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スノボ板の失敗しない選び方とおすすめのボードを紹介

スノーボードには、いろいろな種類やブランド、デザインがあり、機能性も価格もさまざまです。初めてスノーボード板を購入するのに、何を基準に選んだらよいのか悩む人も多いでしょう。初心者のスノーボード板の選び方とおすすめの商品を紹介します。
スノボ板の失敗しない選び方とおすすめのボードを紹介

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スノボはおしゃれでかっこいいウインタースポーツです。

スノボを始めるには、スノボ板はもちろん、ウェア、ブーツ、ゴーグルなどを揃える準備があります。お店でスノボを探しに行くと商品がたくさんあるので、何を基準に選べばいいのかわからないという人は多いでしょう。

スノボの板には色々な種類、形状のものがあり、ブランドも豊富にあります。自分の身長、体重、足のサイズにあった板の長さや幅など、失敗しない選び方のポイントを紹介します。

スノボの板はどうやって選べばいいのか

スノボを選ぶには何を基準にすればいいのでしょうか。失敗しない選び方は「板の長さ」はどれぐらいがいいのか、「板の形状」はどのようなものがあるのか、「板の柔らかさ・固さ」についてはどうなのかという点をしっかり確認することです。

グラフィックデザインも板を選ぶ上で重要なポイントです。気に入ったグラフィックデザインのスノボ板で滑りたいという人は、板を選ぶ基準とともに気に入ったデザインのボードを探してみましょう。

スノボ板の長さと幅

スノボ板を選ぶとき、まず自分の身長や体重、足のサイズが重要になります。一般的には、スノボ板の長さは「自分の身長のマイナス15cm」が標準的と言われています。

初心者は、スノボの長さを選ぶ目安として、自分の身長とスノボ板を真横に立て、自分の口の位置ぐらいの板を選ぶとよいでしょう。また、身長の低い人は、鼻の位置ぐらいの板を選び、 身長が高い人は、あごの位置ぐらいの板を選ぶといいでしょう。

身長と板の長さ

  • 180cm前後:自分の身長マイナス20cm
  • 170cm前後:自分の身長マイナス15cm
  • 150cm前後:自分の身長マイナス10cm

参考の数値ですが、身長の高さや低さによって多少は前後しますので注意しましょう。

板の幅

スノボ板の幅は、上から見て「ノーズ」「ウエスト」「テール」といいます。一般的には、ウエスト部分の幅が「ブーツサイズのマイナス 1cm」と言われています。板の長さで幅も決まるので、深く考える必要なありませんが、身長に比べて、足のサイズが大きい人や小さい人は幅を確認する必要はあります。

スノボ板の形状

スノボ板の形状は、「ディレクショナル」「ツインチップ」「ディレクショナルツイン」の3種類があります。

どの形状を選ぶかは特に決まっていないため、購入前に、お店で形状の違いを確認するのが良いでしょう。重さも重要なポイントのひとつです。軽い板はコントロールしやすいため、初心者の方に最適です。では、3つの種類の特徴を見ていきましょう。

  • ディレクショナル:テール側よりもノーズ側が方が長いボードのことをいいます。
  • ツインチップ:ノーズ側の半分とテール側の半分が同じ形の長さのボードのことをいいます。
  • ディレクショナルツイン:ツインチップとディレクショナルシェイプの二つを合わせもつ形状になります。テール側よりもノーズ側が長く、ノーズとテールの形状はほぼ同じです。 初心者の方は、ディレクショナルツイン、ディレクショナルシェイプを選ぶといいでしょう。

真横から見た形状

スノボを真横から見た場合の形状も3種類あります。

  • キャンバー:Wの板。真ん中が上がっている形状でスピード滑走に優れている。初心者の方には不向き
  • ロッカー:U字の板。船底の形状で、操作性が高く、初心者向き。ターンを早く覚えたい方向き
  • フラット:ボート全体がフラット。キャンバー、ロッカーの中間の形状で、初心者向き

スノボ板の固さ

スノボ板の固さは、板を選ぶのに重要なポイントです。板の縦方向のしなりをフレックスと呼び、横方向のねじれをトーションと呼びます。

スノボの板はしなるように作られており、トーションとフレックスがあるのでターンやジャンプすることができます。プロのボードが、とても柔らかく見えるのは、ボードをしっかり踏んでいて、フレックスを使っているからです。

柔らかい板

初めの内は板を自由にコントロールするのが難しいので、初心者には柔らかい板がおすすめです。また、脚力があまり強くない女性に向いています。

固い板

固い板は、スノボ経験者で脚力が強い人に向いています。固い板は、反発も強く上級者が高速でカービングターンするのに向いています。

以上の内容を踏まえ、自分に合う板を見つけましょう。自分と相性のよい板で滑っていると、上達も早くなり、スノボを楽しめます。

初めて購入するスノボ板の価格

スノボ板を初めて購入するとき、気になるのは価格で、いくらぐらいするのでしょうか。価格の高い板と低い板がありますが、必ずしも高価な板が良い板とは限りません。

スノボ板の価格

スノボ板の価格は、幅広くあります。初めてスノボを購入する金額の目安は、3万円前後から7万円ぐらいが妥当と言えるでしょう。前年度のモデルや型落ちは価格が安くなるのでチェックしましょう。板を選ぶ基準が満たされ、グラフィックデザインが気に入れば、検討の視野に入れてみてはどうでしょうか。

