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サッカー日本代表ワールドカップ歴代メンバー紹介!2022カタール大会の最新情報も

この記事では、サッカー日本代表のワールドカップ歴代メンバーについて解説します。過去の大会結果や得点記録、カタール大会に挑む日本代表の基本情報などについても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
サッカー日本代表ワールドカップ歴代メンバー紹介!2022カタール大会の最新情報も

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この記事では、日本代表のワールドカップ歴代メンバーについて解説します。1998年のフランス大会から2018年のロシア大会まで日本代表は6大会連続で出場しており、様々な選手、スタッフが大会に挑んでいます。

また、これまでに多くの得点も生まれました。どのような選手がメンバーに選ばれているのか、誰が得点・アシストを残しているのか、といったことについて取り上げているため、ぜひ参考にしてください。

カタールワールドカップの最新情報

2022年4月にカタールワールドカップのグループリーグ抽選会が行われ、日本代表はドイツ、スペインコスタリカ/ニュージランドと対戦することとなりました。また、各試合のスケジュールも以下のように決まっています。

グループリーグ
  • ドイツ vs 日本:11月23日(水)(日本時間22時)
  • 日本 vs コスタリカ/ニュージーランド :11月27日(日)(日本時間19時)
  • スペイン vs 日本 :12月1日(木)(日本時間28時)

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こちらの記事では、【スタジアム・テレビ編】サッカー観戦の楽しみ方をまとめています。初心者が楽しむためのポイントも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

サッカーFIFAワールドカップの歴代記録を振り返る

ここでは、これまでに日本代表が出場したワールドカップの記録について解説します。これまで日本代表が出場した大会は6大会です。7大会目となるカタール大会の前に、これまでの記録を確認しておきましょう。

フランスワールドカップ(1998)

日本が初出場となったのは、1998年のワールドカップフランス大会です。日本代表はアジア最終予選で2位となりプレーオフに進出し、「ジョホールバルの歓喜」とも呼ばれるイランとの激戦を制して本大会への出場権を獲得しました。

監督は、のちに2010年の南アフリカ大会でも監督を務める岡田武史氏でした。また、中心選手には、今やJリーグの監督やコーチ、日本代表のコーチとしても活躍する、中山雅史や井原正巳、名波浩、秋田豊、川口能活、中田英寿などが揃っています。

本大会は、グループリーグでアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカと対戦します。アルゼンチン戦、クロアチア戦はどちらも0-1で、ジャマイカ戦は1-2で敗れ、日本の初めてのワールドカップ は3戦全敗という記録で終了しました。

なお、ジャマイカ戦で中山雅史が記録した得点は、日本代表のワールドカップ 初得点です。

フランス大会(グループリーグ敗退)
  • ●0-1アルゼンチン
  • ●0-1クロアチア
  • ●1-2ジャマイカ(得点:中山雅史)

本大会メンバー

本大会に出場したメンバーは22人で、平均年齢は25.3歳でした。また、現在では海外組が代表選手の大半を占めていますが、フランス大会のメンバーは全員Jリーグチーム所属の国内組でした。

本大会メンバー
  • GK:川口能活、小島伸幸(出場なし)、楢崎正剛(出場なし)
  • DF:井原正巳(主将)、秋田豊、相馬直樹、名良橋晃、中西永輔、小村徳男、斉藤俊秀(出場なし)
  • MF:中田英寿、名波浩、山口素弘、平野孝、森島寛晃、小野伸二、伊東輝悦(出場なし)、服部年宏(出場なし)
  • FW:城彰二中山雅史、呂比須ワグナー、岡野雅行
  • スタッフ:岡田武史(監督)、小野剛(コーチ)、マリオ(GKコーチ)、フラビオ(フィジカルコーチ)

日韓ワールドカップ(2002)

2002年大会は日本と韓国の共同開催となり、日本は開催国としての出場となりました。

グループリーグでは、ベルギー、ロシア、チュニジアと対戦し、2勝1分となり、グループ1位で史上初の決勝トーナメント進出を果たします。しかし、決勝トーナメント1回戦でトルコに敗れ、ベスト16で敗退となりました。

日韓大会の中心メンバーは、フランス大会に出場していた中田英寿や小野伸二に加え、宮本恒靖や松田直樹、稲本潤一、中田浩二など1999年にワールドユースで準優勝したときの選手たちです。

日韓大会(ベスト16)
  • △2-2ベルギー(得点:鈴木隆行、稲本潤一)
  • ○1-0ロシア(得点:稲本潤一)
  • ○2-0チュニジア(得点:森島寛晃、中田英寿)
  • 決勝トーナメント1回戦:●0-1トルコ

本大会メンバー

フランス大会では海外組が0人でしたが、日韓大会では、川口能活(ポーツマス)、稲本潤一(アーセナル)、中田英寿(パルマ)、小野伸二(フェイエノールト)の4人が海外組として参加しています。

