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ドローンの認定資格が取れるスクール5選を紹介!

ドローンの認定資格が取れるスクール5選を紹介!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

趣味からプロの映像作家まで、いまやドローンは手軽な空撮ツールとして市民権をひろげてきました。

特殊な場所での空撮だけでなく、建設現場、屋外での結婚式、災害地域での調査など、ドローンパイロットの需要も高まっています。

民間の資格ではありますが、ドローンパイロットになれるスクールも次々オープンしています。

ドローンが好き、空撮にチャレンジしたい、ドローンをビジネスに活かしたい等、様々なドローンのスキルが身につくドローンスクールをご紹介します。

ドローンスクール選びのポイント3つ

ドローンは機体の大きさや撮影場所によって、通産省に届け出が必要となり、ビジネスでの利用ではこれらの申請についての知識が必須条件となります。

ドローンスクール選びでは、操縦のスキルはもちろん、法律の知識などを丁寧に教えてくれるスクールかどうかの見極めが必要です。

1.認定証を発行しているドローンスクールか?

現在、日本国内のドローンの操縦に関しては、国家資格などは必要ありません。

しかし、今後もドローンを使って映像製作や仕事の面で活動を広げようとする方であれば、やはり学んだ証として、認定証を取得するに越したことはありません。

代表的な組織として、

  • JUIDA「一般社団法人日本UAS産業振興協議会」
  • DPA「一般社団法人ドローン操縦士協会」
  • JDC「日本ドローンコンソーシアム」

また、ドローンメーカーのDJIも独自に認定講座を開講しています。

他にも、「ドローン検定」(無人航空従事者試験)では、国土交通省への許可承認申請時に必要な証明書を添付できるほか、ドローンスクールでの座学((国交省認定:基礎技能講習)が免除されるなど、ドローンの知識を裏付ける検定試験となっています。

2.スケジュールは組みやすいか・変更可能か?

ドローンパイロットを目指す方は、学生ばかりではありません。

仕事でドローンの操縦が必要になった場合、社会人でもドローンスクールに通うことになります。

普段の仕事に支障をきたさないよう、スケジュール調整が必要となります。

そこで、ドローンスクール選びのポイント2つ目は、「スケジュールが組みやすいか」という点になります。

社会人ともなれば、急な出張で週末が潰れる可能性もあるでしょう。

その場合に、代替え授業に対応できるドローンスクールが、その後の実践講座も継続しやすくなります。

ドローンスクールによっては、講師と1対1で訓練する場合もあります。

前項の合宿タイプでは難しいという場合、やはり団体での授業ではない、臨機応変な対応をしてくれるスクールを選んだほうが良いでしょう。

3.授業料やその他費用は明確か?

ドローン操縦士の資格は、いずれも民間の資格です。これがないと操縦できないという事ではありません。

しかし、これからのドローンビジネスにおいて資格という裏付けは強い見方になるはずです。

ドローンスクールへの授業料は「自分に対する投資」と考えたほうがよいかもしれません。

そのためにも、授業料の他に、「テキスト代は必要か?」、「ドローンは自前で準備するのか?」、「ドローンが貸し出される場合レンタル料は授業料に含まれるのか?」など、後にトラブルにならないよう、料金設定が明確なスクールを選ぶようにしましょう。

ドローンスクールで取得できる資格とスキル

ドローンパイロットは民間の資格でありながら、今後も需要が高まると予想されます。

また、2018年5月からドローン管制士の講座が開講予定となっています。

ドローンパイロット(操縦士)

ドローンパイロットは、映像作家だけでなく、土木・建築・測量・災害対策など多岐に渡る業務で活躍が期待されます。

また、ドローンレースで世界を股にかけ賞金を稼ぐという夢のある仕事ともいえます。

ドローンの総重量が200g以上の場合や、禁止区域での撮影をする前には、事前に「無人航空機の飛行許可申請」を国土交通省に提出する必要があります。

ドローンの安全な飛行のために、操縦技術だけでなく、法律の知識も必要となるのがドローンパイロットです。

※無人航空機飛行許可申請はインターネットでも行えるようになりました

参照:ドローン情報基盤システム

ドローン管制士

ドローン管制士は、2018年5月から講座がスタートする新しいドローンの資格です。

日本初のドローン視点映像生中継・操縦ナビゲートシステム「DRONE SCOPE」を使い、ドローン操縦士を遠隔地から指揮監督できる資格です。

例えば、地方の空撮現場の映像を、東京のオフィスでリアルタイムに確認しながら、監督・ディレクションするのが「ドローン管制士」です。

「ドローン管制士4級」の講座は2018年5月18日より、ドローン ザ ワールド東京麹町DN店、仙台フォーラス店にて開講します。

その後、6月1日からは全国のドローン ザ ワールド各店のフライヤーズアカデミーにて、順次開講されます。

ドローンビジネスの知識

ドローンによる空撮が大きなビジネスチャンスに繋がる場合もあります。

映画のような映像制作だけでなく、建築現場や災害時など、今後もドローンパイロットが活躍するビジネスは拡大が予想されます。

ドローンスクールの中には、操縦だけでなくドローンを活用したビジネスが学べ、卒業後もサロン活動を通じて、情報交換ができるスクールもあります。

ドローンの操縦技術が活かせる職業としては、

  • 農業:農薬散布、生育状況の把握
  • 建設業:空撮による安全確認、進捗の確認
  • 観光業:観光PR動画製作、自然の多い場所の撮影。ウエディングビデオの撮影

