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家庭用おすすめプロジェクター13選-選び方や人気メーカーも徹底解説

おすすめのプロジェクターとプロジェクターの選び方をご紹介します。小型プリジェクターは家庭用としても使えるので、ホームシアターにも最適です。また、ビジネスでも使える最新のプロジェクターもあります。安いものから人気モデルまであるので、用途にあったプロジェクターを選びましょう。
家庭用おすすめプロジェクター13選-選び方や人気メーカーも徹底解説

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家でプロジェクターを使って映画を観るのが憧れという方は多いでしょう。しかし昔に比べて値段も手が届くようになった分、さまざまな商品が販売されていて、どのプロジェクターを購入すればよいかわからなくなりますよね。

映画を観るのかビジネスに使用するのかによって、画質やコントラストなどの基準も変わってきます。自分がとくによく見たいものを決めてから、照準を合わせて購入するようにすればよいでしょう。

今回、家庭用プロジェクターの選び方やおすすめモデルをご紹介します。これを読んで、憧れの生活を手に入れましょう。

目次

購入する前に最低限チェックしたいこと

プロジェクターを購入する前に確認しておくべきポイントを解説します。

家庭用とビジネス用の違い

家庭用プロジェクターとビジネス用プロジェクターでは、どのような点が異なるのでしょうか。

まず、家庭用プロジェクターは映画などの視聴を想定して作られています。そのため、高画質の映像を投影できるモデルが多く、持ち運びのしやすさや静音性も家庭向けに配慮して設計されています。

一方、ビジネス用プロジェクターはプレゼンテーションなど資料を投影することを想定して作られています。そのため、文字やグラフなどがはっきり見えるように明るさやコントラストが調整されたものが多いです。

投影距離

プロジェクターを置く場所とスクリーンの距離から計測される投影距離。使う場所に合った投影距離を持つ機種を選びましょう。このとき最大投影距離ではなく「推奨投影距離」を参考にしましょう。投影距離がとれない場所で使用する場合は、短焦点プロジェクターがおすすめです。

機種によって最大の投影距離や推奨投影距離が異なったり、調節できるものとできないものなどあるので、きちんと確認しましょう。

設置環境

プロジェクターは、設置環境によっても選び方が変わります。ワンルームなど比較的狭いスペースで使うときは「短焦点プロジェクター」を、広いスペースで使う場合は「ホームプロジェクター」がおすすめです。

プロジェクターは一般的にテーブルや台の上に乗せて使いますが、三脚にも対応しているものや天井に映し出せるものもあるので、設置方法も確認しましょう。

このとき、壁際にプロジェクターを設置したいなら本体の前面に吸排気口があるタイプがおすすめです。プロジェクターは連続使用で高温になることがあります。設置場所が壁際のような風通しの悪い場所の場合は、プロジェクターも熱がこもらないように設計されたタイプを選びましょう。

補正機能

プロジェクターには、投影時に台形にゆがんでしまった画面を正しい長方形になるよう補正する機能搭載のものがあります。

プロジェクターを設置する場合、一般的に下から投写先のスクリーンまたは壁面を見上げる形になります。そのため、上下方向の映像のひずみを補正できる「台形補正機能」は、快適な視聴のためにチェックしたいポイントです。

家庭用プロジェクターの選び方

さまざまなポイントはありますが、とくに必要な点を選びました。ポイントを抑えれば自分にぴったりのプロジェクターが見つかります。

サイズと「16:9」のアスペクト比

家庭用プロジェクターは据え置きを前提としているため、大きく重量感のあるサイズの機種が数多くラインアップされています。

最近では持ち運びができるモバイルプロジェクターも登場し非常に便利です。スペースが限られていたり様々な場所で利用したい場合は選択肢に入れてみてください。

天井に設置する場合は、なるべく軽い重量のプロジェクターを選ぶようにしましょう。こちらの記事では、おすすめの天井用プロジェクターを紹介しています。

また、こちらの記事では、おすすめのモバイルプロジェクターや、おすすめの小型プロジェクターについても紹介しているので、参考にしてみてください。

画像比率「16:9」が投影できると良い

画面アスペクト比とは、プロジェクターの画面の縦横比のことで、「16:9」は少し横方向にワイドな画面比率です。DVDやブルーレイ、テレビ、Youtubeなどに採用されている画面比率で、ホームシアター・映像視聴向け比率です。

最近の多くの映像コンテンツが「16:9」のアスペクト比なので、プロジェクターも16:9の比率が使えるモデルがおすすめです。プロジェクターの液晶パネル画素数と同じアスペクト比のスクリーンを使うことで、画面に無駄がなく映像を投影できます。

