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ピアノの種類と特徴を紹介!自分に合うピアノを選ぼう!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
「これからピアノを始めたい」、「ピアノの購入を検討している」という人にとって、どんなピアノを選べばいいのかという問題は、まず始めにぶち当たる壁といってもいいでしょう。
「楽器の王様」とも呼ばれているピアノには、実は数種類の異なるタイプが存在していて、奏でるハーモニーや音の響きなども全く異なります。
今回はピアノの種類を詳しく紹介していきますので、どのタイプのピアノが自分に1番合っているのかをゆっくりと比較してみてくださいね。
目次
ピアノの種類一覧と各特徴
ひとくちに「ピアノ」といっても、さまざまな種類があると冒頭でお伝えしましたね。
ここでは、現在分類されている4つのピアノに焦点を当ててご紹介します。
グランドピアノ
グランドピアノとは、学校の音楽室や講堂・ホテルのロビーなどの人が集まる場所に置かれていることが多く、その大きな形や重量感は存在感たっぷりです。
一般的に「ピアノ」と呼ばれるものは、グランドピアノを指しているといってもいいでしょう。
コンサートや演奏会などで使用されているピアノは、だいたいこちらのグランドピアノになりますよ。
グランドピアノの造りは「地面と水平にピアノフレームが設置されている」という特徴があり、奥行きは1.7〜3mと数あるピアノの中でも大型です。
造りが大きくなればなるほど弦も長くなるため、グランドピアノの振動はよくなり、それに伴って音の響きも素晴らしいものになっています。
グランドピアノ特有の音の響きを生かしたいのであれば、音が共鳴しやすいように天井が高くて広い部屋にピアノを設置することがポイントです。
アップライトピアノ
アップライトピアノはグランドピアノよりもコンパクトで場所を取らないため、日本で多く普及しているピアノです。
縦型でスッキリとしたシルエットのアップライトピアノの高さは約120~130cmと、そこまで高くないので圧迫感を感じさせません。
地面と水平にピアノフレームが設置されているグランドピアノとは違い、アップライトピアノのフレームや弦・響板は「地面と垂直」に配置されています。
縦型ピアノの構造は、弦を叩くハンマーをネジの力で元の位置に戻すため、グランドピアノに比べて響き感が悪いと感じたり、連打性の面で劣るといえます。
しかし、限られたスペースでピアノを設置したいという人にとっては、とても魅力的なピアノであることは間違いないでしょう。
電子ピアノ
グランドピアノやアップライトピアノは「弦を利用して」音を出していましたが、電子ピアノは「スピーカー」から音を出すという、それまでのピアノとは全く違う特徴を持っています。
電子ピアノは一般的に「アコースティック(グランドやアップライト)ピアノのようなタッチやペダルによる微妙な音の響き方の違いは表現できない」とされていました。
しかし、長年の研究・開発の成果から、最近ではアコースティックピアノのように繊細な音や響きでも奏でられるようになっています!
電子ピアノはアコースティックピアノと異なり、「軽くて小さい」という特徴があるだけではなく、「ヘッドフォンで利用できる」「調律の必要がない」「好きな電子音に変えることができる」などといった使用しやすさが人気を集めています。
また、電子ピアノは価格帯も幅広く、リーズナブルなものなら数万円で購入できるので初心者の方には最適ですよね。
鍵盤のタッチなどはアコースティックピアノと比べて劣る面はあるものの、数百万円もするアコースティックピアノを購入するよりも現実的ではないでしょうか?
ハイブリッドピアノ
ハイブリッドピアノとは、電子ピアノでありながらも「限りなくアコースティックピアノに近い音を出すことができる」というものです。
一般的な電子ピアノの鍵盤は使用せず、アコースティックピアノの鍵盤を使用しているので、タッチはアコースティックと近いものがあります。
- アコースティックを設置するスペースがないが、できるだけ生の音を感じたい
自宅で練習する際に、アコースティックピアノとのタッチ差をなくしたい
という人には、ハイブリッドピアノがおすすめですよ。
ハイブリッドピアノは年々改良が重ねられて入るものの、やはり「スピーカーから音が出る」ので、タッチは似ていても完全にアコースティックピアノと同じではないことを頭に入れておきましょう。
どの種類のピアノを選ぶべき?
