更新
【最新】電動ドリル人気おすすめ15選|タイプや選び方も徹底解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
最近はやりのDIYで何か作ろうと思っている人も少なくないでしょう。木材を買ってきて一から何かを作るにはネジ穴などをあけなくてはいけません。穴をあけるにはドリルだけど、電動ドリルの種類が多くて何を買って使えばわからないなどの悩みを持つ人も多いでしょう。
道具1つでもちゃんと把握して購入しなければ、自分の思った物は作れません。いくつか電動ドリルを紹介しているので参考にしてください。
目次
電動ドリルとは?
電動ドリルは穴あけが主目的の電動工具です。電気ドリルとも呼ばれています。
他の工具にあるネジ締めといった用途はなく、回転のみで穴あけを行います。そのため、コンクリートのような素材には使うことができません。
電動ドリルが他の電動工具とどう違うのか、それぞれをどう使うのか解説します。
他の工具との違い
穴あけに特化した電動ドリル。他の工具との違いを解説します。
ドライバードリルとの違い
電動ドリルとよく混同されるドライバードリル(ドリルドライバー)。ドリルドライバーは、穴あけ+ネジ締めのできる工具です。
クラッチという機能により、締め過ぎて対象材がひび割れてしまうということを防ぐ機能もあります。
インパクトドライバー
インパクトドライバーは、ドリルドライバーにハンマー機能を加えた穴あけ+ネジ締めのできる工具です。
回転方向に打撃(インパクト)を加えて穴あけを行います。クラッチ機能はなく、ネジを緩くすることができます。
振動ドリルとの違い
振動ドリルは、コンクリート・石材などへの穴あけに使用する工具です。電動ドリルはコンクリートの穴あけが難しいところに、垂直方向の振動機能を加えることで目詰まりを防ぎながら穴あけを行えるようにした工具です。
振動ドリルは、比較的小口径の穴あけやレンガの穴あけ作業に向いています。
ハンマードリルとの違い
ハンマードリルは、振動ドリルをさらに強力にした工具です。回転方向に対して垂直に打撃を加えることで、より早く大口径の穴あけが可能です。
工具の使い分け
- 電動ドリル:木材・金属などへの穴あけ
- ドライバードリル:木材・金属などへの穴あけ、ネジ締め
- インパクトドライバー:ドリルドライバーより強力な穴あけ、ネジを緩める
- 振動ドリル:コンクリート・木材や金属に加えてコンクリート・石材・レンガに小口径穴あけ
- ハンマードリル:コンクリート・石材への大口径穴あけ
電動ドリルを探していたけどネジ締めもしたい、という方はドライバードリルを選びましょう。
作りたい目的に合わせて、工具の特徴を知ってそれぞれを使いわけましょう。
電動ドリルの選び方
ここでは、電動ドリルの選び方をご紹介します。
形状で選ぶ
電動ドリルには、3つの形状があります。ピストル型・Dハンドル型・アングル型です。
- ピストル型:ピストルのような形状。小型・軽量
- Dハンドル型:持ち手部分がDの形になっているタイプ。比較的大型。高出力の機種によくある形状。
- アングル型:先端部がL字型の形状。狭い箇所の穴あけ向き。充電式が多い。
作業内容と目的、使い勝手に合った形状の機種を選びましょう。
コード式か充電式かで選ぶ
電動ドリルにはコード式、充電式の2種類のタイプがあります。コード式は軽量でコンパクトで、充電する心配もないので頻繁に使うことがない人はコードをつなぎすぐに使うことができます。しかしコードが届かない場所の作業などには不向きです。
充電式はコードがないので、コードを気にせずに作業ができます。また充電さえしていればコードがない屋外でも気軽に使うことができます。しかし、頻繁に使わない人は充電し忘れてすぐに使えなかったり、作業中に充電切れになってしまう心配もあります。
穴をあける素材で選ぶ
穴あけ作業にはいろいろな素材があります。木材、コンクリート、鉄など。これらに穴をあけるにはドリルによって合う合わないがあります。いろいろな種類の電動ドリルを見比べて自分が穴をあけようとする素材に適しているか必ず確認しましょう。
電動ドリル適当に選んでしまって穴をあけたい資材に適さない恐れもあります。
あけられる穴の大きさで選ぶ
自分があけたい穴のサイズがあけられるかどうかが重要です。電動ドリルの種類によってあけられる穴の大きさはちがってきます。同じ電動ドリルでも資材によって穴の大きさも変わってくるので、記載されている鉄工や木工での穴の大きさをきちんと調べてから電動ドリルを選ぶとよいでしょう。
回転数で選ぶ
電動ドリルには様々な回転数の機種があります。
- 回転数が高い機種(2,000min-1以上):金属への穴あけ向き
- 回転数が低い機種(2,000min-1以下):木材への穴あけ向き
回転数が変更できないものは設定や使い方が比較的簡単です。様々な用途で使いたい人は、無段変速タイプや速度切り替え機能付きの電動ドリルを選ぶと、設定範囲内で回転数が調節できます。
付加機能で選ぶ
電動ドリルには様々な便利な機能があります。ここではいくつかを紹介します。
サイドハンドル
サイドハンドルとは、電動ドリルの横に取り付けるハンドルのこと。初心者の方にはこの機能付きのものをおすすめします。/p>
