライター・写真家・タティングレース作家。古書店巡りとフルート演奏が趣味。仙台フィルの演奏を聴くのが自分へのご褒美です。

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