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おすすめの女性シンガーソングライター|新人・若手・ベテラン
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ジャンルを問わず、あらゆる分野で女性が活躍する時代となっています。
それは音楽の世界も例外ではありません。とりわけ2000年代以降は、女性アーティストが注目を浴びる機会が増えているのです。
そんな女性アーティストの中でも、今回は自身で作詞・作曲までこなすシンガーソングライターに注目しました。
どこか個性的で、魅力的な人気女性シンガーソングライターを何人かご紹介します。
目次
今注目の若手女性シンガーソングライター!
まずは、今注目すべき若手シンガーソングライターから見ていきましょう。
とりわけ若い女性目線で、独特の世界観を構築しているアーティストを中心にご紹介していきましょう。
歌詞に力を入れているアーティストが多い印象ですが、若くして実力派ばかりが揃っています。
2018年ブレイクアーティストの大本命/あいみょん
2018年を象徴するアーティストといえば、一体誰を思い浮かべるでしょうか。
様々なアーティストがブレイクしましたが、大本命はやはり「あいみょん」でしょう。
2018年時点でまだ23歳という若さの彼女ですが、アーティストとしてのキャリアは長く、2015年には人気アーティストに歌詞の提供を行っています。
時期を同じくして、インディーズデビューも果たしますが、あまりにも過激な歌詞からラジオ局などで放送自粛になったことも。
それでも、インディーズウィークリーチャートで10位にランクインするという快挙を成し遂げました。
その後、2016年にシングル「生きていたんだよな」でメジャーデビューを果たします。コアな音楽ファンの間では、この段階でかなり高い評価を受けていたようです。
彼女がお茶の間でも知られるようになったのは、2017年末にメジャーファーストアルバムが発売されて以降のこと。
個性的で直接的な歌詞が若い世代の共感を集め、テレビなどへの出演も増えました。そして、ついにブレイクを果たしたのです。
あいみょんというとどうしても歌詞ばかりが注目されてしまいがちですが、ポップで流れるような美しいメロディに乗るからこそ歌詞が際立っているといえます。
一度聴いたら耳から離れない楽曲を次々と生み出し続けているのです。2018年はロックフェスなどにも出演し、活動の幅をますます広げています。
きっと、今後の日本の音楽シーンを牽引していくシンガーソングライターの1人へと成長していくことでしょう。
2つの顔を持つ本格派シンガーソングライター/おかもとえみ
続いてはバンド「フレンズ」のメンバーとしても活動する「おかもとえみ」。
バンドでは比較的ポップな楽曲が中心ですが、ソロにおいてはブラックミュージック寄りのしっとりとした楽曲を聴かせてくれます。
まさに2つの顔を持つシンガーソングライターといえるでしょう。歌唱力が非常に高いのはいうまでもありませんが、注目すべきはその表現力です。
まだ20代とは思えないほど多彩な声色による音楽的表現を魅せてくれます。もちろん、楽曲も非常にハイクオリティ。
日常を切り取ったような、共感しやすい歌詞を美しいメロディに乗せています。
現時点では大きくブレイクしたとはいえませんが、今後高い注目を集めることになるであろうシンガーソングライターの1人。
同時に、彼女のバンドプロジェクトである「フレンズ」の方もチェックしてみましょう。
バンドとしては、それほど長く活動しているわけではありません。しかし、メンバーそれぞれが長いキャリアを持つ実力派ばかりです。
バンドの方でも、おかもとえみの高い実力をしっかりと感じ取ることができるでしょう。
溢れる才能!実力派シンガーソングライター/藤原さくら
ポップな楽曲と巧みなアレンジ、そして優しい歌声を武器にブレイクしているシンガーソングライターの「藤原さくら」。
一曲聴いただけでも、その非凡な才能をはっきりと感じ取ることができるでしょう。
事実、本格的な音楽活動を開始した高校時代から地元福岡でインディーズアルバムを複数枚発売し、わずかな期間で完売するなど高い注目を集めてきました。
シンガーソングライターといえば、スティール弦のアコースティックギターを使用するイメージが強い方も多いかもしれません。
彼女がメインで使用するのは、ナイロン弦のクラッシックギター(ガットギター)です。
初めて手にしたギターがクラッシックギターだったそうで、そのまま現在でも使い続けているとのこと。
ナイロン弦ならではの優しい音色は、彼女のブルージーでスモーキーな歌声にぴったりとマッチし、世界観を築く上で一役買っています。
また、元プロミュージシャンであった父親の影響もあり、20代前半とは思えないほどに幅広い音楽を吸収してきたバックボーンがあります。
最も影響を受けたアーティストとして「ポール・マッカートニー」を挙げており、60~70年代に活躍したドット・ラングレンやクリームなどからも影響を受けたと語るほどです。
