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ライジングサン出演バンドの使用楽器・ギター・機材まとめ【2018年】

ライジングサン出演バンドの使用楽器・ギター・機材まとめ【2018年】

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

音楽ファンにとっての夏のお楽しみといえば、やはり夏フェス。

サマーソニックのように都市型のものだけでなく、近年では地方で開催されるロックフェスも多くなっています。

普段のツアーではなかなか地方に来てくれない大物アーティストが一堂に会することもあり、毎年楽しみにしている方も多いでしょう。

そんな地方で開催される夏フェスの代表格の1つがライジングサン。

国内でもトップクラスの規模を誇る夏フェスで、毎年豪華なアーティストが出演することで話題となっています。

2018年もライジングサンは開催され、全国から多くの音楽ファンが集まりました。

本記事では、ライジングサン2018に出演したアーティストの使用楽器をチェックしていきます。

ギターを中心にお届けしますので、ギタリストの方はぜひ参考にしてみてください。

実力派人気バンドの使用楽器をチェック!

夏フェスは、その時期にブレイクしているアーティストだけでなく、長年にわたって音楽シーンを牽引し続けている実力派バンドやアーティストも数多く出演します。

屋外という環境もあって、夏フェスではそのバンドの実力がはっきりと見えるものです。

そこでまずは、実力派に分類される有名バンドのギターをチェックしていきます。

【the pillows】山中さわおのギター・機材

そのメロディセンスや硬派な演奏から、音楽ファンのみならず、アーティスト間でも高い支持を集めているthe pillows。

バンドサウンドの要を担っているのが、フロントマンの山中さわおです。

▲参考:Cyclone(画像はFender Mexico製)

彼が長年にわたって愛用しているのが、スクワイアのサイクロン。フェンダーおよびスクワイアブランドで製造・販売されているモデルです。

ボディシェイプはムスタングに近いものですが、ブリッジなどのハードウェアがストラトキャスター寄りになっています。

スチューデントモデルに位置付けされているギターではあるものの、非常に使い勝手がよく、フェンダー・スクワイアの隠れた人気モデルです。

フェンダー系のギターとしては珍しく、リアピックアップに標準でハムバッカーが搭載されており、かわいらしい見た目に反して、ヘヴィなサウンドにも対応できる1本。

音作りの面でもオールラウンダーなモデルといえるでしょう。

近年、彼がメインとして使用しているのはスクワイアのものですが、以前はフェンダーブランドの1本を手にしていました。

残念ながら、サイクロンシリーズのレギュラーラインナップとしての製造は2007年に終了しています。

定期的に限定モデルとして登場しているものの生産本数が少なく、中古市場での販売価格もやや割高です。

▲BOSS Blues Driver BD-2

肝心のサウンドはエフェクターで作ることが多く、特に重要な役割を果たしているのがBOSSのブルースドライバーです。

荒々しくもコントロールしやすいこのペダルは、プロギタリストの愛用者が多い一方、初心者の方にもおすすめできる1台となっています。

【ザ・クロマニヨンズ】真島昌利のギター・機材

THE BLUE HEARTS、THE HIGH-LOWSにおいてもボーカリストの甲本ヒロトとのコンビで活躍し、2006年からザ・クロマニヨンズとして活動している真島昌利。

常にツアーを行っているといっても過言ではないライブバンドで、夏フェスの常連でもあります。

そんな彼のメインギターはギブソンのレスポール・ジュニアです。TVイエローのシングルカッタウェイモデルを使用しています。

ピックアップはP90一発という潔い仕様であり、ストレートなロックンロールを奏でる彼のプレイスタイルにベストマッチです。

ザ・クロマニヨンズとして活動を開始して以降は、ほぼこのギター1本でレコーディング・ライブ共にこなしています。

▲参考:Fender ERIC CLAPTON STRATOCASTER

しかし、それ以前はいくつかのギターを使い分けていました。

とりわけTHE BLUE HEARTS時代は、レスポール・スペシャルやスタンダード、フェンダーのテレキャスターやストラトキャスターなどを使用することも多かったようです。

そしてTHE HIGH-LOWS時代になると、フェンダーのエリック・クラプトンモデルをメインギターにしていた時期があります。

▲参考:Maxon OD808

アンプは基本的にマーシャルを使用しています。現在ではJCM2000がメインアンプです。

このマーシャルをフルアップしたドライブサウンドこそが、彼のトレードマークといっても過言ではありません。

もう1つの特徴として、ギターソロ時のブースターにマクソンのOD808を使用しています。

Ibanez製のTS-808ではなく、あえてマクソン製を選択しているあたりにこだわりが感じられますね。

【The BONEZ】JESSE&NAKAのギター・機材

RIZEのフロントマンであるJESSEと、元RIZEのギタリストのNAKA、そして元Pay money To my Pain(PTP)のリズム隊によって結成されたスーパーバンド、The BONEZ。

それぞれキャリアの長いアーティスト同士で結成されたバンドということもあり、2013年の結成を皮切りにワールドワイドな活動を展開しています。

今や、夏フェスにおいても欠かすことのできないバンドの1つとなりました。

▲参考:Washburn/Nuno Bettencourt Signature N4

The BONEZのフロントマンであるJESSEは、長年に渡ってワッシュバーンのN4を愛用し続けています。

これはエクストリームというバンドのギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートのシグネイチャーモデルです。

