炊飯器のおすすめ10選｜選び方や機能などもご紹介

ご飯を炊くのには欠かせない炊飯器ですが、種類がたくさんあり、どれがおすすめなのか分からないと考える人は多いです。

炊飯器はお米が炊けるのはもちろん、ほかにもさまざまな機能が付いているものもありますし、活用の幅は広いです。

また、ご飯を炊くことだけに焦点を置いたとしても、種類ごとに炊き上がりは違いますし、結局どれが一番よいのかと悩んでしまう人は多いでしょう。

炊飯器の値段はピンキリですし、高価なものを買えば、それだけお米もおいしく炊けやすいです。

しかし、一概に高ければよいというわけではなく、安くても高機能なものはありますし、人によって炊きあがりの好みも違います。

どの炊飯器が合っているかは人によって違いますので、おすすめの商品やポイントを参考にしながら、自分に合ったものを探すことが大切です。

炊飯器の選び方のコツ

自分に合った炊飯器を見つけるためには、まずは炊飯器にはどのような種類があり、それぞれ機能がどう違うのかを知っておく必要があります。

炊飯器ごとの違いは大きく、それらを踏まえた上で選び方のポイントを理解することが大切です。

選び方のポイントを知っておけば、購入時に何を指標に決めればよいのかが分かりますし、自分がどんな炊飯器を求めているのかも把握しやすくなります。

ポイントを参考にしながら炊飯器についての理解を深め、自分はどんな機能を求めたいのかを考えてみましょう。

選び方ポイント1.炊ける量

炊飯器は容量に違いがあり、一度に炊けるご飯の量は種類ごとに異なります。

家族の人数が多ければ大容量のものを選ぶべきですし、反対にひとり暮らしであれば、必要最低限の容量で問題ないでしょう。

一度に炊けるご飯の量が多くなればなるほど、基本的には価格も高くなるので、適切な量で選ぶことが大切です。

安くなるからといって、低用量のものを買ってしまうと、何度も炊かなければならず手間がかかり、電気代も余計に必要になるので注意しましょう。

目安としては、ひとり暮らしであれば3合程度、3人家族で5.5合、4人家族で5.5～8合、5人家族以上であれば10合まで炊けるモデルが望ましいです。

もちろん、それぞれどの程度食べるかによって、一度に炊ける量は増減させましょう。

育ち盛りの子供がいるなら、大きめのサイズにしたほうがよいですし、反対に大家族でも全員小食なら、少なめの容量でも事足ります。

人数だけではなく、日常的な食事量に合わせて、炊ける量は決めましょう。

選び方ポイント2.加熱方式

炊飯器の加熱方式は、マイコン型、IH型、圧力IH型の3つに分けられます。

マイコン型はもっともベーシックな加熱方式であり、炊飯器の底から釜に熱を加えるものです。

火力はそれほど強くはなく、炊きあがりはやや固めです。

基本的には3合炊きなど、低用量のモデルに多く、価格も安価なものが多いため、一人暮らしの人におすすめでしょう。

IH型は、電気を使って釜に熱を伝えるタイプで、マイコン型とは違って全方向からムラなく熱を通します。

火力は高く、均一に火が通るため、ふっくらと炊き上げやすいのが大きな特徴です。

保温性にも優れており、現在では主流のタイプといえますので、ファミリー向けのモデルといえます。

圧力IH型は、電気と圧力を使ってご飯を炊き上げるタイプであり、炊きあがるの質はもっともよいです。

性能としては上位型のモデルになりますので、値段も高めに設定されていますが、お米をこだわって炊きたい、おいしいご飯が食べたいという人にはおすすめです。

選び方ポイント3.内釜の種類やその他機能

炊飯器は種類ごとに内釜が違っていたり、その他付加的な機能が付いていたりすることもあります。

単にお米が炊ければよいというのであれば、これらは気にする必要はありませんが、少しでもおいしいご飯が食べたい、炊飯以外の機能も使いたい人はチェックしておきましょう。

