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サーフィン上達への第一歩!無料アプリで波情報を正確にGETしよう
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
サーフィン歴10年以上になる私ですが、サーフィンを始めたばかりの頃を振り返ってみると、
「今日の波がサーフィンに適している波なのかわからない」
「いい波がどういう波なのかわからない」
「危険な波がいまいち理解できない」
といったことが多々ありました。
そのせいで、波がないにも関わらず何時間もドライブをしてサーフポイントへ向かったり、台風後の危険な海に入ってレスキューのお世話になったことも…。
そこで今回は、初心者サーファーの皆さんが安全にサーフィンを楽しんでもらえるように、波情報を無料で調べることができるおすすめアプリをご紹介します。
併せて「波情報の見方」、「調べ方」もお伝えしていくので、今まで自分で波を当てられなかったサーファーは必見です!
目次
初心者サーファーこそしっかりと“波情報”をチェックすべきわけ
波情報アプリや天気図を駆使して「その日の波の大きさ」や「風の向き」をある程度把握するという行動は、初心者だけに大切なことではありません。
サーフィン歴が10年、20年になるサーファーの多くも、日常的にこれらの波情報アプリや天気図といったツールを使用して「波の予想」を立てているものです。
波情報の調べ方は大きく分けて2つあります。
ひとつ目は人間が実際にサーフポイントに波チェックに行き、波の大きさや質などの詳細をアップしているものを参考にする方法で、もうひとつは天気図や風向といった気象状況を自分で確認し、波の予想を立てる方法です。
前者は「行きたいポイントのリアルな波情報」を知ることができるというメリットに対し、デメリットは「波情報がアップされる時間が不安定」ということです。
逆に、自分で波情報を予測してサーフィンに出かける際のメリットは「時間に縛られない」「数日間先の波情報を予測できる」ということですが、デメリットとして「いい波だと思っていたのにハズレた…」ということも起こり得ます。
どちらのスタイルが合っているかは人それぞれの好みによっても異なりますが、初心者サーファーは天気図などの利用方法がわからないため波、予測が立てにくいといわれています。
そのため、波情報アプリの中でも目視によって波情報が提供されているタイプのものが人気を集めているようです。
個人的には、できるだけ早く「天気図や気象庁の情報を理解し」、波予測を立てられるようになることがいいと思っています。
数日先の波情報を予測できるようになると、「明日はこっちのポイントの方がよさそう」などという臨機応変な対応ができるようになり、その分いい波に乗れる確率がアップすることにつながりますよ!
最初は波予測が全く当たらないことも多いかもしれませんが、コツさえ掴んでしまえばそう難しいものではありません。
初心者サーファーこそしっかりと波情報をチェックし、できるだけ多くいい波で練習をしたいものです。
必ず、今後のサーフィン上達やモチベーションアップにも関係してきますよ!
いい波を当てられる?波情報の基本的な見方とは
波情報アプリをご紹介する前に、基本的な波情報の見方についてご紹介します。
この見方がわからなければ、正確な波情報を理解することはできないので、しっかりと頭に叩き込んでおくことをおすすめします!
風向き
まず、波というのは風があるために発生するもので、風向きを知ることはいい波を当てる上で最も大切といっていいでしょう。
風の向きを見ていくことで「どの方向に波が流れてくるか」ということがわかるようになります。
例えば、南向きが多い湘南のサーフポイントは南から吹く風によって海上にウネリが発生し、それが岸まで届くことで岸に波が発生します。
逆に、北風や東・西風だと周囲の半島に影響されて、波が湘南まで届かないこともあるでしょう。
風の向き=ウネリの向きになるので、いくら風が強くても自分の行きたいポイントの向きと風(ウネリ)の向きが合っていないと波は立ちません。
このように、自分が行こうとしているポイントの位置状況や周囲の半島・山などを確認しておくことが大切です。
波の発生に風は欠かすことができませんが、かといって風が強すぎると海面がガタガタしてサーフィンに適しません。
その場合は風を交わすポイントを探してサーフィンするのがおすすめ!
東向きのポイントが多い千葉では、「波はあるけど風も強い…サーフィンしにくい…」という日も少なくないので、東風を交わすポイントを探すことが重要です。
千葉で東風を交わすポイントの代表格は片貝漁港やマルキというポイントです。ポイント周辺の山や建物・地形がしっかりと東から吹いてくる風を止めてくれます。
上記の地図で立地を確認しても、赤いマークのついたポイントは「東からの風を交わす」ことができるのを確認できると思います。
波高の高さ
波高の高さというのは「波の大きさ」を表すものです。
初心者サーファーにとって、あまり大きな波でのサーフィンは「怖い…」「アウトに出られない」ということにつながってしまいますので、できれば、もも〜腰くらいの大きさの波で練習することをおすすめします。
もも〜腰くらいの波は、だいたい波高1m〜1.5mほどである場合が多いのですが、波のサイズが他のポイントよりも小さくなりやすい漁港では、2m〜2.5mほどの日もあります!
