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七五三の撮影|パパ・ママによる撮影のコツとおすすめカメラ
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七五三は11月の行事ですが、ゴールデンウィークに「早撮り」という情報を目にした方もいたのではないでしょうか?
成人式の撮影と同様、写真スタジオが混雑する七五三の時期を避ける親御さんが増えています。
「やっぱりスタジオは高いな…」「仕事のスケジュールとスタジオの都合が合わない」など、自宅での七五三写真の撮影は、メリットが多々あります。
ここでは、子どもさんを親が自分で撮影する場合のポイントと、おすすめのカメラをご紹介します。
目次
七五三の写真をパパ・ママが撮影するメリット・デメリット
子どもさんの体調や、幼稚園・保育園の行事の兼ね合いも考えると、七五三の写真はパパ・ママご自身で撮影するのもおすすめの方法です。
自宅で七五三写真を撮る、メリット・デメリットをそれぞれ見てみましょう。
メリット|費用を安く抑えられる
七五三の写真を自分で撮影する最も大きなメリットは、全体の費用が安く済む点にあります。
七五三の貸衣装をネットでレンタルする場合ですが
- 3歳女児/6,000~8,000円代
- 男児/10,000円前後
- 7歳女児/9,000~12,000円代
というのが相場となっています。
七五三の衣装をネットでレンタルすることで、自宅での撮影も楽になります。
また、髪飾りやクリーニング、往復の送料が含まれているセットのレンタルシステムが多いため、親御さんは、衣装のデザインを集中して選べるメリットもあります。
そして、撮影に必要なカメラやストロボ、三脚も全てレンタルすることで、自宅での撮影が安く済ませられます。特に、カメラは初期投資として簡単に買える価格ではありません。
スペックの高いカメラも、レンタルであれば購入するよりはるかに安く使えますし、カメラが趣味のパパには上位機種をお試しできる、絶好のチャンスともいえます。
デメリット|写真の失敗が不安
自宅での七五三撮影を迷う理由として「写真の腕に自信がない」というのが挙げられます。
確かに、パパやママが撮っていると、子どもさんから「疲れた~」「着物キツイ~!」など甘えが出るかもしれません。
しかし、それも自宅撮影ならではのことです。どうしても動いてしまう子どもさんの撮影は、慣れが必要です。
日常的にカメラに触れておくことで、撮影失敗の不安も少なくなるでしょう。
七五三写真の撮影対策!パパ・ママがカメラに慣れよう
スタジオでの撮影では、知らないカメラマンの前で人見知りをするお子さんもいるでしょう。
そこで、自宅で七五三写真を撮るまえに、コンパクトデジカメやミラーレス一眼で、親御さんが「撮影慣れ」しておけば解決です。
パパやママがカメラを構えるのに慣れれば、七五三の衣装を着ても、いつもの笑顔を引き出せるようになります。
七五三写真の練習&本番におすすめ
主に、ママが子どもを撮影するときは、とにかく軽いコンパクトデジカメで慣れておくのが一番です。
キャノン『PowerShot G7 X MARK II』は、コンデジの中でもスペックが高い機種で、有効画素数約2010万画素と、2シーズン前の一眼レフとさほど変わらないスペックです。
また、F1.8~F2.8の非常に明るいレンズが組み込まれていますので、室内での撮影にはピッタリです。練習だけでなく、本番で利用するのもおすすめのカメラです。
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七五三写真にはミラーレス一眼が活躍
流行りのミラーレス一眼が欲しいな…と思っているパパやママもいるのではないでしょうか。
しかし、「七五三では衣装代もあるし…」となれば、レンタルでミラーレス一眼に触れてみるのがおすすめです。
ミラーレス一眼の特徴は、基本的に液晶画面で構図を確認する点にあります。
ファインダーを覗く必要がないので、子どもさんに声を掛けながら、構図が確認できるメリットがあります。
カメラ初心者であれば、まずはサイズの小さめなカメラから練習し、最終的に七五三の写真は一眼レフで撮れるようになるのがおすすめの使い方です。
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これは素敵!七五三の写真に便利な背景布
スタジオでの撮影と、自宅撮影の大きな違いは『背景』です。
入園入学の時に、玄関先で撮されることが多いのは、背景がスッキリするためです。ただ、七五三の場合は衣装の汚れが心配になります。
そこで、自宅でも簡単に設置できる、写真用の『背景布』を活用してみましょう。
『背景布』が1枚あれば、家族の記念撮影がいつでも自宅でできるようになります。
写真背景 スタジオ セット
自宅で、七五三の写真を撮る場合、あると便利なのが『簡易スタジオセット』です。
大きな白いシーツを専用スタンドで立てかけるイメージで、設置は簡単です。
スタジオセットのメリットは背景を作るだけでなく、タンスやテレビなど、家具を隠す役割も果たします。
ストロボの光を分散させ、被写体を浮き立たせる効果もあります。
