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エアーコンプレッサーおすすめ|使い方別人気商品ご紹介!選び方も

DIYをするなら1台持っておきたい、エアーコンプレッサーのおすすめをご紹介します。DIYだけでなく、農作業やガーデニングにも使えるエアーコンプレッサーは一つあるととても便利です。初心者の方のために選び方や性能についても解説します。
エアーコンプレッサーおすすめ|使い方別人気商品ご紹介!選び方も

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DIYをするなら1台持っておきたいエアーコンプレッサー。

また、DIYだけでなく空気入れや掃除にも使えるエアーコンプレッサーは、あるととても便利です。

今回、エアーコンプレッサーを買おうと思っている方や使ったことがない初心者の方に向けて、エアーコンプレッサーの選び方や性能、おすすめ商品について解説します。

エアーコンプレッサーとは?その用途

エアーコンプレッサーは、電動モーターを回転させてタンクに圧縮したエアーを充填し、空気を排出する力を動力として、ホースの先端に取り付けた各種工具を動かすというものです。

使い方の代表的な例としては、

  • タイヤやゴムボートの空気入れ
  • 清掃用のエアブロー
  • クギ打ち・ボルト締め
  • ノコギリ、サンダー等の電動工具やスプレーガンを取り付けて塗装をする等

など、さまざまな使い方ができます。

しかし、用途に対して適切な性能がないと、快適に使えるかどうかが全く変わってきます。

例えば、クギ打ちやボルト締めといった工具を使う場合、それなりのパワーを必要としますが、馬力の小さな小型機種では満足に用を足すことができません。

逆に、空気入れに使いたいだけなのに、わざわざ大容量の機種を選ぶ必要はありません。

また、家庭内で使用するならなるべく音が小さな機種を選ぶ必要があります。

自分が何をしたいのか、どこで使いたいのかを明確にしてから選ぶことが重要です。

エアーコンプレッサー選び方のコツ

種類が豊富なエアーコンプレッサーは、選び方に迷ってしまいますよね。ここではその選び方のコツを解説していきます。

種類で選ぶ

オイル式(湿式)とオイルレス式(乾式)の2種類があります。

オイル式は連続使用時間が長く、耐久性、静音性に優れている特徴がありますが、吐出する空気にオイルが混じるため、塗装や食品への使用には向きません。

オイルレス式は仕組みが単純で安価な商品が多く、手入れも簡単。DIYに適していると言えます。

しかしオイルを使わずに動かすため、連続使用時間、耐久性、静音性についてはどうしてもオイル式よりも劣る反面、空気にオイルが混入しないため、塗装や清掃の用途には向いています。

馬力で選ぶ

当然ながら馬力が小さければ消費電力は少ないですがパワーが弱く、馬力が大きければその逆です。大きく分類すると、小型(モーター電力0.5kw以下)、中型(モーター電力0.75kw前後)、大型(モーター電力1.0kw以上)の3種類があり、1馬力はモーター電力0.75kw、2馬力は1.5kwです。それぞれどのような用途に向いているか例を挙げてみます。

  • 小型・・・ 狭い範囲の清掃、模型等の塗装、空気入れなど
  • 中型・・・ DIY用のエアーツール、広めの範囲の塗装など
  • 大型・・・ DIY上級者・プロ向け。エアーインパクトレンチを使ったタイヤ交換

ちなみに小型はモーター出力、タンク容量も小さいため、家庭内でも十分に使用可能ですが、エアーツールを使用すると圧縮エアーがすぐに切れてしまい、エアーが充填されるまで待たねばなりません。

また、大型は家庭で使用するにはアンペア数が大きすぎ、電気の契約によっては頻繁にブレーカーが落ちることにもなってしまいます。用途と合わせて使用する環境も考慮に入れておくようにしましょう。

静音性で選ぶ

一般的にエアーコンプレッサーは、かなりうるさいものです。静音タイプとうたっている製品でも、家庭用掃除機のバキューム音より多少小さいくらい、概ね60db~70db程度の音量はあるかと思います。

もちろんハイエンドクラスの製品なら50db台の「超静音」タイプもありますが、使用する環境やロケーションにより、静音性をとるのか、他の長所をとるのかが変わってくるでしょう。商品スペックを見れば騒音値(db)を確認できることが多いので、参考になるかと思います。

環境省の基準によれば、住居が多く、商業・工業用地がある地域であっても、昼間の基準値は60db以下とされています。もちろん、これらの基準を完全に守ることは現実問題として難しいでしょう。

