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パターを制してゴルフ上達!初心者に人気のパター7選と選び方
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「パターを制するものはゴルフを制する」という言葉があるほど、パターの選び方でゴルフのスコアや楽しさは変わるといわれています。
しかし、パターを発売しているメーカーはとても多く、それぞれに独自のこだわりが搭載されていて「どれも魅力的」「違いがわからない」と感じる人も少なくありません。
そこで今回の記事では、初心者におすすめの人気パターや上手な選び方について解説します。
目次
そもそも「パター」とは?
ここでは「そもそもパターとは?」「いつ使うクラブなの?」と感じている超初心者さんへ向けて、パターの基本情報をまとめます。
パターとは
パターとは、グリーンでボールをカップに入れる際に使用するクラブです。
一般的なクラブは飛距離を出すためにロフト角がつけられていますが、飛ばす必要がないグリーン上ではロフト角がついていないパターを使用する割合がほとんどでしょう。
ロフト角がついていないためコロコロと転がしやすいものですが、うまく扱えるようになるまで時間がかかってしまう人もめずらしくありません。
パターはスコアの4割を占める
パターでのスコアがよければ、それだけ好スコアになります。ゴルフ界では「パターがスコアの4割を決める」ともいわれていて、自分に合ったパター選びが重要な鍵となるでしょう。
パターには様々な種類があるだけではなく、パターのグリップも一般的なグリップとは選び方の視点が異なります。4割のスコアを効率的に伸ばしていくためにも、パター選びは慎重に行いましょう。
パターの種類
以下に、パターの種類を大きく分けてまとめます。まずはパターのヘッド形状の違いによる特徴をしっかりと理解し、自分に合ったパター選びに役立ててください。
ピンタイプ
パターといえばピンタイプ!と言われるほど、馴染みのある形がピンタイプです。縦長の形状は安定感が高く、操作性も抜群。スイートスポットが広いため、初心者でもミスをそこまで気にすることなくプレーを楽しめます。
マレットタイプ
別名「かまぼこ型」と呼ばれているマレットタイプは、ヘッドが左右にぶれにくいのが特徴的です。直線的なパッティングが得意ですが、距離感がつかみにくいという難点も持ち合わせています。
ネオマレットタイプ
ネオマレットタイプは、なかなか見ない独特な形をしています。ヘッドがかなりワイドに設計されていることから、直線的な打ち方をしやすいパターです。ワイド設計では重量も重くなるため、ロングパットには不向きでしょう。
L字タイプ
L字形状のパターは、初心者には扱いにくいタイプです。操作性が高い反面、スイートスポットがほかのパターよりも狭くなっているため、中~上級者におすすめ。ただし、スポットにうまく当てられれば正確な距離感を出しやすいでしょう。
パターの選び方
ここでは、基本的なパターの選び方を解説します。「自分にはどのパターが合っているのかわからない」という人は、ぜひ参考にしてください。
大きさで選ぶ
パターを選ぶ際にまず意識したいのが、パターの大きさです。
大きいものはスイートスポットが広くてミスが気になりにくい反面、操作性が悪くなってしまったり繊細な感覚が伝わりにくくなったりしてしまいます。
一方で、小さいものは操作性が高くて繊細な感覚は伝わりますが、スイートスポットが狭いためミスショットが増える可能性も高まるでしょう。
この点をしっかりと理解したうえで、程よいサイズのパターを選んでみてください。
重量で選ぶ
パターの重量も意識したいポイントです。
重いパターは振り子の原理によって衝撃が強くなるため、小さなストロークでロングパットが可能です。一方で、軽いパターは衝撃が弱くなるため思い切り打てるという違いがあります。
「重い方がいい」「軽い方がいい」という判断ではなく、パターの重さは自分のスイングの癖や振り方の強さに合わせて選ぶようにしましょう。
重い方と軽い方のパターで試し打ちをしてみて、どちらが自分に合っているのかを知ることも大切です。
グリップ
パターのグリップ選びはとても重要です。同じパターでもグリップの太さによってパッティングに違いが出るため、こちらも試し打ちで検証してみることをおすすめします。
一般的に、グリップが太ければ握りやすくなりますが、手首の動きが抑制されやすくなります。
細いグリップは手首の自由度が増す一方で、手先の振動やブレなど余計な動きが伝わってしまいやすくなるでしょう。
こちらの記事では、ゴルフボールのおすすめを人気メーカーから紹介しています。初心者向けの選び方についても解説しているので、パター選びとあわせてチェックしましょう。
人気メーカー
「どのパターを選べばいいのかわからない!」という人のために、パターを発売している定番人気メーカーをピックアップします。
どのメーカーにしようか迷ったら、人気の高い以下のメーカーから選んでみましょう。