などが挙げられます。

既に、上記のような業種の方にとって、ドローンパイロットのスキルは、職場にドローンを導入する際の強い味方になるはずです。

話題のドローンスクール厳選5校

ドローンスクールには、各校が定めた授業を終え、認定試験に合格することで、ドローンパイロットとしての認定証を発行する団体があります。

ここでは代表的な2団体5校と、オンラインセミナーについて見てみましょう。

JUIDA「一般社団法人日本UAS産業振興協議会」認定校

1.日本ドローンアカデミー

東京に本校がある「日本ドローンアカデミー」は、札幌、名古屋、大阪、沖縄に各地方校を持つドローンスクールです。

現役ドローンパイロットによる18時間の飛行実習を中心とした実践的な授業が特徴です。

JUIDA安全運航管理者ライセンスが取得可能な他、建築・土木現場に導入が勧められている、i-construction(アイ・コンストラクション)の特別授業もあります。

コースは短期集中型の平日コースと、土日を利用した週末コースの2種類で、受講者のスケジュールに合わせて選べます。

※i-Constructionについては国土交通省のページを参照のこと

2.アマナドローンスクール 

映像製作としてのプロの空撮を学べるのが「アマナドローンスクール」の特徴です。

JUIDA認定講師とDJI インストラクターが在籍しています。講師陣は映画やドラマを多く撮影してきたプロの映像作家として、経験豊富な方ばかりです。

アマナドローンスクールでは、初心者でも資格取得を目指せるコースや、経験者を対象としたビジネスコースなど、それぞれのレベルに合わせてコースを選べ、特に映像作品を撮るためのスキルが学べます。

アマナドローンスクールのHPはこちら

3.越後屋ドローンスクール

千葉県長生群長南町と、新潟県魚沼郡湯沢町にスクールがある「越前屋ドローンスクール」は、3日間の超短期集中型のドローンスクールです。

基本的に、火~木曜の3日間で、座学と飛行訓練が行われます。

パイロットの資格と「ドローン安全運航管理者養成講習」をセットで受講すると、受講料がお得になるセットプランがあります。

受講の日程は決められているものの、集中して学びたい、2つの資格をお得に取得したい方にはおすすめのスクールです。

JUIDAには2018年4月現在49団体が所属しています。各地の認定スクールはこちらからも探せます。

越後屋ドローンスクールのHPはこちら

DPA「一般社団法人ドローン操縦士協会」認定校

1.ドローンスクールジャパン

全国にスクールを持つ「ドローンスクールジャパン」は、実技講習に必要な各種ドローンを受講生に無料で貸出するのが特徴です。

また、操縦経験の時間によってコースが細かくわかれており、初心者からベテランまで、自分のスキルに合わせてコースが選べます。

資格取得後は、プロのドローン操縦士と一緒にスキルアップできる「現場体験コース」も別途設けられており、ビジネスとしてのドローン利用に注力したスクールです。

ドローンスクールジャパンのHPはこちら

2.ドローン・ザ・ワールド

東京と仙台にスクールを開講している「ドローン・ザ・ワールド」は、資格取得だけでなく社会奉仕や教育、人材育成などドローン利用を総合的に学べるスクールです。

新たな民間資格として「ドローン管制士」の養成講座を開講するのも、この「ドローン・ザ・ワールド」です。

エンタメ用から産業用まであらゆるドローンに触れられるほか、全国のドローンスクールが検索できる「ドローンスクールナビ」も運営しています。

ドローン・ザ・ワールドのHPはこちら

まとめ

ドローンパイロットは民間の資格ですが、これからの空撮ビジネスにおいて、大きな後ろ盾となることは間違いないでしょう。

実際にドローンを飛ばす実技だけでなく、無人航空機に関する法的な知識など、総合的な学習は自主学習では難しいところです。

国土交通省航空局のホームページに記載のある団体が、ドローン操縦士としての認定証を発行するスクールも多くあります。

学んだ実績が証明できるのも、ドローンスクールに通う大きなメリットといえます。

藤加祐子 /
ビギナーズ編集部 ライター

仙台市出身在住。フリーライター・写真家・タティングレース作家。古書店巡りとフルート演奏が趣味。仙台フィルの演奏を聴くのが自分へのご褒美です。

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