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iPadはパソコンの代わりになるのか?パソコンとiPadの得意分野を解説

iPadをパソコンの代わりに購入しようと考えている人は、意外といるのではないでしょうか。しかし、「比較的安価で購入できるiPadが、パソコンと同等の使用感を本当に得られるのか?」と気になる人もいると思います。そこで今回は、iPadとパソコンを比較しながら、どちらがどんな人におすすめなのかを解説していきます。
iPadはパソコンの代わりになるのか?パソコンとiPadの得意分野を解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

iPadは近年で大きく進化し、パソコンとも性能差がほとんどないデバイスになっています。

それは、iPadの持つAシリーズのチップが毎年改良されており、性能が上がっているからです。

iPadProの最新機種はM1チップが内蔵され、Macbook Airと同等程度の性能を持つようになりました。

そこで疑問になってくるのがiPadはパソコンの代わりになるのかということです。

iPadをパソコンの代わりにできれば、安価なコストで作業ができるかもしれません。

この記事では、iPadがパソコンの代わりになるのかを解説していきます。

iPadはパソコンの代わりになる?

iPadは高性能でありますが、タブレットです。

そのため、完全にパソコンの代わりを担うことはできません。

しかし、完璧にとはいきませんが、iPadにも一部担える機能があります。下記で詳しく解説していきます。

iPadとパソコン共通でできること

パソコンとiPadで共通してできることは年々増えてきています。

iPadOSの高性能化と、アプリの高機能化がその要因です。

2022年6月執筆時点で共通して以下のことができるようになっています。

共通でできること
  • 動画再生や写真プレビュー
  • 文書作成
  • 動画編集
  • 画像加工
  • iOSアプリ開発
  • ファイル管理
  • ネット閲覧
  • 音楽作成

最近のiPadは、USBとType-C対応になり、できることが増えました。

中でもクリエイティブな作業ができるようになったことは、大きい変化といえるでしょう。

iPadは、パソコンと共通にできることが年々増えてきています。

近い将来、パソコンの代役を務められる程度には、性能が向上するかもしれません。

iPadにしかできないこと

iPadにしかできない機能もあります。

iPadでしかできないことは以下の通りです。

iPadにしかできないこと
  • イラスト作成
  • iPadアプリの使用

上記のようなことは、パソコンの仕様上、周辺機器に頼らざるを得ません。

iPadは、イラストを生業として活動している人にはよく利用されています。

Apple pencil愛用者は、実際の液タブと同じように書くことができるので、好評だったりします。

イラストレーターなどに関連した仕事をしているなら、迷わずiPadを導入しましょう。

パソコンにしかできないこと

以下のような作業はパソコンにしかできません。

パソコンにしかできないこと
  • PCアプリケーションの利用
  • 複数枚のマルチタスキング
  • iOSアプリ以外のアプリ開発

パソコンの方が効率的に作業できる点は、マルチタスクを同時に進行できるからです。

iPadは2枚までしか開くことができないので、複数のことをいっぺんに行いたい場合は、パソコンを選びましょう。

パソコンとiPadは用途によって使い分けよう

パソコンとiPadは、両方持つことをおすすめします。

そうすることで、状況に合わせて使い分けできます。

使い分け例
  • 外ではiPadで家での作業はパソコン
  • 作業中にイラストが必要になった時にiPadで作成する

iPadとパソコンの使い分けをすることで、持ち歩きも楽に行えるので一石二鳥です。

iPadをおすすめする人の用途

では、どのような人ならiPadがぴったりでしょうか?

迷っている人のために、用途別に解説をしていきます。

Youtubeや読書などを頻繁に利用する人

Youtubeや読書などの用途を目的としている人は、iPadを購入することをおすすめします。

パソコンを買っても何か作業をやるわけではない場合、出費がかさんでしまうからです。

使用用途が上記のような消費活動のみという人は、iPadの購入を検討するようにしましょう。

絵を描きたいと考えている人

イラストや図解を作成している仕事をしている人は、iPadの購入をおすすめします。

イラストや図解を作る作業は、パソコンでは難しいからです。

イラストや図解を作成する時は、Apple pencilの利用がおすすめでしょう。

ぜひ購入を検討してみてください。

この記事では、iPadにお勧めのタッチペンを紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

高負荷な作業をしない人

高負荷な作業やマルチタスク作業をしない人は、iPadを買うことをおすすめします。

iPadでもマルチタスクはできますが、2つまでしか窓を立ち上げることができないので、効率性にやや欠けてしまうでしょう。

動画編集や画像編集などの高負荷な作業は、上位機種であれば可能です。

高負荷な作業をする人は、iPad ProもしくはAirを買うようにしましょう。

iPadをパソコンのように使える便利アイテムを紹介

iPadを使う際に揃えておきたい周辺機器を紹介します。

あれば劇的に便利になるものばかりです。

気になったものがあれば購入を検討しましょう。

Type-Cハブ

ここではType-Cハブの紹介をします。

Anker Power Expand 8in1 USB-C PD 10Gbps データ ハブ

このType-Cハブの強いところは、Type-Cの転送速度が10Gbpsということです。

一般的なハブは5Gbpsなので、10Gbps対応SSDの場合は速度が半減してしまいます。

転送速度は、10Gbps取れるハブを選びたいところです。

このハブは以下のポートを備えています。

備わっているポート
  • USB Type-C充電ポート1つ
  • USB Type-C転送ポート1つ
  • 4K出力可能なHDMI端子1つ
  • microSDカードスロット1つ
  • SDカードスロット1つ
  • USB Type-Aポート3つ