サイドハンドル付きなら本体をしっかりと保持することができます。これがあると安定して穴あけができるでしょう。
トルクリミッター
トルクリミッターとは、機械装置を、過負荷による損傷から保護する自動装置のこと。
電動ドリルのトルクリミッター機能は、穴あけ中に過負荷が掛かるとビットの回転を停止させるので、本体の制御ができずに怪我をするリスクを減らせます。
ライト
電動ドリルにはライト付きのものがあります。ライトがあると、夜間や暗闇での作業時も手元が見えます。
電動ドリルおすすめ15選
ここからは、おすすめの電動ドリルを紹介します。
メーカーや形状によってドリルの能力が違います。どれくらい穴があけれるのかもしっかり把握して選びましょう。
ピストル型
ここでは、小型で軽量なピストル型の電動ドリルを紹介します。
日立工機|12VコードレスドライバドリルFDS12DVD
標準付属品に充電器、予備電池、ケース、電池カバーがついています。コードレスなので屋外でも気にせず作業ができます。滑りにくいソフトグリップ採用。高容量1.5Ah蓄電池を採用。ドライバー機能もあるのでDIYをしたい人に向いています。
- 最大穴あけ能力(mm)鉄工12、木工25
- 回転数(1分間)低速350回転 高速1050回転
- サイズ198×230mm
- 質量1.kg
- コードレス
- 充電時間30分
リョービ|D-1100VR
ドリルの先が簡単に交換できるキーレスチャックで、用途に合わせて選べる13本のドリルセット付です。ケース付きなので、出し入れが楽で持ち運びに便利です。使いやすい補助ハンドルつき。深さ調整のストッパー付き。
- 最大穴あけ(mm)鉄工10、木工25
- チャック能力1.0-10mm
- 電流5.4A
- 回転数(1分間)2800回転
- サイズ260×187mm
- 質量1.kg
- コード有り
ボッシュ|GBM10RE/N
最小コンパクトボディに450Wのハイパワーモーターを搭載。電子無段変速スイッチは操作のしやすい2フィンガータイプです。連続作業の時に便利なオン保持ボタンがあり、作業がスムーズに。トルクと耐久性が向上するスイングカーボンブラシを採用。細かい振動を吸収し、疲労を軽減するスフトラバーグリップ。
- 最大穴あけ能力(mm)鉄工10、木工25
- チェック能力1-10mm
- 電流4.7A
- 回転数(1分間)2600回転
- サイズ200×190mm
- 質量1.2kg
- コード有り
マキタ|2スピード13mm DP4010
ギア2段変速と無段変速スイッチ採用。無段変速スイッチで、穴のあけ始め、位置決めなどに便利。グリップはサイドグリップもあり握りやすく滑りにくいため作業がスムーズに。同じ深さの穴をあけたい時に便利なストッパポールつき。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工13、木工40
- チャック能力2-13mm
- 電流7.6A
- 回転数(1分間)高速2900回転、低速1200回転
- サイズ347×220mm
- 質量2.kg
- コード有り
日立工機|変速ドリル D10VH2
強力モーター搭載で穿孔速度、さらに軽量。調整ノブ付き変速スイッチでスイッチのダイアル操作で調整でき、回転数を一定に保つことができます。別売りのサイドハンドルをギヤーカバーに取りつけることで、安定した穴あけ作業ができます。
- 最大穴あけ能力(mm)鉄工10mm、木工25mm
- チャック能力1.5-10mm
- 電流7.2A
- 回転数(1分間)2600回転
- サイズ238×187
- 質量1.4kg
- コード有り
GORIX|電動ドリル
LEDの作業灯でうす暗い場所でも的確に作業が行えます。17段チャック切り替え。ドリルビット含む23ビットセット。ビットの簡単取り付け、脱落防止自動ロック式。専用のUSBケーブルを使うと充電ができます。
2通りの持ち方切り替えにより使いやすく届きにくい場所にも対応。軽量でコンパクトなので簡単なDIYに最適。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工6、木工15
- チャック能力0.8-10mm
- 電流0.4A
- 回転数(1分間)550回転
- 質量380g
- コードなし
- フル充電時間5-6時間
マキタ|M609
正逆転切替レバーでネジの取り外し、キリの抜き取りに便利。スイッチロックボタン付きで、連続作業がしやすいです。無段変速スイッチで穴の開け始めや位置決めがしやすいです。キーレスドリルチャックなので、工具なしで先端工具が交換可能。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工10、木工25
- チャック能力0.8-10mm
- 電流3.7A
- 回転数(1分間)2500回転
- サイズ
- 質量1.4kg
- コード有り
リョービ|MD-12VR
グリップが握りやすく操作性に優れたハンドル形状。正逆回転レバーで、ネジの取り外しもできます。スイッチロックボタン搭載で、連続作業が可能。DIY初心者でも手軽に使える入門機。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工10、木工13
- チャック能力2100mm