オデッセイ
オデッセイは、ゴルフクラブやボール、アクセサリー関連を手がける世界最大級のゴルフ専用メーカー「キャロウェイゴルフ」によって展開されています。
ツアートータル使用率No. 1と愛用者が多く、プロ御用達のメーカーとしても有名です。
クオリティの割に価格が低く、初心者〜プロまで幅広くおすすめできる定番メーカーといえるでしょう。
スコッティキャメロン
オデッセイと合わせて「2大巨塔」と呼ばれているスコッティキャメロンでは、プロゴルファーたちの声から生まれた様々なテクノロジーが搭載されているパターが人気です。
金属を塊の段階から1本1本製造しているのが特徴で、なめらかなフォルムとソフトな打撃感で人気を集めています。
テーラーメイド
日本男子ツアーでも大人気のテーラーメイドは、狙いを定めたショットが打ちやすくなるハイクオリティーパターが生み出されています。
テーラーメイドは世界で初の金属製ゴルフクラブを開発したメーカーとしても有名で、世界中のトッププロゴルファーたちも信頼している大手企業です。
打感がよく狙いやすさに優れたパターは、初心者にもぴったりでしょう。
おすすめのパター7選
ここでは、初心者にもおすすめできるパターを紹介します。自分にぴったり合うパターを見つけることは、スコアアップに直結!ぜひパター選びにこだわってみてください。
オデッセイ トリプルトラックパター
こちらは、ターゲットを正確に射抜くための3本ラインが描かれたパターです。
3本ラインはツアープロの勝利にも貢献した「トリプル・トラック テクノロジー」で、人間の視覚に正確性をもたらすと化学的に実証された技術として知られています。
ターゲットに対して正しく構えやすくなることから、安定したショットにつながるでしょう。
テーラーメイド ティーピーコレクションハイドロブラストパター
世界のトッププロもツアーで使用した、テーラーメイド独自の「アードモア形状」が最大のポイントです。
クラシカルな外見は知性と品格に溢れ、上質で大人の雰囲気を演出してくれます
また、フェースに独自テクノロジーを施すことで、手応えを感じつつもソフトな打感と安定感を実現していま。
ラルージュ マレットパター
累計販売3,000本を突破した、大人気のパターです。特徴はなんといっても「リーズナブルな価格」にあるでしょう。
一般的なパターの半額以下で購入できるため、初心者ゴルファーはもちろん、2本目3本目が欲しいという人にもぴったりです。
打感は非常にソフトで、ストロークのしやすさは折り紙つき!目的に合わせやすい用に開発されているため、パターに自信を持てなかった人にもおすすめの商品です。
テーラーメイド スパイダー ツアー
マットブラックなパターが洗練された雰囲気を演出します。
ゴルフ愛好家たちからも「とりあえずこのパターを買っておけば間違いない」「パターに自信が持てるようになった」などの声が多く、機能性の高さが伺えます。
どっしりとした風格と重量で安定したショットが見込めるため、ロングパットをショートすることが多い人にもぴったりでしょう。
直線的なパットが得意であることから、ショートパット用として活用するのもおすすめです。
ヤマハ インプレスパター
ヤマハが手掛けるインプレスパターは、抜群の安定性と高い操作性を誇ります。
3面ソールになっているためアドレス時に高い安定感を出せるだけではなく、スクエアに構えることもできる使い勝手のよさが魅力です。
楽器メーカーだからこそ再現できる音の響きで、打球音がまるでハーモニーのように聞こえる、芸術性の高いパターに仕上がっています。
スピンコントロール 軟鉄削出しパター
ストロークが安定しない初心者でも「正確に」「まっすぐ転がせるように」と開発されたのが、こちらのパターです。
高度高反発をフェースに使用することでボールの転がりとスピン量を一定化させ、誰が打ってもまっすぐ転がせるように設計されています。
また、日本人の体型に合わせたシャフトの長さは、自然な構えが取れる絶妙なバランスに仕上がっています。
ウィルソン ハーモナイズドパター
これ以上安いパターはない?というほどの、圧倒的な激安パターです。
「パターは値段じゃない!」と思えるほど価格の割に作りがしっかりとしていて、打感が柔らかく使いやすさも抜群です。
ストロークの振り幅によって距離感をつかむ必要があるため、どちらかというとショートパット向きのパターといえるでしょう。
まとめ
パターには様々な種類や形・機能性がありますが、最も大切なのは「自分との相性」です。
自分が課題とするポイントに合わせたパター選びができれば、ミスショットを減らしてスコアアップも十分期待できるでしょう。
できれば試し打ちをしたり一定期間使用したりして、自分にはどのパターが合うのかをじっくりと見定めてください。
こちらの記事では、初心者ゴルファーがメンズゴルフウェアを選ぶコツをまとめているので、おしゃれにゴルフを楽しみたい人はぜひチェックしてみてください。
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。