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読書術5選!おすすめの本や避けたほうがよい読書術についても紹介

読書術を5つ紹介しています。ライフスタイルに合わせて工夫しながら、自分に合った読書術を発見していきましょう。読書術の中でも、アウトプットが特に重要です。おすすめできない読書術は避け、紹介しているおすすめの本を参照してみてください。
読書術5選!おすすめの本や避けたほうがよい読書術についても紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「読書をしたいけど時間がなくてなかなか進まない」なんてことありますよね。そんなときは読書術を駆使して、インプットを効率的に進めていきましょう。

しかし、いざ読書術を実践するにしても、具体的にどのように進めてよいかわからないでしょう。今回は、そんな皆様の疑問を解消するために、お手軽に実践できる読書術を中心に紹介していきます。

読書術5選

読書術を活用すれば、本の内容をインプットしやすくなるだけでなく、読書時間の短縮にもつながります。

それでは、読書術を5つ紹介します。

拾い読みする

本を読むときは「拾い読み」(別名:スキミング)と呼ばれる読書術があります。これは内容を最初から最後まで読むのではなく、要点をかいつまんでインプットしていく方法です。

拾い読みのメリットとしては、読書時間を短縮し必要な知識のみを吸収できることにあります。

この方法を効果的に行うために大切なのは、読書をする前にあらかじめ目標を設定することです。その目標に合わせて、拾い読みする部分を決めていきましょう。

こういったメリットから、短時間で多くの知識をインプットしたい人におすすめの読書術です。

アウトプットする

人の記憶は時間経過によって薄れてしまうので、本を読み終わった後の行動・アウトプットが重要です。行動することによって、読書の効果を実感できるのもメリットでしょう。

さらに、アウトプットを行うことで、インプットした知識が定着しやすくなります。インプットした知識をそのままにせず、アウトプットするサイクルをつくっていくことが効果的な読書術でしょう。

方法としては、本の内容を他者に向けて自分の言葉で発信してみるのがおすすめです。その際は、できる限り多くの人に感想や書評を伝えることが重要です。

SNSなどを活用し、発信の場を確保してみてください。それが難しい場合は、ノートに書き記すことからはじめていきましょう。

これを意識するだけで、ただ本を読むよりも理解力を高められるのが魅力です。

KWL表を作る

読書が苦手な人は、KWL表を作成し段階的に達成感を得ていきましょう。KWL表は、アメリカの教育学者・ドナ・オーグルさんが発案した教育法です。

方法としてはノートなどに表を作成し、項目に該当する情報を書き込んでいきます。

KWL表とは?
  • K列:What I know(知っていること)
  • W列:What I want to know(知りたいこと)
  • L列:What I want to know(知ったこと)

本を読む前に、K列とW列を埋めましょう。そしてL列を記入し、比較してみてください。本から知識として得たものが可視化出来るようになります。

KWL表を作成するメリットは、「読書の前後で得られた知識」と「あらかじめ設定していた目標を達成できたか」を把握できることです。前後の比較によって達成感を得られるので、モチベーションの維持にもつながります。

目次から読む

日ごろから読書の習慣がない人は、目次を読むことからはじめていきましょう。目次から読むと、本の全体像を把握できます。もちろん、それだけで内容の詳細を理解することはできません。

しかし、目次を読むことで内容へのイメージを膨らませられるので、全体像を掴んだ上で効率的に本を読み進められるでしょう。

スキマ時間を活用する

忙しい人は、スキマ時間に読書をしてみてください。通勤や通学の移動時間を読書にあてるようにすれば、習慣化にもつながります。

長い時間をかけて読書するより、短い時間のほうがより高い集中力で本の内容をインプットしやすくなるでしょう。

関連記事:読書ノートとは?書き方や具体的なメリットについて詳しく解説!

