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苦手な読書を克服するには?読書嫌いな理由や好きになる方法を紹介

苦手な読書を克服するには?読書嫌いな理由や好きになる方法を紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

読書を趣味にしたいものの、苦手意識を抱えている人は少なくありません。また、苦手な理由がわからず、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

苦手を克服できれば、読書から様々な恩恵を享受できるでしょう。

そこで、本記事では読書が苦手な理由や、克服する方法などについて解説します。読書が苦手な人におすすめの本も紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

読書が苦手・嫌いになる理由

まずは、読書が苦手・嫌いになってしまう理由を紹介します。

活字に苦手意識がある

読書が苦手な理由として、まずは活字に対する苦手意識が挙げられます。

本を開き大量の活字を目の当たりにするだけで、嫌悪感や抵抗感を覚える人は少なくありません。

一方でイラストや写真交じりであれば、読みやすく感じる人も多いことでしょう。

動画や音声コンテンツが普及していく中で、活字離れが進んでいる可能性もあります。結果として、読書嫌いにつながっているのかもしれません。

興味のない本を選んでいる

本の選び方も、読書に対する意識に影響を及ぼします。

自分が好きな分野や得意なことに関する本を読むときは、スムーズに読み進めたり楽しく読書できたりすることでしょう。

しかし興味のない本を読むときは、内容に集中できず退屈に感じてしまうことが多いはずです。

仕事や学習において、苦手な分野の本を読まなければならない機会があるかもしれません。その積み重ねが、読書そのものに対しての苦手意識を芽生えさせてしまう原因となっている可能性もあります。

