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ロードバイク用ペダルおすすめ5選|種類と特徴、選び方について解説

ロードバイクのペダルには、さまざまな種類や特徴があります。自分に合ったペダルを選ぶためにも、ペダルの種類と特徴を把握しておくことが大切です。ペダルは別に購入する必要がありますが、利用する目的を考えながら選び、ロードバイクを楽しみましょう。
ロードバイク用ペダルおすすめ5選|種類と特徴、選び方について解説

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ロードバイクを始めたいけれど、ペダルの選び方がわからないという方は多いです。ペダルにはさまざまな種類があり、特徴や効果も異なります。

本記事では、自分に合ったペダルを選ぶために、ペダルの種類や特徴を紹介していきます。

また、おすすめ商品もピックアップしているので、自分に合ったものをイメージしながら選んでみてください。経験者の方でも、さらに上のランクを目指している方は、ペダルの特徴を見直して、ワンランク上のペダルを検討してみましょう。

ロードバイクのペダルは主に4種類

ロードバイクのペダルの種類は、次の4つがあります。自分に合ったペダルを選ぶ前に、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

初心者にも安心「フラットペダル」

フラットペダルは、足を持ち上げてシューズに固定されているペダルを引き上げる「引き足」が使えないタイプのペダルです。

自転車で一番使われているペダルが、このタイプになります。値段が安く種類が豊富で、どんなシューズでもこげます。

また、ペダルから足を離して着地することも容易なため、初心者におすすめのペダルです。オーソドックスで危険もなく、タイムを縮めたいというよりは、無難にサイクリングを楽しみたいという人に向いています。

フラットペダルでも、凹凸がしっかりあるものや滑りにくいタイプもあり、ほかのペダルと違って選びやすいです。

安定感のある「トゥークリップペダル」

フラットペダルの先に、トゥークリップという部品を取り付けたものです。トゥークリップペダルは、つま先をペダルに押し込んで、脚を固定するため安定します。また、引き足も可能ですが、脚が固定されるので緊急時に回避することが困難であったり、特殊なデザインの靴ではこげないことがデメリットです。

さらに、ペダルに足先を入れるだけの「ハーフクリップペダル」というものもあり、こちらはトゥークリップよりも簡単に足を外せます。かつては、タイムを競い合うプロの間で使用されていましたが、今でもクラシックタイプのロードバイクで支持されています。

ロードバイクといえば「ビンディングペダル」

ペダルとシューズが固定された、ロードレースのためにつくられたのが「ビンディングペダル」です。ペダリングが効率的になるため、乗っている人は坂道や長距離などでの疲労が軽減し、タイムを縮められるペダルです。

そのためには専用のシューズが必要ですが、「クリート」というパーツが出っ張っていて、普通に歩くことは難しい点がデメリットです。また、脚が強く固定されて膝への負担が大きく、着脱に手間取るため、街中での使用は不便とされています。したがって、ロードレース専用で使用するペダルとして、選ぶことがポイントです。

走る用途に合わせて変えられる「片面ビンディングペダル」

片面が靴を固定するビンディング、もう片面がフラットペダルになっている「片面ビンディングペダル」というものもあります。

用途によって使い分けられるので、さまざまな走りを楽しみたい人や、フラットからビンディングに移行する初心者におすすめのタイプです。

ビンディングペダルよりは脚が固定されないため、タイムを上げるためには不向きであることを知っておきましょう。脱着にも慣れが必要で、最初は不便に感じる方が多いです。

ただし、用途に合わせられるメリットがあるため、ワンランク上を目指したい人に最適です。専用シューズが必要ですが、普通に歩けます。

ロードバイクのペダルの選び方

ペダルの選び方は、次の3つのポイントを押さえて選ぶと、自分に合ったものが選べるようになります。

自分の足との相性

こぐ人自身の足に合っていなければ、ペダリングが効果的に発揮されず、膝などへの負担も大きくなってしまいます。そのため、こいだときの軽さや、シューズとの相性を比較することが大切です。普通の自転車だけではなく、ロードバイクも同様に、力の入れ方次第でスピードが全く違ってきます。

トップスピードまでの速さや安定感も、自分の足に合っているものであれば、スムーズで安定した走行が可能です。乗り心地や安全性も大切ですが、ペダルとシューズの装着や外しやすさにも目を向けることで、膝や足首への負担を抑えられて、ケガ防止につなげられます。

購入できる値段か

ロードバイク本体と合わせた値段で、予算内で購入が可能か検討しましょう。傾向として、高価格のほうが機能性や耐久性が優れていることが多いので、安さだけにこだわらずに、質のよさにも目を向けてみましょう。

初心者は、低価格で足に合うものを試してから、高いものにチャレンジすることがおすすめです。5,000円ほどの価格で購入できるものもありますが、価格ではなく効果やスピードを優先する場合は、もう少し高めのものを検討してみるとよいでしょう。

ロードバイクにはペダルは付属されておらず、単体での購入が一般的です。価格が高ければ、機能や耐久性も優れていますが、初心者の場合、低価格のものからの利用がおすすめです。

どんな場所や目的で走るか

街中での使用や短距離の移動には、足が固定されないフラットペダルがよいです。一方、ロードレースでタイムを出すことが目的である人や、長距離の移動にはビンディングペダルがおすすめです。

