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初心者におすすめのカホン10選|選び方のコツと自作するメリットも解説

カホンのおすすめを集めました。カホン初心者の方にもぴったりな、パール、マイネル、デグレゴリオ、シュラグヴェルクなど人気メーカーのモデルばかりです。また、選び方や自作方法も解説しているので、初めてカホンを選ぶ際の参考にしてください。
初心者におすすめのカホン10選|選び方のコツと自作するメリットも解説

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叩いただけで音が鳴るカホンは、数ある楽器の中でも比較的シンプルな楽器にあたります。しかし、大きさや材質によって音が変わり、また叩く箇所や叩きかたでさまざまな音が出せるのが特徴で、実はものすごく奥が深い楽器です。

叩けば叩くほど色々な音が出せるようになっていくので、初心者のうちも楽しめ、レベルアップするとさらに楽しくでき本当に魅力的な楽器です。

今回は、そんなカホンを始めてみたいけれど、どんなものを選べばよいのかわからない人に向けて、選びかたの基準となることを解説していきます。

カホンとは

画像:Amazon

箱型のフォルムをして、座って叩く打楽器のカホン。カホンはもともと南米ペルー生まれの民族楽器です。

主に中南米でしか使われなかったカホンですが、1970年頃にスペインのギタリストがカホンの音色を気に入ったことにより、欧米の音楽でも使用されるようになりました。

いまや世界中に広まり、多くのミュージシャンが楽しんでいます。海外の音楽だけでなく、日本のアコースティック音楽とも相性の良いカホンの音色。持ち運びしやすく、ストリート演奏の際などは電源不要の手軽さも人気の理由となっています。

初心者用のカホンの選び方

世界的に流通するようになってから50年ぐらいと、意外と歴史が浅いカホン。まずは、カホンの基本的な知識を身につけ、初心者が注意して選ぶポイントを押さえ、購入時の参考にしていきましょう。

サイズで選ぶ

一般的な大きさと呼べるカホンは、おおよそ縦30cm×横30cm×高さ50cm程度の大きさです。縦横高さともに、おおよそ5cmの違いぐらいはありますが、市販のカホンのほとんどがこのサイズです。

なぜこのサイズが一般的かというと、カホンの打面の上部を叩いて鳴る高音と、打面の中部を叩いて鳴る低音のバランスがとりやすいサイズだからです。

これ以上大きなサイズのカホンはベースカホンといい、より低くパワフルな低音を出すことは可能にはなりますが、高音の存在感が薄くなります。

逆にサイズが小さくなると、高音はそれなりに出せますが、低音に物足りなさを感じてしまいます。

カホンはシンプルな楽器なので、複雑な音を出すことは得意としていませんが、それでも極力幅広い音域をカバーできるように作られている楽器です。

今からカホンを始められる人には、1台でさまざまなジャンルの音楽に合わせられる幅広さをもつ一般的な大きさのカホンをおすすめしています。

体格の小さな女性の人でも、足がかかとまでしっかり着くのであれば、この大きさのカホンでよいでしょう。

材質で選ぶ

現在は本当にたくさんの種類のカホンがあり、材質もさまざまです。そのほとんどが木材でできていますが、中にはアクリルでできたものもあります。

見た目は普通のカホンですが、電子部品を内蔵していて、ギターのエフェクターのようにまるっきり音を変えてしまえるカホンも存在します。

主にカホンの材質となる木材をざっと列挙しますと、ビーチ材(ブナ)、バーチ材(白樺)、メイプル材(楓)、マホガニー材、エボニー材(黒檀)、パイン材(松)、チーク材アッシュ材などがあります。

材質によって出る音は多様で、鋭い音が鳴るものもあれば広がりが豊かな音を出してくれるものもあります。

初心者におすすめの材質のカホンは?