ごくまれにスノボ板が折れる事がありますので、万が一を考えて保証書は、捨てずに保管しておきましょう。

型落ちのスノボ板について

スノボの板は、シーズンごとにアップグレードされます。新作の板は性能が改良され、デザインも一新されるので、既存の板は型落ち商品になります。型落ち商品は価格が下がる場合が多いので、スノボの予算を抑えたい場合はおすすめです。

高価なスノボ板とは

高価な板は、乗り手の希望や機能性に応えることができるような板に作られています。機能性を追求し、反発の強いカーボン素材やグラスファイバーなど高価な素材を使い、研究開発された素材を使用するなど細部にこだわるので、大量生産が難しく数量限定になるので高価になります。

このようなプロ並みのスノボ板を初心者が使いこなすのは難しいです。最初は、自分の体格に合わせたもので練習して滑走スタイルを決めていきましょう。

滑走スタイルはどんなスタイルがあるのか

滑走スタイルには、4つのスタイルがあります。「フリーライディング」、「グラトリ」、「バックカントリー」、「パーク」です。それぞれの特徴があり、スノボの楽しみ方が分かれます。初心者から上級向けのスタイルがありますので見ていきましょう。

  • フリーライディング:フリーライディングは、自由に滑るスノボの基本的な滑り方です。そのまま滑ってもいいですし、高低差を利用してジャンプしたりと自由自在にゲレンデを楽しめるスタイルです。
  • グラトリ:グラトリは、グラウンドトリックの略称です。ゲレンデで技を楽しんだり、ジャンプなどの危険性が低く、初心者でも気軽に挑戦できます。
  • バックカントリー:コースの外の整備がされていない雪や、圧雪されていない積もった雪を滑るのを楽しむスタイルです。ただし、スノボの板が埋まってしまうこともあるので、技術力がないとバックカントリーは危険も多いので、上級者向けです。
  • パーク:ゲレンデ内に設置されているパークで、ジャンプ台やレール、ボックスなどを楽しむスタイルです。

おすすめのブランドスノボ板を紹介

スノボ板は多くのブランドがあるので、一体どれを選べばよいのか迷ってしまいます。初心者におすすめのブランドのスノボ板をご紹介します。また、メンズ、レディースにおすすめのスノボ板も参考にして下さい。

バートン BURTON

    【メンズにおすすめ】
  • バートン Custom
  • ディレクショナル ツイン、オールラウンド使用が可能
  • サイズ:150・154・156・158(cm)
    【レディースにおすすめ】
  • バートン FEATHER
  • 安定性に優れたボードで基礎を習得できる女性のために開発されたボード
  • サイズ:140・144・149(cm)

バートンは、1977年ジェイク・バートンによって設立された圧倒的な人気を誇るスノボメーカーのブランドです。トップレベルのスノーボーダーを集めたチームや画期的なプロダクト製品は、世界中で愛されています。

ケーツー K2

    【メンズにおすすめ】
  • ケーツー BOTTLE ROCKET
  • フリースタイルに合うスタンダードモデル
  • サイズ:148・152・156・160(cm)
    【レディースにおすすめ】
  • ケーツー OUTLINE
  • 軽量でターンがしやすく初心者向け
  • サイズ:146・149・154(cm)

ケーツーは、高品質な板が多いブランドです。柔らかい板も多いので、初めてのスノボとしておすすめです。また、軽量なので女性には扱いやすいスノボ板です。

ヨネックス YONEX

    【メンズにおすすめ】
  • ヨネックス SMOOTH
  • 跳ね返りの強さとしなやかな柔らかさが特徴のオールラウンドモデル
  • サイズ:142・146・150・154・158(cm)
    【レディースにおすすめ】
  • ヨネックス 4XP
  • 乗り手を選ばず、色々な滑りが楽しめる扱いやすい構造で、初心者におすすめ
  • サイズ:136・139・144・148・152・156(cm)

ヨネックスは、バトミントンラケットやテニスラケットで有名ですが、世界初のカーボンボードを開発した日本が誇るブランドです。反発力と耐久性が大きな特徴です。

サロモン SALOMON

    【メンズにおすすめ】
  • サロモン SUPER8
  • 適度な柔らかさで安定性があり初心者向け
  • サイズ:151・154・157・160・163(cm)
    【レディースにおすすめ】
  • サロモン LOTUS  
  • 初心者でも乗りやすく安定性がある
  • サイズ:134.5・138・142・146・151(cm)

様々な特徴から多くのラインナップが揃えており、初心者やプロライダーにも定評のあるブランドです。

ライド RIDE

    【メンズにおすすめ】
  • ライド WILD LIFE RIDE
  • 板のコントロールがしやすい万能モデル
  • サイズ:151・154・157・158・160・161・163・166(cm)

トップライダーが多く在籍し、スノーボーダー達がテストを繰り返しながら独自開発をしているブランドです。

サブリナ SABRINA

    【レディースにおすすめ】
  • サブリナ RICH
  • 脚力の弱い女性にコントロールがしやすい初心者向け
  • サイズ:140・142・144・146・148(cm)

サブリナは、レディース専門ブランドです。日本人女性の脚力や体格を研究し作られているので、女性初心者の方には心強いおすすめのブランドです。 

おすすめから気に入ったスノボ板を探そう

スノボ板は、プロボーダーも愛用するブランドや、種類、形状、機能性の高いものまで、様々なものがあります。スポーツは格好から入るのも楽しいですが、怪我をしないためにも初心者向けのスノボ板を選びましょう。

グラフィックデザインのかわいいものや、洗練されたスタイリッシュなボードまで豊富にあるため、気に入ったスノボ板を探しましょう。

▼古いボードが不要になった方は売却をご検討ください。こちらの記事ではおすすめのスノーボード買取業者をご紹介しています。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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