更新

初心者におすすめなロードバイク7選|選び方も紹介

スタイリッシュなロードバイクが、車と競争するように走る姿を見かけ、憧れている方は多いでしょう。今回は、そんな初心者の方のために、ロードバイクの特徴や失敗しない選び方、おすすめのロードバイクまで詳しく解説し紹介していきます。
初心者におすすめなロードバイク7選|選び方も紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

道路を車の間を縫うように走っていくスポーティーな自転車を見て、「かっこいいな」と思った方もいるでしょう。

ロードバイクを通勤や通学で使う方も増えてきたため、颯爽と走って行く姿を見かける機会は以前よりも多くなりました。

今回は、ロードバイクに乗ってみたいと感じている初心者の方に向けて、ロードバイクの特徴やどんな人におすすめなのか、実際に購入する際の選び方のポイントなどについて紹介します。

ロードバイクってどんな自転車?

ロードバイクは耳慣れない言葉で、クロスバイクやマウンテンバイクと混同する人も多いです。ロードバイクとはどんな自転車なのか、具体的に解説します。

レースで使われるスポーツタイプの自転車

ロードバイクは、舗装された道路をスピードを出して走る「スポーツレース」で使うことを目的に設計された自転車です。レースやイベントなどに用いられ、人力では最速の乗り物といわれています。

人気の秘密は、並外れたスピード感です。初心者でも20〜30km/h、プロの場合は平均速度40km/h以上で走れて、ヒルクライムなどの坂道の場合は、下りで100km/hの速さで降りていく選手もいます。

また、ロングライドというレースでは、100kmを超える長距離の走行で順位を争います。ロードバイクは、このような過酷なレースに参加できるスポーツバイクです。

軽量で機能美に溢れたデザイン

ロードバイクは、すべてのパーツの無駄を削ぎ落とした自転車で、風を切って走る爽快感があり、シンプルなデザインが魅力です。ロードバイクのフレームには、アルミやカーボンなどの軽量素材が使用され、数ある自転車の中でも最軽量となっています。

またレースをするために、とにかく「速く走ること」を意識して設計され、余分なものを排除しつつ機能が高められています。そのため、シンプルながらも機能美にあふれたデザインも魅力のひとつといえます。

上り坂や長距離にも強い

ロードバイクの特徴として、上り坂や長距離に強いことが挙げられます。例えば、富士山の5合目をゴールにする「ヒルクライムレース」や、100km以上のコースを走る「ロングライド」などに使用されています。

さらに、ヒルクライムレースとロングライドを兼ねた、総距離3500km以上に渡る「ツール・ド・フランス」というレースでも、ロードバイクが使用されます。このように、ロードバイクは数々の過酷なレースに使用されていることからも、上り坂や長距離の走行に向いていることがわかります。

ロードバイクはこんな人におすすめ

ロードバイクに憧れて、実際に購入しようかと悩んでいるという人もいるかと思います。ただし、ロードバイクは、レースや長距離ツーリング向けに設計されていて、その特徴は通常の自転車とは大きく異なります。そのため購入する前に、どんな人に向いているのか把握しておく必要があります。

例えば、一般的な自転車との違いの一つに、自転車に乗るときの姿勢があります。ロードバイクを乗るときには空気抵抗を減らすために、上半身がほぼ寝ている姿勢になります。そのため、人によってはその前傾姿勢がきついと感じる人もいて、乗りこなすまでにはある程度の時間が必要です。

また、普通の自転車のようなスタンドがないので、街中で乗って駐輪する際には、どこかに立て掛けてチェーンロックやワイヤーロックでカギを掛ける必要があります。さらに高価なうえに軽量なので、駐輪しておくことは、常に盗難の危険にさらされているといっても過言ではありません。

ロードバイクは、こういったことを把握したうえで、運動目的でサイクリングロードを長時間走りたい人や、長距離のツーリングをしたいという人におすすめです。

初心者向けのロードバイクを選ぶポイント

初心者の方がロードバイクを選ぶ際には、気を付けたいポイントがあります。どのようなことに気を付けるべきなのかを、ひとつずつ確認していきましょう。

まずは予算を決めよう

ロードバイクは幅広い価格帯のものがあるため、まずはある程度、予算を決めておく必要があります。

気軽にロードバイクを始めてみたいという人は、15万円ぐらいまでのものがおすすめです。また、手頃な価格でロードバイクを始めたいという人は、15~20万円ぐらいのものを選ぶとよいでしょう。

フレームは、ロードバイクの中でも最も重要な部分ですが、買い替えがきかない部分でもあるため、慎重に選ぶようにしましょう。15万円前後の価格帯であれば、フレーム素材はアルミです。軽量な素材でありながらも、丈夫で良心的な価格設定が魅力です。

使用目的と性能があっているか

一口にロードバイクといっても、長距離ツーリングをしたいのか、本格的にレースに参加したいのかなど、その目的は人によって様々です。そのため、それぞれの使用目的に合わせて、ロードバイクを選ぶことが大切です。

例えば、レースに参加したい人は軽さや操作性を重視したモデルを、長距離の走行を目的とする場合は、安定性や乗り心地を重視したモデルを選ぶ必要があります。さらに、街乗りなど幅広い目的で乗りたい場合には、万能なモデルを選ぶとよいでしょう。

