更新
【天体観測ガイド】日食・月食・天文現象を楽しむためのポイントと注意点
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
国立天文台から発表された「平成31(2019)年暦要項」によると、1月と12月には全国で日食の部分食が見られると言います。
日本全国で見られる日食と月食の日程と、天体観測におすすめのスポットを厳選してご紹介します。
目次
日食と月食を見られるのはいつ?
国立天文台が発表した、部分日食や皆既日食・月食が見られるのは下記のスケジュールとなっています。
ただし、1月21日の皆既月食と7月3日の皆既日食は日本では見ることができないのが残念なところ……。
- 1月6日部分日食(日本、北太平洋など)
- 1月21日皆既月食(見られるのは、南太平洋、チリ、アルゼンチンなど)
- 7月3日皆既日食(見られるのは、インド、インド洋、インドネシアなど)
- 7月17日部分月食(※日本では、南西諸島や九州地方、四国地方、中国地方で月入帯食となると予想されています)
- 11月11~12日水星日面経過(日本では見られない)
- 12月26日金環日食
日本全国の星空がきれいに見られるおすすめスポットを紹介
自宅のベランダで天体観測をするのも良いけれど、せっかくなら少し足を伸ばして大自然に広がる満天の星を見たいと思いませんか?
運が良ければ流れ星や天の川を見られるかもしれません。恋人や友人と誘って、ドライブがてら星空鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか?
群馬県:万座プリンスホテル
日が沈んあたりが真っ暗になると、空一面に光り輝く満天の星を一望することができます。
「万座プリンスホテル」は、標高1,800mの場所に位置しており、景観をさえぎるものがありません。ホテルの客室からは、宝石を散りばめたような星空を一望できます。
真冬の澄んだ夜空に光り輝く満天の星は、思わず息を呑んでしまうほどの神秘的な美しさです。「万座プリンスホテル」で開催している無料の星空鑑賞会もぜひおすすめ。
星空鑑賞会は、「万座温泉スキー場」のゲレンデに出て、19:45~約30分の間、上空に広がる満天の星をのんびり眺めようというロマンチックなイベントです。
家族や恋人、友人との貴重な冬の思い出作りになるはず。「万座プリンスホテル」に宿泊した記念として、ぜひ参加してみてください。
-
(詳細)万座プリンスホテル
- 住所:群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
- 営業時間:チェックイン15:00、チェックアウト11:00
山形県:タカミヤヴィレッジホテル樹林
「タカミヤヴィレッジホテル樹林」は、「山形蔵王温泉スキー場」の上の台ゲレンデに直結しているホテルです。
ホテルの最寄り駅、蔵王温泉バスターミナルからは無料送迎シャトルバスも運行。送迎バスはゲレンデの目の前で降ろしてくれるので、荷物を持って長距離を移動する心配もありませんよ。
「タカミヤヴィレッジホテル樹林」は標高972mの高台に位置し、昼間は彼方に広がる一面の雪景色を、日が沈んで暗くなると冬の夜空に輝く満天の星空を一望できます。
山に囲まれた「タカミヤヴィレッジホテル樹林」は景観を損ねるものがありません。広大な空一面に輝く星空の景色はまさに別世界。
館内に併設されている大浴場の窓から見える、星空の景色は圧巻です。温泉にゆったりと浸かりながら、非日常の時間を満喫してみてください。
- (詳細)タカミヤヴィレッジホテル樹林
- 住所:山形県山形市蔵王温泉上ノ台814
- 営業時間:チェックイン15:00、チェックアウト10:00
岩手県:雫石スキー場
「雫石スキー場」では、12月中旬から翌年3月中旬と、4月中旬から10月下旬までの間、「雫石銀河ロープウェー」も開催。
「雫石銀河ロープウェー」は、「雫石プリンスホテル」目の前にあるロープウェイに乗って、「雫石スキー場」の山頂からきらめく星を観察するというものです。
「雫石スキー場」にて期間限定で実施されている、ロマンティックなイベントの1つ。
というのも、「雫石スキー場」は標高1,128mの高さのあいに位置しており、景観を損ねる街あかりが少ないことから、空一面に広がる満天の星空を一望することができるんです。
真冬の澄んだ夜空に広がる幻想的なその世界を、間近で堪能してみてください。今にもこぼれ落ちそうな星空は、思わず息を呑むほどの美しさです。
- (詳細)雫石スキー場
- 住所:岩手県岩手郡雫石町高倉温泉
- 営業時間:平日8:30~17:00、土日祝8:30~20:00
天体観測に行くなら必ず持っていきたいアイテム
天体観測に行くなら、双眼鏡や天体望遠鏡も持って行きましょう。肉眼では見えづらい月のクレーターや天の川、星雲、彗星も見ることができます。
とはいえ、双眼鏡や天体望遠鏡を買おうと思うと数万円近くするため、わざわざ天体観測のためだけに購入するのは気が引けてしまうもの。
しかし、 「ReReレンタル」なら、高性能の双眼鏡を天体望遠鏡をリーズナブルな価格帯でレンタルすることができます。
天体観測におすすめな双眼鏡に関する詳しい記事は、こちらを参考にしてみてください。
また、天体望遠鏡をレンタルする際にポイントとなる選び方やおすすめ商品についても、こちらの記事で詳しく紹介されています。
買うほどではないけれど気になる商品がある、という方は「ReReレンタル」で使い心地を試してみるのはいかがでしょうか?
ReReレンタルで天体望遠鏡をレンタルするまとめ
いかがでしたでしょうか?
2019年は全国各地至るところで部分日食や皆既日食、皆既月食を見られると言われています。
広大な空を照らす美しい月食や日食は、この世のものとは思えない神秘的な美しさです。
渡辺結 /
ビギナーズ編集部 ライター
紙媒体の編集を経て、フリーのライターに。インフルエンサーでもなければ才能でもないですが、コツコツと地道に書いてます。年内にタイに移住する予定で、タイ語を猛勉強中。