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傑作リメイク映画のおすすめ|最新作からベストヒット洋画・邦画まで厳選紹介

傑作リメイク映画のおすすめ|最新作からベストヒット洋画・邦画まで厳選紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

映画を堪能した後、こんな風に考えたことはありませんか。キャストは誰が適役だろう、舞台はどこになるだろうと。

望んだ通りにはならないとわかっていても、キャストや舞台設定、脚本に想像を膨らませるのは楽しいものです。

感動は国境や人種の壁を越え、良い作品はいつまでも名作として人々の心に残り続けます。

そして、自分の手でさらに素晴らしい作品にしたいという情熱が、リメイクという形で私たちの前に登場するのです。

今回は、おすすめのリメイク作品5本をご紹介します。オリジナルとの違いをぜひ楽しんでみてくださいね。

【最新】『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年秋予定)

リメイク版『DUNE/デューン 砂の惑星』が2021年10月1日に全米公開、日本でも今秋公開される予定です。もともとは2020年12月に公開予定でしたが、延期が発表されました。

人気SF小説をもとにしており、前作が話題をさらったことから、今年注目のリメイク映画のひとつです。

オリジナル:『砂の惑星』(1985年)

アメリカでは1984年、日本では翌年公開された『砂の惑星』。監督はデヴィッド・リンチです。砂に覆われた惑星アラキス、通称デューンを舞台にしたSF映画です。

壮大な世界観をどう表現し、超えてくるか

フランク・ハーバートの名作SF小説「デューン 砂の惑星」を元に、今回はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画リメイク化します。主演はアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた実力派俳優ティモシー・シャラメです。

前作では奇才・リンチが映像化したことで、一部の映画マニアにはカルト作として評価を得ているものの、興行的には振るわなかった経緯を持っています。

原作にはファンが多く、宇宙をテーマにした壮大な世界観を、そして奇才リンチの世界観を、今作ではどのように超えてくるのか、要注目です。

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『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017年)

あらすじ

メーン州の田舎町デリー。ある雨の日、ビルの弟ジョージィが大量の血痕を残して行方不明となる。

この事件以外にも子どもの失踪事件が頻発しており、「27年ごとに子どもが大量失踪する」という都市伝説は真実になろうとしていた。

弟を失ったことで、自責の念に駆られていたビルの前に、突如ペニーワイズという正体不明の”それ”が現れる。

ビルのほかにも、ペニーワイズに襲われていた子どもが多数いたため、彼らは自らを「ルーザーズ・クラブ(負け犬クラブ)」と名乗り、“それ“を「IT」と呼び、立ち向かうことを決意する。

オリジナル:『IT』(1990年)

『キャリー』や『シャイニング』など、多数映画化されているスティーブン・キング小説ですが、中でも人気なのが『IT』です。

新作版は、1990年の映画版を知らない人も大勢惹きつけ、ホラー映画史上の歴史的な大ヒットとなりました。

ホラー映画の金字塔『IT』がリメイクで新記録を樹立

当時鑑賞された方は、ピエロの印象が強いかもしれませんが、今回の映画で“IT”が象徴するものがわかるかもしれません。

『スタンド・バイ・ミー』にも通じる、子どもの成長物語ともいえるでしょう。彼らの27年後の姿を描く続編も公開が決まっているので、今から楽しみですね。

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『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』(2017年)

あらすじ

太陽に当たることができない難病を抱えた17歳のケイティは、昼間は家で曲を作り、夜はギターを片手に駅前で弾き語りをしていた。

ある夜ケイティの歌声に惹かれ、ケイティが長年想いを寄せていた、青年チャーリーが目の前に現れる。2人は瞬く間に恋に落ち、お互いの時間を重ねていく。

しかし、ケイティはチャーリーに病気のことを打ち明けられずにいた。

オリジナル:『タイヨウのうた』(2006年)

歌手のYUIを主演に映画化された『タイヨウのうた』をハリウッドがリメイク。日本では映画にドラマ、主題歌が大ヒットするなど、一連のプロモーションが見事に連携し大成功しました。

日本の恋愛映画がハリウッドに見初められた!

