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帰省時に楽器を安全に持ち運ぶ方法|交通機関別・梱包方法
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
「何も考えずのんびりしたい」
「久々に母の手料理を食べたい」「田舎の田園風景に癒されたい」など、帰省する目的は人それぞれ。趣味で楽器演奏やバンド活動をしている人のなかには、
腕が鈍らないよう帰省中も実家で練習をしたいと考えることもあるのではないでしょうか?
しかし、帰省時は、着替えや家族への手土産などで何かと荷物が多くなりがち。
それにプラス楽器を抱えながら高速バスや電車、新幹線で長距離を移動するとなると、周囲にも気を配らなければなりません。
また、振動や衝撃によってキズや故障、破損につながる可能性もあります。そのため、帰省の際に楽器を持ち運びするときは神経を使わなければならないのです。
「楽に楽器を持ち運びできる方法があれば……」。今回は、そんなあなたに持ち運びしやすい楽器と便利なレンタルサービスをご紹介します。
目次
【交通機関別】帰省するとき安全に楽器を持ち運ぶ方法
電車
ベースやギターを電車で持ち運ぶ場合、シートに座るときは楽器は必ず体の前に置きましょう。
ギターケースを、満員電車で肩に掛けたり背負っている人を見かけますが、ケースの先端がほかの乗客の顔や頭にぶつかってケガをさせてしまう可能性があります。
そのため、空いている車両に移動するか、ケースを足元に置くなどして、周囲への配慮を考えましょう。
高速バス
多くの高速バス会社では、車内への楽器の持ち込みやトランクへの預け入れは原則NGとしています。
というのも、衝撃や振動などによって万が一楽器が破損、故障してしまった場合、責任を負うことができないからです。また、ほかの利用者の荷物を傷つけてしまう可能性があります。
持ち運ぶ楽器の種類と運行区間にもよりますが、「VIPライナー」が運行している「グランシア」「アクアスター」であれば、トランクへの預け入れが可能です。
バス会社ごとで規定が違うため、楽器の種類と運行区間を伝えたうえで、車内への持ち込みやトランクへの預け入れが可能かをどうか電話で確認してみてください。
新幹線
ギターやベース、トランペットといった大型の楽器を新幹線に持ち込む場合は、自分の足元に置きましょう。
ただし、横揺れによって倒れてしまうこともあり、キズ、故障、破損の危険があります。
そのため、窓際の座席に座る場合は壁に立てかけて足でおさえる、両足で挟んで倒れないようにするといった対策が必要です。
座席が確保できず立ちっぱなしになる場合も、通行人の迷惑にならないよう足元に置いておきましょう。
飛行機(国内線)
楽器ケースの3辺の合計が115cm以内の場合
楽器ケースの3辺の合計が115cm以内の場合は、持ち込み手荷物として機内への持ち込みが可能。
ただし各辺の長さが55cm・40cm・25cm(小型機は45cm・35cm・20cm)のいずれかを超えてしまう場合は、手荷物カウンターにて係員に確認しましょう。
楽器ケースの3辺の合計が115cmを超える場合
手荷物として預けるか、機内に持ち込むかを選ぶことができます。
ちなみに、機内に持ち込む場合は、特別旅客料金を支払って楽器用の座席を使いで購入しなければなりません。
また、楽器によっては専用ケースの無料貸し出しサービスもあります。
ギター、小型楽器用コンテナギターを預ける場合は、内側にクッション(緩衝材)が貼られた小型楽器用の輸送コンテナを利用することも可能です。
航空会社によってサービス内容が異なる可能性もあるので、一度問い合わせてみてください。
帰省のときにオススメのコンパクトな楽器は?
【1】ウクレレ
ハワイ音楽で使用される弦楽器である『ウクレレ』は、老若男女を問わず高い人気を誇ります。
コンサートサイズやテナーサイズ、バリトンサイズなど数ある種類のなかでも特にオススメなのが、『ソプラノサイズ』。全長520~540ミリともっともコンパクトなサイズで、ボディーが小さい分明るく軽快なウクレレらしい音色を楽しむことができるのです。
ウクレレは、湿気や温度、紫外線の影響を受けやすいデリケートな楽器。移動する際は、衝撃に強いハードケースや防水効果のあるセミハードケースなど、専用のケースに入れて故障や破損を防ぎましょう。
【2】フルート
「フルート」は、ピアノやバイオリンに並ぶ女性から人気の高い木管楽器のひとつ。これから趣味で楽器をはじめる初心者にオススメです。
フルートの購入価格は、数万円程度で気軽に購入できるものから、数百万円から数千万円する一流のプロが使用する純銀製のオーダーメイド品まで様々。
ギターやトランペットに比べてコンパクトで持ち運びしやすく、事前配送の手間がかからないのも嬉しいポイントです。
楽器を配送するときの梱包方法は?