本大会メンバー
  • GK:楢崎正剛、川口能活(出場なし)、曽ヶ端準(出場なし)
  • DF:宮本恒靖、松田直樹、中田浩二、森岡隆三(主将)、秋田豊(出場なし)
  • MF:中田英寿、稲本潤一、小野伸二、戸田和幸、明神智和、小笠原満男、市川大祐、三都主アレサンドロ、森島寛晃、服部年宏、福西崇史
  • FW:鈴木隆行、柳沢敦、中山雅史、西澤明訓
  • スタッフフィリップ・トルシエ(監督)、山本昌邦(コーチ)、アジャム・ブジャラリ・モハメッド(コーチ)、川俣則幸(GKコーチ)

ドイツワールドカップ(2006)

日本代表をベスト16に導いたトルシエ監督の後任には、ブラジルの英雄で日本でも活躍したジーコ氏が就任します。

メンバーには、3大会連続出場となる川口能活、中田英寿に加え中村俊輔、高原直泰、三都主アレサンドロといった新たな戦力が加わっています。また、本大会メンバーの発表の際に巻誠一郎が選ばれたことは大きなサプライズとなりました。

本大会では、グループリーグでオーストラリア、クロアチア、ブラジルと対戦し、1分2敗でグループリーグ最下位となり早々に大会を後にしています。

ドイツ大会(グループリーグ敗退)
  • ●1-3オーストラリア(得点:中村俊輔)
  • △0-0クロアチア
  • ●1-4ブラジル(得点:玉田圭司)

本大会メンバー

本大会メンバーは、日韓大会よりも海外組が増えていることに加え、初出場となる選手も多い点が特徴です。

本大会メンバー
  • GK:川口能活、楢崎正剛(出場なし)、土肥洋一(出場なし)
  • DF:宮本恒靖(主将)、中澤佑二、茂庭照幸、坪井慶介、加地亮、駒野友一、中田浩二
  • MF:中田英寿、中村俊輔、小野伸二、小笠原満男、福西崇史、稲本潤一、三都主アレサンドロ、遠藤保仁
  • FW:高原直泰、柳沢敦、大黒将志、玉田圭司、巻誠一郎
  • スタッフジーコ(監督)、エドゥー(テクニカルアドバイザー)、里内猛(フィジカルコーチ)、カンタレリ(GKコーチ)

南アフリカワールドカップ(2010)

ドイツ大会での敗退を受け、ジーコの後任には当時Jリーグのジェフユナイテッド市原・千葉を率いていたイビチャ・オシム氏が就任しました。

初招集となった選手が増えたほか、独特な練習や監督の語録などが話題を呼びましたが、就任の翌年に急病となり退任となります。その後1998年のフランス大会を率いた岡田武史が監督を引き継ぎました。

本大会では、本田圭佑や長友佑都、長谷部誠、遠藤保仁、田中マルクス闘莉王などが選出され、グループリーグを2勝1敗で突破しました。2回目の挑戦となった決勝トーナメントでは、1回戦でパラグアイ相手にPK戦で敗れ、再びベスト16で敗退してしまいます。

南アフリカ大会(ベスト16)
  • ○1-0カメルーン(得点:本田圭佑)
  • ●0-1オランダ
  • ○3-1デンマーク(得点:本田圭佑、遠藤保仁、岡崎慎司)
  • 決勝トーナメント1回戦:0-0(PK3-5)パラグアイ

本大会メンバー

本大会に出場したメンバーの中には、長友佑都や川島永嗣、など2022年現在も日本代表として活躍する選手もいるほか、長谷部誠のように海外のトップリーグでプレーする選手もいました。一方で、海外組の人数はドイツ大会よりも減っています。

本大会メンバー
  • GK:川島永嗣、楢崎正剛(出場なし)、川口能活(出場なし)
  • DF:中澤佑二、田中マルクス闘莉王、駒野友一、長友佑都、今野泰幸、岩政大樹(出場なし)、内田篤人(出場なし)
  • MF:本田圭佑、松井大輔、長谷部誠(主将)、遠藤保仁、阿部勇樹、稲本潤一、中村俊輔、中村憲剛
  • FW:大久保嘉人、岡崎慎司、玉田圭司、矢野貴章、森本貴幸(出場なし)
  • スタッフ:岡田武史(監督)、大木武(コーチ)、大熊清(コーチ)、小倉勉(コーチ)、加藤好男(GKコーチ)

ブラジルワールドカップ(2014)

岡田武史の後任には、イタリア人のアルベルト・ザッケローニ氏が就任します。

攻撃的なサッカーを志向し、南アフリカワールドカップ 翌年のアジアカップで優勝するなど、本大会への期待は大きなものでした。しかし、コートジボワール、ギリシャ、コロンビアと対戦した本大会では、1分2敗隣、グループリーグ敗退となります。

ブラジル大会(グループリーグ敗退)
  • ●1-2コートジボワール(得点:本田圭佑)
  • △0-0ギリシャ
  • ●1-4コロンビア(得点:岡崎慎司)

