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ハロウィンにおすすめのハリウッドホラー映画5選
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秋の一大イベントといえばハロウィンがあります。
日本にも大分根付いていますが、各々が好きな仮装をして街中を練り歩いたり、パーティーをしたりするという認識が強いように思えてなりません。
おそらく、ハロウィンの本当の意味を知っている方は多くないでしょう。
ハロウィンとはキリスト教徒の収穫祭のことで、豊富な食物の収穫を祝う他、死者と共にこの世に現れる魔物を追い払うために仮装するという風習があります。
つまり、仮装するならお化けでないと意味がないのです。
こうしてお化けや幽霊の仮装が増えるこの季節ですから、当然映画界はこれに目をつけてハロウィンならではのホラー映画をたくさん作りました。
お決まりのハロウィン映画他、この時期に見て盛り上がるイチオシのホラー映画をご紹介しましょう。
目次
『ハロウィン』
あるハロウィンの夜、イリノイ州の小さな町ハドンフィールドで、6歳の少年マイケル・マイヤーズが実の姉を殺害した。
精神病院に収容されたマイケルの担当医ルーミスは、マイケルの危険性を案じて警備体制を強化するように求めるが、警察は子どもだからと相手にしない。
それから15年後、マイケルは突如病院から脱走し、ある場所へ向かっていた。
殺人を繰り返し、白い仮面を被ってマイケルがたどり着いたのは、高校生ローリーのいる場所。
脱走後の病室に残された「Sister」の文字を見て、ルーミス医師は彼の実家ハドンフィールドへと向かうが…
殺人鬼映画の傑作!10月中に全シリーズを制覇しよう!
1978年に第1作が製作されて以来、20年以上にわたって続編が8作作られたハロウィンを代表するホラー映画です。
「13日の金曜日」のジェイソンや、「エルム街の悪夢」のフレディなどの人気殺人鬼キャラクターを生み出すきっかけにもなったというのですから、その影響は計り知れません。
本シリーズでは、マイケルと命を狙われるローリーの死闘が延々と繰り広げられます。
それにしてもなぜ、それほどまで執拗にローリーを狙うのかという疑問が浮かびますが、シチュエーションホラーにその発想はご法度です。
つじつまや論理などは差し置いて、その恐怖にどっぷり浸かって見てください。
2018年10月にはなんと続編が公開ということなので、事前に予習しておくとより一層楽しめるでしょう。
『スクリーム』
カリフォルニア州、ウッズボロー。高校生のケイシーは、自宅で不審な電話に出る。
イタズラ電話だと思い軽く受け流していると、相手は次第にエスカレートし、クイズに答えられなければ恋人のスティーブを殺すとケイシーに告げる。
そして取り乱すケイシーを尻目に、無残にも殺されてしまうスティーブ。
ケイシーは発狂して逃げ出そうとするが捕まってしまう。
そこへ帰宅したケイシーの両親は、ケイシーが内蔵をえぐり取られて木に吊るされているのを発見する。
叫びっぱなし!?効果音で飛び上がりっぱなしの100分
マイケル、ジェイソン、フレディと、彼らは皆、無差別の殺人鬼として認識されたサイコたち。
しかし本作では、確固たる動機があって殺人を遂行するれっきとした犯人がいます。
本作の驚くべきポイントは、あのドリュー・バリモアが最初の数十分で殺されてしまうことです。
そして、これでもかというほどの効果音と演出に、お尻をひっぱたかれたように飛び上がってしまうことでしょう。
つい悲鳴をあげてしまうので深夜に見るのはおすすめしませんが、友人と集まってイベント的に見ると盛り上がる一作です。4作まであるので、続けてどうぞ。
『キャリー』
クラスメイトからいじめを受けている内気な高校生キャリーはある日、体育終わりのシャワー時に初潮を迎えてしまう。
母親から月経について何も聞かされていなかった彼女はパニックを起こし、それを見たクラスメイトたちはキャリーにナプキンをぶつけて嘲笑った。
その後、いじめっ子の一人であるスーが、罪滅ぼしのためにキャリーをプロムに誘って欲しいとトミーに頼む。
首を縦に振らないキャリーだったが、ついに心を開き申し入れを受け入れる。
そしてドレスを着てトミーとともにパーティーへ向かった。
スティーブン・キング原作!時代を選ばない特級ホラー映画!