自分の身長に合っているか

ロードバイクは前傾姿勢になって乗るため、初心者の人は乗りこなせるようになるまでは、きついと感じる人も多いようです。特に、サイズが自分の身長や体型に合っていないと、走行がよりきつく感じられます。

したがって、ロードバイクを購入する際には、適応身長をしっかりと確認する必要があります。自分に合ったサイズを選びつつ、ハンドルやサドルなどを調整することで、より快適に走りやすくなります。

実際に試乗して乗り心地を確認

ある程度、予算や乗る目的が絞れたら、実際に販売店に行って試乗し、色々とチェックしてみることが大切です。ただしロードバイクは、どのサイクリングショップでも扱われているとは限りません。そのため、まずは取り扱いのあるショップ探しから始めましょう。

自分が欲しいブランドで選ぶのもよいですが、できれば定期的にメンテナンスを受けやすい、身近な販売店で購入することをおすすめします。試乗の際には、乗り心地はどうか、身長に合っているか、抱いていたイメージと合っているかなどをしっかりと確認します。

万が一、気になったブランドのモデルが自分の身長に合わなかった場合、自分に合ったサイズがあるかどうか、ショップで確認してみましょう。購入してから後悔しないためにも、いきなりネットなどで購入するのではなく、まずは試乗して納得してから購入することが大切です。

初心者におすすめのロードバイクを紹介

初心者の人や、初めて買う人におすすめのロードバイクとして、20万円以下で購入でき、十分な機能性を持っているロードバイクをピックアップしてみました。

CANOVER クラシック ロードバイク CAR-013

カノーバーのCAR-013は、「クロムモリブデン鋼」のロードフレームを採用し、日本人の体格に合った街乗りを実現。シマノ製の「Tourneyデュアルコントロールレバー」が搭載され、ブレーキと変速操作を、親指と人差し指で瞬時に行えます。

シマノのフロントディレーラーは、リアと組み合わせることで14段変速ができます。洒落たデザインで街並みにもよくマッチし、30,000円台という手頃な価格も魅力の1台です。カラーは、ブラックとレッドの2色展開です。

FUJI FEATHER 2018年モデル

国産メーカーFUJIのロードバイク。シンプルなデザインで、乗る人に合わせた走りを実現してくれるモデルです。

スポーツバイクの1ジャンルとして確立された、シングルスピードのパイオニア、フェザー。シンプルな機能美を持つダイレクトな乗り心地が味わえるでしょう。カラーはメタリックなライトブルーで、洗練されたイメージです。

オオトモ CANOVER ZENOS

お手頃な価格でありながら、軽量アルミ、16段変速、車体重量10kgという十分なスペックで、レースから長距離ツーリングまでこなせるピュアロードレーサーです。

街乗りやちょっとしたサイクリングを目的とする人にも、おすすめの万能機種です。カラーは、ブラック、ホワイト、レッドブラックの2色展開です。

MERIDA 2017年モデル SCULTURA DISC 200

「トリプルバテッドアルミニウムフレーム」を採用した、メリダのディスクロードバイクです。ディスクブレーキ搭載なので、悪天候の中でも抜群の制動力を発揮します。

ディスクブレーキとアルミフレームの相性が抜群に良く、走り出しの軽さが魅力的です。カラーはブラックをベースに、グリーンまたはピンクの2色展開です。

SAVANE Cabon ROAD

オールカーボンをフレームに使用した、サヴァーンのカーボンロードバイクです。重量は10kg以下と軽量で、扱いやすくなっています。下位グレードとはいえロングライドも可能で、長距離走行を目的とする人にもおすすめです。カラーは、レッド×グレーで個性的です。

LOUIS GARNEAU ロードバイク

ルイガノの3色のコンビネーションカラーが可愛らしい、女性にもおすすめの1台。段差などの衝撃もしっかり吸収してくれるため、街乗りにもおすすめです。

カラーはイエローのワンポイントが入ったブラックと、鮮やかなレッドの2色。パートナーと2人でサイクリングに出かける際にもぴったりです。

TRINX シマノSORA18速 デュアルコントロールモデル

超軽量カーボンや軽量アルミAL6061を採用した、トリンクスのロードレーサーモデル。シマノの「Shimano SORA18速デュアルコントロールレバー」「Shimano 105クランク」「Shimano クイックリリース」を搭載しています。

クイックリリースが可能で、収納やメンテナンスが手軽にできる1台です。カラーはブラックの本体に、イエローのロゴが入っています。

自分にぴったりのロードバイクを手に入れよう

ロードバイクで颯爽と走っている人を見て、ぜひ乗ってみたいと思っている人は多いでしょう。ただし、ロードバイクといっても乗る目的はさまざまで、街乗りを楽しむもよし、可能ならロードバイクレースに参加して、アクティブに挑戦することができるとよりいいと思います。

実際に購入する前には、自身の使用目的や予算を考慮し、ショップに足を運んで試し乗りをすることが大切です。そこで自分にぴったりの1台を選び、趣味の世界を広げて楽しんでください。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

ビギナーズTOPページ