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加湿空気清浄機のおすすめメーカーと商品を紹介!選び方も詳しく解説

加湿空気清浄機は、加湿器と空気清浄機の機能を1台に兼ね備えた家電です。この記事では、加湿空気清浄機の特徴や選び方を解説したうえで、おすすめのメーカーと商品を紹介します。
加湿空気清浄機のおすすめメーカーと商品を紹介!選び方も詳しく解説

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花粉やハウスダストなど空気中の汚れをきれいにしたいと思っているなら、空気清浄機が欠かせません。たばこやペットのにおい、ウイルスの除去をしてくれる効果もあり、一家に一台、または各部屋で一台置いている家庭も少なくないでしょう。

さらに、空気の乾燥が気になる人には、加湿機能の付いた空気清浄機がおすすめです。このタイプは「加湿空気清浄機」と呼ばれ、1年中使えると人気の商品です。

そこで、この記事では加湿空気清浄機の特徴や選び方を解説します。また、各メーカーごとの商品の特徴やおすすめの加湿空気清浄機を紹介しますので、これから購入や買い替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

加湿空気清浄機とは

 

「加湿空気清浄機」とは、加湿器と空気清浄機の機能を1台に兼ね備えた家電製品です。加湿器と空気清浄機が担っている役割を説明します。

加湿器は、空気中の水分量を増やして調整する働きをします。特に冬場は、空気が乾燥しやすく肌の乾燥やウイルスや菌が飛散しやすくなり、身体にさまざまな影響を及ぼしやすくなります。空気の乾燥を避けるには、加湿器を使った空気の水分調整が最適です。

空気清浄機は、空気中に含まれている花粉やハウスダスト、PM2.5やほこりなどをフィルターを通して取り除き、きれいな空気を排出します。

また、たばこやペットなどの気になる生活臭を消してくれる効果に加え、ウイルス除去もしてくれる商品も販売されています。

加湿空気清浄機の選び方

 

ここからは、加湿空気清浄機を選ぶときのポイントを解説します。

部屋の広さ(適用床面積・適用畳数)で選ぶ

加湿空気清浄機には、「適用床面積」や「適用畳数」が決まっています。これらは、加湿空気清浄機が30分間で空気をきれいにできる部屋の広さの目安です。

だいたいの加湿空気清浄機は、加湿器と空気清浄機で適用床面積・適用畳数の数値が異なります。加湿機能使用時は空気清浄のみでの使用に比べ、適用床面積・適用畳数が小さいことが多いです。

使用したい部屋の大きさより適用床面積・適用畳数が大きいモデルを選ぶと、空気がきれいになるスピードが速いのでおすすめです。6〜7畳の部屋に使用したいなら、8〜10畳用の加湿空気清浄機を選ぶなど、実際の部屋より大きいモデルを選びましょう。

集塵(HEPA)・脱臭フィルターで選ぶ

加湿空気清浄機に付いているフィルターに汚れた空気が通ることできれいな空気が排出される仕組みです。フィルターの種類によって得意不得意が分かれるので、目的に合わせてフィルターを選ぶと良いでしょう。

フィルターは大きく分けて「集塵(HEPA)フィルター」と「脱臭フィルター」の2種類です。

集塵フィルターは、花粉やハウスダストなどの細かい微粒子をキャッチするフィルターです。HEPAフィルターもその一種で、JIS規格で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の捕集率を持つものと定義されている高性能のフィルターです。

脱臭フィルターは、たばこやペットなどの気になる生活臭をキャッチし除去してくれる効果があります。特に活性炭入りのフィルターは、脱臭効果が高いので特ににおいが気になる場所での使用におすすめです。

お手入れのしやすさで選ぶ

加湿空気清浄機は使用頻度の高い家電です。機能性を保ちつつ長期的に利用していくには、定期的なメンテナンスが必要になってきます。

汚れた空気をきれいにするフィルターには、やはり汚れが溜まりやすいので、こまめな掃除が大切です。また、加湿器の利用時は、給水タンクのヌメリにも十分注意したいところですね。

