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圧力鍋のおすすめ10選|失敗しない選び方や種類別の特徴も解説!
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圧力鍋の魅力はなんといっても時短ができることです。メーカーにもよりますが、概ね「40分かかる煮物が20分でできる」といった時間短縮ができます。
電気圧力鍋や電子レンジ圧力鍋なら火を使わなくてよいため、暑い日も快適に調理ができます。しかも、電気圧力鍋は具材を入れてボタン操作するだけで本当に簡単です。
今回は圧力鍋の種類とおすすめ商品についてまとめました。圧力鍋を探している方や料理の時短を考えている方はご自身の希望にピッタリのものを見つけてくださいね。
圧力鍋の3つの種類
圧力鍋は大きく3つに分かれます。
- 電気圧力鍋
- ガスコンロ&IH用圧力鍋
- 電子レンジ圧力鍋
これらの特徴やメリット、デメリットをそれぞれまとめました。
電気圧力鍋
電気炊飯器のようにコンセントを入れて、ボタンで設定するだけ。フタを外したり、重りを動かしたり…といった従来の圧力鍋と比べ、安全なのが魅力です。
- メリット:安全、ボタン1つで調理できる
- デメリット:場所を取る、電気代がかかる
ガスコンロ&IH用圧力鍋
昔からある圧力鍋です。最近の圧力鍋は安全性もアップしており、使いやすくなっています。
見た目は普通の鍋に近いですが、少々重いのがネック。普通のフタや蒸し器とセットで販売されているものが多く、普通の鍋としても使えます。
- メリット:普通の鍋としても使える、蒸し器としても使える、大容量タイプもある
- デメリット:少々重い
電子レンジ圧力鍋
電子レンジで使える圧力鍋。電子レンジに入る大きさなので、コンパクトです。
「基本的に電子レンジで料理をしている」「お弁当のおかずを電子レンジでパッと作りたい」といった方にピッタリでしょう。
- メリット:電子レンジで簡単調理ができる、軽い
- デメリット:1~3人用と小さめなので大人数分の調理はできない
3つのタイプどれにも一長一短があります。ご自分の状況に合わせて選びましょう。
「カレーとかたくさん作って作り置きしたい」という方は電気圧力鍋かガスコンロ用の圧力鍋がおすすめです。
逆に、「一人暮らしだから、ちょっとだけおでんとか作って食べたい」という方には電子レンジ圧力鍋がピッタリです。
失敗しない圧力鍋の選び方
圧力鍋には電気を使用するものとコンロを使用するものがあります。電気で動かす圧力鍋は「電気圧力鍋」と言い、火を使わないので小さな子どもがいるご家庭でも安心して使えます。
一方、コンロで動かす圧力鍋は、火をかけるだけなので、操作方法も非常に簡単。機械が苦手という方でも、わかりやすい設計になっています。
「おもり式」と「スプリング式」から選ぶ
圧力鍋の圧力の調理方法は「おもり式」と「スプリング式」の2種類があります。
おもり式は、圧力がかかり蒸気が出るタイミングに音がでます。火力調節のタイミングが図りやすいので、圧力鍋初心者には「おもり式」がおすすめです。また、うっかり目を離してしまっても音で知らせてくれるので、安心です。
一方、スプリング式は、蒸気口のバネが圧力を調節してくれるので、圧力調整が簡単にできます。おもり式のように音で知らせてくれないのでわかりにくいという方もいるかと思います。
スプリング式の圧力鍋は、圧力がかかると表示ピンが上がりる仕組みです。静音なのはメリットですが、表示ピンが上がったかどうかを自分で確認しなければならないため、鍋から目が離せない点がデメリットです。「スプリング式」は圧力鍋中級・上級者におすすめです。
圧力値が高いものを選ぶ
圧力鍋で非常に大事な要素となる「圧力値」。この圧力値は、圧力のかかる力を指します。同じおもり式圧力鍋でも、圧力値はメーカーなどによってさまざま。購入時にはしっかりチェックするポイントです。
圧力値は、「Pa(パスカル)」という表記で表示されています。この圧力値が高ければ高いほど、沸騰時の鍋の温度が高温になり、加圧する時間が短くて良いので、調理時間が短い方がいい方は、この圧力値が高いものを選んでください。
材質の違いで選ぶ