パソコンに必要なポートは最低限揃っています。

iPadを便利に使いこなしたい人には、必須のアイテムなので購入検討してみてください。

Anker Power Expand 11in1 USB-C PD ハブ

このType-Cハブの強みは、11つのポートを持っていることです。

11つのポートを持っていれば、それだけマルチに幅広く利用できます。

このハブは以下のポートを持っています。

備わっているポート
  • USB Type-C転送用1つ
  • USB Type-C充電用1つ
  • 4K 60Hz対応HDMI出力ポート1つ
  • USB Type-A3つ
  • 3.5mmオーディオジャック1つ
  • microSDカードスロット1つ
  • SDカードスロット1つ
  • display port1つ

多様性があるポートの種類なので、繋げたいものは大抵繋げられます。

もし複数の機器を繋げてまとめたい場合は、この商品を購入してみることをおすすめします。

キーボード

ここでは、おすすめのキーボードを紹介します。

iPad Pro第4世代用Magic keyboard 12.9インチ JISキーボード

iPad ProをPCライクに使うためのアイテムです。

このアイテムをおすすめする点は、トラックパッドが搭載されていることです。

12.9インチのiPad Proは、比較的クリエイティブな作業を前提としています。

クリエイティブな作業をする人は、Magic keyboardは必ず購入しておきましょう。

iPad Pro第3世代・iPadAir第4世代 Magic keyboard 11インチ 日本語

iPad ProをPCライクに使うためのアイテムです。

12.9インチのものと同じく、トラックパッドを装備しています。

11インチは、コンテンツ消費で購入する人が多いです。

コンテンツ消費よりも作業が多い人は、Magic keyboardを購入を推奨します。

iPad Air第4世代・iPad Pro11インチ第3世代用Smart keyboard Folio

Smart keyboard FolioはiPad Pro11インチとiPad Air第4世代で使用できます。

iPad Pro 11インチをMagic keyboardに付けると約1kgで、合計で759gまで軽量化することができます。

できる限り軽くしたいと考えている人にはおすすめの商品です。

トラックパッドは別売で揃えなければならないので、注意です。

Apple pencil 第2世代

iPadでイラストを描いたり、動画のコマ送りやエフェクトを入れる時に使うアイテムです。

主にイラスト作成や画像や動画の編集の目的で使用します。

第2世代になるとiPadの上の部分にマグネットで付けて充電可能です。

そしてその際にペアリングも行えます。

Apple pencil第2世代が、対応している機種は以下のものです。

対応機種
  • iPad Pro 12.9インチ第3世代以降
  • iPad Pro 11インチ 第1世代以降
  • iPad Air第4世代
  • iPad mini第6世代

無印iPadはApple pencil第1世代の対応になっているため注意してください。

パソコンのように使えるおすすめiPad3つ紹介

PCライクで使うためには、上位機種である必要があります。

メモリやチップの性能で、作業ができるできないが左右されるからです。

動画編集で使おうとしている人は注意です。

メモリ性能だけでなく、GPUの性能も関わってくるからです。

これから紹介する機種は、高負荷な作業でも問題なくこなせるので、購入を推奨します。

Apple iPad Pro12.9インチ(2021年モデル)

iPad Pro12.9インチの強いところは、M1チップを内蔵している点です。

スペックはパワフルなパソコン並となっています。

それだけでなく、ディスプレイはMiniLEDディスプレイが採用されています。

LEDディスプレイよりも、色をより高精細に表現することができるディスプレイです。

その分価格は高くなっていますが、動画編集や画像編集をやる人には向いているデバイスです。

Apple iPad Pro11インチ(2021年モデル)

iPad Proの11インチモデルですが、こちらにもM1チップが内蔵されています。

能力も12.9インチとは変わりません。

ディスプレイは、Liquid RetinaディスプレイなのでMiniLEDではありません。

その分安価で軽いので、持ち運びメインの人にはいいデバイスです。

その代わり、動画編集や画像編集の作業は画面が小さくなるので、やりにくくなります。

作業効率の面以外では、不便はないので消費メインの人にはこちらをおすすめします。

Apple iPad Air 第4世代(2020年モデル)

iPad Airの性能は、中間の価格としては高性能なデバイスに仕上がっています。

USBはType-Cに対応し、A14Bionicが内蔵されているので、高負荷な作業もできます。

重さもWiFiモデル458g、セルラーモデルで460gと普通に持ち運んでも苦痛になりません。

Magic keyboardやApple pencil第2世代にも対応しています。

安価にPCライクに作業ができるiPadを探している人に向いている商品です。

こちらの記事では、iPadがレンタルできるおすすめサービスをまとめて紹介しているので、まずは試しに使ってみたいという機種がある方はぜひ活用してください。

まとめ

結論はiPadは完全にはパソコンの代わりをすることはできません。

しかし、PCライクな使い方自体はできます。

主にクリエイティブな作業には強いデバイスで、主に以下の用途で使用することができます。

用途一覧
  • 文書作成
  • 動画編集
  • 画像編集
  • iOSアプリの開発
  • ファイル管理
  • ネット閲覧
  • 音楽作成
  • イラスト作成

アプリが開発されていれば、その範囲のことは全てやることができます。

PCライクの作業前提なら、最低限Magic keyboardは必要です。

キーボードとトラックパッドがないと、効率的に作業できません。

イラストや図解を作成している人は、Apple pencilを購入しておいてください。

周辺機器次第で、iPadをどこまでもパソコンに近づけられます。

必要に感じたものを購入してiPadをより便利に使いこなしましょう。

こちらの記事ではiPadのおすすめゲームアプリについて詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

また、この記事では、iPadをプライムデーで安く買う方法や種類・値段を紹介しています。iPadをお得に購入して、生活を便利にしちゃいましょう。

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内山勇輝 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味はガジェット収集で主にApple製品を集めています。iPad・iPhone・Macbookについての知識も豊富です。好きが講じてガジェット系WEBライターとして活動しています。

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