「波高=波の高さ」なので、誰でも簡単に波があるか・ないかを予測することができるでしょう。
波の周波
最後にご紹介するのは波の周波数ですが、この周波数というのは「波が海岸に打ち寄せられるタイミング」を示しているものです。
周波数は0〜15の指数で表示されていて、基本的には数字が低いほど「打ち寄せる波の数が多い」ということになり、数字が大きいほど「波の間隔が長い」ことを表します。
周波をチェックするにはさまざまなスキルが必要ですが、ひとまずサーフィンに適した周波は6〜9の間ということを覚えておきましょう!
波高が2m近くあっても、波高が6〜9の間に収まっていないと「ウネリだけで波が割れていない」「波はあるけどぐちゃぐちゃでとてもサーフィンできる状態ではない」といったこともあるので、周波は必ずチェックしておきたい項目です。
全部無料!おすすめ波情報アプリ5選
いい波に乗りたければ、天気予報や天気図を見る以外にもサーフィン専用のアプリなどから積極的に情報を得るようにしましょう。
ここでは無料で波情報が見られるという、おすすめアプリやサイトをご紹介します!
なみある
全国140ヶ所の波情報を配信しているという「なみある」は、サーファーであれば知らない人はいないほどの知名度があります。
「なみある」のアプリは無料でダウンロードすることができますが、各サーフポイントのリアル波情報を見るためには有料契約が必要です!
しかし初めは無料トライアル7日間がついているので、無料で有料プランを試すことができますよ。
「いろいろなアプリを使ったけどなみあるが1番わかりやすい」というユーザーも多く、波予測をする知識がまだないサーファーに最適です。
まずはトライアルで試してみることをおすすめします!
以下の画像をタッチすると「なみある」で自分の見たいエリアを選択できるページに移動します!
ナウファス
こちらは「リアルタイムの波の周波数+波高」が一目でわかってしまうという、波予測を立てる上では欠かすことのできないツールです。
私も毎日、こちらの情報を参考に「波が上がってきたな…」「午後からよさそう!」などと予測を立てることが多いおすすめサイトです。
アプリではありませんので、URLをスマホのホーム画面に登録しておくといいでしょう。
以下の画像をタッチすると、自分の見たいエリアの波の情報を探すページに移動できます!
沿岸気象庁
沿岸気象庁から発表されている「沿岸波浪予想」は、3日先までの「ウネリの向き+波高」を調べることができるサイトです。
ウネリの向きや波高が色別で表示されているのでとても見やすく、数日先の波予測を立てる際に便利ですよ!
矢印が「ウネリの向き」なので、自分の行きたいポイントに向かって矢印が伸びているかを確認しましょう。
以下の画像をタッチすると、3日先までの波浪予想が見られます。
Windy
最近、私はもっぱらこちらの「Windy」というアプリを使用して波予測を立てています。
このアプリの凄いところは「波高+周期数+風の強さ+ウネリの向き」という、波予測を立てる上で欠かせない情報が全て1つの画面に表示されるため、とてもわかりやすいです。
それだけでなく、その日の気温や降水確率まで表示されるので、サーフィン以外でも役になってくれるアプリになっています。
また、1週間先までの情報を見ることができるので「今週末の波はどうかな?」といった週末の予定が立てやすいのもポイントです。
アプリ内での課金もなく、いつも行くホームポイントを登録できるので、メインの波情報アプリとしておすすめですよ。
お天気ナビゲーター
最後にご紹介するのは「お天気ナビゲーター」という無料サイトです。
その名のとおり天気予報に特化したサイトですが、月額110円(税込)で「海ナビ」という波情報を提供してくれる有料サービスを利用することができます。
この「海ナビ」では、波高はもちろん周波や風の強さも見ることができるので、波予測が立てやすいですね。
そしてこの「海ナビ」のおすすめポイントは、何といっても登録してあるサーフポイントが多いという点です。
上記でご紹介したアプリやサイトでは表示されないサーフポイントもカバーしているので、穴場サーフポイントの名前が見つかるかもしれませんね!
波情報をしっかり把握すれば“その日のベストなポイント”がわかる!
いい波に乗る回数が多ければ多いほど、上達しやすいといっても過言ではありません。
まずはここでご紹介したアプリやサイトから「基本的な波予測の立て方」を実践し、徐々に波の見方を勉強してみてくださいね!
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。