ケイティ役には、女優やモデル、歌手に作家と幅広い才能の持ち主である、ベラ・ゾーンを立てています。

相手役のチャーリーはなんと、シュワちゃんことアーノルド・シュワルゼネッガーの息子、パトリック・シュワルゼネッガー。

どんな壁も乗り越えられる、若くて勢いのある情熱的な恋が魅力の作品です。

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『50回目のファーストキス』(2018年)

あらすじ

ハワイでツアーガイドをしているプレイボーイの大輔は、ある日地元のカフェで出会った美しい女性、瑠衣に一目惚れをする。

しかし、翌日同じカフェに来てみると、瑠衣は大輔のことを全く覚えていなかった。瑠衣は交通事故の後遺症により、1日経つと新しい記憶を失ってしまうという、短期記憶障害を抱えていたのだ。

瑠衣の父と弟は、彼女が混乱しないよう真実を隠し、瑠衣が穏やかな毎日を過ごせるよう奔走していた。

毎日大輔を忘れてしまう瑠衣に、毎日違う方法で愛を伝える大輔だったが、やがて瑠衣に真実がばれてしまう。

オリジナル:『50回目のファーストキス』(2005年)

チャーミングなコメディ女優ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーによる、同名映画のリメイク作品。2004年にアメリカで、2005年に日本で公開となりました。

ギャグコメディ監督がハワイで本気のラブストーリーに挑戦!

日本版では、長澤まさみと山田孝之を主演に据えて、笑えて泣けるホロっと切ない純愛ラブストーリーに仕上がっています。

ハリウッド版も日本版もハワイを舞台にしており、青い海や地元のカフェ、彼らを取り囲む大自然も見どころです。

監督はあの、ギャグドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズや『スーパーサラリーマン左江内氏』などを手掛けた福田雄一。

福田作品には欠かせない、ムロツヨシこと佐藤二郎ももちろん出演しています。

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『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018年)

あらすじ

専業主婦として忙しい日々を送る奈美はある日、病院でかつての親友だった芹香と再会する。彼女は末期ガンに冒されており、死ぬ前にもう一度みんなに会いたいという。

みんなとは、学生時代にかけがえのない時間を共にした仲間たち、<サニーSUNNY>のことだ。芹香の願いを叶えるために、奈美はみんなを探し出すことを決意する。

しかし、20年以上ものときを経て再会した仲間たちは、それぞれに大きな悩みを抱えていた。

オリジナル:『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)

大ヒット韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を、『モテキ』や『バクマン。』の大根仁監督が日本版にリメイク。

聞いただけで涙が出る80年代のヒット曲オンパレード!

小室哲哉さんが音楽を担当し、当時大流行したTRFや安室奈美恵といった、J-POPの数々がここぞとばかりに使われています。

タイトルの「強い気持ち・強い愛」は、小沢健二の曲名をそのまま引用したものです。彼らの思いと懐かしさに、涙すること間違いなしです。

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『ディパーテッド』(2006年)

あらすじ

幼い頃からマフィアのボスであるコステロに育てられ、警察官となったコリンは、コステロのスパイとして特殊捜査官にまで登り詰める。

一方、ビリーはコステロを逮捕するための潜入捜査官として、一味に加わることを命じられる。2人の警察官はお互いの存在を知らないまま、攻防戦を繰り返していた。

しかし、コステロを追い詰めるたびに邪魔が入ることから、警察内にネズミ(=スパイ)がいるという噂が立つ。

また、コステロ一味も内部に警察のスパイがいることに気がつく。

コリンとビリーは、それぞれの立場でスパイ容疑をはらすため、お互いの存在をあぶり出そうとする。

オリジナル:『インファナル・アフェア』(2003年)

トニー・レオンやアンディ・ラウなどの大スターを主演に起用し、香港ノワールの代表作となった『インファナル・アフェア』(2003年)のハリウッド版リメイク。

ハリウッド史上最高額でリメイク権が落札された作品です。

ハリウッドでスケールアップ!衝撃のラストに息もできない

マーティン・スコセッシ監督で、主演にレオナルド・ディカプリオが起用されたこともあり、製作前から話題騒然となりました。

警察とマフィアという相対する組織内で、自分の存在価値や正義について苦悩する姿に、胸が熱くなります。

先が全く読めないスリリングな展開にも目が離せません。大ヒットを受けて、香港版リメイクは2、3と続きます。

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こちらの記事では、おすすめのアメリカ映画を厳選して紹介しています。名作揃いなのでぜひチェックしてみてください。

まとめ

リメイク映画は数多くあります。

ぜひ、原版とリメイク版を見比べて、両方の映画を存分に楽しんでくださいね。

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三浦 絵里子 /
ビギナーズ編集部 miura

映画配給会社に5年、TV局の映画海外セールスとして4年ほど勤務。現在はフリーで映画の宣伝プロデュースやSNS戦略、海外映画のプレスやインタビューの翻訳などを行う。自然美容と小鳥をこよなく愛するアラフォー。

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