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ベース用マルチエフェクターおすすめ10選と使い方・選び方

ベース用マルチエフェクターおすすめ10選と使い方・選び方をご紹介します。ZOOM B3nやLINE6等のプロ愛用のモデルや、初心者でも簡単に使えるおすすめベース用マルチエフェクターを集めました。ギターとベースでエフェクターが兼用できるか知りたい方も必見です。
ベース用マルチエフェクターおすすめ10選と使い方・選び方

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ベースの音作りに欠かせないのが、ベースエフェクターです。

しかし、1つ1つエフェクターを揃えていくとお金がかかる上、数が多いと持ち運びも大変です。

そんな悩みを解決してくれるのが、ベースマルチエフェクターです。

本記事では、ベースマルチエフェクターの使い方や選び方と共に、初心者にもおすすめのマルチエフェクターをご紹介します。

ベースマルチエフェクターに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

ベース マルチエフェクターとは?

ベースのエフェクターには、コンパクトエフェクターマルチエフェクターの2種類があります。

コンパクトエフェクターは、1つのエフェクトをかけることができる小さなエフェクターです。

一方マルチエフェクターは、マルチという名前の通り、複数のエフェクトをかけられるエフェクターです。

この項では、ベースマルチエフェクターのメリット・デメリットについて解説します。

ベースマルチエフェクターのメリット

ベースマルチエフェクターの最大のメリットは、1つで複数のエフェクトをかけることができる点です。

コンパクトエフェクターで複数のエフェクトをかけるには、かけたい分だけエフェクターをつなげる必要があります。

2、3個であれば問題ないかもしれませんが、5、6個と増えてくると持ち運びが大変です。もちろん、欲しいエフェクトの分だけ費用もかかります。

しかし、マルチエフェクターであれば、これらの問題全てを解決することができます。

まず、複数のエフェクターを揃える必要がないので、持ち運びはマルチエフェクター1つで問題ありません。

次に、あれこれエフェクターを揃える手間や費用がかからないのでお得です。

また、様々なエフェクトを試すことができるので、自分では知りえなかったエフェクトに出会う可能性もあります。

何を使ったらいいかわからないエフェクター初心者の方でも、マルチエフェクターに入っているエフェクトを試す内に、自分の好みもわかるでしょう。

ベースマルチエフェクターのデメリット

たくさんのメリットがあるベースマルチエフェクターですが、エフェクターをあまり使わない方には向いていないかもしれません。

マルチエフェクターは持ち運びに便利とお伝えしましたが、モデルによっては大きいものもあります。

そのため、使うエフェクターが少ない方は、コンパクトエフェクターの方が持ち運びに適しているでしょう。

エフェクターを揃える費用についても同様で、選ぶエフェクターの種類によっては、コンパクトエフェクターの方が安上がりなこともあります。

ベースマルチエフェクターは、複数のエフェクトを使っている方や、様々なエフェクトを試してみたい方におすすめといえます。

ギターとベースでエフェクターは兼用できる?

マルチエフェクターの中には、ベースとギター兼用で販売されているものがあります。それでは、ギター用のマルチエフェクターをべースで使うことはできるのでしょうか?