圧力鍋を選ぶときに注目したいのが材質。材質によって料理の仕上がりが変わってしまうので、どんな調理をしたいのか事前に想定して選ぶといいでしょう。
圧力鍋の材質には「アルミ(アルミニウム)」と「ステンレス」、「多層構造」の3種類あります。
アルミの圧力鍋の特徴
- メリット:短時間で調理が可能・軽量
- デメリット:余熱調理に不向き
アルミの圧力鍋のメリットは、すぐに圧力がかかるので、短時間で調理が可能。さらに比較的軽量設計なので、女性でも持ち運びが簡単です。
デメリットは、金属素材のため、圧力値が低い商品が多いこと。また火を止めるとすぐに冷めるため、余熱を利用した調理が不得意です。時短重視ならアルミがおすすめです。
ステンレスの圧力鍋の特徴
- メリット:食材を選ばず調理できる
- デメリット:時短調理に不向き、重い
ステンレスのメリットは、圧力値が高い商品が多いので、お肉のかたまりなど食材を選ばず調理できます。また火を止めたあとも食材に火を通すことができるので、煮込み料理などがおいしく仕上がります。
デメリットは、アルミに比べて非常に重さがあります。また火をつけてから圧力がかかるまで時間がかかるので、時短には不向きです。煮込み料理などを作りたい方にはステンレスがおすすめです。
多重構造の圧力鍋の特徴
- メリット:時短・余熱力あり・軽量
- デメリット:価格が高い
アルミとステンレスの良いとこ取りをした多重構造のメリットは、素早く圧力がかかり、余熱力もあります。また圧力値が高いものが多く、ステンレスよりは軽量です。
デメリットは、価格が非常に高いので、コスパはよくありません。高額でもハイスペックな圧力鍋が欲しい方は、多重構造がおすすめです。
作る量に合った最適なサイズを選ぶ
ほかの鍋同様、圧力鍋にもサイズがあります。家族構成や作りたい量などによって圧力鍋の大きさを選ぶのがおすすめです。
サイズはリットルで表示されていますが、「家族の人数+1L」が目安サイズと言われています。例えば一人暮らしなら2〜2.5L、4人家族なら5〜5.5Lがベストです。
安全性・保証内容で選ぶ
せっかく購入したら長く使いたいですよね。そのために保証期間や部品交換の可否は大切なポイントです。購入時にはしっかり下記の項目をチェックしておきましょう。
- 購入商品は自宅の熱源で使用できるのか?
- 安全性の認証マーク「SGマーク」はついているか?
- 部品の追加注文・交換はできるのか?
- 長期保証はついているか?
[電気圧力鍋]おすすめ4選
それでは電気圧力鍋、ガスコンロ用圧力鍋、電子レンジ圧力鍋それぞれのおすすめをご紹介します。
ここでは、電気圧力鍋のおすすめ商品をご紹介します。スイッチひとつでラクラクです!
AL COLLE(アルコレ) ミニ圧力鍋|1~2人用
「煮豆とかカボチャの煮つけとか、大量に作っても困るけど…買うと高いから家で作りたい」という人にピッタリの電気圧力鍋です。
タイマーを回すだけで設定できるので、分かりやすいです。ほったらかしておけるのが魅力ですね。
- 1.2L(豆類約0.6L)
- コンパクトで可愛い
- 1年保証付き
- レシピブック、しゃもじ、計量カップ付き
siroca(シロカ)電気圧力鍋|1~2人用
圧力調理だけでなく、無水調理や蒸し調理、炊飯、スロー調理、温め直しと6種類の調理ができるのが魅力。
特に無水調理を選べば、水なしでカレーなどができるため大変美味しいです。
1.3Lと小さい圧力鍋ですので、一度に大量に作りたい方には向きません。しかし、場所を取らないコンパクトさとスタイリッシュなデザインが魅力です。
- 1.3Lとコンパクト
- タイマー機能でご飯の炊く時間が予約できる
- 無水調理なども可能
- 62種類のレシピ付き
ワンダーシェフ 電気圧力鍋|約5合炊飯
炊飯器のような形で操作も簡単。ボタンで設定するだけです。内側は全面フッ素樹脂のノンスティック加工で焦げつきにくく、すぐに洗えます。
離乳食や一般食、生活習慣病予防食など50種類のレシピが付いていますので、料理もしやすいでしょう。
- 3Lの大きめサイズ
- 料理が完成すると自動で70度前後に保温
- 追加加熱もボタン一つ
- レシピ付き
プレッシャーキングプロ|約5合炊飯
ショップジャパンの商品なので一定期間なら返品が可能。しかも1年保証が4年に延長されるプレゼント付きです。