ただ、一般的な住宅地であれば55db以下が基準値となっていますので、できる限り静音性の高いものを選び、近隣の方々などにも配慮する必要はあると言えるでしょう。

参考:環境省の基準

タンクの容量で選ぶ

DIY用途で普通に使えるものはやはり30Lは欲しいところです。10L程度の小型機種では、すぐに空気切れとなり、エアー充填まで時間がかかります。

50L、80Lといった大容量機種もありますが、サイズや重量も大きいため、持ち運びが大変です。ちなみに、同じ30Lの機種でもエアー充填速度は馬力によりますので、容量と馬力を合わせて検討するとよいでしょう。

エアーコンプレッサー10個のおすすめ商品

エアーコンプレッサーのおすすめの商品とその特徴を解説していきます。

小型|清掃、模型等の塗装、車やバイクの空気入れ向き

小型でスマートなタイプを好む方は以下のような商品がおすすめです。

高儀 EARTH MAN エアーコンプレッサー オイルレス 静音タイプ ACP-13SLA

静音とエアー充填の速さがセールスポイント。車やバイクの空気入れに使うには十分な性能です。作動音は65dbであり、一般的なエアーコンプレッサーよりは静音(掃除機の音よりも静か)です。またコンプレッサーオイル不要でメンテナンスができる点も魅力と言えるでしょう。

ミナトワークス オイルレス型エアーコンプレッサー + エアーツール3点付きセット CP-8A

持ち運びやすいお手軽タイプです。入門者にはうれしいエアーチャックガン(空気入れ)、エアーダスター、エアーホースの3点セット付。

中型|車、バイクの空気入れ、エアー工具、小物塗装向き

小型は小さすぎるし、大型は大きすぎるという方にピッタリの商品は以下の通りです。

高儀 EARTH MAN エアーコンプレッサー オイルレス 静音タイプ ACP-25SLA

小型で紹介したACP-13SLAの上位機種です。「音が静か」とのユーザーレビューが多く、室内でも使用できそうです。

アネスト岩田 オイルフリー コンプレッサ エルフ FX7401

車、バイクの空気入れ、エアー工具、小物塗装などに使用するには十分な性能があります。エアーソーやサンディング等パワーを必要とする工具の使用、外壁等の広い範囲の塗装に使うには少々パワーが足りないと感じるかもしれません。

SK11 オイルレス エアーコンプレッサー SW-231 低騒音モデル SW-L30LPF-01

中型クラスの製品では高い人気を誇っていたSK11の低騒音タイプです。騒音値70db未満の機種ならば室内で使用可能なレベルと考えてよいでしょう。ちなみに当機は67db~69dbです。

シンセイ オイル式コンプレッサー EBS-25

低価格なオイル式の機種です。中型にも関わらず1万円ちょっとで買えてしまう価格が最大の特徴でしょう。ユーザーレビューは賛否両論ですが、多少のことは許せるお値段かも。

KNO 静音オイルレスコンプレッサー ダブルタンク (タンク脱着仕様)

着脱できるダブルタンクという珍しいタイプです。少々お値段がはりますが、静音性にも優れています。

大型|自動車整備・広範囲の塗装、インパクト工具の使用向き

パワーのある大型の商品のおすすめは以下の通りです。

ナカトミ(NAKATOMI) エアーコンプレッサー BCP-58T

大容量のタイプでありながら家庭用AC100V電源で使用できる機種です。パワーが必要なエアー工具も十分使用できるので、幅広い用途に使いたい方にはおススメです。

レシプロコンプレッサー TLP15EF-10 タンクマウント

200V用なので家庭内で使用するには不向きです。このクラスになるとプロ向けの部類でしょう。ここで紹介している機種は2馬力のオイル式ですが、同じシリーズで1馬力~15馬力の様々な性能のバリエーションがあります。

ベルト式コンプレッサー2気筒 単相100V SP-60TW

AC100V電源で使用できるタイプで、DIY上級者向けのハイエンドモデルです。同じシリーズで200V仕様のプロ向けのモデルもあります。自動車整備や広い範囲の塗装、インパクト工具の使用等、幅広い用途に使用できますが、重量58Kgもあるため、さすがに家の中で使用するには不向きです。

まとめ

一口にエアーコンプレッサーと言っても、さまざまな性能の機種があり、性能によって用途が大きく異なることがお解かりいただけたのではないでしょうか。

しかし初めて購入する方にとっては、商品スペックを見ただけで最適な機種を選ぶのは、なかなか難しいと思います。そんな場合、まずレンタルで試しに使ってみることをお勧めいたします。「このくらいのスペックならどの程度のことができそう」ということが感覚的にわかるのではないでしょうか。

一度使ったら手放せなくなるエアーコンプレッサー。自分にピッタリの機種に出会ったとき、それはとても愛着のある道具になり、DIYをはじめ、色んな作業がますます楽しくなることでしょう。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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