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耐震マットおすすめ8選|テレビ・冷蔵庫・家具の地震対策

耐震マットおすすめ8選をご紹介します。地震や災害時のテレビ・冷蔵庫・家具等の転倒防止に使える、震度7対応の人気耐震マット・ジェルを集めました。対策・種類別の耐震マットの選び方も解説します。フローリングに使える耐震グッズを探している方も必見です。
耐震マットおすすめ8選|テレビ・冷蔵庫・家具の地震対策

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度重なる地震災害から、防災対策の重要性が高まっています。

建物が無事だったとしても、戸棚や冷蔵庫の下敷きになってしまえば、大ケガはまぬがれません。

それを防ぐ「耐震マット」は、手軽に設置できて効果も高いのですが、種類も多くどう選べばいいのかわからないという人も多いはずです。

そこで、本記事では耐震マットの用途別の選び方を紹介し、それぞれにぴったりな耐震マットをおすすめします。

失敗しない耐震マットの選び方

実際に取り付けて揺らしてみるとわかりますが、重すぎるものを乗せて潰れてしまっていたり、逆に硬すぎて揺れを吸収しなかったりとあまり効果が得られない耐震マットもあります。

耐震マットの選び方で失敗しないようにするには、「何を守るのか」「重いかどうか」「ずれないかどうか」に注意することです。

耐震度が7かどうかを必ず確認する

耐震マットは安ければ100円から、高いと数千円するものもあります。その価格を左右しているのは、ズバリ「耐震度合い」です。

中には耐震度合いが記載されていないものもありますが、安心できるものを選ぶなら「耐震試験認定」「震度7まで対応」と記載のある商品を選びましょう。

厳しいテストに合格しており、品質は保証されています。

色の選び方

耐震マットの色は、青か透明の2色です。

青なら目立ちますから「防災対策している」と常に確認でき安心ですが、目立ちすぎてインテリアの雰囲気に合わないこともあります。

一方透明ならインテリアの雰囲気を壊すことはありませんから、おしゃれに防災対策ができますが、設置するものによっては耐震マットに家具や家電の色が移ってしまう可能性があるので注意が必要です。

また、目立つかどうかが気になるなら、マットの「厚み」も考慮しましょう。

多くのマットは5mm厚ですが、同じ耐震効果でも3mm厚のものもあり、設置したときの浮き幅が小さく目立たなくなるからです。

形の選び方

色だけでなく、形も丸と四角の2タイプがあります。

どちらでも効果は変わりませんが、設置する家具や家電の角にぴったり合わせるには四角の方がより安定しやすく、円形なら丸型が適しています。

元々耐震マットはカットして使うこともできますから、設置したいものに合わせて使うのが最も効果的です。

また、思うような耐震効果を得るには、貼り付ける場所のバランスが重要です。

底面が四角や三角ならその角の一つ一つに貼り付けるか全体に1枚貼り付けます。円形なら丸型を中心点に挟んで円の縁に貼るか、やはり全体に一枚貼るようにしましょう。

貼る場所は、その対象を置いたときに傾かないように設置するのがポイントです。

円形の場合は、正方形や正五角形・正六角形などの各頂点に取り付けることでバランスが取れます。

設置するものによっては複雑な底面もありますから、一度置いてみて、できれば揺らしてみるとよいでしょう。

そうすれば揺れの激しい方向がわかりますから、その揺れを防げる場所に貼り直すか追加することでより効果的に設置することができます。

サイズの選び方

重いものには厚めの耐震マットを、大きな底面には広めの耐震マットがより効果的です。

置物や花瓶などの転倒防止なら小さなサイズのものを、ゲーム機や外付けハードディスクドライブ、キッチン家電など振動で音のするものに取り付ければ騒音防止の効果も期待できます。

小さなマットをたくさん貼ることで耐震効果も上がりますが、底面の小さなものなら全体を1枚の耐震マットで支えるのも効果的です。さらに底面より広い耐震マットにすればより高い耐震効果が期待できます。