上に座って叩く楽器ですので、どの材質でも一定以上の丈夫さはあります。シンプルな楽器ですので、徹底して湿度や温度を管理しないといけない、ということはありません。

極端に暑いところ(夏場の車の中や、暖房器具の真ん前など)や、湿気が極端に多いところでなければ、割と気にせず保管しておいて大丈夫です。手入れにそれほど手間がかからないというのも、カホンの魅力のひとつです。

中でもビーチ材やアッシュ材は堅くて傷に強く、初心者の人にはおすすめです。ただ、堅いということは、叩き方を間違えると手を痛めてしまう可能性があることも認識しておきましょう。

上手な人の演奏を見ると、音楽に乗って激しく叩きつけているように見えますが、実は無駄な力が抜けているので痛めることがありません。

初心者の人が見よう見まねで激しく叩くと、間違いなく手や指を痛めますので、最初は特にリラックスして、無理に大きな音を出そうとせず、カホンが「自然と鳴ってくれる」叩きかたで練習していきましょう。

上達してくると、徐々に叩くポイントや叩きかたがわかってくるので、さまざまな音質や音量を出すことができるようになってきます。

低音から高音までバランスのよい音が出る材質は?

音のバランスに関しては、材質以上に本体のサイズが影響します。サイズが大きければ低く太い音が鳴りやすくなり、小さければ高く鋭い音が鳴りやすくなります。

このことから、材質による音質の違いは初めはあまり気にせず、自身が気に入った音の出るカホンを見つけるのがよいでしょう。迷った場合、ビーチやアッシュを選んでおけば、幅広い音楽にマッチする音を出すことができます。

もちろん、他の材質にもよいところがあります。メイプルはとても柔らかい音が出ますし、バーチはどしっとした低音に特徴があります。

また、チークやマホガニーは高級木材のため見た目が美しく、触れた感じも温かく柔らかな感触を得られます。実際に手で叩く楽器ですから、“触感”といった部分も、カホンを選ぶ際の大事な基準になってきます。

たくさんのカホンに触れてみて、お気に入りの1台を見つけましょう。

材質によってデザインも異なる

音質だけでなく、見た目も違いデザインが豊富であることも特徴です。木目が特徴的なものもあれば、自然な色合いが美しい材質もあります。

中には複数の木材の特徴を併せ持った合板を使用しているカホンもあり、初心者のうちはなかなか材質の違いというものは理解しにくいので、デザインで選ぶ方法もおすすめです。

まず自身が好きな音のカホンを見つけることから始めるとよいでしょう。現在はインターネット上にもたくさんのカホンのプレイ動画や、メーカーごとの商品紹介がアップロードされており、魅力的で個性的なデザインを多く見かけます。自分のフィーリングの合うデザインで選んでも、親しみを感じながら使用できます。

見た目のかっこよさで決めるのもアリ!個性的でカリスマ性を感じるものを

カホンを叩いてみたいと思う理由は人それぞれだと思いますが、そのひとつに「かっこいいから」という理由を挙げられる人もいます。

体全体でリズムをとりながら、両手を(場合によっては足も)使って叩く姿は、他の打楽器とは一味違ったかっこよさが光ります。個性的でカリスマ性を感じさせるものを選んでも、よいでしょう。

色々種類がありすぎて決められないという人は、最終的に見た目のかっこよさで決めてしまうというのもよいです。かっこよいものを選ぶことで、練習をする上でのモチベーションを高めるポイントにつなげられます。

響き線で選ぶ

現代のカホンは、ただの木の箱ではなく、打面の裏側に響き線(スナッピー)という金属の線が張ってあります。これによって、叩いた際にカホン特有のバズ音(ノイズのような感じの音)が鳴ります。

響き線の種類や張り方が変わると、このバズ音に変化が出て、同じ材質のカホンでも音に明確な違いが出ますので、これらもぜひ聞き比べてもらうとよいでしょう。

響き線には、大きく分けて2種類あります。

ワイヤータイプ

ギターの弦のような金属の線が2~8本ほど張ってあるのがワイヤータイプ。低音、高音ともに歯切れのよい音を出せるのが特徴で、指先の細かい動きなどにも敏感に反応し、音に反映してくれます。初心者用からプロ仕様まで幅広く販売されており、価格は20000円前後から数十万するものまであります。