取り外しのしやすいフィルターや持ち運びやすい給水タンクなど、掃除がしやすいかどうかも重視しましょう。

最近のモデルは、月に1回の掃除で良いものや自動で掃除してくれるタイプもあり、大分お手入れが簡単になってきています。日頃の使い勝手の良さも長く商品を使い続けるポイントなので、購入前にチェックしておきましょう。

静音性の高さで選ぶ

勉強中や就寝中など静かな環境で加湿空気清浄機を使いたいなら、静音性の高さも重視したいポイントです。運転音の単位は、dB(デシベル)で表され、dB数が少ないほど静音性の高いモデルになります。

静音モード、おやすみモードなど商品によって異なりますが、運転音が静かになるモードが付いているタイプがおすすめです。

機能性で選ぶ

最近では、さまざまな機能を搭載した加湿空気清浄機が販売されているので、あると嬉しい機能にも注目してみましょう。

例えば、スマホ連動機能です。スマートフォンやスマートスピーカーと連動しているモデルで、スマホ操作や音声操作のみで手軽に空気清浄機を操作できます。

また、空気中の湿度を下げる「除湿」機能が付いた1台3役を担う商品もあります。除湿機が付いていれば、梅雨のジメジメ時期や洗濯物の室内干しをしているときなどに活躍してくれること間違いありませんね。

加湿空気清浄機のおすすめメーカー

 

加湿空気清浄機を販売しているメーカーは多数ありますが、それぞれのメーカーで特徴があるので紹介します。

シャープ(SHARP)

日本の老舗電機メーカー「シャープ」は、独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」を搭載した空気清浄機が特徴です。

プラズマクラスターは、浮遊・付着ウイルスや花粉アレルゲンの作用を抑えるだけでなく、カビ菌の除菌や繁殖を防いだり、静電気を抑えたり、たばこのにおいにも効果があります。

ダイキン(DAIKIN)

「ダイキン」は、主に空調機、換気設備などを取り扱う日本の電機メーカーです。エアコンでも有名なダイキンが製造する空気清浄機は、「ストリーマ」技術を搭載しています。

ストリーマは、0.3μmの微小粒子を99.97%捕集するTAFUフィルターでキャッチした有害物質を分解する機能です。加湿機能には、抗菌加湿フィルターを採用し、加湿する水の菌の抑制も期待できます。

パナソニック(Panasonic)

「パナソニック」はエアコンや電子レンジなどの生活家電、パソコン、美容家電など幅広い電化製品を扱う電機メーカーです。パナソニックの空気清浄機は、「ナノイー」や「ナノイーX」を搭載しています。

ナノイーは、花粉やハウスダストなどの有害物質を抑制し、スチームより微細なナノイーが繊維の奥まで入り込み、たばこやペット、生ゴミや生乾きのにおいを取り除く効果があります。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

「アイリスオーヤマ」は、生活用品や家電の製造販売をしている日本のメーカーです。アイリスオーヤマの空気清浄機は、だいたいが3万円以下で購入できるリーズナブルなモデルです。

シンプルなデザインかつ操作が複雑ではないので、誰もが使いやすい商品が多いです。チャイルドロック、自動運転モード、静音モードなどオプションも充実しているのが特徴です。

ダイソン(Dyson)

コードレス掃除機で有名な「ダイソン」は、空調家電も取り扱う電気機器メーカーです。ダイソンの家電は、見た目のスタイリッシュさと今までの家電にない斬新さが特徴です。

だ円型のヘッドが350度回転しながら、空気の汚れを分解させて空気循環しています。空気清浄機の機能だけでなく、温風・冷風が出るモデルもあり、さまざまな用途で使用できます。

おすすめの加湿空気清浄機

 

ここからは、各メーカーから販売されている加湿空気清浄機の中からおすすめの商品を紹介します。使うシーンを考えながら、自分にあった商品選びの参考にしてみてください。

シャープ KC-L50-W

こちらは、シャープの空気清浄機のエントリーモデルです。独自技術の「プラズマクラスター7000」を搭載し、スピード循環気流で部屋全体の空気の汚れをキャッチします。

ほこりブロックフィルター、脱臭フィルター、静電HERAフィルターの3段構造で微粒の花粉やほこりを捕集し、高い脱臭効果も期待できます。また、静音に特化した設計になっているので、赤ちゃんやペットがいる家庭にもおすすめの商品でしょう。

