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ロードバイクはどう選べばいい?サイズの選び方やおすすめモデル6選を紹介

ロードバイクはどう選べばいい?サイズの選び方やおすすめモデル6選を紹介

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これから趣味で始めたり、通勤に使いたいと考えたりして、ロードバイクの購入を検討擦る人は多いです。しかし、ロードバイクは高額なものが多く、種類も多彩なため、どれが良いか迷ってしまうこともあると思います。

自分に合うおすすめなものを見つけるためにも、上手な選び方を知ることが大切です。自分に合った適切なサイズのロードバイクを見つけて、快適に乗りこなしましょう。

ロードバイクのフレームのサイズの選び方

ロードバイクを購入する際にもっとも意識して見なければならないのが、フレームのサイズです。フレームはロードバイクの骨格部分であり、どのサイズを選ぶかによって乗り心地は大きく違ってきます。

間違ったサイズを選んでしまうと、操作性に難が出て、乗りこなせない可能性もあるため注意が必要です。

適応身長を見て選ぶ

フレームサイズは身長によって決めるのが一般的で、サイズごとに適応身長が定められています。ロードバイクごとに適応身長は公表されているため、店頭やオンラインショップ、カタログでの購入でも、まずはこれを確認すると良いでしょう。

表示がない場合は、メーカーか販売店で直接問い合わせると教えてもらえます。また、身長によっては、適応するサイズが2つ表示されていることもあり、この場合はできるだけ小さいほうに合わせるのが良いでしょう。

大きいサイズに合わせてしまうと、初心者だと乗りづらく感じる可能性があるため注意が必要です。もちろん、購入時に試乗し、しっくりくるなら大きいサイズを選んでも構いません。

乗ってみた感じでよく分からない場合、継続して使用していると違いが感じられる可能性もあるため、小さめのサイズを選ぶのがおすすめです。

女性は女性向けサイズを選ぶのがおすすめ

適応身長を見ながらフレームのサイズを決めるのが一般的ですが、女性の場合はさらに女性向けサイズを選ぶようにしましょう。ロードバイクは一般向けと女性向けに分けられ、女性向けはややコンパクトに設計されています。

全体的なサイズ感が小さめなのはもちろん、小柄な人でも乗りやすいよう設計されており、力に自信がない人でも乗りこなしやすいのが特徴です。

もちろん、女性でも一般向けのサイズを選ぶことは可能ですが、初心者だと乗りこなすのが難しく感じやすいため注意しなければなりません。

最初の一台なら、無難に女性向けサイズを選ぶのがおすすめでしょう。また、女性向けサイズの良いところは、コンパクトなフレームのものを安く購入できる点にもあります。

一般向けのロードバイクでも、パーツ交換をして、女性向けとほぼ同じ仕様に変更することは可能です。

しかし、本体やパーツの購入から、交換の費用まで考えると、コスト面での負担が大きいです。同じサイズ感で使用したいなら、最初から女性向けサイズを選んだほうが、経済的にもおすすめと言えるでしょう。

2台目以降はジオメトリー表を見て選ぶ

2台目以降の購入なら、適応身長ではなく、ジオメトリー表を見て選ぶのがおすすめです。ジオメトリー表は、各パーツの長さや角度を示した、いわばロードバイクの詳細なサイズ表です。

フレームの各部位について、詳細なサイズ感が示されているため、現在乗っているもののサイズと合わせて選ぶと、間違いがなくて良いでしょう。ジオメトリー表は、メーカーのホームページや販売店でも確認できます。

2台目以降も適応身長から選ぶという方法はありますが、1台目と違うモデルを買う以上、多少なりともサイズ感には違いが出てしまいます。

これはメーカーやモデルごとに少しずつ設計が違うからで、同じ適応身長のものでも、乗り心地は全く違うと考えて問題ありません。

手持ちのロードバイクと同様の乗り心地で購入したいなら、ジオメトリー表でサイズを確認して、手持ちのものとほぼ同じ大きさのものを選ぶのが無難です。もちろん、あえて違うサイズにして、乗り心地を変えるという方法もあります。

どちらの場合でも、「水平トップチューブ長」「スタックハイト」「リーチ長」の3点を見て、大まかなサイズ感のイメージを作っておくと良いでしょう。

ロードバイクのタイヤサイズを選ぶ際のポイント

フレームだけではなく、タイヤサイズを確認することも大切です。タイヤのサイズが違うと、乗り心地は格段に変わり、操作性、走行性にも違いが出ます。

同じフレームでもタイヤを変えるだけでスピードが違ってくるということも多いため、フレーム同様に重要なポイントと言えるでしょう。

タイヤサイズの見方

ロードバイクのタイヤサイズは、「〇×〇C」という表記です。前半の〇の数値は、タイヤの外径を表します。一般的なのは「700」で、これは外径が700mm、インチで言うなら27インチです。後半の〇Cは、タイヤの横幅を表します。

一般的なサイズでは「25C」が挙げられ、タイヤ幅25mmと考えましょう。「C」はホイールのリムの規格であり、ロードバイクは全てこれで統一されているため、特段気にする必要はありません。前半と後半で、どちらがどのサイズを表しているかを覚えておきましょう。

定番サイズは700 x 25c

タイヤのサイズは幅広くありますが、もっとも一般的で定番なのは「700×25C」です。メーカーごとに純正サイズは違いますが、多くのメーカーがこのサイズを純正に採用します。つまり、ロードバイクのタイヤサイズの標準とも言え、初心者から上級者まで幅広い人におすすめのサイズと言えるでしょう。

ポイントはタイヤ幅がやや広いことで、地面との接地面が広いため、摩擦は多いですがその分グリップ力は高いです。安定した走りが実現できるため、長い距離を走りたい人におすすめでしょう。

