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おすすめホルンケース4選|値段・重さ・種類・選び方のポイント

おすすめのホルンケースを4つご紹介します。また、ホルンケースを選びのポイントやケースごとの特徴も解説します。ベルカット用で重さも軽いセミハードケースのものから、しっかりホルンを守ってくれるハードケースのものまで幅広く集めました。ぜひケース選びの参考にしてください。
おすすめホルンケース4選|値段・重さ・種類・選び方のポイント

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ホルンも含め、金管楽器は意外に繊細です。うっかりぶつけて壊したりしないように、ケースに入れて持ち運びます。

ケースは「ハードケース」「セミハードケース」「ソフトケース」の3つがあります。今回はケースごとの説明や、おすすめのホルンケースをご紹介します。

是非、参考にしてみてくださいね。

オススメのホルンケース4選|値段や重さは?

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ホルンは独特な形をしています。

そのため、ケースにも凹凸が出るので、持ち運びが少々難しいです。しかし、大事に運んで、長く使っていきたいですよね。

最近は黒以外にもブルーやイエロー、レッドなどのカラフルな色のホルンケースも販売されています。

ご自分の好きなケースを選び、気持ちよくホルンを運んでくださいね。

ベルカットとワンピース

ホルンはベル(ラッパ)の部分が外せるものと外せないものがあります。ご自身のホルンにあったケースをお選びください。

ベルカットホルン

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ベルを外せるホルンは「ベルカット(デタッチャブルベル)ホルン」と呼ばれています。

ボディとベルが分離できるので、持ち運びやすいのが魅力です。コンパクトに収納できるため、比較的ケースも小さくて済みます。

ワンピースホルン

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ボディとベルが一体になったホルンは「ワンピースホルン」と呼ばれています。

こちらはホルンを丸ごとケースに入れなくてはならないので、持ち運び用のケースも少々大きいです。

ホルンのケースの種類

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ホルンのケースの主な種類は、

  • ハードケース
  • セミハードケース
  • ソフトケース

基本的にこの3つです。この章ではそれぞれのケースごとに特徴をご紹介します。

ハードケースの特徴

メリット

  • 頑丈
  • 運搬中も安心

デメリット

  • 大きい
  • とても重い
  • 持ち運びにくい

ベルカット用ハードケースは、直方体の形が多く、比較的凹凸もなくシンプルです。

一方、ワンピース用ハードケースはホルンの形をしており、凹凸が多いのが特徴と言えます。

ハードケースはベルカット用もワンピース用もとても重いのがネック。その代わり頑丈で安心です。

セミハードケースの特徴

メリット

  • 持ちやすい
  • 小道具の収納などが充実したものが多い

デメリット

  • ハードケースよりはやや軽いものの、やはり重い
  • 頑丈さがやや足りない

ベルカット用のセミハードケースはおにぎり型が多く、比較的コンパクトです。

一方、ワンピース用のセミハードケースはホルンの形が多く、凹凸があります。

ハードケースよりは軽く、持ちやすく、収納が多いのが魅力です。実際、セミハードケースを使っている人をよく見かけます。

ソフトケースの特徴

メリット

  • とても軽い
  • 素材が柔らかい

デメリット

  • 丈夫さが足りない

ベルカット用のソフトケースはおにぎり型が多く、凹凸が無くてコンパクトです。

ワンピース用のソフトケースは、ホルンの形で、凹凸があります。

ソフトケースはとても軽いです。しかし、丈夫さが足りないので、ぶつけたら楽器に傷がつきます。

パイプの部分などがへこむと修理も難しいです。ソフトケースでの持ち運びの場合、注意をしながら歩くこととなります。

電車での移動が多い方は、ソフトケースは避けた方が良いでしょう。

ホルンケースを選ぶときのポイント

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ホルンケースを選ぶときには、いくつかのポイントがあります。

ポイントを押さえながら、自分のホルンにあったケースを選んでみてください。

ホルンのサイズに合っているか

ホルンにはシングルホルン、セミダブルホルン、ダブルホルン、トリプルホルンなどがあり、大きさも違います。

ケースによっては「ホルンが入らない!?」などという事態に陥りかねません。

必ずご自身のホルンの大きさを確認し、ホルンがすっぽり入るサイズのケースを選びましょう。

ホルンがしっかり固定できるか

ケースの形によって、ホルンの固定の仕方も違います。

リュックタイプになっているものは背負えるので便利ですが、グラグラするようでは安心できません。

リュックとして背負っても、安心してホルンを運べそうなケースを選びましょう。

重さと持ち手は適切か

ハードケースの方が安心なのですが、あまりにも重いと持ち運びが難しいです。自分の移動距離なども考え、重さを考慮して選んでください。

「リュック」「手提げ」「肩掛け」の3種類の形で持てるケースも増えています。

色々な持ち方ができた方が楽ですから、重たいハードケースやセミハードケースを選ぶ場合は、ケースの持ち手の部分なども確認しましょう。

小物入れなどの収納はあるか

ホルンケースは種類によっては小物入れが付いていない物もあります。

その場合は譜面やスライドグリス、オイルなどを別に持ち歩く必要が出てきます。

まとめて持ち歩きたいという人は、小物入れがついているケースを選ぶと良いでしょう。

オススメ!ホルンケース4選

「ホルンのケースどれがいいかな?」と聞くと、だいたい「◎◎メーカーのケースが良いよ」というように、メーカーでオススメされることが多いです。

この章では、人気メーカー別にホルンのケースをご紹介します。

メーカーによって値段なども随分違いますので、色々チェックしてみて、好きなものを選ぶと良いでしょう。

1.Y-TEC(ワイテック)「YT-03」

  • セミハードケース
  • ベルカット用
  • 価格 25,000円(税込・送料込)
  • 重量 約1.4Kg
  • 小物収納・譜面入れ・マウスピースホルダ付き

