更新

ゴルフクラブの飛距離を伸ばすコツやトレーニング方法も解説!

ゴルフをやっていて、もっと飛距離を出したいと思ったことはないでしょうか?飛距離を出すためには各クラブの特徴を理解して、正しいスイングをすることが大切です。本記事では飛距離を出すコツや、トレーニング方法についても解説します。
ゴルフクラブの飛距離を伸ばすコツやトレーニング方法も解説!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ゴルフを楽しんでいても、自分の思っているように飛距離を出すことができなくて悩んでいる人は多いようです。

思ったようにボールが飛んでくれると、スコアアップに繋がるのはもちろん、気持ち良くプレイすることができます。

飛距離を今よりも伸ばすためには、どのような方法があるのでしょうか。

本記事では、飛距離を出すためのコツとトレーニング方法も紹介します。ぜひこの機会に、自分の飛距離を伸ばしてみましょう。

クラブの種類と特徴と飛距離の目安

それでは早速、ゴルフクラブの種類と特徴、そして飛距離の目安について見ていきましょう。

ドライバー

主にティーショットで使用されるドライバーは、1番ウッド(1W)と呼ばれることもあります。

数あるゴルフクラブの中で最も飛距離が出るクラブで、その平均飛距離は230ヤードくらいです。

シャフトが長いという特徴があるため、スイングをすると大きな遠心力が発生します。この遠心力を利用することによって、インパクトでボールに大きな力を伝えて、飛距離が出せるようになっています。

スイングで大きな遠心力を生み出すためには、力まずリラックスした状態でスイングをした方が良いです。

フェアウェイウッド

その名の通りフェアウェイ上で使用されるフェアウェイウッドは、ドライバーの次にロフト角が少なく、ドライバーの次にシャフトの長い構造をしています。

そのため、ドライバーの次に飛距離を出しやすいゴルフクラブとなっています。

ロフトの角度の違いで番手が分かれており、3番ウッドは約215ヤード、5番ウッドは約195ヤードくらいの飛距離を出すことができます。

フェアウェイだけではなく、ショートホールではティーショットで使われることもあります。

ユーティリティ

ユーティリティは、ゴルフクラブの中で1番歴史が浅いクラブで、フェアウェイウッドとアイアンの中間のような機能を持っています。

構造上ダフりにくいという特徴を持っていて、初心者でも比較的扱いやすいクラブです。

ユーティリティには大きく分けて、ヘッドの形状がアイアン型のものと、ウッド型の2種類があります。

3Uは約200ヤード、4Uは約180ヤード、5Uは約170ヤード、6Uは約160ヤードくらいの飛距離が出せます。

アイアン

アイアンは、主にグリーンへアプローチする用途で使われているクラブです。

大きく分けてロングアイアン、ミドルアイアン、ショートアイアンという3つのグループに分類されます。

ロングアイアンと呼ばれる2番アイアンは約195ヤード、3番アイアンは約180ヤードくらいの飛距離を出せます。

次にミドルアイアンと呼ばれる4番アイアンは約170ヤード、5番アイアンは約160ヤード、6番アイアンは約150ヤードのくらいの飛距離です。

最後に、ショートアイアンと呼ばれる7番アイアンは約140ヤード、8番アイアンは約130ヤード、9番アイアンは約115ヤードくらいの飛距離を出すことができます。

ウェッジ

ウェッジは、ロフト角が一番大きいゴルフクラブです。ボールを高く上げやすくて短い距離を打てるという特徴があり、ピンに寄せるような用途で使用されます。

ピッチングウェッジ(PW)は約110ヤード、バンカーでのショットで使用されるサンドウェッジ(SW)は遠くに飛ばすことより、バンカーからボールをすくい上げることに特化しています。

飛距離的には約80ヤード、ピッチングウェッジとサンドウェッジの間くらいのロフトになっているアプローチウェッジ(AW)は約100ヤードくらいの飛距離を出すことができます。

飛距離を上げるコツ

ゴルフクラブそれぞれの平均飛距離がわかったところで、ここからは飛距離を上げるためのコツを見ていきましょう。

今よりも飛距離を上げたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ヘッドスピードを上げる

ヘッドスピードが上がれば、それに比例して飛距離も上がります。この項では、ヘッドスピードを上げるためのコツを具体的に紹介します。

スイングの時に力まない

下半身をどっしり構えることは大切ですが、それにつられて手や腕が力まないようにスイングすることが大切です。

遠くへ飛ばそうと思い切り力んだ状態でのスイングでは、気持ちとは裏腹にボールを遠くへ飛ばすことはできません。遠くへ飛ばすためには、ヘッドスピードが重要となります。

しかし、力んだ状態では思うようにヘッドスピードが出ず、結果的に飛距離が出せないショットとなってしまいます。

実際に意識して試すとわかりやすいかと思いますが、適度に力を抜いた状態でのスイングの方が、力んだ時よりヘッドスピードが出しやすいです。

グリップエンドギリギリの部分を握る

飛距離を出すために、グリップエンドギリギリの部分を握るというのも効果があります。

シャフトが長くなるように握ると、ヘッドスピードが上がりやすくなるためです。シャフトの長さは、飛距離に深く関係しています。

シャフトが長くなるほど、スイングの際の遠心力も高まってヘッドスピードが出やすくなりますが、その分コントロール性は失われます。

どんなにヘッドスピードが速くても、インパクトでボールをしっかり捉えることができなければ、飛距離が失われてしまいます。

そのため、スイングをコントロールできる範囲で、シャフトが長くなるような持ち方をするようにしましょう。

正しい体重移動をする

飛距離の出るゴルフスイングをするためには、正しい体重移動をすることも重要です。

腰の位置は動かないように気をつけて、右の股関節から左の股関節に体重をのせるイメージでスイングをするようにしましょう。

この際、体重移動をすることに意識が行き過ぎて腰の位置が動いてしまうと身体の軸がブレてしまうため、しっかりとボールを捉えるスイングをすることができなくなってしまいます。

