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本を整理する方法は?具体的な手順や習慣化するポイントについて解説

ここでは、本を整理する方法やポイントについて解説します。ついつい後回しにしがちな本の整理ですが、徐々に本が積み重なり、読みたい本が見つからなくなってしまうこともあります。本の整理に悩んでいる人は、チェックしてみてください。
本を整理する方法は?具体的な手順や習慣化するポイントについて解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

本の整理を、ついつい後回しにしてしまうという人も多いのではないでしょうか。

読書家は大量の本を所有しているケースも少なくありません。徐々に本が部屋のスペースを圧迫していき、読みたい本が見つからなくなってしまうこともあるでしょう。

そこで、本を整理する方法やポイントなどについて解説していきます。どのように本を整理すればよいか悩んでいる人は、チェックしてみてください。

本の整理を見直すポイントやタイミング

本の整理について、見直すべきタイミングを紹介します。該当する項目があれば、本の収納方法を改善することをおすすめします。

同じ本が2冊以上ある

読書が好きな人の中には、同じ本を複数購入してしまった経験がある人もいると思います。本を整理するときに、2冊以上同じ本が見つかったらショックを受けるでしょう。

ただし、観賞用として、意図的に購入する人もいます。意図的に複数の本を購入したのではない場合は、本の整理を見直すタイミングです。

探している本が見つからない

本の量が多く、収納方法にルールを設けていない場合は本が見つかりにくいことがあります。すぐに目的の本が見つからないときに、ストレスを感じるかもしれません。

収納した場所を忘れてしまうほど、その本の使用頻度が低いことも関係しているでしょう。探している本が見つからなくなったときも、本の整理について見直すきっかけとなります。

床に本が積まれている

読書家の人は、本を1,000冊以上所有しているケースも少なくありません。本棚の大きさや部屋の広さ次第では、床に置かざるをえない場合もあるでしょう。

また、収納する手段の1つとして床置きを実践している人もいます。しかし、積まれている本は取り出しにくく倒れるリスクを抱えています。大切な本に、傷や汚れがついて劣化してしまう恐れもあります。

しかし、積まれている本は取り出しにくく倒れるリスクを抱えています。

インテリアとして床に本を置いているのではない場合は、収納方法を見直した方が賢明です。

本を整理するための準備

本を整理する際のポイントを紹介します。実際に本を整理していく前に、押さえておくべきことです。

本の量を把握する

最初は、所有している本の量を把握することが重要です。本の量によって、収納方針が変わります。

まず、自宅にある本を1つの場所に集めましょう。探していた本や、同じ本が見つかるかもしれません。

大量の本を所有している場合は、床に落ちている本や整理したい本棚の本などを集めてみてください。本の量を大まかに把握できれば、必ずしもすべての本を集める必要はありません。

しかし、本を集めることで不要な本も洗い出せます。時間はかかりますが、なるべくすべての本を1つの場所に集めてみましょう。

本の量を減らす

本に愛着が湧いていると、処分に抵抗感があるかもしれません。しかし、整理するうえで本の処分は重要なことです。

特に読書家の場合、手放さないと本がどんどん溜まっていきます。不要な本として仕分けたものは必ずしも捨てる必要はなく、売却することも可能です。

本の量を減らす方法
  • 廃棄する
  • 古本屋の店頭で買い取ってもらう
  • オンラインの買取サービスを利用する
  • フリマアプリで売る

市場価値の高い本は、フリマアプリや買取サービスを活用することで高く売れる可能性があります。捨てる前に、見積もりをとってみてください。買取価格に納得がいかない場合は、買取を見送るサービスもあるのでチェックしましょう。