パネルタイプで選ぶ

プロジェクターで一般的に使用されるパネルの特徴を解説します。

液晶パネル

液晶パネル方式は、プロジェクターから発する光を三原色に分解してから投写する方式です。これにより、カラーの表現度が高いですが、コントラストに弱い、黒が締まらないなどデメリットもあります。

液晶パネル方式は多くのプロジェクターに採用されていて、価格もリーズナブルなモデルから業務用の高級モデルまで幅広いです。

DLPパネル

DLPチップなどのデバイスを通して、光をコントロールして映像を作り出す方式です。

DLP方式のメリットは、黒の再現性が高く、滑らかで明るい映像でありながら高コントラストという点です。一方、残像が残りやすいというデメリットも。

DLP方式は多数のメーカーが製品に採用していて、小型で軽量、価格帯もバリエーションも豊富な点もメリットです。

LCOSパネル

映像を作り出すデバイスとして反射型液晶パネルを使用した方式。この反射型液晶デバイスにより、滑らかな映像が投影されます。

高画質用途に適した方式なので、4K対応モデルも登場しています。より高画質で映像を楽しみたい方向けのパネル方式ですが、高価で大型になりやすく、モデル数も少ない点がデメリットでしょう。

画質はハイビジョンが良い

家庭用プロジェクターを選ぶ際は、リーズナブルなハイビジョンがおすすめです。HD(フルハイビジョン)対応モデルや高画質4K対応したモデルもありますが、その分価格が高くなります。

どれくらいの映像美を求めるか、予算はいくらくらいかけられるか…などご自身の求める点で選択する画質も変わってきます。

解像度が高いと細部もクリア

解像度とは画質の良さに直結する重要な役割を担っています。簡単に言うと「映像を表現するときのドットの数」を数値で表したものです。当然ですが、ドットの数が大きければ大きいほどより細かい表現ができるようになります。

例えば、解像度が低いプロジェクターは画質が悪く、画面に映される文字も潰れてしまったりと、見ている人にストレスを与えてしまいます。マニュアルやプレゼンで使用する機械があるプロジェクターですが、使用シーンに関わらず解像度の高いものを選ぶことをおすすめします。

焦点距離は部屋のサイズで変わる

各プロジェクターの焦点距離をチェックしておきましょう。5畳~6畳ほどの部屋で使用する場合は、プロジェクターから投影する画面までの距離がじゅうぶんに取れず映像がうまく映らない可能性があります。その場合は「短焦点タイプ」のプロジェクターを選択するようにしましょう。

こちらの記事では、超短焦点のプロジェクターもご紹介しています。

暗い部分が綺麗に見えるかどうか(コントラスト比)

コントラストとは画面の明るい部分と、暗い部分の差のことをあらわします。たとえば、画面に白色を表示したときの輝度が 1,000cd/㎡(カンデラ パー 平方 メートル)、黒色を表示したときの輝度が 1cd/㎡ でしたら、コントラスト比は「1,000対1」になります。

コントラストの数値が高ければ高いほど画像が鮮明に映し出されます。逆ですとコントラストがあまりない分ぼやけた印象になってしまいます。映画など中心に観たい方は、コントラスト比を意識して購入しましょう。

輝度(ルーメン値)も参考に

Im(ルーメン)とはLEDの光の量の単位で、高ければ高いほど明るいという意味になります。お昼などにも映像をみたいという方には、3,000ルーメンくらいの高いものを選ぶようにしましょう。しかし、昼間でも部屋を完全に暗くできる状態でしたら2,000ルーメンで十分対応できます。

外光が差し込む場所や大きい会場でも、映像をくっきり明るく大画面で映し出せる4,000ルーメンくらいあればよいでしょう。

ワイヤレス接続(Wi-Fi・Bluetooth)の有無

最近はiPhone等のスマホの画面を映し出し利用するニーズが高まっています。そのため、プロジェクター自体がWi-FiやBluetoothに対応しているモデルも多数登場しています。パソコンだけではなくスマホの接続もしたい方は必ずチェックしておきましょう。

内蔵スピーカーによって音の質が変わる

プロジェクターにスピーカーが内蔵されている場合、別でスピーカーを用意する必要はありません。ですが、この内臓スピーカーによって、映像の音の質が変わります。

気になる方は、ノイズやひずみが最小限に抑えられているHIFIレベル以上のものか、高音質モデルを選ぶようにしましょう。

ファンの音が静かどうか

プロジェクターは、使用中に本体が熱くなるため、冷却ファンが内臓されています。このファンの音も映画の快適な視聴に関わってきます。映画の静かなシーンで音が気になったら嫌ですよね。