おすすめできない読み方

読書術を活用すれば、ただ本を読むよりも効果的に知識をインプットできます。

しかし間違った方法を実践してしまうと、逆効果になってしまったり、時間効率のアップが見込めない場合もあるので注意しましょう。ここでは、効率性アップなどにおすすめできない本の読み方を紹介します。

音読する

声に出して文章を読み上げると、記憶が定着しやすくなる効果が期待できます。しかし、黙読と比べると読書の時間が長引いてしまうのが難点でしょう。そのため、短時間でたくさんの本を読みたい人には向かない方法だといえます。

しかし単語の学習など、目的によっては必要なテクニックです。オーディオブックを使用すれば、音読と同じような効果が期待できるため試してみてください。

一語一句を目で追う

本の内容を完璧に理解したい気持ちが強すぎて、一語一句を目で追いかけてしまうこともあるでしょう。しかし本の内容をすべて読もうとすると、多くの時間が必要です。

文章を読むのが苦手な人は、無理に本の内容すべてに目をとおそうとすると、苦痛に感じてしまうかもしれません。モチベーション維持のためにも、インプットしたい情報に応じて必要な部分のみを読み進めてみてください。

インプットのみを行う

読書すれば一旦は知識をインプットできるものの、時間経過とともに段々と記憶が薄れていきます。本で得た知識は、日常的に活用できるように工夫することが大切です。

本を読んだ後は、アウトプットの作業もセットで行うように意識してみてください。

目的意識を明確化しない

本を読む前に、目的や目標を設定しておきましょう。ただ読書をするだけでは集中力が持続しにくく、日ごろから文章を読む習慣がない人は挫折しやすい傾向にあります。

普段の生活でもあまり目標を決めて行動しない方は、小さな目標から立ててみましょう。小さな目標は達成しやすく、モチベーションアップにつながるのが特徴です。

その達成感を徐々に得ていくことで、目標に対してポジティブになり、習慣化しやすくなるでしょう。

本を読むときは、目的意識をもって取り組むようにしてみてください。

読書する時間を決めない

読書の時間は、長ければ長いほど得られる知識が増えるわけではありません。参考書や専門書などで勉強したい人は、意識すべきポイントです。

また、読書習慣を身につけたくても時間を決めていない場合は、挫折しやすくなります。習慣化させることを目的として定めている人は、自身のライフスタイルに合わせて読書時間を設定してみてください。

時間の設定は気持ちを切り替えやすくなるだけでなく、時間内に知識をインプットしようとするので、集中力が高まります。通勤・通学時や家事の合間など、時間を設定しうまく活用していきましょう。

ルールにこだわり過ぎる

読書術やルールにこだわりすぎると、モチベーションの低下につながってしまいます。いつの間にかルールに従うことが目的になり、読書が億劫に感じてしまう恐れもあるでしょう。

特に読書が苦手な人は、ルールにこだわりすぎず楽しみを見つけられるよう工夫してみてください。

拾い読みなどを試してみたり、場所や時間を変えてみたりするというのも良いでしょう。本のジャンルや内容によって臨機応変に読書術を活用できれば、より楽しく読書を進められます。

読書術についてのおすすめ本5選

読書術に関して、わかりやすく解説した本は多く販売されています。

しかし、多種多様な本から自分にあった本を探すには、時間がかかってしまうでしょう。そこで今回は、読書術についてのおすすめ本を5冊紹介します。

『読書の技法』(佐藤優)

読書術の入門書として、高く評価されている本です。

著者の佐藤優さんは、速読によって多いときには月に500冊以上の本を読破しています。

そのノウハウが、まとめられている入門書です。

著者自身がたくさんの本を読むために実際に行っている方法が紹介され、実践しやすい点が魅力でしょう。

参考書から漫画や小説まで、幅広いジャンルの読み方を解説しています。普段は読まないジャンルの本に挑戦しようと思えるかも知れません。

そのほかにも、本を読む時間帯と場所の使い分けなど、具体的な技法が紹介されています。読書術において大切な、本を読み終わった後のアウトプットについても記載されています。

速読など、読書術の基本的な方法を学びたい人にぴったりです。

ブックライブで『読書の技法』を読む

『読んだら忘れない読書術』(樺沢紫苑)