一方で、買取サービスでは低い価格で見積もられた本がフリマアプリでは高く売れるケースもあるので、うまく活用してみてください。

本の収納方針を決める

本の量を可視化すれば、どの程度の収納力が必要かを判断できます。本棚や収納ボックス、ブックスタンドなど、収納方法は様々なものがあります。

本の収納方法
  • 本棚
  • 収納ボックス
  • ダンボール
  • 本立て
  • ディスプレイ
  • トランクルーム

本を自宅になるべく置きたくない場合は、一部をトランクルームに預けるのも手段の1つです。料金は発生するものの、本の所有数を制限する必要がなくなります。

一度読んだ本をほとんど読み返さない場合は、ダンボールやボックスに収納するのもおすすめです。まずは整理する本の目安量を認識し、収納方針を決めることが重要です。

本を整理する方法

本を効率的に整理する方法について解説します。本を整理することで、複数購入してしまうなどのミスを防げるようになるでしょう。

本を収納する優先順位を決める

必要な本の中でも、利用頻度の低いものもあるでしょう。

例えば、観賞用の本や思い出の本などが該当します。利用頻度の低い本は、すぐに取り出せる場所に置く必要はありません。そのため、本棚の奥やボックスに収納できます。

一方で、利用頻度の高い本はすぐに取り出せるように、本棚の手前に収納したりディスプレイするような形で置くといいでしょう。

収納の優先順位をつければ、効率的に本の整理が進んでいきます。

本をジャンル分けする

利用頻度別に分けた本の中で、さらにジャンル分けします。自己啓発やミステリーといったジャンルではなく、作家や出版社などに分けてもよいでしょう。

しかし、細かいジャンル分けは手間がかかります。そのため、自分の中で理解できる程度のジャンル分けで問題ありません。

本をサイズ分けする

ジャンル分けした本を、さらにサイズによってまとめておきます。サイズによって分類しておけば、効率よく収納できるためです。

大きさで揃えると、余分な隙間がなくなり、収納したときに統一感が出て見栄えがよくなるところも魅力です。

本を収納する

本の量によって、収納する手段は異なります。

本は、本棚に収納するケースが一般的ですが、大量の本を所有している場合は、本棚やボックスだけでは足りない可能性もあるでしょう。

本棚に収納する方法は、平積み・面出し・グラデーションなど様々です。背表紙の色によって並べている人も見受けられます。

視覚的な美しさや、取り出しやすさなど人によって重視するポイントは異なります。そのため、ライフスタイルに合った収納方法を決めましょう。

しかし、写真集や図版集など重い本は上に積まないことをおすすめします。上の方に置くと圧迫感が生まれてしまうため、なるべく下のほうに収納するのがおすすめです。さらに、地震による揺れで落ちた場合にも危険です。

さらに、地震による揺れで落ちた場合に危険です。

また、本棚は倒れることがないように、突っ張り棒などで固定した方がよいでしょう。あわせて、耐荷重のチェックも重要です。

ブックライブ

本を整理するポイント

本を整理するポイントを紹介します。

見栄えや管理方法などを工夫すると、より楽しく本の整理ができるようになります。

見栄えを重視する

本をインテリアのように捉えて収納することで、きれいな状態を保ちやすくなります。見栄えがよくなれば、本を整理するモチベーションが高くなるのも魅力です。

「C型ブックスタンド」など、本の表紙が見えるようなブックスタンドがおすすめです。また、通常の本棚もインテリアとして購入すれば収納自体が楽しくなるかもしれません。床置きについても、インテリアとして実践しているのであれば問題ないでしょう。

収納する際は、本の高さや色を意識しつつ統一感が出るように工夫します。また、一部の本を平積みや面だしといった置き方にするのもおすすめです。

本をWeb上で記録する

使わない本は、奥の方に収納するかもしれませんが、取り出しにくく探す手間がかかります。

そこで、奥に収納した本は記録しておくことがおすすめです。読んだ本を記録するアプリを利用したり、写真を撮ったりしてすぐに把握できるようにしておきます。

おすすめの読書アプリは以下の通りです。

おすすめの読書アプリ
  • ブクログ
  • 読書メーター
  • 読書管理ビブリア
  • Readee
  • 蔵書マネージャー

本へのダメージに注意する

本は、日焼けやほこりによって劣化していきます。日焼けすると変色していき、ほこりの色が移って汚れるケースも少なくありません。また、湿気によって歪みやカビが発生することもあります。

美しい状態を保つには、直射日光を避け通気性のよい場所に保管することが重要です。さらに、除湿剤を活用することもおすすめします。

定期的に掃除し、周囲の環境もきれいな状態に保つことが大切です。本によっては、カバーやフィルムで保護することもおすすめします。

関連記事:読書術5選!おすすめの本や避けたほうがよい読書術についても紹介

本の整理を習慣化する方法

本の整理を習慣化する方法について解説します。習慣化すれば、あまり意識せずに本を整理できるようになるでしょう。

本を手放すルールを設ける

整理しても、再び本が増えていくと収納する余裕がなくなってしまうかもしれません。また、ほこりが溜まりやすい点もデメリットとして挙げられます。

そのため、本を手放すルールを設けておくのもおすすめです。

基本的には、読み終えた本をどのように処分するか決定します。不要な本や長年読んでいない本を洗い出して、処分していきます。

再度読む可能性がある本は収納し、それ以外の本は収納せずに買取サービスやフリマアプリを利用してすぐに手放しましょう。本を自分のルールに従って手放すことで、本の整理の先延ばしを予防できます。

手の届く場所に本棚をつくる

本棚など、収納する場所を手の届く範囲に設置します。習慣化するには、なるべく労力をかけないことが重要です。

遠くに本棚があると整理が億劫になってしまうので、本を読んだ後、すぐに収納できる環境を整えましょう。

料理本やファッション雑誌など、ジャンルによって置き場所を変えるのも大切です。料理本はキッチンの近くに置き、ファッション雑誌はクローゼットの近くに置くことで整理しやすくなります。

定期的に自宅へ客を招く

本が散らかっている状態は、なるべく人に見られたくないですよね。

友人などを自宅へ招く予定を立てておけば、本を整理する理由が生まれます。片付けをするモチベーションが高まることがメリットです。

まとめ

本を整理する方法やポイントなどについて解説しました。

本を整理することで、効率的に本を取り出せるだけではなく清々しい気持ちになります。ついつい後回しにしてしまう人は、紹介した方法を試してみてください。

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ヒロキタナカ /
ビギナーズ編集部 tanaka

大学院を修了後、IT業界を経て独立。選書サービスやWebメディアを運営する傍ら、ライターとしても活動しています。趣味は読書やサウナです。

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