結論から言うと、ギター用のマルチエフェクターをベースで使うことは可能です。

しかし、ギター用として販売されているものは、あくまでギター用です。

ベースの音域に対応していないこともあるので、エフェクトのかかり方が想像と違うこともあります。

既にギター用マルチエフェクターを持っている方は、一度使ってみるのが良いでしょう。

ベースマルチエフェクターの使い方

モデルによって細かな使い方は違うものの、基本の使い方は同じです。

使用する際には、マルチエフェクターにACアダプターをさすか、電池を入れて使います。ベースとマルチエフェクターをシールドでつないだら、電源を入れましょう。

▼ベースの音が良くなるシールドについては、こちらでご紹介しています。

電源を入れたらボタンやつまみを回し、かけたいエフェクトを選択します。エフェクトのかかり具合は、ボタンやつまみで調整可能です。

音の調整をしたエフェクトやよく使うエフェクトは、登録しておくこともできます。登録しておけば、演奏途中でエフェクトをかけるときにも便利です。

ベースマルチエフェクターの基本の使い方は以上になります。

モデルごとに便利な機能がついていることもあるので、使用動画や説明書を読んでぜひ活用してください。

ベースマルチエフェクターの選び方

ベースマルチエフェクターを選ぶ際に注目すべきは、(1)エフェクトの種類や数、(2)サイズ、(3)価格の3つです。

エフェクトの種類や音

まず最初に見るのは、マルチエフェクターに内蔵されているエフェクトの種類や数です。

使ってみたい特定のモデルがある場合は、メーカーHPで確認しましょう。特にエフェクトの希望がない場合は、エフェクトの数が多い方が色々と便利です。

また、試奏動画でエフェクトがかかったときの音を聴いておくと、イメージとのギャップが生まれにくいです。

サイズ

既にエフェクターボードを持っている方は、ボードに入るかどうかを確認する必要があります。

これからエフェクターボード等を揃える方は、マルチエフェクターの重さや、持ち運びの距離・頻度を考えて選ぶと良いです。

小さくて軽いに越したことはありませんが、あまりに小さいと液晶が見づらいので注意しましょう。

価格

複数のエフェクトが入っている分、マルチエフェクターの方が価格は高い傾向にあります。

しかし、人気のコンパクトエフェクターは、マルチ以上の価格であることも少なくありません。

欲しいエフェクトや今後演奏するジャンルを踏まえた上で、それぞれどのくらい費用がかかるのか比較してみましょう。

ベースマルチエフェクターおすすめ10選

ここからは、ベースマルチエフェクターおすすめ10選をご紹介します。

初心者でも使いやすいベースマルチエフェクターを集めたので、ぜひ参考にしてください。

BOSS / GT-1B

エフェクターやリズムマシンを作っている、BOSSのベース用マルチエフェクターです。

GT-1Bは、ベース用エフェクターをあまり使ったことがない方でも、使いやすい仕様になっています。

例えば、「EASY SELECT」や「EASY EDIT」というボタンを押せば、直感で音を選んだり音を変えたりできます。

また、ヘッドホンにスマホをつなげば、曲を聴きながらエフェクトをかけて練習することも可能です。

GT-1がギター用、GT-1Bがベース用なので、購入の際は間違えないように注意しましょう。

BOSS / ME-50B

BOSSのME-50Bは、販売終了となったME-20Bの上位モデルとなっています。10年以上前の発売にも関わらず、今なお愛用者が多い人気のマルチエフェクターです。

コンパクトエフェクターを3つ並べたような見た目の通り、操作もコンパクトエフェクターに似ています。

音の調整はつまみを回し、エフェクトのオン・オフはペダルを踏むだけなので、操作はとても簡単です。

BOSSが「コンパクトエフェクター感覚で操作ができるマルチエフェクター」と言っているのも頷けますね。

TECH21 / BASS FLY RIG

細長い見た目が特徴的な、TECH21のマルチエフェクターです。

TECH21といえば、ベースプリアンプの定番モデル、SANSAMPを思い浮かべるのではないでしょうか?

▼SANSAMPについては、こちらで詳しくご紹介しています。

なんとこちらのBASS FLY RIGにも、SANSAMPの音色が内蔵されています。

SANSAMP風の音色を搭載しているものは多いですが、本家SANSAMPのメーカーなのでエフェクトの効きも良いです。

エフェクターをいくつも買えないベース初心者の方でも、定番のエフェクトを一通り楽しめる1品です。

VOX / StompLab IB・StompLab IIB

アンプやシールドで人気のVOXからは、StompLab IBとStompLab IIBというエフェクターが販売されています。

▼VOXのシールド他、おすすめのベース用シールドについてまとめた記事はこちらです。

コンパクトな見た目ですが、100件のプリセットと60種類のエフェクトを内蔵しています。

プリセットはロックやメタル、ポップといった音楽ジャンルごとに分けられ、マルチエフェクター初心者でも使いやすいです。これだけの機能が揃って5,000円前後という価格も嬉しいですね。

StompLab IBはワウペダルなし、StompLab IIBはワウペダルありのモデルです。

ZOOM / B1on・B1Xon

エフェクターの有名メーカー、ZOOMのB1onとB1Xonです。

ディストーションやディレイ、リバーブ等の定番エフェクトはもちろん、Ampeg SVTやFender Bassman等のアンプモデルも搭載。

最大5種類のエフェクトを同時使用できるので、コンパクトエフェクターをいくつも繋げる必要がありません。

どちらのモデルもエフェクトの機能は同じですが、B1Xonがペダル付き、B1onはペダルなしとなっています。

ワウペダルだけでも5,000円~10,000円前後はかかってしまうので、エフェクターボードに余裕のある方にはB1Xonがおすすめです。

ZOOM / B3n

B3nは、ZOOMの中でも中級者~上級者向けの高級ラインにあたる、ベース用マルチエフェクターです。

ベース用マルチエフェクターの定番となった、ZOOM B3の後継機にあたります。

B3から変化した点としては、同時使用エフェクト数が3から7つに増えたことや、操作がよりわかりやすくなった点が挙げられます。

また、B3にはなかった最新エフェクターを備えているのも魅力です。別売りのワウペダルを外付けすれば、幅広い音楽で使うことができるでしょう。

ZOOM / MS-60B

ベース用マルチエフェクターの中でも特に人気のモデルが、ZOOMのMS-60Bです。Amazonでペースエフェクト・マルチエフェクターのベストセラー1位に輝きました。

コンパクトエフェクターと同じくらいのサイズですが、52種類のエフェクトと6つのアンプモデルを搭載しています。

ベースケースにも難なく入るサイズなので、練習や本番も身軽に移動できるのが嬉しいですね。

▼収納に優れたベースケースを探している方は、こちらの記事を参考にしてください。

LINE 6 / HX Effects

ベースやギターアンプで有名な、LINE 6のマルチエフェクターです。

HX Effectsは本格的なマルチエフェクターで、プロのギタリスト・ベーシストが愛用しています。

シンプルな見た目ですが、搭載されているエフェクト数はなんと100種類以上。

また、ベーシストの大敵であるノイズも、業界トップクラスの低ノイズを誇っています。長く使える本格的なマルチエフェクターが欲しい方におすすめです。

マルチエフェクターでベースの可能性は無限大に!

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ベースマルチエフェクターは、ベースの可能性を広げてくれる強力な武器です。マルチエフェクターが1つあれば、様々なジャンルの音楽を演奏することができるでしょう。

エフェクターのつまみをいじって音を作るのも、ベーシストの楽しみの1つです。ぜひベースマルチエフェクターを活用して、思う存分ベースを演奏してくださいね。

こちらの記事ではベース用アンプヘッドや選び方を解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

また、こちらの記事ではおすすめのベースシールド10選を紹介していますので、こちらもセットで参考にしてみてくださいね。

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Reika Sato /
ビギナーズ編集部 ライター

大学時代は軽音サークルでベースを担当。カフェラテの摂取量に定評のあるカフェイン中毒。趣味はグルメ漫画とミステリー・SF映画鑑賞。

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