バスに持ち込むことのできない、エレキギターやアコースティックギター、エレキベース、ウッドベースなど大型の楽器を『ヤマト運輸(クロネコヤマト)』『佐川急便』『日本郵便』で配送する際の梱包方法は、ケースの種類によって異なります。
ハードケースの場合
- 1.まずはギターの弦を外します。もしくは緩めてください。
- 2.ギターにプチプチを巻いていきます。
特にペグやネックなど破損しやすい部分は、重点的に保護するといいでしょう。プチプチは100円ショップで購入することが可能です。
もし、プチプチが自宅にない場合は、楽器を新聞紙で包んでタオルをぐるぐる巻きにするのがオススメ。 - 3.プチプチやタオルで包んだギターを、ハードケースに入れれば梱包完了です。隙間が気になる場合は、タオルや新聞紙を敷き詰めると衝撃を吸収してくれます。
ソフトケースの場合
- 1.ハードケースの場合と同様、ギターの弦を外すか緩めるかしてください。
- 2.ペグやネックなど、破損しやすい部分をプチプチで覆います。
- 3.ギター全体をプチプチで覆いましょう。
- 4.ソフトケースに入れ、ソフトケース全体をプチプチでぐるぐる巻きにします。
- 5.【4】を、ソフトケースがすっぽり入るダンボールに入れましょう。配送会社で買うという手もありますが、スーパーやドラッグストアなら無料で済ませることができます。
- 6.ダンボールの隙間に新聞紙やタオル、気なくなったTシャツなどの緩衝材を入れ、配送中にギターが動かないように固定してください。
- 7.ガムテームで止めたら梱包完了です。
専用のギターケースがない場合はどうすればいいの?
ハードケースもソフトケースもないけど、ギターを送りたいという場合は下記の方法がオススメです。
ギターの弦を外す・緩める
外したギターの弦とギター本体をプチプチで覆い、ダンボールに入れて固定しましょう。ちなみに、ダンボールに梱包するときはレスポールの扱いに注意が必要です。
というのも、レスポールはヘッドに角度が付いているため、配送中にネックが折れてしまう可能性があるのです。
ダンボールに入れる際は、隙間に新聞紙や発泡スチロールを敷き詰め、ガムテープで留める前に上下左右に揺すってギターが動かないことをきちんと確認しましょう。
楽器を衝撃から守るオススメのケース
ハードケース
今回ご紹介するケースのなかで、もっとも強度に優れているのが「ハードケース」。
バスや電車の揺れによる衝撃に強く、耐久性のあるグラスファイバーやABS樹脂を使用しています。満員電車や人混みの中を移動するときも、ハードケースなら大切な楽器が傷ついたり、破損したりする心配もなく安心です。
セミハードケース
「セミハードケース」は、外側がナイロン生地でできており、内側にクッションの高い衝撃材が施されています。
ハードケースに比べて強度はやや劣るものの、取っ手とショルダーの両方が付いてた2wayタイプが多いのが特徴です。肩にかけたりリュックのように背負って持ち運ぶことができるため、長距離の移動にも非常に便利。
ハードケースよりも軽いので、ケースの軽さを重視したい方にオススメです。
ソフトケース
厚手の布やナイロン素材で作られている「ソフトケース」は、1,000円~6,000円とリーズナブルな価格で購入できます。表面には防水加工が施されているため、急な雨でも本体が濡れて故障する心配もなく安心です。
また、「ソフトケース」は、チェックや迷彩といった柄物から、カラフルな色使いの赤やオレンジなどデザインバリエが豊富なのも魅力のひとつ。
強度はもちろん、見た目のデザインやオリジナリティにもこだわりたい人には、ソフトケースをオススメします。
帰省中に楽器を持って行くなら「ReReレンタル」がおすすめ
楽器は衝撃に弱いため、大荷物を抱えながら高速バスや電車に乗って長距離を移動するのは一苦労。
配送するにも、故障しないように梱包にも気を遣わなければならないほか、ダンボールの用意や配送料金など、何かと手間もかかるものです。
しかし、「ReReレンタル」を使えば今まで苦労していた配送手配や梱包準備、「壊れるかもしれない」という移動中の気疲れが一切ありません。
そもそもReReレンタルとは?
ReReレンタルとは、カメラ、楽器、家電、ベビー用品など、幅広いジャンルを取り扱う国内最大級の総合レンタルサービス。
「急な仕事の依頼で買いに行く時間がない」「今すぐ欲しいけど買う前に一度使ってから検討したい」「出張先でも趣味を楽しみたい」というとき、気になる商品をお手頃価格でレンタルすることができます。
また、ReReレンタルは配送指定ができという点もサービスの特徴のひとつ。公式のレンタルご希望商品ページから、使いたい商品を選択します。
最短3泊4日〜最大100泊101日までレンタルでき、「お届け日・返送日・時間指定」も指定も可能です。
ちなみに、レンタルする際はReReあんしん補償へ加入しておくことをオススメします。落下や盗難、水濡れ、火災による損失などの万が一のときも、弁償額を補償してくれるというもの。ちなみに、ReReあんしん補償の料金は下記の通りです。
★レンタル基本料が20,000円未満の商品・・・1商品あたり200円/日
★レンタル基本料が20,000円以上の商品・・・1商品あたり400円/日
ReReレンタルで楽器をレンタルするまとめ
いかがでしたでしょうか?
周囲への気遣いや故障のリスクを考えると、帰省に合わせて楽器を持ち運ぶときは、レンタルするのが一番手っ取り早く重たい荷物を持って移動するストレスもありません。
ぜひReReレンタルを使用してみてください。
渡辺結 /
ビギナーズ編集部 ライター
紙媒体の編集を経て、フリーのライターに。インフルエンサーでもなければ才能でもないですが、コツコツと地道に書いてます。年内にタイに移住する予定で、タイ語を猛勉強中。