溢れる才能と、深いバックボーン。今後さらに成長していく彼女から目を離せません。
実力派ガールズバンド/SHISHAMOとロゼリア
ガールズバンドというと、ちょっと「アイドルっぽいもの」をイメージする方も多いのではないでしょうか。
近年では実力派ガールズバンドが次々と登場しており、その代表といえるのが「SHISHAMO」です。
デビュー当初から注目を集め、わずか数年で武道館ワンマンライブも成功させています。
メンバーチェンジなども一時期ありましたが、今や夏フェスでも欠かすことのできない実力派バンドとして人気を集めています。
また、こちらは少しアイドル寄りのイメージですが、人気アニメ・ゲームに出演する声優によるバンドの「ロゼリア」も注目を集めています。
本業は声優とはいえ、その高い演奏技術やライブパフォーマンスによって、音楽ファンの心をわしづかみにしているのです。
平成の次の時代は、もっとガールズバンドが活躍する時代になるのかもしれませんね。
長いキャリアに裏付けられた実力!中堅・ベテランシンガーソングライター
毎年のように多くのミュージシャンがデビューしては、消えていく音楽界。
そんな中、確実にキャリアを積み重ねてきた女性シンガーソングライターも少なくありません。
続いては、長いキャリアに裏付けられた実力を持つ中堅・ベテランシンガーソングラターを見ていきましょう。
圧倒的なカリスマ性と実力/椎名林檎
90年代後半のデビューから、現在にいたるまで常に第一線を走り続けている女性シンガーソングライター、椎名林檎。
圧倒的なカリスマ性と高い実力、そしてハイクオリティな楽曲によって多くの音楽ファンを魅了し続けてきました。
初期の頃はポップロック寄りの楽曲が中心でしたが、キャリアを重ねると共に、幅広い音楽性を見せるようになります。
そして、どのような音楽ジャンルにおいてもその才能を発揮し続けているのです。
海外からの評価も非常に高いため、日本を代表するシンガーソングライターの1人といえるでしょう。
その音楽スタイルも多くのアーティストに影響を与えており、「椎名林檎系」と呼ばれるジャンルが形成されたほど。
他アーティストとのコラボレーションにも積極的で、後述する宇多田ヒカルをはじめとして、ヒップホップ界のカリスマラッパーの「マミーD」など、幅広いジャンルのアーティストとの作品作りに挑戦しています。
そのキャリアは20年を超えますが、まだまだ精力的に活動を続けていますので、今後も日本の音楽シーンを牽引し続けてくれることでしょう。
日本のR&Bの女王/宇多田ヒカル
椎名林檎と並んで、絶対に外すことのできない日本の女性シンガーソングライターといえば、やはり宇多田ヒカルです。
ダンスミュージック全盛の時代、彗星のごとく登場した彼女は日本にR&Bブームを巻き起こしました。いわば、日本の音楽シーンの流れを変えてしまったのです。
コンスタントに活動を続けてきたとはいえませんが、新曲をリリースするたびに大きな話題を呼ぶのはさすがの一言。
なお、上記の椎名林檎とはキャリア・年齢共に近いこともあって、プライベートでも親交があるそうです。共作した楽曲もありますので、ぜひ一度視聴してみてください。
等身大の女心を歌わせたら日本一?/aiko
その長いキャリアの中で、一貫して等身大の女心を歌い続けている女性シンガーソングライターがaikoです。
ポップな楽曲と飾らないシンプルな歌詞によって、90年代後半から現在にいたるまで、女の子のカリスマ的存在であり続けているのです。
椎名林檎や宇多田ヒカルとキャリアこそ近いですが、コンスタントに活動を続けてきたこともあり、作品数は上回っています。
ライブ活動も精力的で、新作のリリースに伴う全国ツアーのみでなく、定期的に大規模な野外ライブなども開催。中堅・ベテランの1人でありながら、コツコツと積み重ねている姿が印象的です。
また、長いキャリアの中で音楽性・スタイルが変化するアーティストも少なくありません。
変化は悪いことではありませんが、自分の世界をしっかりと守り続けているaikoのようなアーティストは、もはや貴重な存在となっています。
女性シンガーソングライターの活躍に目が離せない!
若手から中堅・ベテランまで、注目の女性シンガーソングライターをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
女性ならではの感性で生み出される美しい楽曲は、やはり魅力的なものです。
ご紹介したアーティスト以外にも、今後新しい女性シンガーソングライターが続々と登場し続けることでしょう。
彼女たちがどのような世界を私たちに魅せてくれるのか、その活躍から目が離せませんね。
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ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター
ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター