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USモデルのゴルフボールは日本モデルと違いがあるのか?

USモデルのゴルフボールは日本モデルと違いがあるのか?

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ゴルフボールには、日本モデルとUSモデルがあるのをご存知でしょうか。

ここでは、ゴルフボールに関する基本的な種類や特徴のお話から、日本モデルとUSモデルにはどのような違いがあるのか、さらにおすすめのゴルフボール商品を紹介します。

ゴルフボールを変えるだけで、飛距離が大幅に変わることもあって、スコアにも大きく影響します。

ぜひこの機会に、日本モデルとUSモデルの違いを理解したうえで、自分にぴったりのゴルフボールを見つけましょう。

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ゴルフボールの種類と特徴

USモデルのゴルフボールについて見ていく前に、そもそもゴルフボールにはどのような種類があって、その種類によってどのような特徴を持っているのかを再確認しましょう。

ゴルフボールには、大きく分けて「ディスタンス系」、「スピン系」、「デュアル系」という3種類があります。ここでは、それぞれの種類の特徴を解説します。

表面が硬くよく飛ぶディスタンス系

表面が硬くて、よく飛ぶという特徴を持っているのがディスタンス系のゴルフボールです。「ディスタンス」とは、直訳すると「距離」という意味を持っています。

ゴルフボールは、基本的にコア部分とカバー部分に分かれる層構造になっていますが、ディスタンス系のボールは表面が固くて、中が柔らかい構造になっています。

インパクトでボールは潰れますが、表面の硬さによる反発力で、スピンの少ないよく飛ぶボールを打つことができます。

そのため、ロングショットで飛距離を出したい人などに好まれて使用されています。

表面が柔らかくコントロールできるスピン系

スピン系のゴルフボールは、ディスタンス系の反対で、表面が柔らかくて中が硬い構造になっています。

インパクトでヘッドがボールに触れている時間が長くなり、ボールにスピンがかかりやすいという特徴を持っています。

このような特徴を持っているため、スピン系のボールは、ピンそばにピタッと止まるようなショットを打ちたいときなどに適していると言えます。

また、ディスタンス系のボールと比べて、距離感が安定しやすいという特徴も持っています。全般的に、コントールしやすいボールと言えるでしょう。

ショットに癖がないデュアル系

デュアル系のゴルフボールは、ディスタンス系とスピン系の中間と言える特徴を持っています。

飛距離も出したいし、スピンのかかったボールも打ちたいしという両方を求める人に向いています。

ディスタンス系とスピン系の両方の特徴を1つのボールで実現させようとしている分、人によってはどっちつかずというイメージを持つこともあるかもしれません。

距離やスピンなど特定の性能に突出していないため、使いやすくて、初心者にも扱いやすいボールと言えます。

USモデルと日本モデルの3つの違い

ここからは、USモデルと日本モデルの3つの違いについて詳しく見ていきます。

商品名が変わっている

USモデルの場合、同じ製品でも日本モデルと商品名が変更されていることがあります。

販売する国に合わせて意味がわかりやすい名前や、覚えてもらいやすい名前に変えている傾向があるようです。

なぜこのように商品名を変えるかという理由ですが、一番の理由として考えられるのは、「より売りやすくするため」と思われます。

USモデルの場合は、英語の単語としてより意味が伝わりやすいものに変わっていることがあります。

パッケージデザインの変更

商品名を変更するだけではなく、パッケージデザインも変更されている場合があります。

同じ製品でも箱のデザインは全然違うということも普通にありえます。

そのため、海外のゴルフショップで日本で自分が使っていた商品と同じパッケージのものを探しても、見つからないという場合があります。

もし海外でいつも使っている日本モデルを探すときには、頭に入れて探すようにしましょう。

検品制度の違いで性能にわずかな差

日本モデルでもUSモデルでも、同じメーカーの商品であれば、スペック面では同等で基本性能も一緒です。

ボールについての違いはないはずなのですが、検品の精度に差があるかもしれません。

USモデルの場合、日本より検品の精度が緩いと言われていて、ボールの硬さなどで差を感じることがあります。

ゴルフボールの注意点

ここからは、ゴルフボールの注意点について、見ていきましょう。

REFINISHEDのボールは中身が不明

「REFINISHED」と表記されたボールを見たことはあるでしょうか。もしそのように表記されたボールを打つときは注意しなければなりません。

この表記は、そのゴルフボールがロストボールを塗装して、売り出されたものであるということを表しています。

塗装で表面を塗りつぶされているため、どこのメーカーのボールか見た目ではわかりません。

つまり、どのような特徴や性能を持ったボールなのかわからないため、ショットに違いが出てしまうということがあります。

環境でゴルフボールの印象は変わる

ショットで飛ばしたゴルフボールは、雨や風の影響を受けて飛距離が変わりますが、それ以外にも空気抵抗の影響も受けます。

空気抵抗は、空気の密度によってもたらされますが、空気の密度が高いと空気抵抗も増えるため、ボールの飛距離は落ちます。

逆に、空気の密度が低いと空気抵抗も減少するため、ボールの飛距離は伸びます。このように、ボールの飛距離に大きく影響を及ぼす空気の密度は、温度や気圧などの数値で変動します。

一例として、気温が高くなった場合、空気は膨張して空気密度が小さくなり、空気抵抗も減るため、ボールの飛距離は伸びます。

また、気圧が高いと空気は圧縮されるため、空気の密度は高くなって空気抵抗も高くなるため、ボールの飛距離は落ちます。つまり、ボールの飛距離は自然環境によっても変わります。

余談ですが、アメリカのメジャーリーグ、コロラド・ロッキーズの本拠地「クアーズフィールド」は高地にあるため気圧が低くてボールが良く飛ぶことで、「ホームランが出やすい球場」と言われています。

そのくらい、気圧はボールの飛距離に影響を与えます。

自分が思っているよりも飛距離が出た場合などは、ボールの性能のおかげではなく、自然環境の変化による可能性があるということを頭に入れておくと良いでしょう。

ゴルフボールを選ぶポイント

ここからは、ゴルフボールを選ぶポイントを見ていきましょう。

思っている方向にしっかり飛ばすためには、自分のプレイスタイルに合ったボールを使うことが重要です。

ここで紹介するゴルフボールを選ぶポイントをチェックして、自分に合ったボールを選びましょう。

ゴルフボールの軌道にあったもの

ゴルフボールは、その軌道にあったものを選ぶことが大切です。打ったボールが低スピンでフックする人はスピン系のボールを選ぶと良いでしょう。

フックする人がディスタンス系のボールを使うとボールがスピンしないため、早く落下するボールになってしまう場合があります。

逆にスピンのし過ぎでスライスする人は、ディスタンス系のボールを使用するのがおすすめです。

スライスする人がスピン系のボールを使った場合、ボールに必要以上のスピンがかかって飛距離が出せない場合があります。

このように自分に合ったボールを使用することによって、しっかり飛距離が出やすくなります。

性能を発揮するためヘッドスピードがあったもの

ほとんどのゴルフボールのパッケージには、そのボールの推奨ヘッドスピードが記載されています。

ゴルフボール自体が持っている性能をフルに発揮するためには、自分のヘッドスピードに合ったボールを使うことが大切です。

そのためゴルフボールの購入前には、お店で今の自分のヘッドスピードを計ってから選ぶようにすると良いでしょう。

打った感触が気に入るもの

ゴルフボールには、一般的に「フィーリング」と称される打ち心地の違いがあります。

大抵のゴルフボールの商品は、パッケージに「普通」、「ソフト」、「超ソフト」などという形で、打った際の感触が表記されています。

また、ボールの硬さを表す尺度として、「コンプレッション」というものもあります。

これは100、90、80、70という数字で表記されるもので、数字が大きいほど硬いボールであることを表しています。

しかし、最近のゴルフボールの進化によって、ボール自体の構造が複雑になってきているため、単純にボールの硬さだけでは表現できない部分もあって、コンプレッションを表示していない商品もあります。

打ったときの感触は、フィーリングやコンプレッションである程度の想像はつきますが、可能であれば実際に打って試してみるのがおすすめです。

目的別おすすめゴルフボール3選

ここからは、目的別におすすめのゴルフボール3選をお送りします。

それぞれの商品について、特徴などの解説を付けました。ぜひ参考にしていただいて、あなたに合ったゴルフボールを見つけて下さい。

飛距離が伸びるTOUR STAGE V10

ブリジストンから発売されているウレタンブレンドカバー3ピース構造のディスタンス系ゴルフボールです。

コア部分は「高速パワードグラデーショナルコア」、インナーカバーは「HR-DRIVEソフトカバー」、アウターカバーは「Hi-IONIX cover」となっています。

ストレートな弾道で風に強いという特徴を持っていて、推奨ヘッドスピードは34~48m/sとなっています。

しっかりしたフィーリングの感触を手に残しつつ、低スピンで大きな飛距離を実現させます。アプローチの際の操作性と飛距離を出すという性能を高い次元で成功させている商品です。

世界のプロも使うスピン系ProV1X

優れた飛距離性能を持っているZGデュアルコアと、ソフトな打感でありながら耐久性にも優れているソフトウレタン・エラストマー・カバーの4ピース構造を持っている低スピンのゴルフボールです。

推奨ヘッドスピードは40m/s以上、328ディンプルデザインの採用によって、安定した弾道で飛距離を出すことができるようになっています。

フィーリングはソフトで、グリーンサイドでのコントロールに優れているという特徴も持っています。

バランスのいいスリクソンAD333

高反発大径ソフトE.G.G.コアと高反発ソフトアイオノマー薄カバーによる高反発ソフトツーピース構造によって、飛距離とスピンの性能バランスが良くとれているゴルフボールです。

ボールの種類は、デュアル寄りとなっています。高弾道338スピードディンプルの採用によって、抜群の飛距離を出せるようになっています。

また、内側にいけばいくほど柔らかくなっているコア部分と、薄くなっているカバー部分によって、とてもやさしいフィーリングも実現しています。

推奨ヘッドスピードは35~50m/s程度、低スピンで、ドライバーでの弾道は高いという特徴があります。

本記事では目的別にゴルフボールをご紹介しましたが、ディスタンス系やスピン系といった目的別、低価格から高価格といった価格帯別に選ぶ方法もあります。

こちらの記事では目的別・価格帯別に人気のゴルフボールをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

自分向けのゴルフボールでスコアを伸ばそう

ここまで見ていただいたように、一見どれも同じように見えるゴルフボールには種類があって、それぞれ違った特徴を持っています。

良いスコアを出すためには、自分のスイングに合っているものや、用途に応じたボールを使う必要があります。

自分に合っていないボールを使うと、思うように飛距離が出なかったり、思わぬ方向にボールが飛んでしまうこともあるため、ボール選びは重要です。

ぜひ自分向けのゴルフボールを見つけて、スコアをもっと伸ばしましょう。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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