内釜の種類に関しては、メーカーやモデルごとに違い、それぞれの性能を詳しく見ておくことが大切です。

鉄器を使用したモデルや土釜に近い材質を使ったものなど、さまざまな違いがあり、内釜の種類、材質によっても炊き上がりは違ってきます。

また、付加機能についても、どのような炊き上がりを目指したいかによって、選ぶべきものは異なります。

圧力や電気などで火力を活かして一気に炊き上げるモデルあれば、蒸気を使ってもっちりとした炊き上がりを実現させるものなど、機能はさまざまです。

また、ご飯だけではなく、パンが焼けるモデルなどもありますので、必要に応じてそれらの機能も確認しておきましょう。

おすすめの炊飯器10選

炊飯器の選び方のポイントを把握すれば、実際に商品を見て購入するものを決めましょう。

口コミでの人気が高い商品をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

象印 炊飯器 5.5合 圧力IH式 極め炊き ボルドー NP-YT10-VD

象印 炊飯器 5.5合 圧力IH式 極め炊き ボルドー NP-YT10-VDは、大火力と高圧力が特徴の炊飯器です。

火力と圧力の両方を使って、釜の内部に対流を生み出しながら火を通しますので、全体にムラなく、効率よく炊き上げられます。

また、高圧力によってお米の本来の甘さを損なうことなく、甘味成分を染み込ませて炊き上げることができますので、お米のポテンシャルを最大限まで引き出せます。

固めから柔らかめ、玄米やおかゆなど、さまざまな炊き分けが可能であり、一台あればさまざまなレパートリーを楽しめるのも大きな特徴でしょう。

タイガー マイコン 炊飯器 3合 ホワイト 炊きたて ミニ 炊飯 ジャー JAI-R551-W Tiger

タイガー マイコン 炊飯器 3合 ホワイト 炊きたて ミニ 炊飯 ジャー JAI-R551-W Tigerは、低用量ですが価格も安く、ひとり暮らしにおすすめの炊飯器です。

3合炊きとコンパクトなサイズですので、収納にも困りませんし、電気代を約10%節約できる、「エコ炊きメニュー」もあります。

マイコン型ですが、「黒遠赤釜」が採用されていますので、ムラなく火を通し、ふっくらとした炊き上がりを実現できます。

調理メニューを選べば、炊飯だけではなく、煮込み料理も簡単にできますし、料理の手間を省きたい人にもおすすめです。

アイリスオーヤマ 炊飯器 IH式 5.5合 銘柄炊き分け機能付き 大火力 RC-IB50-B

アイリスオーヤマ 炊飯器 IH式 5.5合 銘柄炊き分け機能付き 大火力 RC-IB50-Bは、IH式で大火力での炊き上げができるのが大きな特徴です。

大火力で一気に炊き上げるため、ムラなくふっくらとした仕上がりになり、保温性にも優れています。

極厚火釜によって熱伝導にも優れており、銘柄ごとの炊き分けも可能と高機能なモデルです。

さらに、炊飯だけではなく、煮込み料理や蒸し料理なども簡単にできますし、活用の幅は広いでしょう。

早炊きや省エネなど、炊飯モードにもさまざまな種類がありますし、使い勝手がよく、バランス性に優れています。

タイガー 炊飯器 5.5合 圧力 IH アーバンブラック 炊きたて 炊飯 ジャー JPB-H102-KU Tiger

タイガー 炊飯器 5.5合 圧力 IH アーバンブラック 炊きたて 炊飯 ジャー JPB-H102-KU Tigerは、洗練されたデザインが特徴で、スタイリッシュな見た目からも人気が高いです。

熱封土鍋コーティング5層遠赤特厚釜によって、高い熱伝導性を実現し、土鍋で炊いたように、ふっくらもっちりとした炊き上がりが特徴です。

内釜には樹脂製の取っ手がついており、炊き上がり後も安全に取り出すことができます。

内なべ、内ぶたのお手入れができる洗浄機能がついていますし、各部位も簡単に取り外しができるため、お手入れの手間もかかりません。

パナソニック 5.5合 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ルージュブラック SR-SPX107-RK

パナソニック 5.5合 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ルージュブラック SR-SPX107-RKは、パナソニック独自の「Wおどり炊き」機能が採用されているのが大きな特徴です。

釜の中に内対流と外対流を作り出し、わずかな時間で対流を切り替えながら熱を加えることで、お米全体にムラなく火を通し、ふっくらとした炊き上げを実現させています。

また、圧力を変えながら火を通していきますので、お米本来の甘味も引き出すことができ、冷めても味が落ちる心配はありません。

銘柄ごとの炊き分けも可能であり、好みの硬さで炊けるのも魅力的なポイントです。

アイリスオーヤマ 炊飯器 マイコン式 5.5合 極厚火釜 銅コート 銘柄炊き分け機能付き ブラック RC-MA50AZ-B

アイリスオーヤマ 炊飯器 マイコン式 5.5合 極厚火釜 銅コート 銘柄炊き分け機能付き ブラック RC-MA50AZ-Bは、マイコン型には珍しい、5.5合炊きができる炊飯器です。

