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スマートウォッチとは?できることから選ぶときのポイントまで解説

この記事では、CPUを搭載した電子機器であるスマートウォッチについて、概要やできること、活用方法などについて解説します。スマートフォンと連携させることで、スマートフォンの利便性がより向上します。購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
スマートウォッチとは?できることから選ぶときのポイントまで解説

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スマートウォッチとは、CPUを搭載している時計型の高性能な電子機器のことです。この記事では、スマートウォッチの概要や具体的にできること、メリット・デメリットなどについて解説します。

スマートウォッチは時計としてだけではなく、幅広い機能を備えた便利な機器です。スマートフォンをより効率よく使用したい人、運動データの管理をしたい人などにもぴったりのツールであるため、ぜひ参考にしてください。

スマートウォッチとは

スマートウォッチとは、腕時計のような見た目をしている電子機器のことです。時計としての機能も備えていますが、CPUが内蔵されていることもあり、様々な機能を使用できる点が大きな特徴です。

スマートフォンとの連携にも対応しており、画面をタッチして操作することでメールや着信の確認や健康管理、支払いなども可能です。

スマートウォッチでできること

スマートウォッチがあれば、様々なことができるようになります。ここでは、具体的にどのようなことができるのかを解説します。スマートウォッチの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

時計

スマートウォッチという名前からもわかるように、腕時計と同じように時計としての機能を有しています。

デジタル時計のように時間を表示するものもあれば、アナログ時計のように長針・短針で時間を表示するものもあります。そのため、腕時計代わりとして使用することが可能です。

種類によってはビジネスシーンでも活用できるものもあるため、別途通常の腕時計を用意する必要がありません。

電子マネー

スマートウォッチの中には、電子マネーによる支払いに対応しているモデルもあります。このようなモデルは、端末にアプリをインストールすることで電子マネー決済が可能です。

支払いの際、端末にスマートウォッチをかざすだけで支払いができるため、わざわざカバンから財布を取り出す必要もありません。近所のコンビニなどへのちょっとした買い物であれば、財布を持たずに行くこともできます。

また、モバイルSuicaに対応しているタイプであれば、運賃の支払いもスマートウォッチで簡単にできるため、急いでいるときなどにも活躍するでしょう。

なお、すべてのスマートウォッチが電子マネーに対応しているわけではないため、電子マネーを使用したい人は、購入前に対応しているかどうか確認する必要があります。

心拍計

スマートウォッチによっては、心拍計の機能を備えているものもあり、ランニングやウォーキング、サイクリングなどスポーツをする際に心拍数を把握することができます。また、スマートウォッチで計測したデータは、スマートフォンに転送することも可能です。

スマートウォッチを身につけるだけで、データを自動的に計測してくれるため、健康管理にも活用できます。

心拍計以外にも、歩数計や消費カロリー系、移動距離の記録など、様々な運動データの計測に対応しているものもあります。

アプリの追加

スマートウォッチでは、スマートフォンやタブレット端末のように、アプリを追加することができます。例えば、メッセージアプリをインストールすればメッセージを確認することも可能です。

また、本体の文字盤のカスタマイズに対応しているモデルもあり、そういったモデルであれば、時計をメインに配置する、健康管理に関するデータをメインに配置する、タスクやスケジュールを配置するといったこともできます。

通知機能

スマートフォンと連携させることで、スマートウォッチで着信やメールなどを表示させることができます。カバンの中にスマートフォンを入れていて着信に気がつかないといったことにもなりにくいでしょう。

また、端末によっては返信機能を備えているものもあるため、簡単な返信であればわざわざスマートフォンを使う必要がありません。

音楽を聴く

多くのスマートウォッチでは、音楽をストリーミング再生できるため、音楽を聴きながらランニングやウォーキングなどに取り組むことができます。また、端末によっては音楽自体を保存・再生できるものもあります。

写真を撮影する

スマートウォッチのなかには、カメラを内蔵しているタイプもあります。また、スマートフォンのカメラをスマートウォッチから遠隔操作できるものもあるため、カメラを頻繁に使う人にとっては非常に役立つ機能だといえるでしょう。

音声操作

音声操作に対応しているスマートウォッチもあります。このようなタイプでは、スマートウォッチに話しかけることで操作できるため、両手がふさがっているときにも活躍してくれます。

また、端末によっては音声入力に対応しているものもあるため、声でメモを取ることも可能です。

スマートウォッチのメリット・デメリット

スマートウォッチには、メリット・デメリットの双方が存在します。ここでは、両者についてそれぞれ解説します。

メリット

スマートウォッチを利用するメリットは、スマートフォンを使用する機会を減らすことができる点にあります。例えば、支払いやメッセージの確認・返信など、これまではスマートフォンを使って行っていたものをスマートウォッチでそのまま行うことが可能です。

スマートウォッチは基本的に腕につけて使用するため、わざわざカバンやポケットからスマートフォンを取り出す手間が省けます。スマートフォンの利便性をさらに高めたい人にとって、スマートウォッチは非常に役立つでしょう。