ワイヤータイプはクラシカルな音が基調で、細かいタッチにも繊細に反応してくれまう。上達していくことで、奥深く楽しむことができるタイプです。

スナッピータイプ

金属の線がコイル状になっており、本数もワイヤータイプの倍以上張られているものが多いスナッピータイプ。ワイヤータイプよりも余韻のある音が鳴るのが特徴で、鼓笛隊で見かける小太鼓(スネアドラム)の、叩いた瞬間のジャッという音を想像していただけるとわかりやすいです。

スナッピータイプは上でも挙げた通り、スネアドラムのような音を出せるので、ドラムの代用として使用されることも多いです。マイクを使って音を増幅すれば、電子楽器が少々入っても負けない、存在感のある音が出せます。

材質と同じく、どちらがよいということはありませんが、それぞれに特徴があります。特徴を認識した上で、演奏したい音楽のジャンルで選ぶとよいでしょう。

アコースティックな演奏に用いられる人はワイヤータイプ、ベースやエレキを交えたバンドなどで使われるひとはスナッピータイプをおすすめします。

価格もチェック

楽器は一概に「安かろう悪かろう」とは言い切れないところがあります。一般的に、入門用のお値段が安めの楽器は、どんな人が演奏しても音にあまり違いが出ないように、つまり音が出しやすいように作られているものが多いです。

練習をして、どんどん技術が身についてくると、その普遍的な音に物足りなさを感じたりもするのですが、楽器はまず音が出せないと練習が退屈になってしまいますので、迷っている人はまず予算を先に決めておくと選びやすくなります。

ただ、最低でも定価が15000円程度のものにはしておいたほうがよいでしょう。30×30×50のサイズで、かつ極端に安いものは、それこそ本当に「安かろう悪かろう」なものもありますので、要注意です。

お店によっては、商品入れ替えによる在庫セールなどで、旧型のものがお安くなっていたりもするので、その場合はもちろん別です。

試打はすべし!

楽器選びの際は一度はお店で叩いてみることをおすすめしています。座ってみたときのサイズ感であったり、叩いたときの感触の違いであったり、試打をしてみないとわからないことがたくさんあるためです。

微妙ではありますが、1台1台に個体差はあり、上級者の方になると3、4台同じカホンをお店に仕入れてもらい、それらを叩き比べて自分好みのカホンを購入するという方法が理想的です。

「なんとなくこれがいいなぁ」という感覚は楽器選びでは割と重要なポイントなので、実際にお店で触れてみてからの購入をおすすめします。特にカホンは、叩いた際の感触は大事です。

軽く叩いてもきちんと鳴ってくれるよいカホンがたくさんありますので、無理なく叩いて、よい感触、よい響きが得られるカホンを探しましょう。今はカホンに詳しい店員さんも増えてきていますので、店員さんから色んな話を聞きながら選ぶのも楽しめます。

「この音好きかも」と思ったカホンは、メーカーと品番をチェックし、それを販売している楽器店に試打をしに行くとよいです。実際に生で音を聞いてみたら、思っていた感じとは少し違うということもあるので、失敗なく選ぶためにも音のチェックはしましょう。

「この音好きかも」と思ったカホンは、メーカーと品番をチェックし、それを販売している楽器店に試打をしに行くとよいです。実際に生で音を聞いてみたら、思っていた感じとは少し違うということもあるので、失敗なく選ぶためにも音のチェックはしましょう。

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初心者におすすめのカホン10選

初心者におすすめのカホンを10点紹介していきます。サイズや価格、デザインも考慮して、これから購入する際の情報として把握しておきましょう。失敗なく購入するためにも、商品情報は大切にしましょう。