マイコン型ですが、底とふたの両面から火を通しますので、全体をムラなく加熱し、芯まできちんと炊き上げることができます。

さらに極厚銅釜は、銅、ステンレス、アルミの3層構造になっており、熱伝導性も高く、マイコン型でありながらふっくらとした炊き上げを実現しています。

炊飯だけではなく、煮込みや蒸し料理にも使えますし、何より低価格で高機能とコストパフォーマンスの高さが大きな魅力です。

象印 炊飯器 IH式 極め炊き 5.5合 ブラウン NP-VN10-TA

象印 炊飯器 IH式 極め炊き 5.5合 ブラウン NP-VN10-TAは、ご飯の甘味、旨味を引き出すことができる炊飯器です。

IH型ですのでムラなく火を通すことはもちろん、高火力で炊き続けることができますので、旨味を逃すこともありません。

また、黒まる厚釜を採用することによって、熱伝導にも優れており、底の形状が丸いことで、対流を生み出しながら加熱することができます。

炊飯はパンやケーキなども作れますし、料理の幅はさらに広がるでしょう。

象印 炊飯器 一升 圧力IH式 極め炊き シャンパンゴールド NP-BE18-NZ

象印 炊飯器 一升 圧力IH式 極め炊き シャンパンゴールド NP-BE18-NZは、一升炊きが可能な、大容量モデルの炊飯器です。

一度に大量のご飯が炊けるだけではなく、お米本来のおいしを引き出す熟成炊きなど、機能にも優れています。

また、鉄器コートプラチナ厚釜によって、高い熱伝導を誇るだけではなく、プラチナナノ粒子によってお米の甘味も逃すことはありません。

保温機能にも優れているため、ご飯が固くなりにくく、おいしい状態を長時間キープできます。

タイガー 炊飯器 5.5合 圧力 IH ブルーブラック 炊きたて 炊飯 ジャー JPC-A100-KA Tiger

タイガー 炊飯器 5.5合 圧力 IH ブルーブラック 炊きたて 炊飯 ジャー JPC-A100-KA Tigerは、土鍋で炊いたかのような甘みのある炊き上がりが特徴の炊飯器です。

熱流&熱封土鍋コーティング9層遠赤特厚釜の内釜によって、お米全体にムラなく火を通し、芯までふっくらと炊き上げることができます。

また、タイガー独自の可変W圧力によって、お米の甘さを引き出し、旨味成分を閉じ込めることができ、いつものお米がよりおいしくなるでしょう。

おかゆやおこわ、炊き込みご飯に雑穀ご飯など、炊き分けのメニューも多彩であり、さまざまなご飯を楽しめます。

和平フレイズ 土鍋 ご飯鍋 1合 ガス火 電子レンジ 陶器 おもてなし和食 OR-7108

和平フレイズ 土鍋 ご飯鍋 1合 ガス火 電子レンジ 陶器 おもてなし和食 OR-7108は、通常の炊飯器とは違い、ガス火を使って炊くモデルです。

熱伝導が高く、蓄熱性も高いため、お米にムラなく火を通すことができ、電気炊飯器とは違った炊き上がりが実現できます。

調理に多少の手間はかかりますが、ガス火で炊くご飯はおいしく、丁寧に調理をしたいという人にはおすすめです。

また、電子レンジでの簡単調理も可能ですし、レシピ付きで、玄米や炊き込みご飯、おかゆなどの炊き分けもできます。

炊飯器でお米のおいしを引き出そう

日本人の食卓にとって、お米は欠かせないものであり、どんな炊飯器を使うかで炊き上がりは全く違ってきます。

同じお米でも炊飯器が違えば味は変わりますし、性能などにもこだわって選ぶことが大切です。

もちろん、炊飯器にどんな機能を求めるかは人によって違うため、自分がよいと思ったものを購入するのが基本です。

選び方のポイントを参考にしながら、どんな機能を求めたいのかを考え、理想とする炊き上がりが実現できる炊飯器を選びましょう。