デメリット

スマートウォッチのデメリットとしては、充電が必要不可欠である点が挙げられます。

一般的な腕時計であれば、充電は不要で、電池を使用するタイプであっても、数年に一度の電池交換のみで長期間の利用が可能です。

一方で、スマートウォッチは1日〜数日で充電が必要となります。もし充電を忘れてしまうと、外出先で電池が切れてしまい不便になってしまいます。また、スマートフォンのように様々なアプリも使用できますが、画面が小さいため、操作しにくく感じられることもあるでしょう。

そのほかにも、スマートウォッチのデザインによっては、ビジネスシーンや冠婚葬祭に適していないものもあるため、注意しなければなりません。

スマートウォッチの便利な活用方法

ここでは、スマートウォッチを実際にどのように活用するのか、具体的な例を紹介します。「便利なことはわかったけど、どういった用途で使用すればいいかわからない」という人はぜひ参考にしてください。

ビジネスシーンでの活用

スマートウォッチはビジネスシーンで活用することができます。

例えば、電話やメールの確認はスマートウォッチを経由してできるため、効率よく業務に取り組むことができるでしょう。また、タスクやスケジュールの管理機能を有しているものもあるため、スマートウォッチから今日やるべきことやこの後の予定をスムーズに確認することができます。

さらに、スマートウォッチによってはメッセージの返信ができるものもあるので、外出先や会議中に急ぎの連絡が入ったときでも対応可能です。

フットネスでの活用

普段から運動に取り組んでいる人は、フィットネスに活用することができます。スマートウォッチによっては、心拍計のほか、脈拍や睡眠、走行距離、消費カロリーなどを測定できるものもあるため、自身の運動記録を残しておくことができます。

ちなみに、長時間座り続けていると、スマートウォッチが座りすぎていることを通知してくれるものもあるため、運動不足の解消にも繋げられます。

また、過去のデータを踏まえて「今日は少し強度をあげてみよう」「今日は走行距離を伸ばしてみよう」といった形で、運動の計画を立てる際にも役立てることができるでしょう。

スマートウォッチを選ぶときのポイント

ここでは、スマートウォッチを選ぶ際の具体的なポイントについて解説します。スマートウォッチと一言でいっても、その種類は多岐に渡っているため、ポイントを踏まえたうえで、自身にあったものを選んでください。

スマートフォンのOSを考慮する

スマートウォッチはスマートフォンと連携させることで、より幅広い用途で活用するために、スマートフォンのOSを考慮して選ぶことが大切です。

例えば、iPhoneを利用している人の場合、Apple独自のOSでMac製品との相性がよい「WatchOS」を搭載したApple Watchシリーズがおすすめです。Apple Watchは、SiriやApple Payなどにも対応しています。一方で、Androidとの連携はできないため注意してください。

Androidユーザーは、Androidに対応している「wear OS」を搭載したスマートウォッチがおすすめです。Googleが開発したOSであり、Android同様にGoogle Play経由で各種アプリをインストールすることができます。ちなみに、種類によってはiPhoneと連携できるものもあります。

そのほかにも、Samsungが展開するGalaxyシリーズのスマートフォンを利用している人は、「Tizen」を搭載したスマートウォッチがおすすめです。

「Tizen」はSamsung独自のOSであり、Galaxyのスマートフォンはもちろん、「Galaxy Wearable」というアプリをインストールした他社のスマートフォンとの連携にも対応しています。

デザインから選ぶ

スマートウォッチを選ぶ際はデザインもチェックしておきましょう。特に、どのような用途で使用するかによって選ぶデザインは変わってくるため注意が必要です。

例えば、ビジネスシーンでの利用を想定しているのであれば、腕時計に近いデザインである時計型のスマートウォッチがおすすめです。一見すると腕時計のように見えるデザインでありながら、着信やメールの通知、運動データの記録などにも対応します。

時計型のスマートウォッチは、全面が液晶ではないものが多いため、バッテリー消費が少ない点も特徴です。

一方で、ビジネス用途ではなく、主にスポーツシーンで使用したい人には、リストバンド型のスマートウォッチがおすすめです。すっきりとしたデザインで、体を動かしたときに邪魔になりにくい点が魅力です。

コンパクトなサイズですが、スマートウォッチとして運動の記録をしっかりと残すことができます。時計型のスマートウォッチと比べると比較的低価格であるため、コストを抑えたい人にもおすすめです。

こちらの記事では、ライフスタイルにあわせたスマートウォッチの選び方をご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

まとめ

今回は、スマートウォッチについて、その概要やスマートウォッチでできること、メリット・デメリット、選ぶ際のポイントなどについて解説しました。

スマートウォッチはCPUが内蔵されている高性能な電子機器です。時計としての機能はもちろんのこと、スマートフォンと連携させることで、電子マネーでの支払いや着信・メールの通知、返信、運動記録の管理などができます。

ビジネスシーンやスポーツシーンなどさまざまな場面で活用できるため、今回の内容を参考に、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター

岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。

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