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サーキュレーターの選び方は?扇風機との違いやおすすめ商品も紹介

サーキュレーターの選び方は?扇風機との違いやおすすめ商品も紹介

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サーキュレーターは、室内の空気を循環させるために使用する空調機器のことです。扇風機と似ていますが、風の広がり方や用途が異なるため、同じものとは言えません。

この記事では、サーキュレーターを選ぶ際のポイントやおすすめ商品について解説します。選ぶ際のポイントは様々であるため、これから購入しようとしている人はぜひ参考にしてください。

扇風機とサーキュレーターの違い

サーキュレーターとは、室内の空気を循環させつつ、室温を一定に保つ空調機器のことです。似たような機器に扇風機がありますが、厳密にいうと両者は異なるものです。

サーキュレーターと扇風機の大きな違いは、風がどのように届くか、という点です。扇風機は広がりながら風が進んで行きますが、サーキュレーターは風が直進します。

そのため、扇風機は風から直接涼を取れますが、サーキュレーターは風で涼を取るのではなく、風によって空気を循環させることで涼を取る点が異なります。

上記の点から、扇風機は単体で使用することができますが、サーキュレーターは基本的にエアコンや空気清浄機などの他の機器と合わせて利用する点が特徴です。

また、サーキュレーターは冷房だけでなく、暖房効率を高める際にも使用可能です。洗濯物を室内干しする際や室内の空気を入れ替えたい時などにも活躍してくれます。

扇風機とは違って一年を通して利用できる機器がサーキュレーターです。

こちらの記事でも、サーキュレーターと扇風機の違いをまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

サーキュレーターの使い方

サーキュレーターの使い方は1つだけではありません。ここでは、具体的な使い方を2つ紹介します。これからサーキュレーターを購入しようとしている方はぜひ参考にしてください。

空気の循環

サーキュレーターの主な使い方としてあげられるのが、空気の循環です。例えば、エアコンから流れてくる暖かい空気や冷たい空気を室内に循環させることで、冷暖房効率を高めることができます。

また、室内のよどんだ空気や料理直後の匂いを含んだ空気なども、サーキュレーターを使用することで循環させられるため、すっきりとします。

そのほかにも、窓を開けつつサーキュレーターを使用することで、外のフレッシュな空気を取り入れることも可能です。昨今では、新型コロナウイルスの感染拡大により、室内の空気の定期的な循環・入れ換えは必要不可欠だといえます。そのようなときに、サーキュレーターは大いに活躍してくれるでしょう。

衣類の乾燥

サーキュレーターは空気を循環させることで、衣類の乾燥に活用することもできます。梅雨や花粉症の季節など、屋外に洗濯物を干すことに抵抗を感じる季節は室内干しをする人も多いのではないでしょうか。

サーキュレーターを使って室内の空気が循環することで衣類の水分を素早く飛ばすことができ、スムーズな乾燥が可能となります。また、多くのサーキュレーターは消費電力が低いため、たとえ一晩中稼働させたとしても電気代を抑えることが可能です。

オフタイマーなどを使用すれば外出中に部屋干しをすることもできるなど、大いに役立つでしょう。

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サーキュレーターの選び方

サーキュレーターを選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、選ぶ際に役立つ具体的なポイントを紹介します。ぜひ参考にしてください。

畳数は+2~3畳が目安

サーキュレーターは風力が大きいほど効果を発揮します。そして風力の強さは適用畳数から把握することができます。

サーキュレーターの適用畳数は基本的に使用を想定している部屋の広さに対して+2~3畳くらいのものを選びましょう。

これは、部屋の形状によって空気の循環しやすい部屋とそうでない部屋があるためです。部屋の畳数よりも少し余裕のある風力であればしっかりと空気を循環してくれるでしょう。

この点から、サーキュレーターを購入する際は、事前に部屋の広さを確認しておくことをおすすめします。

首振りに対応しているかどうか

サーキュレーターを使って空気を循環させるには、風力に加えて、角度調整の有無も重要なポイントとなります。そのため、室内にサーキュレーターの空気を循環させるのであれば首振りに対応しているものを選ぶようにしましょう。

一般的なサーキュレーターは、左右の首振りには対応していますが、それに加えて上下の首振りにも対応できるとより広い範囲に風を送ることができます。

中には、360度の首振りに対応しているものもあります。首振りの範囲が広いと部屋の形状に関係なく空気を循環させやすいため、より効率よくサーキュレーターを使用できるでしょう。

運転音の大きさ

いくら便利なサーキュレーターであっても、運転音が大きいと日常生活の妨げとなりかねないため、運転音の小さいものや静音モードを備えたものなどを選ぶようにしましょう。

商品によってはdb値が公表されているものもあるため、商品情報をチェックすることをおすすめします。ちなみに、40dbは図書館内にいるときや、小雨のときの音と同程度であるため、運転音が気になることはないでしょう。

基本的に50db以下の商品であれば、日常生活に大きな支障をきたすことはないと考えられます。また、db値が公表されていない商品は、静音モードなど音を抑える機能を備えているかどうかをチェックしてください。