ダイキン MCK55X-W

省スペースで収めたいなら、スリムタワータイプのダイキンの空気清浄機が人気です。カラーは、定番のホワイトに加え、インテリアに馴染みやすいディープブラウン、限定色のダークグレーがあります。落ち着いた色味は、生活感を抑えたい人にもぴったりです。

電気の力で有害物質を分解するストリーマ技術搭載なので、花粉、排ガス、PM2.5も一度に対策可能です。

給水タンクは高い位置にあるので、女性でも簡単に取り外せるのが嬉しいポイント。パネルを開けずに掃除機でフィルターの汚れが吸い取れるので、お手入れがしやすいのも特徴です。

パナソニック F-VXU90

リビングなどの広い部屋で使用するなら、適用床面積が40畳の「F-VXU90」がおすすめです。ホワイトと木目調の2種類のデザインがあり、木目調は高級感を演出できるのでインテリアの一部としてもお部屋に馴染むでしょう。

独自気流の「3Dフロー花粉撃退気流」、独自イオンテクノロジー「ナノイーX」を搭載し、高い空気清浄力が期待できます。加湿機能も3段階で選べるので、特に乾燥が気になる冬もパワフル加湿で乾燥を気にせず過ごせるでしょう。

アイリスオーヤマ HXF-C25-W

 

コスパの良さに定評のあるアイリスオーヤマのおすすめの加湿空気清浄機がこちらのモデルです。加湿は8畳、空気清浄は10畳に対応していて、1万円以下で購入できるので一人暮らしにも最適です。

加湿機能と空気清浄機能は、それぞれ3モード搭載していて、別々に操作できるので空気の状態やお好みに合わせて設定できます。

空気清浄機の本体とプレフィルターは1ヶ月に1回程度、脱臭フィルターは2年に1回の交換でいいのでお手入れもらくらくです。給水タンクは、クエン酸を入れてボタンを押すだけで自動洗浄してくれるので簡単です。

ダイソン Purifier Humidify+Cool

 

ダイソンの「Purifier Humidify+Cool」は、空気清浄機、加湿器、扇風機と1台に3つの機能を搭載しています。夏は扇風機としても使えるので、シーズンごとに家電を入れ替えることなく、1台でオールシーズン使えるのが魅力です。

見た目のシンプルさも特徴的で、無駄のないスタイリッシュなデザインはどのようなシーンにも馴染みやすいでしょう。Dyson Linkアプリやスマートスピーカーと連動させれば、スマホや音声で簡単に操作ができます。

まとめ

 

本記事では、「加湿空気清浄機」の特徴や選び方、おすすめのメーカーと商品について解説しました。加湿空気清浄機は、1台で加湿器と空気清浄機の2台分の働きをしてくれる優れた家電です。

花粉やハウスダスト、乾燥など空気中のトラブルは一年を通して起こります。子供やペットがいる家庭だけでなく、空気をきれいにするために空気清浄機の購入を検討している人は増えているのではないでしょうか。

そのようなときには、1台で加湿器と空気清浄機の役割を担ってくれる加湿空気清浄機がおすすめです。

これから購入を検討している人は、メーカーやモデルによってさまざまな特徴がありますので、ぜひこの記事を参考にして自分好みの加湿空気清浄機選びをしてみてください。

この記事では空気清浄機のおすすめ商品を紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

嵯峨駿介 /
ビギナーズ編集部 ライター

23歳でベース専門店Geek IN Boxを立ち上げ。海外ブランドとの取引経験が豊富でアメリカ、ヨーロッパ、中国などの主要ギターショウに参加。ベースマガジンなどの専門誌や、ウェブメディアなどへの寄稿多数。※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しております。所属するベーシック株式会社及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません。

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