軽くて手頃なお値段なのもあり、利用者も多いホルンケースです。ショッピングサイトによっては25,000円程度で購入できます。

セミハードケースですが、利用者からは「ソフトケースとセミハードケースの間ぐらいだと思う」といった声も聞かれます。

ケースが柔らかめなので、ぶつけたりするとホルンが変形する可能性があります。持ち運びには少々注意が必要です。

重量約1.4Kg。ホルンを入れても4kg台です。軽いので持ち運びやすく、手提げだけでなく、リュックとして背負おうことも可能なのもポイントでしょう。

ケース内部には小物を収納できるポケットやマウスピースホルダ、外側には楽譜などを入れることができる大きなポケットがあるので便利です。

ただし、大型のホルンは収納できないようですので、トリプルホルンなどをご使用の方は、事前の確認が必要だと思います。

2.Galax(ギャラックス)「ultraケース」

  • セミハードケース
  • ベルカット用
  • 価格 30,780円(税込・送料込)
  • 重量 約2.2Kg
  • 小物収納・譜面入れ付き

値段が手頃なのもあり、日本で最もよく使われているケースの1つです。しかし、大きさはやや小さめなので、大型のホルンは入らないかも知れません。

「他のメーカーに比べると、内部の緩衝材が少ない。ぶつけたら楽器が痛みそう」といった感想も出ています。

持ち運びの際は、少し注意しておくと良いでしょう。

手提げだけでなく、ショルダー・リュックとして持ち運べるのも魅力ですよ。小物入れや譜面入れが付いているのもポイントです。

3.bags(バッグス)

  • ハードケース
  • ベルカット用
  • 価格 34,200円(税込・送料込)
  • 重量 約3.3kg
  • マウスピース収納付き

スペインのbags社のケースです。中型で少々重くなっています。クッション部分が厚めで、大きめのホルンも入るでしょう。

リュックと手提げの形態で持ち運びが可能です。マウスピース収納はありますが、他の小物はほとんど入りません。譜面やミュートなどは別に持ち運ぶ必要があります。

スライドグリスなどのお手入れセットはポーチに入れてクロスで包み、ベルの中に入れておくといいでしょう。

何と言ってもbagsのハードケースは作りが頑丈担っています。しっかりしているので安心感がありますよ。

国内でもよく見かけますし、ホルン経験者からもおすすめされるホルンケースの1つです。

4.MB(マーカスボナ)「B5st」

  • セミハードケース
  • ベルカット用
  • 価格 74,304円(税込・送料込)
  • 重量 約3.5kg
  • 小物収納・譜面入れ・マウスピースポーチ付き

マーカスボナは、ブラジルの有名なホルン奏者であるマーカスボナ氏が考えたホルンケースです。プロアマ問わず愛用されており、日本でも人気があります。

特に「B5st」は、航空機に手荷物として持ち込めるように作られたコンパクトケースとなっています。移動が多い方も愛用しているようです。

しかし、現在は手荷物持ち込みサイズが変更になったため、持ち込みができない航空機も増えています。事前確認が必要ですね。

見た目はまるでリュックのようです。簡単に背負えますし、もちろん手提げも可能です。

ミュートや譜面台などが格納できるポケットが付いています。カラーバリエーションも豊富なのも嬉しいですね。

まとめ

ホルンケースのチェックポイント

  • 自分のホルンが入るか?
  • ホルンがしっかり固定できるか?
  • 重さは適切か?
  • 「リュック」「手提げ」「肩掛け」の3種類の形で持てるか?
  • 小物入れがあるか?

ホルンケースを買う場合は、上記のポイントをチェックしながら購入すると、外れも少ないでしょう。

また、「これからホルンを始めるぞ!」という方もいると思います。

しかし、「ホルンとホルンケースを買いたいけれど、どれくらい重いのかさっぱり検討もつかない」という方もいるでしょう。

そういった方は、レンタルでホルンやホルンケースを借りてみることをおすすめします。

レンタルすれば、ホルンはホルンケースに入って届きますので、その大きさや重さが分かります。

「ホルンのケースってこんなに大きいのか」「想像よりは小さいな」等々、色々な発見があるでしょう。

実際にケースを見て、それから購入するのも良いと思います。

ホルンケースは形や大きさ、重さ、色などが様々で、最近は選択肢も広いです。自分に合うケースを吟味して、ホルンをいろんな場所で楽しみましょう!

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宮乃 かぽり /
ビギナーズ編集部 ライター

フリーライター兼イラストレーター。学生時代は吹奏楽部に所属し、楽器の数などの都合で金管楽器をほぼ経験しました。現在は音楽、ヒーリング、占い、フラワーアレンジなど趣味多彩。チャレンジ精神豊富です!

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