グランドピアノ・アップライトピアノ・電子ピアノ・ハイブリッドピアノと4種類の異なるピアノをご紹介してきましたが、気になるのは「どれを選べばいいのか」ということですよね。
ここでは、タイプ別におすすめのピアノをご紹介します!
本格的なピアノ演奏がしたいならグランドピアノ
グランドピアノを設置できる「広い空間」と金銭的な余裕のある人なら、断然グランドピアノがおすすめです。
コンサートでも使用されているグランドピアノですので、奏でられる音や響きは「まさに1級品」といっても決して過言ではありません。
グランドピアノの優雅な響きが生かせる環境であれば、ぜひグランドピアノを購入しましょう。
自宅でも設置でき、生の音に触れたいならアップライトピアノ
グランドピアノを設置できる部屋はないけど、できるだけ生の音に触れたい…という人は、狭い場所でも設置することができるアップライトピアノがおすすめです。
実際に、自宅で開かれているピアノ教室ではアップライトピアノが多く使用されています。
音の響きはグランドピアノに敵わないものの、弦から発せられるピアノ特有の音はしっかりと感じることができるでしょう。
コンパクトで低価格、初心者向けピアノなら電子ピアノ
「自宅の練習用としてピアノを購入したい」「賃貸だけど家でピアノを使用したい」「できるだけ低価格のものがいい」という人は、電子ピアノで決まりです。
電子ピアノには「イヤホン付き」「録音機能」といった機能も付いているので、集合住宅でも音を気にせず自分のやりたいことを楽しむことができるでしょう。
音を変えることができたり気軽に持ち運びできるというメリットは、飽きずに使用していけることにもつながりますよね。
電子ピアノや電子キーボードについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。
手軽に本格派ピアノを楽しむならハイブリッドピアノ
電子ピアノの一種であるハイブリッドピアノは、普通の電子ピアノよりもよりアコースティックピアノに近いタッチや音の響きを奏でることができましたね。
価格は高価になってしまいますが、アコースティックピアノにこだわっている人には最適なピアノといえそうです。
「グランドピアノが欲しいけど、設置できる場所がない」と諦めていた人は、1度ハイブリッドピアノを使用してみるといいかもしれません。
ピアノがレンタルできるって知ってる?
さまざまな特徴や機能を持っているピアノでしたが、購入に踏み切る前に知っておいてもらいたいことがあります。
それは、ピアノのレンタルサービスがあるということです。
ReReレンタルでは、豊富な種類の電子ピアノを低価格でレンタルすることができるサービスを実施中です。
ピアノを購入しようと思い、いざ楽器屋さんに行っても「ゆっくり見られない…」、「周りの目が気になって…」なんてことありませんか?
そんなときは、ぜひレンタルサービスを利用して使い心地や性能を確認してみるのがおすすめです。
- 単発的に電子ピアノを使用したい
- 電子ピアノを購入する前にゆっくりと使用してみたい
など、レンタルサービスを賢く利用すれば、さらにピアノと楽しく付き合っていけること間違いありません。
ReReレンタルで電子ピアノをレンタルする設置場所や価格から好みのピアノを選ぼう!
いかがでしたか?
アコースティックピアノの「生の音」には惹かれるけれど、現実的に考えると購入に踏み切れない人も多いと思います。
「低価格」「コンパクト」「多機能性」という特徴を持つ電子ピアノなら、家庭でピアノの練習を無理なく続けて行くことができるでしょう。
まずは「支払える金額」「設置場所」を明確にし、それに合ったピアノを選んでみてくださいね!
また、ピアノのメーカー別の特徴をこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。