プレッシャーキングプロ レシピでは時短レシピが掲載されています。
- 3.2L 約5合炊ける
- ボタン操作で簡単設定
- 無水調理や蒸し料理など6種類の調理が可能
- レシピつき
[ガス&IH用圧力鍋]おすすめ3選
ここでは、ガス&IH用圧力鍋のおすすめをご紹介します。普通の鍋としても使えて便利です。
フィスラー 圧力鍋|約7合炊飯
ドイツのフィスラーの圧力鍋です。60年以上続く老舗メーカーで、こちらの圧力鍋は10年保証が付いています。
保温性や耐久性が素晴らしく、長持ちします。お米が一度に7合も炊ける大容量が嬉しいですね。
- 4.5Lの大容量
- ガラス蓋&蒸し器&三脚付き
- 安心の10年保証
- 40種類のレシピ付き
パール金属 ステンレス製片手圧力鍋|約7合炊飯
おすすめポイントは大容量なこと。家族が多い方や「たくさん作って小分けして冷凍しておきたい」という方にピッタリです。
ガラス蓋を使えば普通の鍋としても使えるので、「鍋の他に圧力鍋があると、かさばって邪魔」という悩みから解放されます。
ちなみに同じデザインで、2.5Lの4合炊きから、5.5Lの8合炊きまであります。ご自分のライフスタイルに合った大きさを選んでくださいね。
- 4.5Lでお米が7合炊ける
- ガラス蓋や蒸し器付き
- 調理によって圧力を変えられる圧力切替式
- わかりやすいレシピ付き
パール金属 軽量アルミ圧力鍋|約10合炊飯
一般的な5.5Lタイプの圧力鍋は約2.7Kg。それに対し、アルミ圧力鍋は約1.8㎏ですのでかなり軽いです。
しかもお値段が安いのが魅力です。「圧力鍋をちょっと使ってみたい」という方におすすめです。
- 6.0Lでお米が一升炊ける
- メーカー1年保証つき
- アルミ製なので軽い
- IHでもガス火でも使える
- 3リットル 4合炊サイズもある
[電子レンジ圧力鍋]おすすめ3選
ここでは、おすすめの電子レンジ圧力鍋をご紹介します。少量を手軽に料理したい方向けです。
マイヤー 電子レンジ圧力鍋|1~3人用
「副菜など、もう一品欲しい!」「暑いからガスを使いたくない」といったときに活躍しそうな電子レンジ圧力鍋。電子レンジで簡単に料理ができますし、安全です。
マイヤーの電子レンジ圧力鍋は有名ですし、色合いもおしゃれですのでプレゼントにも喜ばれるでしょう。
- 2.3L
- 650gと軽い
- 使い方も簡単
- オリジナルレシピ付き
極み味 電子レンジ圧力調理鍋|1~3人用
プラスチック製の電子レンジ圧力鍋。軽くてコンパクトなので、かさばりません。特殊構造で熱ムラなし。
パスタ料理や蒸し料理などもきれいにできます。レシピ付きなので、レシピ通りに作れば色々な料理が簡単に作れます。
- 2.3L
- 少量の油で調理できる
- プラスチック製で軽い
- 30種類のレシピ付き
アサヒ軽金属 レンジ活力鍋|1~3人用
利用者も多いアサヒ軽金属の圧力鍋です。電子レンジバージョンが出ました。赤飯や煮魚、黒豆など、ほとんどの料理が作れます。
しかも、ボディは軽いのに独自の構造により調理時間が短いのが魅力です。
- 3合炊き
- 国内メーカー「アサヒ軽金属」の圧力鍋
- 電話で使い方が聞ける
- 約1.0kgと軽い
- 1合ならたった10分
まとめ
圧力鍋は「電気圧力鍋」「ガスコンロ&IH用圧力鍋」「電子レンジ圧力鍋」の3つに分かれ、それぞれに良さがあります。
圧力鍋のネックは、場所を取ることでしょう。「台所にこれ以上鍋を増やせないから諦めた」という方も多いようです。
その場合は普通の鍋としても使えるガスコンロ用圧力鍋がよいと思います。圧力鍋はこのように用途などに合わせて選ぶべき調理器具といえるでしょう。
今回おすすめしたどの圧力鍋も「買ってよかった。料理が簡単になった」「時短が嬉しい」といった感想が寄せられています。
こちらの記事では、フライパンの種類から用途に合わせたおすすめ商品を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
宮乃 かぽり /
ビギナーズ編集部 ライター
フリーライター兼イラストレーター。学生時代は吹奏楽部に所属し、楽器の数などの都合で金管楽器をほぼ経験しました。現在は音楽、ヒーリング、占い、フラワーアレンジなど趣味多彩。チャレンジ精神豊富です!