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家電の引越し費用を安くするには?料金を抑えるコツも徹底解説
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引っ越しのときには、家具家電を新しく購入したり、もともと使っていたものを一緒に運び込むことが一般的です。そこでこの記事では、家電の引っ越し費用を解説していきます。
具体的には、家電の引っ越し代、家電をレンタルするときの値段、家電の相場価格などについて取り上げていきます。
本記事は「できる限り家電の費用を抑えたい」「快適な一人暮らしを実現したい」という人におすすめです。
※この記事の情報は2022年10月26日時点の情報です。
目次
引っ越しにかかる家電の費用
引っ越しの際には、すでに家電を持っているか、引っ越し後に購入するかで必要な費用が変わります。家電の「運搬費」「処分費」「購入費」について解説します。
家電の「運搬費」「処分費」「購入費」
引っ越しをする際に、すでに家電を持っていてそのまま新居に運ぶ際は運搬費がかかります。この場合、引っ越しパックですべての荷物を運んでくれるサービスと、家具家電を1点から単体で運んでくれるサービスが選べます。
一方、すでに持っている家電を処分する場合には処分費がかかります。家電リサイクル法により、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビなどは、使用者がリサイクルに必要な料金を負担し、業者がリサイクルを行うことが義務づけられています。家電によっても処分費は変わりますが、1品目1,000円~5,000円程度必要です。
初めての一人暮らしなどでこれから家具家電を揃える場合は、購入費がかかります。家電を購入するか、家電のレンタルというサービスを購入する手もあります。
家電の引越し費用や料金はいくら?
使っていた家電の引っ越し費用は、どれぐらいになるのでしょうか。引っ越し業者の家電1点から運搬できるサービスか、パックサービス、運送業者に運んでもらうなどの方法で費用も変わります。
ここでは、料金や手間の面から低コストな引っ越し業者のサービスをご紹介します。
クロネコヤマト らくらく家財宅急便
クロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」は、ベッドや冷蔵庫といった家具家電の運搬を、1点から申し込みできるサービスです。スタッフの方が梱包・開梱・設置・廃材(梱包材)回収まで行います。
「らくらく家財宅急便」の料金は、荷物のサイズと届け先までの距離によって決まります。たとえば東京‐大阪で引っ越しの場合、単身用冷蔵庫・全自動洗濯機・学習机といった、三辺サイズ合計250cm以内で約9,000円となります。これに、電子レンジやテレビなどを加えると、さらに料金が追加されます。
大型の家庭用冷蔵庫(三辺合計350cm以内)だとサイズが大きくなるので、東京‐大阪間で約2万円になります。
引っ越し先などによってはもっと値段が高くなりますので、料金検索サービスを利用して、どれぐらいの金額になるのか事前に調べておきましょう。
日通 引越し単身パック
日通の「引越し単身パック」は、サイズがSかLが選べて、料金はそれぞれ18,000円~と20,000円~になります。もちろん家族の引っ越し向けサービスもあります。
この日通のパックサービスなら、一度に家電を運べます。単身パックSサイズの目安としては、109Lの冷蔵庫、20型のテレビ、電子レンジ、テレビ台、掃除機、3段のカラーボックス、姿見、布団、段ボールMサイズ4個です。単身パックLであれば、もう少し容量が多くなります。
参考:日通「引越し単身パック」
サカイ引越センター 小口便引越しサービス
サカイ引越センターの「小口便引越しサービス」は、一人暮らし向けのプランです。専用BOXである144cm×105cm×75cmのカートに収まる量であれば対応可能です。これは、単身用冷蔵庫、テレビ、電子レンジなどワンルームにある家電なら収まるサイズです。時期によって費用は異なりますが、40,000円以上を目安にしておきましょう。
注意点として、「小口便引越しサービス」は長距離での引っ越しに対応したサービスです。東京都内または関東圏内の引っ越し、大阪府から京都府といった関西圏の引っ越しなど、同じエリア内の引っ越しには対応していません。短距離引っ越しの方は別のサービスを選ぶようにしましょう。
快適な一人暮らしに必要な家電を揃える費用は?