プロジェクターには静音や低音、モードが調節できるものがあるので、音が気になる方はそれらの機能を選ぶことをおすすめします。

価格

家庭用プロジェクターの平均相場感としては3~6万円ほどとなっています。安い入門モデル等は1万円からでも購入できるため、初めてプロジェクターを体験する方には手が出しやすい価格ではないでしょうか。

映画鑑賞メインで高画質を求める方は解像度やパネルタイプをチェックして、10万円前後のモデルから選んでみてはいかがでしょうか。予算の中でご自身のニーズに合ったプロジェクターを選ぶこと大切です。

プロジェクターの人気主要メーカー

ここでは、プロジェクターの人気メーカーをご紹介します。

エプソン

セイコーエプソン株式会社は、精密機器・情報関連機器の日本メーカーです。「エプソン」というブランド名でインクジェットプリンターを連想する人も多いでしょう。エプソンは、プロジェクターやパソコンといった情報関連機器の製造もしています。

エプソンのプロジェクターは、ビジネス用ではシェアトップクラスです。家庭用でも使いやすい操作性があるなど、豊富なラインナップと高い性能が魅力です。

ベンキュー

ベンキュージャパン株式会社は、液晶ディスプレイやDLPプロジェクター販売台数世界No.1のプロジェクターを中心に、映像美を追求した製品ラインナップが魅力です。

DLPプロジェクターとは、画素間の隙間が小さく、滑らかで明るい映像を実現したプロジェクターです。ベンキューのプロジェクターは、ホームシネマ用・オフィス用・スポーツ用・教育用などあらゆる生活シーンに対応しています。製品デザインや機能性にも定評のあるメーカーです。

ソニー

ソニー株式会社は、ハードウェア分野をはじめ、映画、音楽分野にも重点を置いている複合企業です。音楽などのエンターテインメントやカメラのイメージが強いかもしれませんが、プロジェクターにもその技術は応用されていて、4K高輝度プロジェクターや超小型モデルまで揃えています。

また、3D機能などを搭載するプロジェクターや、映像をタッチ操作しながらアプリやテレビも楽しめる「Xperia Touch」など、IT×エンタメが楽しめるモデルも充実しているのが魅力です。

プロジェクターおすすめ13選

さまざまな商品の中で、おすすめをピックアップしました。自分のお気に入りを見つけてみましょう。

[エプソン]EB-S05 SVGA|静音で据え置き&持ち運びにも

明るさ3,200ルーメンと15,000対1のコントラスト比ですので、部屋が明るくても映像が鮮明に映写されます。会議でブラインドや完全に暗くできないカーテンでも使用できます。また重量が2.5kgですので持ち運びが便利です。

ファンの音もとても静かですので、会議に集中できます。映画鑑賞用に使用するのであれば、音があまりよくないため、別でスピーカーにつなげることをおすすめします。

[エプソン]dreamio|3D対応&フルハイビジョン

フルハイビジョン液晶パネルを搭載。2500lmの明るさで、部屋の照明を落とさずに鮮やかな映像を投影します。

補正機能付きで、映すコンテンツや部屋の環境に合わせて選べる6つのカラーモードも便利です。

[ベンキュー]HT2550M|4K対応で本格的なシネマ体験を

4K HDRで感動のシネマ体験が叶う一台。2000ルーメンで補正機能付きです。臨場感あふれる迫力のオーディオ性能と4K HDR画像、ズーム機能もついて家庭でも本格的なデジタルシネマ体験が楽しめます。

[ベンキュー]HT3550M|業界評価も高い!HT2550Mの上位モデル

ベンキューHT2550Mの上位モデルで、価格も高くなります。DGPデジタルカメラグランプリ2020で金賞を受賞するなど、業界からも評価を受けています。映画のみならずゲームでも臨場感ある体験ができると好評です。

[ソニー]SXRD搭載VPL-HW60|フルHD用パネルで高品位な映像

ソニーが開発した、映画フィルムのようになめらかな高精細・高コントラストの画質を実現するディスプレイデバイス『SXRD』を使用。

1800ルーメンの高輝度を実現し、映像の奥行・被写体の質感・立体感もリアルに再現した滑らかな映像を投影します。

また、映像シーンに応じた最適コントラストを自動調整する「コントラストエンハンサー」、高コントラスト比を実現する「アドバンストアイリス3」、低遅延でストレスなくゲームを楽しめる「遅延低減モード」などの機能も搭載しています。

[ソニー]Xperia Touch(G1109)|次世代型スマートプロジェクター

次世代型のスマートホームプロジェクターです。ソニー独自の小型超短焦点レンズ、液晶ディスプレイデバイス、小型のレーザーエンジンを搭載し、持ち運び可能なサイズを実現しています。マルチタッチに対応し、複数人での同時操作が可能。テレビ代わりに一家に一台あると使い方が広がるでしょう。