また、選ぶ際には「厚さ」も考慮しましょう。

一般的な耐震マットの厚さは5mmですが、小さなものに取り付けると厚みによって逆に不安定になってしまうことがあります。

最近では3mmのタイプもありますから、比較的軽い小さなものには、このタイプがより安定するかもしれません。

素材の選び方

耐震マットの重要なポイントが「素材」です。

耐震マットはやわらかくなければなりませんが、やわらかすぎると耐震効果がなくなってしまうからです。

また、粘着力が弱いものは地震のとき耐震マットの上をスライドしてしまい危険です。

大切なのは「適度にやわらかく、粘着力がある」ことです。それがあれば、底面にでこぼこのある家具などもしっかり固定して揺れを吸収して安定させられます。

また、粘着力のある耐震マットはよくホコリまみれになります。

水洗いして粘着力が戻る素材なら何度も使えて経済的ですし、特に初めて取り付けるときはバランスよく取り付けるのは難しく、何度も張り替えることになるでしょう。

その場合も再貼り付け可能な素材が適しています。

おすすめ耐震マット4選|大型家具・電化製品編

まずは、地震の際に最も危険な大型の家具・電化製品におすすめの耐震マットをご紹介します。

どれも三次元方向の実験により、阪神淡路大震災を再現した「神戸波」震度7の地震動に対して移動や転倒の防止効果が証明されており、耐荷重70kg以上です。

プロセブン 耐震マット ブルー P-N50L

プロセブン耐震マットは、超粘着性を持つ、液体と固体の性質を合わせ持ったゲルを使用しています。

水洗いして乾かせば超粘着力を回復させることができますし、色移りもしにくい優れた素材です。

耐用年数は5年から7年で紫外線による偏食や劣化がなく、難燃試験にも適合しておりオフガス分析試験でもVOC定量を24時間不検出でした。

鉛や六価クロム・水銀・カドミウムなどの含有がないので、廃棄するときも環境に負荷がかかりません。

不二ラテックス 不動王薄型テレビ用耐震シート FFT-002

地震の後に欠かせないものの1つに、情報があります。たとえ電気が通ったとしても、テレビが映らなければ得られる情報は限られます。

昔のブラウン管と違って液晶テレビは倒れやすい構造です。特に倒れそうな薄型の液晶テレビ用なら、不二ラテックスの不動王薄型テレビ用耐震シートをおすすめします。

強粘着でいながら跡が残りにくく、水洗いで粘着力が回復し何度でもセッティングできます。

最大52インチまでの薄型テレビに対応し、6枚での耐荷重はなんと150kg。テレビの耐震には十分な耐荷重が証明されています。

一部のテレビ台には、転倒防止のためのストラップがついているものもありますが、テレビ台そのものがテレビの重さで倒れてしまえば同じです。

テレビは液晶やブラウン管が前についているため、前に倒れればおしまいです。たとえ見た目に損傷がなくても、映らなければ同じです。

転倒そのものを防ぐには、やはりこの耐震シートの力を借りるのが賢明といえるでしょう。

ぼん家具 震度7にも耐える耐震マット

ぼん家具の「震度7にも耐える耐震マット」は、耐荷重が80kgとこの中では比較的小さなものに適しています。

10cm四方の耐震マットを底面1ヶ所に貼り付けた花びんや、4cm四方の耐震マットを4ヶ所に貼り付けたテレビは、阪神大震災クラスの激しい揺れでも試験結果は異常なしとされています。

はがして洗えば再度利用もできますし、フローリングだけでなく畳にも使うことができ、カットして複数ヶ所に貼り付けることもできます。

サンワサプライ 耐震接着ゴム QL-51

サンワサプライの「耐震接着ゴム」は、伸びがよく粘着性が高いため、上下左右・前後あらゆる方向の揺れに効果があります。4枚での対荷重は100kg。

大きさの違うタイプや丸型のタイプがあり、対象の大きさや重さによって使い分ければより効果的です。

耐用年数は5年から7年で熱にも強く、定期的に水洗いして粘着力を回復させればより長く、接着部を汚さない使い方ができます。

おすすめ耐震マット4選|小型置物・家電製品編

今度は、小型の置物や家電製品など少し小さなものに適した耐震マットを紹介します。

こちらももちろん耐震度7に対応しています。

エレコム 耐震ゲル TG-014

エレコム「耐震ゲル」は、地震による落下や店頭を抑制するゲル状のシールです。

パソコンやプリンター、ディスプレイや外付けハードディスクなど周辺機器への利用に特化して開発されており、耐久性・安全性に優れたオレフォン素材のため、はがしても跡やベタつきが残らず引っ越しやレイアウト変更にも自由に使えます。

切れ目があり最小単位の4mm角なら1個で4kgの耐荷重があります。

もっと重いものは別タイプの4個で耐荷重15kgから25kgの丸型、4個で70kgから100kgの角型もあり、機器の重さによって細かく使い分けることができます。

龍田化学 アイビードラゴン7

龍田科学の「アイビードラゴン7」は、振動エネルギーを効率的に吸収するイソブチレン系樹脂を使った無色透明・無臭の耐震マットです。

素材そのものの強い吸着性があるためはがし跡が残らず、揮発成分も少ないため環境にも優しく対象に色や素材が移ることもありません。

5mm厚で半径20mmのものが4枚、30mmのものが6枚セットになっており、それぞれ1枚あたり3kg、7kgの耐荷重がありますが、畳やカーペットなど凹凸のある床面や壁への設置には耐荷重が保証されておらず使用不可となっています。

プロセブン 耐震マット クリア P-N30C

プロセブンの耐震マットの小さなタイプで、透明な30mm角で5mm厚、4枚使用時の耐荷重は40kgとなっています。

透明ですから、美しい装飾の花びんや美術品に取り付けても見映えを損ないません。

また、大きさによってたくさんのタイプがあります。

40mm角なら4枚で耐荷重が64kg、50mm角なら4枚で100kg、100mm角なら1枚で耐荷重100kgとなっていますから、設置するものに応じたタイプを選びましょう。

イーサプライ 耐震ジェル EEZ-QL003

このイーサプライ「耐震ジェル」は、40mm角ですが「3mm厚」の薄型が魅力です。

多くの耐震マットは5mm厚のため設置すると目立ちやすいのが難点ですが、この耐震ジェルは薄型のため目立ちにくく、そもそも浮き幅が小さいため、設置しているかどうかさえわかりにくくしてくれます。

それでいて耐震度7の高性能。優れた粘着性と程男性でしっかり衝撃を吸収し、地震の揺れに耐えてくれます。

耐荷重は1枚あたり10kg、4枚全部使えば40kgです。もちろん機器の底面に貼るだけの簡単設置で、はがしてホコリを水洗いすれば粘着力が回復しもう一度使えます。

耐震マットを上手に使い地震に備えよう

最近日本では地震が頻発しています。

大きな地震で亡くなる人の多くが「建物内での家具や大型機器の転倒による圧死」が原因といわれています。

工場の大型機械や棚だけでなく、家庭の大型家具や本棚・冷蔵庫といったどこにでもあるものも原因になり得ます。

圧死を防ぐ耐震マットは、性能や大きさ・厚さを見極め、大きさにあったものを正しく設置することで防ぐことができます。

底面の形や重心・バランスなどをよく見て上手に設置し、いつ来るかわからない地震にしっかり備えましょう。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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