Schlagwerk シュラグヴェルク 2 in One SR-CP404

私が5年ほど愛用している、2 in Oneシリーズのデビューモデル。カホンという楽器を日本に広めるのに一役買ったと言っても過言ではないくらい、さまざまなメディアでビギナーにもおすすめされている、ドイツメーカーの1台です。

特徴は、響き線の着脱が容易にでき、スナッピータイプとしてもワイヤータイプとしても使えるというところ。まさに名前の通り2 in Oneなのです。上達してきても物足りなさを感じることはなく、むしろ表現できる音の幅にますます惚れこむほど。

まったくチューニングをせずとも低音から高音まで幅広い音が出せ、かつ音量もよく出てくれるので、ハウスからストリートまでさまざまな場面で使えます。

自身が使用しているというひいき目もあるかもしれませんが、初心者の人には真っ先におすすめする一品です。

Pearl パール ブームボックスカホン PCJ-633BB

こちらもPearl製のカホンですが、アッシュカホンとはタイプの違う音の出るカホンです。どちらかというと価格が安い部類に入るカホンですが、非常に広がりが豊かな低音を奏でてくれます。

スナッピータイプの響き線が3束設置されており、スラップ音もこのカホン特有のシャープさがあります。ワインレッドの見た目の鮮やかさも相まって、とても存在感のある1台です。

また、エッジ部分が丸く加工されており、スラップをしたときの手へのダメージが和らげられるように設計されていることも特徴のひとつです。

これは、手を痛めてしまいやすいカホン初心者にとってこの上なく嬉しい心遣いです。Pearlの楽器の愛用者が多いので、初心者の人でも安心して選ぶことができます。

LP エルピー Aspire Cajon LPA1331

エルピーの名前で広く知られている、アメリカの打楽器メーカー。正式名称は“Latin Percussion”といい、販売している楽器がそのまま社名になっている、非常にわかりやすいメーカーです。音質としては2 in Oneやアッシュカホンに似ており、エッジが効いた音を出してくれます。

打面がねじで留められているので、上達してくるとそのねじの調節で音質に変化を持たせることができるのも、このカホンの面白いところです。あと、なんといってもお値段の安さが魅力。この音質で2万を切るカホンはなかなかないです。そこそこの音質はほしいけど、やっぱり安くないとなかなか手が出ない…という人にはおすすめできる1台になります。

Pearl パール カホン ファンボックス PFB-300

子供用として通常のカホンよりも、小さく作られたBOXカホンです。素材はパイン材で作られており、その他の周りの部分はソリッドなファイバーグラス。

木材のモデルよりも軽くて、初心者の人でもスラップ音も簡単に出しやすく作られたモデルです。口コミを見てみると、カラーデザインが可愛らしく、子供たちも飽きずに遊びに夢中になっているという声が多く寄せられています。

大きさやデザインに満足している人は多く、購入してよかったという好評の声が多いです。小さめのカホンを探している人にもおすすめでき、音のメリハリもよく響きます。

身長が低い女性や、子供にも利用できるため、家族で楽しく活用できるカホンとして人気があります。子供にも使わせたいと考えている人にとって、最適なカホンです。

Schlagwerk シュラグヴェルク カホン・ラ・ペルー SR-CP4005

サイズは、30×30×50cmで、打面材はビーチ。側面材はガボン、ウッド、7プライという材料で作られています。ペルーのカホンをもとに作られたデザインで、木材を基調とした優しいベージュカラーを基調としたカホンです。

リッチで落ち着いた低い音やクラッシュ音が特徴としたモデルで、20年以上前のモダンカホンのスタンダードとして親しみのある楽器です。

世界の音楽業界で有名なドイツのメーカー製で、安心と信用ができるドイツ会社の楽器です。カホンは種類が豊富でデザインもさまざまなタイプがあります。

その中でも、ウッドデザインのシンプルなカホンは、柔らかい雰囲気を出し、音も安定した低音が響き、音全体をまとめてくれます。カホンのサイズは小さいですが、存在感のある楽器です。初心者の人でも親しみを持って活用できるのでチェックしてみましょう。