一人暮らしに必要な家電は、4種類あります。それは、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、テレビです。
人によっては「テレビは見ない」「コインランドリーを使うので洗濯機はいらない」などと、不要な家電があるかもしれませんが、持っていたとしても、邪魔にはなりません。こうした家電の費用相場などをみていきましょう。
絶対に必要なのは冷蔵庫
ほとんど自炊しないでも、冷蔵庫は必要な家電です。ちょっとした食べ物や飲み物を保管するために使いますし、夏場であれば、氷を作る際にも便利です。
自宅でほとんどご飯を食べない人は、100L程度の冷蔵庫がおすすめです。費用相場は2万~3万円程度になります。逆に、料理が好きで、ほとんど毎日自炊する人は、150~200Lぐらいの冷蔵庫を選ぶようにしましょう。
費用相場はおよそ4~5万円ですが、これぐらいのサイズになると、まとめ買いしたドリンクや食べ物を保存しやすいです。もちろん、冷凍機能を備えた種類の冷蔵庫がおすすめです。
ビギナーズでは、一人暮らし向けのおすすめ冷蔵庫!選び方やレンタルサービスについて解説した記事もあります。気になる方は、ぜひチェックしてください。
必ず必要になる電子レンジ
電子レンジも、冷蔵庫同様に、一人暮らしに欠かせない家電です。弁当などの食べ物や飲み物を温めたり、冷凍食品を解凍したり、ほとんど自炊しない人でも、あったら大変便利です。
また昨今では、専用容器を用いて電子レンジで調理することも可能ですので、自炊する人も必要不可欠な家電になるでしょう。
費用相場は、およそ1万円ですが、電子レンジの種類によって、金額は異なります。
温めるだけなどのシンプルな機能しか備えていない種類や、オーブンやトースターとしても使える電子レンジもあります。自炊するかしないのかで、電子レンジの種類を選ぶと失敗のリスクを回避できます。
こちらの記事では、一人暮らし向け電子レンジの選び方とおすすめを紹介しています。ぜひ併せてチェックしてください。
手間やコストを考えると洗濯機も外せない
洗濯機もあった方がよいです。コインランドリーで衣類を洗う手段もありますが、近場になければ、洗濯が面倒くさくなり、溜まっていく一方です。もちろん、洗濯頻度が多ければ、割高になる可能性もあります。
一人暮らし洗濯機の容量は、5kg程度あれば問題ありません。費用相場はおよそ2万~4万円です。
休日だけしか洗濯しない人は、まとめて洗うために、大きめのタイプを選ぶと良いでしょう。また、部屋によってはドラム式が置けないこともありますので、割安になる縦型がおすすめです。
ビギナーズでは、一人暮らしにおすすめ洗濯機の選び方や注目点を解説した記事もあります。気になる方は、ぜひチェックしてください。
スポーツ中継や映画好きな人はテレビも必需品
最近では、パソコンやスマホで、動画を見る人も多いですが、大画面で映画やスポーツなどを楽しみたい人は、テレビも買いましょう。
テレビは、部屋の広さに合わせて、大きさを決めます。小さめの部屋に大きなテレビがあっても、見づらく、無駄に場所を取ってしまうだけです。
6畳に満たない部屋ならば、費用相場約3万~4万円の26型以下、8畳程度は、費用相場約5~6万円の42型程度がおすすめのサイズです。画質や機能性にこだわりたい人は、もう少し高値のテレビを購入してみてはいかがでしょうか。
ビギナーズでは、一人暮らしにおすすめのテレビと選び方!を紹介した記事もあります。適したサイズ・インチ別に紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてください。
家電はレンタルと購入のどちらがお得なのか
家電は購入する以外にも、レンタルする手段があります。では、購入とレンタルでは、どちらが安上がりになるのでしょうか。サービスによって内容や価格が異なりますので、詳しく解説していきます。
家電量販店の新生活応援プランで購入した場合
各家電量販店では、レンタルではなく、お得に家電を購入できるキャンペーンを行っています。多くの人に馴染みのあるエディオン、ケーズデンキ、ビックカメラのサービス内容を比較していきましょう。
エディオン シングルパック
エディオンの「シングルパック」は、一人暮らしに最低限必要な家電を安く入手できるセットです。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点がセットで60,000円台から用意があります。テレビや掃除機がセットになったパックもありますよ。
ケーズデンキ 新生活応援プラン