スティーブン・キング小説初の映画化作品として知られる本作。その後のキングの活躍は周知の通りですね。
華麗なドレスを着た少女が血まみれで立ち尽くすビジュアルは、当時大きな話題となりました。
古典的でありながら何度見ても新鮮で、キャリーの心の底からの叫び声が聞こえてきそうな、怖くも切ない作品です。
2013年のリブート作品ではクロエ・グレース・モレッツが見事にキャリーを演じ、また狂信的なキリスト教徒であるキャリーの母親を演じたジュリアン・ムーアもまた鬼気迫るものがありました。
あまり知られていませんが、実は続編も製作されているので、未見の方はぜひこの機会に見てはいかがでしょうか。
『エクソシスト』
人気女優のクリスは、一人娘のリーガンとアメリカ・ジョージタウンで二人で幸せに暮らしていた。
ところがある日を境にリーガンの様子が激変する。
卑猥な言葉を発するなど、何かが乗り移ったようなリーガンの言動にクリスは恐怖を抱き始め、ついに病院へ。
しかし、診察では異常は見られず、解決策は得られない。症状は悪化の一途をたどり、クリスはいよいよ悪魔がリーガンに取り憑いたのだと悟る。
そして悪魔払いをしてもらうべく、カラス神父に依頼をするのだが…
神と悪魔の壮絶な戦い!オカルトホラー映画の最高峰!
本作はオカルトホラー映画では特に有名な作品なので、見たことがある方も多いかもしれません。
無信心論者の日本人には受け入れがたい悪魔の存在や、憑りつかれた人間の末路を目の当たりにして、人知を超えた恐怖を感じることでしょう。
この映画のすごいところは、所詮フィクションだと笑い飛ばし切れないところです。
見終わった後も何か良からぬ霊体が自分や家族に乗り移ったらどうしようと、取るに足らない小さな出来事にまでビクビクしてしまいます。
目に見えないものに想像力を働かせることほど、怖いものはないのかもしれません。
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』
不気味なお化けたちが住むハロウィン・タウンの人気者「かぼちゃキング」のジャックは、毎年開催されるハロウィンイベントにうんざりしていた。
そんなある日、森の中で奇妙な扉を見つけ開いてみると、そこにはハロウィンとは真逆の陽気で明るいクリスマス・タウンが広がっていた。
大きく輝くツリーや人々の笑い声に魅了されたジャックは、クリスマスをハロウィン・タウンに持ち込もうと考える。
しかし、町会でクリスマスについて熱く語るも、皆興味を持とうとしない。
ジャックはクリスマス関連の本を読みあさり、彼が感じたあの雰囲気をどうすれば作り出せるか考えるのだが…
一度は見ておきたいハロウィン&クリスマスの王道映画
ファンタジー映画の巨匠ティム・バートンが物語やキャラクターを手がけ、長い時を経た今でも根強い人気を誇る、ストップモーションアニメです。
不気味なストーリーなのに、なぜかその世界観に引き込まれてしまう不思議な映画で、この季節になると何度でも見たくなってしまいます。
毎年9月の終わりになると東京ディズニーランドでは園内全体が「ディズニー・ハロウィン」となり、怖くて可愛いゴーストたちの装飾やグッズで溢れかえります。
中でも期間限定で登場する本作をモチーフにした「ホーンテッドマンション」という乗り物は、数時間待ちになるほど大人気。
ジャックやサリーなどの愛されキャラクターたちが所々に顔を出す演出は、子どもにも喜んでもらえるようです。
ハロウィンに向けてハリウッドホラー映画を見よう!
いかがでしょうか。
ハロウィンにぴったりのハリウッドホラー映画を厳選紹介しました。
1人で見るもよし、大勢で叫びながら見るもよしの名作ばかりなので、ぜひこの機会に鑑賞してみてくださいね。
三浦 絵里子 /
ビギナーズ編集部 miura
映画配給会社に5年、TV局の映画海外セールスとして4年ほど勤務。現在はフリーで映画の宣伝プロデュースやSNS戦略、海外映画のプレスやインタビューの翻訳などを行う。自然美容と小鳥をこよなく愛するアラフォー。