Pearl パール アッシュカホン PCJ-AWC/SC #653

ドラマーの人や、吹奏楽でパーカッションを担当されていた人は、メーカー名に聞き覚えがあるかもしれません。パーカッションや実はフルートなども手掛けている世界的にも有名な日本の楽器メーカー、Pearlのカホンです。

特徴は、なんといってもパンチの効いたサウンド。どちらかというと堅めの音質で、キレのある音を出してくれます。音量も十分で、叩いていて心地よくなる1台です。

価格は少し安く国産メーカーというのも、安心して購入できるポイントです。初心者にもおすすめできるカホンですが、ベテランの人からも好評の口コミが寄せられています。

叩きかたでメリハリをつけられ、しっかり音が響きリズムを取りやすいという声が多く好評です。素材の割に価格は安めですが、満足できる1台なので初心者からベテランの人まで愛用できます。

DE GREGORIO デグレゴリオ Bravo Red Makassar

DE GREGORIOは、カホンを世界に広めるきっかけとなったフラメンコの国、スペインのメーカーです。このメーカーのカホンは、デザイン性に富んだものが多くあり、日本で有名な→Pia-no-jaC←のカホン担当であるHIROさんも使用していることでよく知られています。

ここで挙げたBravo Red Makassarも個性のある人気の1台です。打面にデザインされた特徴的な赤い木目は、ライブやストリートなどでも非常に映えます。材質にバーチを用いており、他に挙げたものよりもパワフルな低音を出してくれます。

ワイヤータイプでありながらロックやポップスにも十分使用できるだけの音で鳴ってくれる、頼もしいカホンです。「パーカッションは目立つからこそよい」というひとにはおすすめの1台です。音質的にも好きな人が多いカホンです。

MEINL マイネル Snare Cajon CAJ1EB-M

こちらもシュラグヴェルク同様、ドイツメーカーのカホンです。マイネルのカホンはワイヤータイプのものが多いのですが、スナッピータイプのものになります。

特徴は、スネアドラムのようにスナッピーをオンオフ切り替えできるところです。オンにすれば、他のスナッピータイプのカホンと同様、バズ音が混じるようになり、オフにすれば民族楽器のような音(トラディショナルな音といったりもします)に変わります。

あまり目立たず、縁の下の力持ちな音を出してくれるカホンなので、そういった演奏をしたい人におすすめの1台です。初心者の人でも叩きやすく、練習用としても最適です。

多機能性なので、長く愛用できるモデルとして人気があります。民族音楽が好きな人にとって、最適なカホンとして活用でき、音もマッチします。

ゲッコー ミニ カホン・ビンテージ・MV01レゾナンスモデル

ミニカホンですが、低音がよく響き、音全体の中でも安定したリズムで支えることができます。パーカッションとしての楽しさも存分に発揮してくれるため、ベテランの人でも満足して愛用できるモデルです。

口コミを見てみると、ミニカホンなので期待はしていなかったものの、いざ使用してみるといい音が出るので非常に満足しているという声が多く寄せられています。

ロゴマークもインパクトがあり可愛らしく、小さくて持ち運びしやすいのも魅力です。遊びで叩くにはクオリティーが高く、初心者からベテランの人まで幅広く愛用できる1台です。

子供と一緒に楽しくたたくという人も多く、デザインも可愛いので親しみを持って利用できるのがよいという声が多いです。全体的に好評のカホンなので、ミニサイズを探している人におすすめです。

ammoon カホン ボックスカホン

サイズは23、24、37cm。低い音と高い音のバランスが取れており、コントラストもはっきりとしているため、初心者の人でも利用しやすいタイプです。練習用や指導用としても活用しやすく、たたきかたによって多彩な音色を引き出せます。気軽に始めたい人にもおすすめできる商品です。

自分に活用するのではなく、子供用に購入する人も多く、子供も大人も楽しめるのが魅力です。もちろん、大人の男性が座っても問題ない大きさで、子供から大人まで幅広く活用できる楽器です。

初心者向けとしてはコスパもよく、ケース付きということもありお得感のある商品です。デザイン性もよく、口コミの声も好評です。初めてカホンの購入を考えている人にもおすすめでき、練習用や子供用に購入したい人にも最適なモデルです。

番外編|カホンを自作もおすすめ!