また、タイヤ幅が広いことで、耐久性も高く、パンクの心配も少ないです。頑丈で安定性の高いものを選びたいなら、特におすすめのサイズと言えます。

レース向きの700 x 23c

定番サイズよりもタイヤ幅が小さい「700×23C」は、レース向けの一般モデルとして選ばれることが多いです。タイヤ幅が小さい分、接地面が少なくなり、安定性はやや下がります。しかし、摩擦が減ることでより速いスピードを出しやすく、記録を出したい人には打ってつけのサイズと言えるでしょう。

レース向けで、少しでも速いスピードを出したい人におすすめのため、基本的には中級者以上に向いています。タイヤ幅が小さいと、安定性を欠きやすいだけではなく、耐久性もやや落ちるため、パンクの危険性は高まります。

また、操作の腕がないと長距離走るのが大変なサイズとも言えるため、初めて購入するならこのサイズは避けたほうが無難でしょう。2台目以降の購入で、本格的にレースを目指したい人におすすめのタイやサイズです。

初心者におすすめのロードバイク3選

選び方のポイントを知ったところで、実際の商品を参考に、自分に合ったロードバイクを見つけましょう。ここでは、初心者でも購入しやすい価格の安いもの、安定性の高いものを3つご紹介します。同じ初心者向けでも、細部の特徴は違うため、細かい点まで目を向けて選ぶことが大切です。

オオトモ CANOVER CAR-011

オオトモ CANOVER CAR-011は、価格が6万円程度と比較的安いのが特徴です。ロードバイクは10万以上するものも少なくないため、6万円程度で購入できるのは、非常にリーズナブルと言えるでしょう。

安いからといって、性能が悪いわけではなく、16段変速がついていて、幅広いシーンで活躍するのが魅力です。

重量は約10kg程度の軽量モデルで、軽快な走りを実現したい人におすすめです。タイヤサイズがレース向けの「700×23C」となっていますが、レースも長距離のサイクリングも両方に適しているため、使い勝手は良いでしょう。活躍するシーンは広いため、最初の1台には特におすすめです。

FUJI BALLAD OMEGA

FUJI BALLAD OMEGAは、老舗自転車メーカーが提供するモデルで、長く愛されている評判の高さが特徴です。価格は10万円程度と、他の2つと比較するとやや高額ですが、その分性能面は優れており、本格的な走りを実現したい人におすすめです。

普段の移動や長距離のサイクリングはもちろん、レースでの使用も可能で、幅広いシーンに対応できる分、コスパは非常に優れているでしょう。

また、デザイン性の高さも特徴のひとつで、スタイリッシュな見た目で人気を集めています。乗り心地はもちろん、デザイン性も重視したい人には、おすすめの1台でしょう。

GIANT CONTEND 2

GIANT CONTEND 2は、「700×25C」の安定性が高いタイヤサイズで、フレームも軽量で乗りやすいのが特徴です。軽快な走りが実現できるため、長距離での使用に向いており、初心者でも扱いやすい設計になっています。

価格も8万円程度と比較的安価で、購入しやすいのも魅力のひとつです。サブブレーキバーが標準装備で、より高い安全性を実現しているため、初心者でも安心して乗れるでしょう。乗り方次第ではレース用にも使用できるため、運転者の腕次第で幅広いシーンで活躍できるのも魅力です。

GIANT CONTEND 2

中級者以上の人におすすめのロードバイク3選

2台目以降の購入を考えている中級者以上の人には、さらに性能が高く、レースでも使えるモデルがおすすめです。

性能が上がると、その分価格も上がりますが、ここでは50万円以下で購入できるものを紹介します。おすすめの3つのモデルから、自分の理想とする走りを実現できるものを見つけましょう。

ビアンキ SEMPRE PRO 105

ビアンキ SEMPRE PRO 105は、フルカーボン製で軽量なのが特徴です。フレーム重量は1kgを切って990gであり、レースはもちろん、日常的な走行にも対応しています。

軽い分、乗りこなす技術が要求されるため、ある程度ロードバイクに慣れた中級者以上におすすめのモデルです。価格は20万円程度と、ハイスペックながらでもリーズナブルに購入できるのも魅力のひとつでしょう。

GIANT PROPEL ADVANCED 1

GIANT PROPEL ADVANCED 1は、重量が7.9kgとその他のモデルと比較してもかなり軽く、最大の特徴と言えるでしょう。軽量のため軽快な走りが実現でき、スピード感を高めたい人におすすめです。

また、軽いながらも耐久性は高められており、レースだけではなく、長距離のサイクリングにも使用できます。価格は25万円程度とやや高価ですが、性能の高さや使い勝手の良さを考えると、納得の金額と言えるでしょう。

FOCUS IZALCO RACE ULTEGRA

FOCUS IZALCO RACE ULTEGRAは、ドイツメーカーのモデルで、安定性や耐久性の高さが特徴です。レース向けではありますが、短距離でスピードを出すよりは、長距離の耐久レースに向いたモデルであることも、特徴のひとつでしょう。

長距離走りたい人、悪路走行のレースに出たい人におすすめのモデルです。価格は36万円程度と非常に高価ですが、長距離走れる耐久性の高さを考えると、頷ける金額設定と言えます。

FOCUS IZALCO RACE ULTEGRA

自分の体のサイズに合ったロードバイクを選ぼう

ロードバイクは本体の性能や価格をチェックすることが大切ですが、それだけではなく自分の体に合ったサイズかもチェックしなければなりません。どれだけ高性能のモデルでも、サイズ感が合わないと乗りこなせず、使い勝手は悪くなります。

フレームとタイヤサイズは非常に重要なため、自分に合ったものを見つけた上で、モデルを選定して最高の乗り心地のロードバイクを探しましょう。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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