モーターの種類

サーキュレーターは、商品によって使われているモーターの種類が異なるため、それぞれのモーターの特徴を理解したうえで選ぶことが大切です。

モーターは大きく分けて「ACモーター」と「DCモーター」があります。

ACモーターは、低価格である点が特徴ですが、消費電力が大きいため、電気代がかかってしまうというデメリットを持ちます。

使用頻度が高いと電気代がかさんでしまいますが、とりあえずサーキュレーターを購入したい、使用頻度はそこまで高くないという人であれば、ACモーターのサーキュレーターでも十分でしょう。

一方のDCモーターは、細かい風量調節に対応しているモデルが多く、様々な機能を搭載している点が特徴です。モーター自体が静かであるため運転音が気になることもないでしょう。さらに、電気代も比較的安く抑えられるため、年間の使用頻度が高い人におすすめです。

お手入れのしやすさ

サーキュレーターを長く使用し続けるうえでは、お手入れは必要不可欠であるため、お手入れのしやすさは商品を選ぶ際の重要なポイントです。

たとえば、商品によってはカバーや羽の部分を取り外せるものもあります。また、羽がついていないタイプの商品であれば羽を取り外す手間もかからないため、さらにお手入れが簡単にできます。

リモコンつきかどうか

比較的広い部屋で使用する場合、リモコンつきのサーキュレーターであれば、離れた場所からでも簡単に操作できるためおすすめです。例えば、リモコンで風量を調節する、首振りの方向を変えるといったことができます。

ただし、一般的にリモコンつきのサーキュレーターは、ほかのモデルと比べて高価であるケースが多いため、予算には余裕を持たせておく必要があります。

出費をできるだけ抑えたい、サーキュレーターの操作は手動でするから大丈夫、といった人はリモコンなしのモデルでも問題ありません。

タイマー機能の有無

就寝時や衣類の乾燥を行う際などにあると便利なのがタイマー機能です。サーキュレーターは、確かに電気代を抑えられるものもたくさんありますが、それでも付けっ放しにすることに抵抗を感じる人もいるでしょう。

そのような人には、オフタイマー機能つきの商品がおすすめです。また、サーキュレーターによっては切り忘れ防止機能が付いたものもあります。

おすすめのサーキュレーター

ここでは、サーキュレーターのおすすめ商品を3つ紹介します。それぞれ異なる特徴を備えた商品なので、これから購入しようとしている人は、ぜひ参考にしてください。

AND・DECO

AND・DECOは、360度のスイングに対応している風の拡散力に優れたサーキュレーターです。風量調整は10段階まで可能であるため、微風から強風まで使用環境に応じた風量を自由に選ぶことができます。そのため、空気の循環や衣類の乾燥などさまざまな場面で活用できるでしょう。

さらに、こちらの商品には自動オフタイマー機能がついています。タイマーは1〜7時間で設定できるため、外出前に7時間のオフタイマーを設定しておけば、帰宅するころには衣類が乾いている状態にすることも可能です。

また、10時間連続で無操作による運転が続くとオートオフ機能によって運転停止となるため、消し忘れの心配もありません。

リモコンによる操作にも対応しており、離れたところからの操作にも対応しているなど、使い勝手のいいサーキュレーターだといえるでしょう。

アイリスオーヤマ PCF-SC15T

アイリスオーヤマのPCF-SC15Tは、幅21cm×高さ29cmというコンパクトなボディでありながら、18畳の広さに対応しているパワフルさが特徴です。風の到達距離は25mにも及ぶため、この1台で多くの部屋をカバーすることができるでしょう。

また、上下左右の首振りにも対応しているほか、左右→上下→上下左右の順番で首振りを設定することもできるため、室内に素早く空気を循環させることができます。

パワフルな風量を誇る一方で、風量によっては運転音が35dbとなることもあるなど、静かな環境下での使用が可能です。さらに、本体前面のカバーは取り外し可能であるため、お手入れも簡単です。

THREEUP CF-T2120IV

THREEUP CF-T2120IVは、コードレスタイプのサーキュレーターです。充電式で使用する仕組みとなっており、コンセントの位置に依存しないため、様々な部屋で使用することができます。

また、上下左右の首振りにも対応しているため、室内の隅々まで効率よく空気を循環させることができるでしょう。さらに、独自設計によるファンシステムと高性能なバッテリーが力強い送風を実現しています。

風量は4段階対応で、1~7時間で1時間単位で設定できるオフタイマー機能も備わっているなど、基本性能は申し分なしです。

まとめ

今回は、サーキュレーターと扇風機との違いやサーキュレーターを選ぶ際の具体的なポイント、おすすめのサーキュレーターなどについて解説しました。

サーキュレーターは、風を通して室内の空気を循環させることで、冷暖房効率を高めることができる空調機器です。衣類乾燥にも活用できるなど、一年を通して様々な場面で使用できる点が特徴です。

選ぶ際のポイントは、畳数や首振り、運転音、オフタイマー機能などさまざまな点があるため、想定している利用目的や利用状況に合わせてポイントをチェックしてください。

Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター

岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。

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