木材を組み合わせ、打面の裏側に響き線を張り、裏側にホールを開ける、というシンプルな構造の楽器であるカホン。購入すると数万円程度はするため、実際に自作してしまう方もたくさんいらっしゃいます。

カホンを自作するメリット

ネット上にも体験談を載せている方が多数いらっしゃるので、DIYが得意なひとであればそれほど苦もなく作ることができるでしょう。自作するメリットはいくつかあります。

材料費だけで済む

木材、響き線、ネジなどの留め具、あとは塗料ぐらいでしょうか。高級木材などを使用しなければ、すべて合わせても5000円もしないかと思われます。

市販のカホンは、安くても15000円程度はしますので、金銭面ではかなりお得です。経済的に済ませたいという人にもおすすめでき、作る楽しさや完成したときのうれしさなども実感できます。

自分好みのデザインにできる

どうしても自分好みのデザインにしたい人にとっては、自作カホンは十分選択肢に入ります。単純に色を塗ったり模様を描いたりするのもよいですし、焼き目で文字などを刻印してもかっこいいです。

世界で1台だけの、非常に愛着の持てるカホンに仕上げることができます。オリジナリティや個性も出るので、親しみを感じながら使用できるのが魅力です。

カホンの構造を自然と知ることができる

シンプルな構造であるだけに、どこがどうなるとどういう音が鳴るのか、または鳴らなくなってしまうのか、意外とカホンを叩くかたでも知らないことが多いです。

最もわかりやすいところで言うと、打面に対して響き線がどんな風に当たっているか、これがコンマ数ミリ違うだけで、まったく音が変わってしまいます。

市販のものは、既にメーカーがある程度完成させた状態で販売されているので、あまりいじらなくてもそれなりの音が出ますが、自作をするとそういったところまで自身で調整しなくてはならないので、自然とカホンに対する知識が深まっていきます。

どれだけシンプルな構造のものでも、むしろシンプルな構造のものだからこそ、楽器を作成するというのは難しいものです。デザインにこだわりがあり、「これが作りたい」という情熱をお持ちでないのであれば、最初の1台は素直に市販のカホンを購入されることをおすすめします。

2台目以降のカホンであったり、またはお子様の自由研究で一緒にミニカホンを作ったりというのはとても楽しいですし、カホンの構造をより深く理解する上でもおすすめの方法です。

カホンを自作するには

動画や記事でも、カホン自作する方法を検索するとさまざまな情報が出てきます。木材ではなく、段ボール製のカホンなども作れるようです。

木材の用意が大変なら、組み立てるだけのDIYキットもありますよ。自作してみたいと思ったら、必要な材料や、かけるコストを考えてみてくださいね。

▼カホンDIYキット

まとめ

カホンはいろいろな種類があり、デザインも豊富で音楽だけではなく見た目も楽しむことができる楽器です。子供も大人もみんなが楽しめるので、音楽事態が初心者という人でも音楽を好きになり、カホンを叩くことが好きになれます。

叩きかたを変えるだけで音に変化を生み出せるので、素材などにも注目し、自分に合ったカホンを選んで音楽を楽しみましょう。慣れてくれば自分でも作れる楽器なので、奥深く楽しく利用できることが魅力です。

ビギナーズ編集部では、楽器が楽しくなる情報を多数ご紹介しています。いきなり買うことに躊躇する方は、レンタルサービスも参考にしてみてくださいね。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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