写真撮影用 背景布 『空』
写真スタジオでよく見かける背景布に青空があります。
白の背景布でフラッシュによる白飛びを避けるため、色付きの背景布が効果的です。
青空の模様であれば、七五三だけでなく、普段の撮影にも応用が効く背景布といえます。
写真撮影用 背景布 『風船』
七五三をはじめ、子どもの誕生日、お祝いごとに季節を問わずに使えるポップな背景布です。
風船のモチーフは子供らしい明るさを添えてくれますね。床と壁が印刷されているので、立ち位置に迷うことなく、ポージングができます。
写真背景用スタンド
背景布をセットするには、別売りの背景用スタンドが便利です。
背景布は家具にかぶせても使えるものですが、スタンドで垂直にセットしたほうが、ストロボの光が上手く分散され、より美しい写真が撮影できます。
七五三の写真撮影には三脚が必須
着慣れない着物やスーツ姿の子供は、自宅の撮影でもすぐに飽きてしまいます。
また、親御さんが撮影となると、少し甘えも出て、言うことをきかなくなることもあります。
どうしても動き回ってしまう子どもの七五三撮影には、三脚が大きな見方になってくれます。
七五三の写真撮影に三脚が必須のわけ
スタジオでの七五三の撮影の動画で、よく見るとフラッシュが使われているのがわかります。
着物の色と子どもの肌の色をくっきり残すには、室内ではフラッシュ撮影が基本になりますが、フラッシュを当てる場所を固定する必要があります。
また、一眼レフカメラでの撮影となると、その重さに慣れないため、どうしても手ブレが発生しやすくなります。
この2つの理由から、七五三写真を自宅で撮影する場合は、三脚が必須アイテムとなるのです。
モデルである子どもさんも、三脚の設置が目安となり、自分で立ち位置が決めやすくなります。
また、三脚選びについてもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
七五三の写真用におすすめのカメラ
コンパクトデジカメや、ミラーレス一眼に慣れたら、デジタル一眼レフでいよいよ撮影です。
お子さんの表情はもちろん、七五三の衣装も映える一眼レフカメラです。
Nikon ニコン 一眼レフ D5300
『D5300』はニコンが「ファミリーニコン」というコンセプトで発表した一眼レフカメラです。
ニコンのカメラというと、報道や自然のロケーション撮影というイメージがありますが、『D5300』はファミリーがより気軽に使えるよう、カメラ初心者でも扱いやすい仕様となっています。
有効画素数2416万画素で、フルHDの動画撮影も可能です。一眼レフカメラの、エントリーモデルの中でも、スペックの高いカメラといえます。
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Canon キヤノン 一眼 レフ EOS Kiss X7 ダブルズームキット
有効画素数約1,800万画素の『EOS Kiss X7』はママにも扱いやすい、軽めのボディーが特徴の一眼レフカメラです。
様々な撮影モードも本体上部のダイヤルで簡単にセットできます。『シーンインテリジェントオート』では、キッズを選ぶことで、動く子どもさんも瞬時にピントが合います。
一眼レフカメラ初心者には、ピッタリのカメラです。
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Canon キヤノン 一眼 レフ EOS Kiss X8i ダブルズームキット
約2420万画素数で、肌色にピントを合わせる「色検知AF」が搭載されています。
『EOS Kiss X8i』は、ピントを合わせるための測距点が19点あり、七五三の衣装も子どもさんの表情も的確に捉えてくれます。
本体555gとX7よりは、若干重い機種となりますが、三脚に固定すれば手ブレの心配もなく、撮影できます。
上記のキャノンEOSシリーズは、どちらもASP-Cセンサー搭載で、スマホやコンデジでは得られない綺麗な写真が撮影できます。
大きな違いは画素数、重さ、一日あたりのレンタル料です。この3点を比較して、選んでみてください。
まとめ
七五三の写真撮影を自宅で行うには、レンタルを駆使するのが一番のポイントです。
スタジオより安く済むほか、親御さんのスケジュールを中心に予定が組み立てられます。
また、カメラのレンタルは長期になればなるほど、1日あたりのレンタル料が安くなるので、数日間写真の練習をしてから、七五三の撮影という方法も可能です。
実は、筆者の子供達も、七五三の写真は自宅で撮影しました。
着物が苦しくて大泣きの娘も、自宅での撮影でしたので、すぐに機嫌が良くなりスムーズに撮影できました。
一生に1~2度の七五三写真も、親御さんがカメラを構えることで、自然な笑顔が写真に残せます。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
また、一度きりのイベントは、カメラレンタルで対応することもできます。
せっかくのイベントなので、記念に良いカメラをレンタルして写真をってはいかがでしょうか?
藤加祐子 /
ビギナーズ編集部 ライター
仙台市出身在住。フリーライター・写真家・タティングレース作家。古書店巡りとフルート演奏が趣味。仙台フィルの演奏を聴くのが自分へのご褒美です。