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ギターを独学で習得できる?練習方法と教室通いのメリット・デメリット
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
趣味を始めるきっかけは人それぞれです。
ギターは、大好きなアーティストに憧れて始める方も、多くいらっしゃるでしょう。
初心者の内は、コードを押さえるだけでも苦労しますが、触れれば触れるほど上達していくはず。
上達スピードは人によって違うものの、次第に憧れの1曲を弾けるようになるでしょう。
そんなギター演奏ですが、レッスンに通わず独学で上達できるのでしょうか。
今回は、初心者がギターを独学するメリット・デメリットに加え、独学をサポートする便利アイテムまでご紹介します。
目次
ギターは独学で上達できる?独学のメリット・デメリット
教則本を読みながら黙々とギターを弾く光景は、ギタリストであれば1度は目にしたことがあるでしょう。
教則本で練習し続ける人がいる一方、ギターを買ったらすぐにギター教室へ通う人もいます。
プロの講師に教えを請うのも1つの方法であり、上達への近道になるのは間違いありません。
ギターを独学で練習するか、ギター教室に通って練習するか、どちらを選ぶかは人それぞれで構いません。
自分に合った方法でギターを学び、練習に打ち込むのがベストといえます。
ギターを独学で練習するメリットとデメリットを、教室通いと比べながらみていきましょう。
あくまでも個人の見解ですので、参考程度にご覧ください。
メリット1:自分のペースでじっくりと練習に打ち込める
独学の大きなメリットとして挙げられるのが、自分のペースで練習できることです。
誰かに急かされることなく、納得いくまでギターと向き合うことができます。
ギター教室に通うと、基本的には講師に教わりながら演奏することになります。
授業の時間は決められていますし、誰かに見られながら演奏するのがプレッシャーになるかもしれません。
自分のペースで練習をしたいという方は、独学一本で攻めるのも良いでしょう。
メリット2:レッスン料などのコストがかからない
ギター教室に通うとなれば、それなりのコストがかかります。
教室によって料金に差がありますが、大手のギター教室で1時間あたり3,500円~4,000円、個人経営で1時間あたり2,500円〜3,000円程度です。
最近では、Youtubeにギターのレッスン動画をアップしている講師もおり、以前に比べて、独学による習得コストは抑えられるようになりました。
独学なら、教則本などを含めても、5,000円もあれば一通り揃うはずです。
デメリット:上達スピードが遅くなりがち
早く確実に上達したいのであれば、上手い人に教えを請うのがベストです。
独学で、最初の内はメキメキと上達していても、ある時点で成長が止まってしまうこともあります。
また、独学で身についた癖が、ギター上達を邪魔してしまうこともあるでしょう。
その点、ギター教室で指導を受けた方が、スピーディーかつ確かな技術を身につけられます。
上達への近道はコレ!独学をサポートする優秀なアイテム
ギターの独学は教則本を使うのが基本ですが、他にも便利なアイテムはたくさんあります。
厳選の独学サポートアイテムをいくつかご紹介します。
【DVDレッスン】「大人のためのギター講座」
「大人のためのギター講座」は、DVDレッスンを受けられるギター教材です。この教材は、現役ギタリスト兼ギター講師の方が企画・執筆・制作に携わっているため安心感があります。
教材本を読むだけでなく、DVDで実際の音やリズムを確認しながら練習できるため、初心者でも分かりやすいです。
このDVDは、『30日でマスターできるギター講座』というコンセプトで作られているため、まずは弾けるようになりたいという初心者の方におすすめです。内容としては、ギターの種類・選び方からコード、曲の演奏まで解説されているため、ギターを触ったことがない方でも始めやすい内容となっています。
この教材は、第1弾~3弾までがセットで届き、90日で名曲を6曲弾けるようになります。ぜひ独学でのギター練習に利用してみてはいかがでしょうか?