記憶に残すための読書術について、わかりやすく解説されています。

樺沢紫苑さんは精神科医であり、脳科学的な観点からも紹介されているのが魅力です。

「電子書籍読書術」や「本の選択術」など、読書家が知っておきたい内容がふんだんに盛り込まれています。

読書の習慣がない人や、これから読書をはじめようとしている人におすすめです。

ブックライブで『読んだら忘れない読書術』を読む

『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo)

圧倒的なアウトプット量を誇る、メンタリストDaiGoさんによる本です。

読書の質を高めていくための方法が解説されています。

理解力・記憶力をアップさせるための5つの読み方など、実践的なノウハウが紹介されているのが魅力です。

アウトプットを重視したい人や、読書の質を担保しながら多くの本を読みたい人にうってつけです。

ブックライブで『知識を操る超読書術』を読む

『「読む」だけで終わりにしない読書術』(本要約チャンネル)

著者はYouTuberとして「本要約チャンネル」を運営し、本の要約動画を配信して活躍しています。

読むだけではなく、実践の重要性について解説されています。

読書術によって得た知識を何らかの形で活用し、結果を出すための本です。

ビジネスからマネーまで、幅広いジャンルで高いパフォーマンスを発揮できるようになるでしょう。

アウトプットを重視している人や、実践的な内容に特化した本を探している人におすすめします。

ブックライブで『「読む」だけで終わりにしない読書術』を読む

『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』(アバタロー)

本で得た知識を定着させるためには、アウトプットが大切です。

著者はサラリーマンとして働く一方で、書評YouTuberとしても活躍。

読書やアウトプットのメリットとともに、具体的な方法が解説されています。

さらに、インプットのノウハウまで紹介されている本です。

アウトプットの方法を学び行動力を高めたい人や、読書によって自信をもちたい人はチェックしてみてください。

ブックライブで『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』を読む

速読力と読解力向上で読書をサポートするアプリ【速読解Biz】

読書で多くの知識を得て、人生に役立てたいと思う方は多いでしょう。「1冊を読了する時間を短縮できたら、もっとたくさんの本を読めるのに…」そう悩むことはありませんか?

いわゆる速読力を上げることで読書できる量が増えるだけでなく、読み終わる時間が短くて済むのでほかのことにも時間を有効活用できます。

速読力はトレーニングで身につけることができるので、速読力の鍛え方に興味を持った方は速読力トレーニングをおすすめします。

中でも、大学生や社会人向けのオンライン学習プログラム・『速読解Biz』は、読書スピードだけでなく、読解力の向上まで目的としています。

この速読解力を鍛えることで、素早く本の要点を掴めたり、仕事における処理速度が上がって業務効率の改善に役立つメリットがあります。

参考動画にあるように、ゲーム感覚で速読力を鍛え、文章の理解度を確認するステップを踏みます。このような訓練を数か月継続することで、文章を正確に速く読み解く力を身につけることができるようになるプログラム内容です。

利用料は通常月額5,478円(税込)ですが、数か月の継続を考えるとパック料金がお得です。特に4ヶ月パックは月々2,980円(税込3,278円)なので、通常料金での契約と比較して8,800円分お得です。

読書量を増やしたい人はもちろん、資格勉強の効率を上げたい人や仕事の生産性を上げたい人にもおすすめしたいプログラムです。

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読書術のまとめ

今回は読書術5選や、おすすめの本を解説しました。

拾い読みやアウトプット、KWLの作成など様々な読書術が存在します。ライフスタイルに合わせて工夫しながら、自分に合った読書術を発見していきましょう。

おすすめできない読書術は避け、紹介したおすすめの本を参照してみてください。

読書術によって効率性が上がる分、多くの本を読むと思います。その際におすすめなのが電子書籍です。

この記事ではおすすめの電子書籍サービスを紹介しています。これらを使って、多くの知識をインプットしていきましょう!もちろんアウトプットも忘れずに行ってくださいね。

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ヒロキタナカ /
ビギナーズ編集部 tanaka

大学院を修了後、IT業界を経て独立。選書サービスやWebメディアを運営する傍ら、ライターとしても活動しています。趣味は読書やサウナです。

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