[Anker]Nebula Capsule II|最新!缶のような小型プロジェクタ

500mlのアルミ缶と同等サイズの小型プロジェクターで、屋内外に気軽に持ち運ぶことができます。

200ANSIルーメンで解像度1280 x 720Pと鮮明です。約2.5時間の充電で、駆動時間約3時間(ローカルコンテンツ再生時、Wi-Fi利用時は約2.5時間)と映画を1本余裕で見れますね。

また、Android TV9.1を搭載しているので、Wi-Fiに繋げばYouTube・Amazonプライム・Hulu・Netflix・twitch等の3,600以上のアプリで映像コンテンツのストリーミング再生を楽しめます。

Nebula Capsuleの初代は350ml缶サイズとよりコンパクトで安いです。しかし、Capsule IIと比較すると輝度は100ANSIルーメンとやや暗く解像度も低いので、映像を重視するならCapsule IIをおすすめします。

[Anker]Nebula Mars II|デュアルスピーカーで映画館体験

明るさは最大300ANSIルーメンで高解像度の720P!最大画面150インチで映像を投影できるので、屋外でも明るく鮮明な迫力ある映像を楽しむことができます。

また、10W出力のデュアルスピーカーを搭載していて、深みのある音と低音が響くので、さながら映画館にいるかのような体験ができます。

最大4時間駆動、台形補正・オートフォーカス機能で映像をストレスフリー投影。さらにはAndroid7.1搭載で多彩なストリーミングにも対応している優秀な一台です。

[ELEPHAS]プロジェクター|最大180インチの大画面!配線も楽

投射距離(約1m~5m)まで対応しています。33から180インチの大画面ですのでお気に入りの映画、テレビドラマ、アニメを鑑賞することができます。また、先端技術で増幅チップとSRSサウンドで、内蔵されているHIFIレベルのステレオオーディオで素晴らしいサウンドが聴けます。配線などの設置も誰でも簡単にできますので安心です。

[Instahibit]小型プロジェクター100ANSIルーメン|シャープな映像

100ANSIルーメンで解像度1080Pで、クリアでシャープな映像を映してくれます。

自動補正機能を搭載していますので、歪みを自動的に検知できセッティングの手間を減らし、素早い反応が特長。家庭にも会議にも使用でき、持ち運びには軽量の400gサイズですのでとても重宝するでしょう。

[DBPOWER]小型プロジェクター1500ルーメン|1万円以下の入門モデル

勉強会やセミナー、ゲームなどのさまざまな用途に合わせて使用できます。こちらの会社の推奨画面サイズは120インチで、投影距離は2~2.5mです。

HDMI端子も付属されており、パソコンにつなげるだけでピント合わせや台形調整、高さ調整も楽にできます。音声も十分な大きさですのでプロジェクター入門モデルにおすすめです。

[POYANK]小型プロジェクター4500ルーメン|明るく扱いやすいのに安い

スピーカーが二つ内蔵していますので、効果音がよりよく聞こえてステレオサラウンドが楽しめます。テーブルに置いて高さ調節がしたい場合、プロジェクターに三脚を付けて使用でき、角度などの調整がとても簡単で扱いやすいです。スマホに接続するには別途アダプターが必要ですが、映画館の雰囲気を味わえます。

[QKK]小型プロジェクター2400ルーメン|長寿命でコスパ良し!

投写画面サイズは32インチから最大170インチの大画面が楽しめます。鑑賞は投写距離2mが一番おすすめです。SDカードやUSBメモリに入れた動画ファイルも再生できて、入力端子も一通り揃っています。

機能的でコスパがよいので人気があり、値段もかなり手頃ですので初めて買う方にもおすすめです。ビジネス用にはあまり向いていないですが、小さな部屋で暗くするのであれば文字もはっきりわかります。

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まとめ

自分に合うプロジェクターを見つけることによって、字が見えにくいなどのストレスなくり快適な生活が送れます。さまざまな商品が販売されていますが、コツさえわかればすぐに見つけられます。

部屋を映画館のように変えて休日は楽しんだり、会社でのプレゼンにも一役買うことができるので、プロジェクターは大忙しになるでしょう。自分の生活にプロジェクターという選択肢を入れてみてはいかがでしょうか。きっと、世界観が変わります。

ぜひプロジェクターを使ってお気に入りの映画やドラマを楽しんでみてください。

また、こちらの記事では、プロジェクターのレンタルサービスについてご紹介しています。短期間の利用であれば、レンタルを考えてみてはいかがでしょうか?

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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