飛距離を伸ばすトレーニング

ここからは、飛距離を伸ばすためのトレーニングを紹介します。

クラブ選びやスイングのフォームが重要なのはもちろん、飛距離を出すためには、自分自身の身体能力も重要な要素となります。

筋トレ

筋トレによって筋力をアップすることによって、飛距離もアップしましょう。

背筋

背筋を強化することは、飛距離をアップするためには欠かせないと言っても良いほど重要です。

また、背筋を鍛えると、姿勢が良くなるというメリットもあります。背筋を鍛えるためには、懸垂が有効です。懸垂をする際には、背中が丸まっていてはいけません。

むしろ逆に、背中を少し反らせるような体制で、懸垂をするようにしましょう。

もし、普通の懸垂がキツイという場合は、低めの鉄棒などを使用した「斜め懸垂」でチャレンジしてみると良いでしょう。

体幹

健康系の雑誌や、フィットネス専門誌などで特集されている体幹トレーニングは、そのくらい重要で効果的なトレーニングです。

体幹は腹筋などでも鍛えることができますが、効果的に体幹を鍛えようと思ったら、次に紹介する方法を試してみて下さい。

まず、うつぶせの状態となってひじで体を支え、腰をうかせて体をまっすぐにした姿勢をとってください。その姿勢がとれたら、そのままの姿勢を保つようにするというトレーニングです。

時間は30秒〜1分間くらいが目安ですが、30秒でもキツくて姿勢が保てないようであれば、もっと短めの時間から始めてみて下さい。

あくまで、正しい姿勢をとった状態を保つことが重要です。崩れた姿勢で長時間キープしても、トレーニングの効力が落ちてしまいます。

それどころか腰などを痛めてしまう可能性もあるため、注意しましょう。

下半身

飛距離を出すスイングをするためには、身体の土台である下半身がしっかりとしていなければなりません。

飛距離を出せるゴルファーは、下半身の筋力が強いと言う専門家もいるほどです。下半身を鍛えるためのトレーニングとしては、スクワットや、階段トレーニングなどがあります。

これらのトレーニングで、膝まわりの筋肉や大腿四頭筋をを鍛えることによって、安定した下半身を手に入れられます。

スクワットをする際には、正しい姿勢で行うようにしましょう。間違った姿勢で行うと、膝を痛めてしまう場合があります。

足は肩幅程度に開いて、膝の角度が90度くらいになるまで曲げてまた伸ばすという繰り返しです。

膝は、必要以上に曲げる必要はありません。上半身は少し前傾姿勢でお尻を突き出すような態勢で行いましょう。

柔軟運動

飛距離を出すスイングをするためには、筋力だけではなく身体の柔軟性も大切です。

ここからは、身体の柔軟性を高めるための柔軟運動について、見ていきましょう。

肩甲骨の柔軟性

肩甲骨の柔軟性を高めることによって、スムーズなスイングが可能となり、飛距離を上げることができます。

肩こりがひどい人や身体が硬い人は、肩甲骨周りも硬くなっています。肩甲骨の柔軟性を高めるストレッチを取り入れてみましょう。

肩甲骨が柔軟になるだけで、以前よりもスムーズなスイングが可能となります。スイングがスムーズになると、ヘッドスピードも出しやすくなって、飛距離アップが期待できます。

肩甲骨のストレッチ方法ですが、身体の正面前で手のひらを合わせます。そのまま手のひらを合わせた状態で、バックスイングの姿勢をとってみましょう。

次にフォローの姿勢をとります。この動きを繰り返し行います。

股関節の柔軟性

股関節は、日常生活ではもちろん、ゴルフスイングをする上でも大切な関節です。

股関節が硬いと身体を使ったスイングをすることができないため、いわゆる「腕打ち」になり、飛距離が伸びません。

また、股関節を柔らかくしておくことは、怪我の予防にも繋がります。

股関節のストレッチは、つま先を外側に向けた状態で、肩幅より少し広めに足幅をとって立ちます。

この状態で膝を90度くらい曲げて、腰を落とします。この際、両手は左右それぞれの膝の上に置きましょう。

この姿勢で、膝についた両手を、膝を外側に押すようにして、それと同時に腰を左右に捻って肩を前方に出します。このストレッチを30秒くらい、左右交互に繰り返します。

お気に入りのクラブを見つけスコアをのばす

自分のショットの飛距離をもっと伸ばしたいと思ったら、ぜひここで紹介した筋トレやストレッチを試してみて下さい。

筋力アップや柔軟性アップは、ゴルフのスイングに良い影響がありますが、身体そのものにも良い影響があります。

ショットする際には、各クラブの特徴も踏まえた上で、飛距離を出すコツを意識してスイングをしてみてください。

ぜひお気に入りのクラブを見つけて飛距離を伸ばすことによって、今よりもっとスコアを伸ばしましょう。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

ビギナーズTOPページ