- 電流2.5A
- 回転数(1分間)2100回転
- サイズ216×200mm
- 質量1.0㎏
- コード有り
日立工機|FD10VST
コンパクトで計量で力がない女性でも金属や木材の穴あけを楽にできます。専用のドリルスタンドを使えば、材料を押しながら安定した作業が可能。チャックハンドルが標準付属品です。正転反転レバーが大きく扱いやすいドリルです。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工10、木工25
- 電流4.7A
- 回転数(1分間)3200
- サイズ全長227mm
- 質量1.2kg
- コード有り
Dハンドル型
ここでは、比較的大型で高出力のDハンドル型電動ドリルを紹介します。
リョービ|D-1300VR
大型補助ハンドル採用で、操作がしやすいのが特徴。ハンドル部には、握り心地がよく防振効果のあるソフトグリップを採用。
連続作業をする時に便利なスイッチロックボタン付きで作業がしやすいです。ギヤケース、インナーケースに耐久性の高いアルミダイカストを採用。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工13、木工30
- チャック能力1.5~13mm
- 電流6.7A
- 回転数(1分間)1100回転
- サイズ352×153mm
- 質量2.1kg
- コード有り
マキタ|6305A
消費電力850Wの強力な電動ドリル。サイドハンドル付きなので安定して操作できます。
ストッパポール、チャックキー付き。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工13、木工30
- チャック能力2~13mm
- 電流9.0A
- 回転数(1分間)1300回転
- サイズ346mm
- 質量2.6kg
- コード有り
マキタ|6304LR
大径の穴あけ作業向けの電動ドリル。高トルクで重穿孔も余裕でこなします。キリの抜き取りがラクな逆転付。
チャックキーS13、ストッパポール、サイドグリップが付属しています。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工13、木工38
- チャック能力2~13mm
- 電流7.5A
- 回転数(1分間)600回転
- サイズ358mm
- 質量2.6kg
- コード有り
アングル型
ここでは、狭い箇所での穴あけ向けのアングル型電動ドリルを紹介します。
マキタ| 充電式アングルドリル DA350DRF
狭い場所にすっと入る電動ドリルです。天井、壁際までコンパクトヘッドに、薄暗くても見やすいLEDライト付きが便利です。
小型ですが、どの位置で握っても操作しやすい大型レバースイッチ形状です。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工10、木工25
- チャック能力1.5~10mm
- 電流18V
- 回転数(1分間)1800回転
- サイズ314x79x115mm
- 質量1.6kg
- 充電式
日立工機|14.4VコードレスコーナードリルDN14DSL
コンパクトなヘッドが特徴の電動ドリル。ヘッドハイト66mm、センターハイト23mmなので、狭い場所での穴あけに適しています。
LEDライトや大形バトルスイッチがあり、快適に使えるような仕様になっています。
サイドハンドル・チャックハンドル・チャックハンドルホルダが付属しています。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工10、木工28
- チャック能力1.5~10mm
- 電流-
- 回転数(1分間)1700回転
- サイズ-
- 質量1.6kg
- 14.4V充電式
マキタ|10mm充電式アングルドリル DA332DSH
ヘッドハイト63mm、センターハイト23.5mmのコンパクトなヘッドが特徴の電動ドリル。狭所での作業に適しています。
大型スイッチレバー、高輝度LEDライト、正逆転切り替えレバー、チャックキーホルダ付き。
重量が1.2㎏と軽いので操作性に優れています。
- 最大穴あき能力(mm)鉄工10、木工12
- チャック能力1.5~10mm
- 電流-
- 回転数(1分間)1100回転
- サイズ313×68×8mm
- 質量1.2kg
- 10.8V充電式
まとめ
電動ドリルにはいくつかの種類がありますが、メーカーによって特徴もちがいます。まず自分が使う資材や、穴の大きさや深さなどしっかり把握してから合う電動ドリルを選びましょう。
電動ドリルを使うとDIYが楽しくなり、新たな趣味になり視野が広がります。買うものより自分で作ったものの方が愛着ができ、また欲しいサイズや形が作れます。
DIYに興味があるけどまだ悩んでいる人、一度ホームセンターなどの工具売りコーナーに行って見るのもいいかもしれません。「電動ドリル」だけでもかなりの種類があり、刃などもたくさんあります。電動ドリルを使ってDIYの作業を楽しいものにしましょう。
こちらの記事では、DIY初心者向けのおすすめ工具をご紹介しています。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。