専門用語や読みにくい漢字が頻出する

参考書や専門書などを読んでいると、専門用語や難読漢字が多く出てきます。結果として、読書に対して苦手意識を覚える人も多いことでしょう。

仕事や学習で、どうしてもむずかしい本を読む場面があるかもしれません。

くり返し同じ言葉に触れれば、気になって調べたり読み方を覚えたりしていくものです。しかし、初めて読む際には本の内容を理解できず、挫折してしまう人もいます。

辞書を片手に本を読まなければならない場合は、楽しさを感じにくいでしょう

集中力が続かない

登場人物の多い小説や難解な内容の専門書などを読むとなれば、集中力が必要です。本の世界に没頭してしまえば、時間が過ぎるのも忘れ読み続けることが可能でしょう。

しかし集中力が長く続かず、途中で切れてしまうこともあります。

読書に対しての苦手意識が、集中力が続かない原因の1つかもしれません。

人間の集中力には限界があり、いずれは切れてしまうものです。苦手な本だとより集中しにくくなります。

読むスピードが遅い

本を読むスピードが遅いことも、苦手意識につながります。本を読める冊数が相対的に少なくなり、思うように読書を楽しめず億劫になってしまいがちです。

また、月に何冊も本を読むような人と自分を比較し、読書に対する苦手意識を強めてしまう人もいるでしょう。

読書の苦手を克服する方法

次に、読書の苦手を克服する方法を紹介します。

簡単な本を選ぶ

いきなりむずかしい本や分かりにくい本を読むのではなく、内容や言葉そのものが簡単でわかりやすい本から読み始めていくのが理想的でしょう。

読書に限らず苦手なことや初心者であるうちは、むずかしいことや応用的なことをしても挫折してしまいます。

まずは基礎を固め、徐々に応用へと移行していくことが重要です。

簡単な本を読むことで読書に慣れていき、徐々にむずかしい本へとレベルアップさせていけば問題ありません。

興味のある本を選ぶ

本を選ぶうえで、自分の興味のある分野の本を選ぶことも有効です。

関心があれば、自ずと没頭し楽しく読書ができるはず。抵抗感なく読めるので、自然に苦手意識を軽減できることでしょう。

付箋を活用する

読書する中で、理解できず見直したい部分などが出てきます。そのような場合には、付箋をうまく活用するのがおすすめです。

学生時代に、教科書や単語帳に付箋を貼って勉強していた人も多いのではないでしょうか。普段の読書にも応用でき、苦手克服の手段となり得ます。

形や色、大きさの異なった様々な付箋が販売されています。意味合いによって付箋の色やデザインを変えれば、効率よく読書を進められるでしょう。

1冊に対する意識やアプローチが変わり、メリハリがつきます。

付箋は取り外せるので、何枚使用しても問題はありません。

読書を習慣化させる

読書が苦手な人は、能動的に本を読めず苦労するかもしれません。

また忙しく時間がない人は、読みたくても読めない可能性もあります。そのような場合は、例えば1日5分の読書や就寝前に必ず読むことを条件として設定してみてください。

生活の中で無理のない範囲で時間を設定し、実行する流れをくり返していくと無意識に本を読むようになり習慣化されていきます。

最初は抵抗感を覚えるかもしれませんが、習慣化してしまえば歯磨きや入浴のように読書できるでしょう。

日常生活の中に、ルーティンとして組み込むことをおすすめします。継続することで多くの本を読破でき、苦手を克服するだけでなく読書術も身についていくことでしょう。

映画や漫画の原作を読む

映画やアニメなどが好きな人であれば、原作を読んでみるのもおすすめです。

一度は作品に触れている状態で小説を読むと、あらすじや登場人物などが頭に入っているため、スムーズに読み進められます。

また、映画や漫画などは原作をアレンジしていることも多く、プロトタイプに触れることで新しい発見があるかもしれません。

変化や脚色も感じられれば、原作を読んでから再び映画版や漫画版を見ても楽しめます。

手軽に試せる方法なので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

完璧に読もうとしない

読書が苦手な人に散見されるのが、一字一句を完璧に読もうとする姿勢です。

確かに、内容を見落とさないように読むことは重要。しかし自ずと読むスピードが遅くなり、途中で諦めて断念してしまう恐れもあります。

また、過度な集中力も必要となり、結果的に、本を読むことを苦痛に感じてしまいかねません。

そのため、苦手を克服するためには本に対する向き合い方や読書法を変えていく必要があります。

一言一句を完璧に読まなくても、内容は把握できるものです。まずはスラスラと読んでいき、必要に応じて読み返すスタイルをおすすめします。

集中できる環境に行く

テレビやスマートフォンなどの誘惑がある場所や、騒音などで落ち着けない場所では読書に集中できません。読書に集中できないことが、苦手につながっている可能性もあります。

自宅では読書から離れ、違う作業を開始してしまう人も少なくないでしょう。

そのような人は、強制的に集中せざるを得ない環境で読書するのが有効です。

静かなカフェや図書館などの静寂に包まれた場所、海や山など自然豊かな場所など非日常的な空間は集中しやすく、サクサクと本を読み進められます。

自分に合った読書専用の環境を見つけ、活用してみてください。

自宅で読書する場合には、読書に合った環境をつくるのもおすすめです。耳栓を使ったりスマートフォンの電源をオフにしたりして、工夫を施しましょう。

電子書籍を活用する

紙の本への抵抗感が、読書への苦手意識につながっている可能性もあります。

紙の本を持ち歩きたくない人は、電子書籍を使ってみるのがおすすめです。スマートフォンやタブレット端末を所有していれば、インターネットやアプリを介して電子書籍を読めます。

電子書籍では、小説や漫画、雑誌など幅広いジャンルの本を気軽に楽しめます。

紙の本とは異なり、多くの本をデータとして持ち運べるので旅先や移動中も読書できます。

サービスによっては、試し読みなど無料で閲覧できる作品も多くあるためお得です。読書が苦手な人こそ、電子書籍の利用も検討してみてはいかがでしょうか。

▼関連記事:読書術5選!おすすめの本や避けたほうがよい読書術についても紹介

ブックライブ

読書が苦手な人におすすめの本5選

読書が苦手な人におすすめの本5冊を紹介します。本選びの参考にしてみてください。

きまぐれロボット(星新一)

1966年に発表され、長く愛されているショートショート集です。

著者の星新一さんはショートショートの第一人者であり、SF御三家の1人。この本の表題作は、家事をこなしつつ話し相手にもなるロボットと、エヌ氏が島の別荘で過ごす物語です。

27編収録されており、それぞれの話が短く手軽に読める本を探している人におすすめします。

夢をかなえるゾウ(水野敬也)

2007年に発売され、大ヒットを記録した自己啓発小説です。

関西弁を話すゾウの神様「ガネーシャ」が、突如として主人公の前に現れます。

主人公の夢を叶えるために、「靴を磨く」「募金する」といった地味なアドバイスばかりしてくる奇妙な展開に。孔子やビルゲイツなどの偉人たちを育ててきたと豪語するユニークな「ガネーシャ」が、主人公の夢を叶えるために助言します。

笑える本を探している人や、人生に迷いを感じている人にもぴったりの作品です。

カラフル(森絵都)

1998年に発売された小説で、2000年には実写映画化されました。

「生前の罪」で転生できなかった主人公の魂が、抽選で再挑戦の機会を得ることから話が始まります。自死を図った少年「真」の体に乗り移り、真として生きていく主人公の人生が描かれています。

テンポのいい作品を読みたい人にうってつけです。

時をかけるゆとり(朝井リョウ)

2014年に発売された、エッセイです。

2013年に『何者』で直木賞を受賞した「ゆとり世代」の著者による、23編。上京やバイト、就活から社会人生活まで綴られています。

ユーモアにあふれ、笑いなしでは読めない作品です。

嫌われる勇気(岸見一郎)

2013年に発売された、自己啓発書のベストセラーです。

フロイトやユングと肩を並べる、心理学三大巨匠の1人であるアルフレッド・アドラーによる「アドラー心理学」を、青年と哲学者の対話形式で学べる作品です。

「トラウマを否定せよ」や「すべての悩みは対人関係」など、ハッとさせられる内容が盛りだくさん。テーマは難解に感じても、対話形式のため非常に理解しやすいと話題になりました。

読みやすい自己啓発の名著を探している人におすすめです。

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読書は知性を磨いたり感性を養うことに役立ちますが、必ずしも活字を読まなければそれらが得られないわけではありません。

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まとめ

この記事では読書が苦手な理由や、克服する方法を中心に紹介しました。

必ずしも読書を好きにならないといけないわけではありませんが、読書には様々なメリットがあるので、ぜひ多くの人に楽しんでもらいたいものです。

まずは苦手な理由を明確にし、克服する方法を試してみてください。手軽にチャレンジできることから取り組んでいき、自分のペースで苦手を克服しましょう。

こちらの記事でも、読書習慣を身につける方法を紹介しているので、あわせて参考にしてください。

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ヒロキタナカ /
ビギナーズ編集部 tanaka

大学院を修了後、IT業界を経て独立。選書サービスやWebメディアを運営する傍ら、ライターとしても活動しています。趣味は読書やサウナです。

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