ケーズデンキの新生活応援プランセットでも、家電を安く入手できます。ベーシックプランの洗濯機・冷蔵庫2点セットで60,000円台から用意があります
ほかにも、大きめなサイズのハイクラスセットや、オシャレなラグジュアリーセットなどがあり、自分の好きな家具家電を選べます。
ビックカメラ 新生活家電セット
ビックカメラの新生活家電セットは、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点がセットで40,000円台から用意があります。
他にも、こだわりセットや組み合わせ自由の選べる2点セットなど、さまざまな新生活家電セットがありますので、自分に合ったものをチョイスしましょう。
快適な一人暮らしのためには、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、電子レンジは必要です。購入を考えている方は、各家電量販店での新生活応援プランなどを利用すれば、安値で入手可能ですよ。
ビギナーズでは、家電はどこで買うと一番安い?一人暮らしの初期費用を抑える方法を解説した記事もあります。費用を抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。
家電レンタルのCLASで家電を揃える場合
家電レンタルの「CLAS」を利用した際、新品で買うよりも経済的でしょう。料金は、月額440円(税込)からで、お好きな商品を1つからレンタルできます。
冷蔵庫や洗濯機、電子レンジや液晶テレビなどレンタルできるだけでなく、家具のレンタルもあるのでこれから新生活を始める方には嬉しいですね。
しかも、家電は国内のメーカーから厳選し、設置セッティングなども対応していますので、重たい家電を運ぶ必要もありません。ただし、会員プログラムのステージによっては、有料設置になるのでご注意ください。
また、レンタルしているときに万が一、故障してしまった場合も通常利用の範囲であれば修理費用の負担はありません。故障した場合は、交換対応をおこなっているも嬉しい点です。
さらに、配送料は3か月以上レンタルすれば交換・返却も含め一切料金がかかりません。ただし、3か月未満で交換・返却する際は、往復配送料がユーザー負担になるので、ご注意ください。
3か月以上の特定期間しか部屋に住まない人などは、買うよりもレンタルした方が費用を抑えることができるでしょう。
CLASなら引越し時の運搬費と処分費が経済的
洗濯機や冷蔵庫のサイズは、どうしても大きくなってしまいます。そしてもちろん、金額も高くなってしまうものです。大きなメリットとして、搬入や処分の面から見てもやはり「買う」よりも安くつくことが魅力的です。
レンタル料金が安いだけでなく、会員プログラムのステージによって引越し時の搬入費が割引されます。また、レンタル時に処分したい家具家電を1点につき一律3,300円(税込)で引取してくれるサービスもあります。
レンタルに伴い、今まで使ってた古くなった家具家電をリサイクルや処分する手間や負担を軽減することができるのは、嬉しいですね。
また、配送するエリアは全国に対応しているため、どの場所に引っ越ししても安心です。
CLASは家電を選ぶ時間が不要
家電を選ぶことに手間や時間をかけたくない人にも、「CLAS」はおすすめなサービスです。「CLAS」であれば、ちょうど良い大きさの家電を4種類選んでくれて、しかも価格は安いです。
3点セットであれば、期間2年間の79,800円以上で提供されています。スタイルや気分に合わせていつでも交換できるのもありがたい点でしょう。注文から返却までスマホ1台で済むのも楽で、選ぶ手間が省けて使いやすいですね。
一人暮らしで家電をレンタルするメリットについて、こちらの記事で解説しています。
家電の引っ越しはお得に!賢く費用を抑えよう
各引っ越し会社に家電の運搬を依頼すると、量や距離にもよりますが、数万円は必ずかかります。決して安い費用ではありません。運搬費や家電の処分費などを節約したい人は、家電レンタルの「CLAS」がおすすめです。家電の運搬費用がかからず、暮らしに最適なサイズの家電を提供してくれます。
「無駄に引っ越し代を高くしたくない」「わざわざ家電を選ぶのが面倒だ」という人は、家電レンタルサービスでお得に揃えて、一人暮らしや新生活を満喫しましょう。
家電レンタルサービスを検討したい方は、こちらの人気の家電レンタルサービスのおすすめと選び方を紹介した記事も参考にしてみてください。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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