本大会メンバー

本大会メンバーには、過去最大となる12人の海外組が選ばれています。また、吉田麻也や長友佑都、川島永嗣、権田修一、酒井宏樹、大迫勇也など2022年大会での選出も予想される選手もブラジル大会に参加しています。

本大会メンバー
  • GK:川島永嗣、西川周作(出場なし)、権田修一(出場なし)
  • DF:吉田麻也、今野泰幸、森重真人、内田篤人、長友佑都(1アシスト)、酒井宏樹(出場なし)、酒井高徳(出場なし)、伊野波雅彦(出場なし)
  • MF:長谷部誠(主将)、山口蛍、遠藤保仁、青山敏弘
  • FW:本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、大迫勇也、大久保嘉人、柿谷曜一朗、清武弘嗣、齋藤学(出場なし)
  • スタッフ:アルベルト・ザッケローニ(監督)、ステファノ・アグレスティ(コーチ)、和田一郎(アシスタントコーチ)、エウジェニオ・アルバレッラ(フィジカルコーチ)、早川直樹(コンディショニングコーチ)、マウリツィオ・グイード(GKコーチ)

ロシアワールドカップ(2018)

ブラジル大会後には、メキシコ人のハビエル・アギーレ氏が監督に就任しますが、過去に指導していたチームでの八百長疑惑がきっかけとなり、2015年2月に契約解除となりました。

その後監督を引き継いだのが、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のバビド・ハリルホジッチ氏です。監督就任から3年間日本代表を率いますが、大会直前になって成績不振を理由に解任となりました。

大会まで2ヶ月となっていた2018年4月、新たにガンバ大阪などを率いた西野朗が監督に就任します。直前での就任となり、チームに対する不安なども上がっていましたが、コロンビア、セネガル、ポーランドと対戦した本大会のグループリーグを1勝1分1敗で突破しベスト16へと進みます。

3回目の挑戦となったベスト16では、ベルギーと対戦し、一時は2点をリードしたものの同点にされ、最終的には後半のアディショナルタイムで逆転され敗退となりました。

ロシア大会
  • ○2-1コロンビア(得点:香川真司、大迫勇也)
  • △2-2セネガル(得点:乾貴士、本田圭佑)
  • ●0-1ポーランド
  • 決勝トーナメント1回戦:●2-3ベルギー(得点:原口元気、乾貴士)

本大会メンバー

本大会メンバーは、2022年現在も現役選手として活躍しています。また、出場こそありませんでしたが、2022年のカタール大会では主力としての活躍が期待される遠藤航選手もロシア大会のメンバーに選ばれていました。

そのほかにも、西野監督の後任として日本代表を率いることになる森保一もコーチとしてチームに帯同しています。

本大会メンバー
  • GK:川島永嗣、東口順昭、中村航輔
  • DF:吉田麻也、昌子源、槙野智章、酒井宏樹、長友佑都、酒井高徳、植田直通(出場なし)、遠藤航(出場なし)
  • MF:長谷部誠(主将)、柴崎岳、香川真司、乾貴士、原口元気、本田圭佑、宇佐美貴史、山口蛍、大島僚太(出場なし)
  • FW:大迫勇也、岡崎慎司、武藤嘉紀
  • スタッフ:西野朗(監督)、手倉森誠(コーチ)、森保一(コーチ)、浜野征哉(GKコーチ)、下田崇(GKコーチ)、早川直樹(コンディショニングコーチ)、小粥智浩(コンディショニングコーチ)

日本代表のゴール数・アシスト数

日本代表がこれまでのワールドカップ 6大会で記録した得点は、合計で20得点、アシスト数は15となっています。また、ゴール数、アシスト数のランキングは以下の通りです。

ゴール数
  • 4得点:本田圭佑
  • 2得点:乾貴士、岡崎慎司、稲本潤一
  • 1得点:原口元気、大迫勇也、香川真司、遠藤保仁、玉田圭司、中村俊輔、中田英寿、森島寛晃、鈴木隆行、中山雅史
アシスト数
  • 3アシスト:本田圭佑
  • 2アシスト:長友佑都、柳沢敦
  • 1アシスト:柴崎岳、乾貴士、香川真司、松井大輔、三都主アレサンドロ、市川大祐、小野伸二、呂比須ワグナー

ゴール数、アシスト数ともに本田圭佑がトップです。

まとめ

今回は、日本代表のワールドカップ歴代メンバーと大会結果について解説しました。日本代表は1998年のフランス大会から6大会連続で本大会に出場しており、2022年のカタール大会で7大会連続となります。

これまでの最高記録はベスト16であり、2022年はベスト8以上への進出が期待されます。メンバー発表は大会直前となるため、今後Jリーグや海外リーグで活躍した選手がサプライズで選出される可能性もあるでしょう。

ビギナーズでは、ワールドカップを観戦する方法も紹介しています。チケットの販売スケジュールやスケジュールなども載っているので、現地に見に行きたい方はぜひご覧ください。

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Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター

岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。

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