しかし、そのプレイアビリティの高さとサウンドメイクの幅広さから、多くのギタリストに愛用されています。

RIZEにおいても長年メインギターとして使用しており、いくつかのカスタムが施されているようです。

例えば、ピックアップ。フロントピックアップを撤去し、1ハムバッカー仕様にされています。

また、トレモロも使用しないことから、5本のスプリングでガッチリと固められた状態です。

キャリアの初期においては、ポール・リード・スミスなども使用されていましたが、近年ではあまり登場する機会がありません。

ただし、直近のPVなどを見る限り、サイクロン/ムスタングシェイプのギターの使用が確認できました。

そしてもう1人、ギタリストのNAKAについてもチェック。RIZE時代はパーカーやフェンダーなど、様々なギターを使用していました。

しかし、The BONEZにおいては基本的にブラックのギブソン・レスポール・カスタムをメインとしています。

【SiM】SHOW-HATEのギター・機材

ラウドなジャンルにレゲエやスカといった様々な音楽性をミックスし、独自のサウンドを奏で続けているロックバンドがSiMです。

彼らもライブに定評があり、夏フェスの常連バンドとなっています。

メンバーチェンジやレーベルからの解雇など、その長いキャリアは決して順調そのものというわけではありません。

しかし、こういった経験を経ることによって、力強く成長することができたバンドと言えるのではないでしょうか。

▲参考:テレキャスターシェイプのシェクター製ギター

そんなSiMのギタリストであるSHOW-HETEは、基本的にシェクター製のギターを愛用しています。

ストラト系・テレキャスター系のシェイプを中心に、いくつかのモデルを楽曲によって使い分けているようです。

また、同メーカーからテレキャスターシェイプのシグネイチャーモデルも登場しています。

アンプは轟音系ギタリストの間で人気のディーゼル。単に激しく歪むだけでなく、太く抜けるサウンドが特徴です。

人気若手バンドの使用楽器をチェック!

ベテランバンドと同時に、売り出し中の若手バンドの演奏を楽しめるのも夏フェスならではです。

もちろん、ライジングサンにも数多くの若手人気バンドが出演しています。

彼らの使用機材をチェックしていきましょう。

【キュウソネコカミ】オカザワカズマのギター・機材

ポップな楽曲と、独特のメッセージ性のある印象的な歌詞で人気急上昇中のキュウソネコカミ。

バンドアンサンブルの中でも、トリッキーなサウンドやプレイを聴かせてくれるオカザワカズマが愛用しているのは、SagoのSoniaというモデルです。

▲参考:Sago Sonia(本人のカスタムモデルとは仕様が異なります)

全体のシルエットはトラディッショナルなものですが、ピックアップレイアウトがリアにハムバッカー、センターに通常のシングルコイル、そしてフロントにP90タイプのシングルコイルと、かなり変則的になっています。

ルックス面でいうと、ゴールドのピックガードが印象的で、ステージ映えも抜群です。

そもそも、Sagoというブランドに耳馴染みがないという方もいるのではないでしょうか。

こちらは兵庫県に拠点を置くギター&ベースのカスタム工房。そのクオリティの高さから、近年では多くのプロギタリストに使用されています。

彼が使用しているカスタムモデルも、そのままの状態で販売されていますので、気になる方はチェックしてみましょう。

【UNISON SQUARE GARDEN】斎藤宏介のギター・機材

ポップでキャッチーなメロディと、確かな演奏力で夏フェスに引っ張りだこの3ピースバンドがUNISON SQUARE GARDENです。

近年ではタイアップ曲なども多く、幅広い層の方に知られるようになり、人気バンドの仲間入りを果たしています。

UNISON SQUARE GARDENのフロントマンである斎藤宏介が愛用しているのは、アトリエZのストラトキャスターモデル。

ピックアップレイアウトは、トラディッショナルな3シングル仕様となっています。

アトリエZといえばエレキベーというイメージを抱いている方も多いでしょうが、高い技術を活かしたハイエンドギターも製造しているのです。

レコーディング・ライブも基本的にはアトリエZ1本でこなしており、文字通りのメインギターといっていいでしょう。

なお、このアトリエZの1本を手にする以前は、ギブソン・レスポール・カスタムを使用していたとのこと。

現在ではほとんど登場する機会はありませんが、ファンなら握っている姿を一度はみてみたいですね。

フェスを見て楽器を始めたくなったら

ライジングサンで憧れのバンドの演奏を聴いて、楽器を始めたくなったという方もいるのではないでしょうか。

とはいえ、高価なギターを今すぐに購入するのは躊躇われます。

そんな方には、ギターのレンタルがおすすめです。

ReReレンタルであれば、好きなときに好きなだけ借りることができるので、購入するよりも安くお得にギターを演奏することができます。

3泊4日の短期レンタルから、1ヶ月以上の長期レンタルまで、自分の借りたい期間に合わせて借りることができます。

ギター初心者の方はまず、初心者セットが1か月13,780円でレンタルできるギター入門セットレンタルはいかがでしょうか。

ギター入門セットレンタルについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。憧れのバンドの曲を演奏できるようになりましょう!

また、ReReレンタルではベースや電子ドラム等の楽器や、アンプ・エフェクター等の機材レンタルも行っているので、機材を別途購入する必要なく、一緒に借りて友人とバンドを組むことも可能です。

ぜひ、この機会にギターを始めてみてはいかがでしょうか。

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ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター

ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター

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