フラットペダルは、一般的なペダルで専用シューズが不要のため、安価で購入できることが魅力です。緊急停止の際でも、とっさに足が着けて安全に乗れます。しかし、雨の日はペダルが滑りやすいので、その点には注意が必要です。

ビンディングペダルはペダルと靴が一体化することで、靴が滑らずに安定感のあるペダリングが可能です。慣れるまでは、緊急停止をする際に転倒する危険性もあるため、なるべく長距離走行を目的とする場合に利用しましょう。

種類別おすすめペダル5選

フラットペダルでは初心者でも乗れるもの、ビンディングペダルは初心者からさらに上級に移行する人向けとして、それぞれのタイプでおすすめ商品を選びました。

フラットペダルのおすすめ商品

フラットペダルは、短距離で利用したい方に向いているペダルです。おすすめの商品を確認しておきましょう。シマノは日本に本社があり、自転車パーツ業界では世界展開を行っている人気メーカーで、初心者から上級者まで幅広く利用できます。

シマノ SAINT PD-MX80

世界シェアNo.1で、豊富な種類があるシマノの初心者でも安心してこげるペダルです。長距離のライドにも対応した耐久性を持つ、ロープロファイルプラットフォーム設計です。

ワイドなボディ幅や、快適なペダリングに導く凹状ペダル踏面など、安定感のあるデザインが特徴です。

スペーサーでピンも取り外し可能です。ペダルの幅が広く、凹凸もしっかりしているため、雨のときにも滑りにくく、安全な走行ができるペダルです。快適なペダリングで、スペーサーでピンの高さの調整も可能です。

トゥークリップペダルのおすすめ商品

つま先をペダルに押し込むタイプのペダルです。不安定になりがちな足を半固定状態にして、安定度の高い走行ができます。

MKS(三ヶ島) NJS認定アルミ製トゥークリップ

100%日本国内生産で厳しい品質管理を行い、耐久性の高いペダルを製造するMKSのペダルです。軽量のアルミ製で錆びにくく、比較的安価です。

サイズは3種類あり、靴や足のサイズに合わせて選択可能で、上下幅が狭いため、こぐ際に足がすっぽりと抜ける心配がないことも特徴です。

また、超々ジュラルミン(アルミニウム合金の一種)の造りで、軽量化もされています。国内の競輪用自転車ペダルに使用する「NJS基準」をクリアしているため、競輪選手などプロの方にもおすすめできる定番品です。

ビンディングペダルのおすすめ商品

長距離やハイスピードなどでも、ライダーの疲労を軽減させる特徴があるペダルです。ロードレース用に使用したい人はチェックしてみましょう。

シマノ SPDクリート付ペダルPD-M530

ステップインしたときに、泥やゴミが吐き出される「泥抜け設計」されたペダルです。接合部で調整が可能なため、好みに合わせたクリートのテンション設定ができます。専用シューズのクリートの凹凸が少ないため、普通に歩くこともあまり気になりません。

また、汚れや水に強い「カートリッジベアリングユニット」でメンテナンスが楽にでき、大型プラットホームなので、

安定感があって効率よくペダリングができます。滑りにくく、高いステップイン性能を発揮するSPDペダルで、大型プラットフォームを採用し、接合部を衝撃から保護しています。

ライダーの目線から考えられたペダルで、軽量化はもちろんのこと、過酷なオフロードを走破するための耐久性や信頼性も、追求された質の高い商品です。初めてビンディングに挑戦する人にも、購入しやすい価格が魅力です。

LOOK KEO 2 MAX コンポジット

フランスのメーカーで、高性能高品質にこだわり、ビンディング機能を開発したLOOKのペダルです。プロットフォームが広く、効率的なペダリングを可能とし、クリートのテンション調節もできます。

中心部にニードルベアリング、内側に大型のシールドベアリングを配置して、260gと軽量ながら耐久性とねじれ剛性を向上させています。

価格は高めなので、ビンディングに慣れてきた人や、ロードレーサーが購入するのに向いています。ワンランク上のロードレースを目指している方や、もっとステップアップしたペダルを求めている人に最適です。

片面ビンディングペダルのおすすめ商品

片面ビンディングペダルは、靴とペダルを固定できる機能があり、片面はフラットペダルになっているため、走る用途によって使い分けられるペダルです。

シマノ PD-A530

シマノの片面ビンディングの中では最軽量のモデルで、シティライドはもちろん、長距離のライドでも負担を軽減する大型ペダルです。

接合部で調整が可能なため、好みに合わせたクリートのテンション設定が可能。泥抜け設計や、メンテナンスの負担軽減も魅力です。

デュアル効率が高く、ステップインと凹凸面の安定性プラットフォームを搭載しています。ケージも大きく、滑りにくくてしっかりとペダルを捉えられます。

クロスカントリーレースからトレイルライドまで、走りのスタイルに合わせたライダーに人気のペダルです。

自分の走りに合ったペダルを選んでロードバイクを楽しもう

ロードバイクのペダルには、4種類ものペダルがあります。初心者でも楽しめるペダルや、ワンランク上のレース使用に向いているペダルもあり、それぞれに特徴も異なります。

初心者から始めたい場合は、背伸びをせずに、今の自分に合ったタイプのペダルにして、慣れてきたら高価なものを選べば間違いありません。自分のレベルや使用目的に合う最適なペダルを選び、ロードバイクを存分に楽しみましょう。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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