【教則本】ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論 600個のコードを導く7のルール
2018年8月現在、Amazonで販売されているベストセラー教則本がこちら。
いわゆるコードブックのような本書ですが、600もの種類があるコードを、効率的に覚えるための考え方を紹介しています。
本書に登場するのは7つのルールであり、これさえ覚えれば、どのようなコードも瞬時に押さえられるそうです。
最大の特徴は、コードを形で覚えるのではなく、指の位置とアクションで覚える点でしょう。
たとえば、一般的なFメジャーコードを押さえている状態で、中指(3弦の2フレット)を離すと、Fマイナーコードになります。
このように、1本の指を「離す・押さえる・上下にずらす」ことで、メジャー・マイナー・M7・m7・sus4といったコードを導き出せるようになるわけです。
ユニークな考え方でコードの覚え方を紹介しているので、コードを覚えるのが苦手という方は、ぜひ読んでみてください。
【教則本】最後まで読み通せる音楽理論の本
ある程度ギターが弾けるようになると、作曲にも興味が湧いてくるものです。
かといって、音楽理論はどうしても小難しい印象があります。
そんなときに読んでいただきたいのが、『最後まで読み通せる音楽理論の本』です。
本書は1つ1つの知識を噛み砕いて説明し、音楽理論が苦手な人でも読破しやすい内容になっています。
著者がレッスン形式で解説するCDが付属しているので、楽しく学ぶことができるでしょう。
軽快な語り口とジョークを交えながら進んでいくため、音楽理論を独学したい方はもちろん、作曲スランプに陥っているギタリストにもおすすめの1冊です。
【演奏補助器具】Qactus(カクタス)
Qactus(カクタス)は、「楽器挫折者救済合宿」という団体が開発した演奏補助器具です。
カポタストに近い構造となっており、アコースティックギター専用で、ギターのネックに取り付けて使用します。
1~2本の指だけでギターが弾けると謳う、画期的な教材です。
「QactusCore」という専用のスコアで演奏するのですが、ギター未経験でも弾ける感覚を得られるのが魅力。
具体的な使い方は、下記動画を参考にしてみてください。
▲Qactus-カクタスとQactusCore-カクタスコアの使い方
【最強の万能ツール】スマートフォン
ギターの独学において、スマートフォンは心強い味方となります。
内蔵カメラや各種アプリなど、独学に役立つ機能が満載です。1つ1つチェックしていきましょう。
内蔵カメラ
ギター独学の問題点として、自身の問題点を客観視できない点が挙げられます。
客観視できないのであれば、普段の演奏を撮影してチェックすれば良いのです。
なぜ同じフレーズをミスしてしまうのか、なぜアルペジオがスムーズに弾けないのか、動画を撮って分析してみましょう。
アプリ
コードを一覧表示するコードブック系アプリをはじめ、App StoreやGoogle Playでは様々なアプリをダウンロードできます。
とりわけ独学に役立つのが、「Yousician」という楽器練習アプリ。
ゲーム感覚でギター演奏を学ぶことができる優れものです。スマートフォンの内蔵マイクが音を拾うため、専用ツールなども不要です。
英語表記なのがネックですが、感覚的にプレイできるのでさほど気にならないでしょう。
無料でダウンロードできますので、こちらもぜひお試しください。
▲Yousician – Lick Lesson #1
動画視聴
Youtubeには、現役講師によるギター講座もアップされています。
画面越しではありますが、実際にレッスンを受けているような、充実した内容のものもあります。
レッスン動画を視聴して毎日実践すれば、ギターが上達すること間違いなしです。
独学のスランプを脱却するヒントやアイデアも見つかるかもしれません。
▲ギターを買って初日から7日目までの練習メニュー 初心者のためのギター講座
まとめ
教則本やスマートフォンなどのツールを活用すれば、独学でも上達できるものです。教則本などを参考にして独学でギターをマスターしてみましょう!
こちらの記事ではギターを趣味にするための初心者ガイドを紹介しています。参考にできる情報ばかりですので、ぜひチェックしてみてください。
また、こちらの記事では初心者でも簡単コードで弾ける練習曲を紹介しています。ぜひ一緒に参考にしてみてくださいね。
ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター
ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター