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ゴルフ初心者必見|強いインパクトで飛距離をアップする方法

ゴルフ初心者必見|強いインパクトで飛距離をアップする方法

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ゴルフ初心者でもある程度コツをつかめば、インパクトを決めて飛距離を上昇させることができます。

初心者に多くある悩みのひとつはティーショットがうまく決まらず、遠くにボールを飛ばせないことです。ゴルフのインパクトを覚えることで、1打目の飛距離を飛躍的にアップさせ、スコア向上にもつながります。

本記事ではゴルフのインパクトの意味を踏まえ、成功のポイント、フォームやイメージのつかみ方、インパクトを決める際の注意点などを紹介します。

ゴルフのインパクトとは

ゴルフのインパクトとはクラブにボールが当たる瞬間を意味します。これを決めることでショットが正確になり飛距離向上につながります。

クラブフェースにボールが当たる瞬間のこと

クラブフェースにはスイートスポットと呼ばれる芯の部分があります。芯でボールをとらえられるかどうかが、高い飛距離を記録する鍵です。ボールを芯で当てられれば、最長不倒を出せる可能性さえあります。

クラブのスイングのバランスが悪いと、打点がブレて芯でボールとらえることができず、ミスショットになります。ゴルフは第1打をきれいに決められるかどうかで、その後のショットに対するモチベーションにも影響します。正しいスイングで芯でのヒットを狙うように心がけましょう。

正確性と飛距離をアップできる

ゴルフのインパクトが綺麗だと、正確性や飛距離をアップできます。クラブフェースの芯は反発力が高いので、そこでボールをインパクトできれば、正確なショットを打つことができ、飛距離向上につながります。

力任せに強く打てばいいものではなく、正しい姿勢によるスイングが強いインパクトを打つ鍵です。

ゴルフのインパクトを成功させるためのポイント

インパクトを成功させるポイントは4つあります。正しいゾーンの理解、下半身の体重移動、タメを生かしてぶつけるパワー、手首の角度キープです。

正しいゾーンを理解する

ゴルフのインパクトを成功させるには、インパクトゾーンへの意識が重要です。まっすぐなインパクトゾーンがボールをまっすぐ遠くに飛ばす鍵です。

正しいゾーンは、クラブヘッドが飛球線よりもインサイドになるようダウンスイングで入れ、球の直前はまっすぐに動かします。その後、クラブヘッドがインサイドに抜けるまでが正しいインパクトゾーンです。

インパクトゾーンに従いクラブをスイングできれば、ドライバーではドローボールとなります。ドローボールとは打った直後は真っ直ぐ飛んで大きな放物線を描きながら、落下時に数ヤード程度左に曲がる球筋です。

ドローボールを決められれば、大きな飛距離でフェアウェイに乗せられます。アイアンでも絶妙なショットで距離を詰められ、アプローチではボールをスピンさせ、グリーンに乗せられる可能性が高くなります。

有名ゴルフ選手のプレー映像を参考にしながら、インパクトゾーンの範囲内でスイングできるように練習しましょう。

下半身の体重を移動させる

インパクトゾーン通りに力強いショットを打つには、下半身をうまく体重移動させることが必要です。下半身のパワーや体の回転を意識しがちですが、全身の筋力の70%を占める下半身を意識することで、強力なショットを打つ可能性を高められます。

トップからダウンスイングにかけて下半身の体重移動を強く意識しましょう。腰を左足の上に相当する位置まで動かし、体を回転させます。うまく決まれば、インパクトの瞬間に力を結集できます。

下半身、特に腰部分の体重移動を強く意識することで、安定したスイングができます。

タメを生かしてパワーをぶつける

スイングでタメを作り、インパクト時に十分なパワーをぶつけることで強力なショットが期待できます。立ち位置を意識し、体のどの部分に相当する場所にボールを置くか、またはボールに対する立ち位置をうまく調整することで、力の出具合が変わります。立ち位置によるインパクトの位置を意識することが大切です。

タメが不十分だと右手の帰りが遅れ、クラブフェースが開き力が逃げてしまいます。十分な力でインパクトできないのでゴルフボールの中心をとらえきれずミスショットになる可能性が高まります。バックスイングのひねりで生じたタメを、ボールに当たる瞬間に出し切るよう意識しましょう。

手首の角度をキープする

インパクト時の手首の角度にも細心の注意を払ってください。アドレスによる手首の角度をインパクトの瞬間までブレさせないことが重要です。手首がブレていると、ハンドファーストやハンドレイトになり、正確なショットが打てません。

バックスイングで手首をコックさせる (角度調整する) ことで、その分インパクト時にスナップの効いたスイングで飛距離をアップさせる方法もありますが、初心者には難しすぎる方法なので、マネをしない方がいいでしょう。

初心者は、手首の角度をブレさせない形できれいなインパクトが打てるように練習しましょう。

しっかりとインパクトさせるためのフォーム

インパクトをしっかりと決めるためには、正しいフォームが重要です。クラブフェースをボールの正面に構え、スクエアグリップを徹底し、まっすぐ背筋を伸ばして立つことを意識しましょう。

フェースはボールの正面に構える

ボールに対してクラブフェースが正面になるよう意識しましょう。飛ばす先から見て、ボールと自身の立ち位置が平行になるのが理想です。クラブフェースが正面を向いていないと、狙った方向にボールを打つことができず、スライス、フック、シャンクなどのミスショットの原因になります。

スライスは利き手側に、フックは利き手とは逆側に大きく軌道が外れるショットのことです。ラフやOBの原因になります。

シャンクは主にアイアンでボールを打つ際、フェースではなくネック (軸) でボールを打つミスショットです。アイアンの外方向にボールが大きく飛び出し、ラフやOBにつながります。飛ばしたい方向を見据えたうえで、ボールに対して正面に立てていることをチェックしましょう。

飛距離が稼げるスクエアグリップ

インパクトを決める際、グリップはスクエアグリップが理想です。スクエアグリップは初心者向きのクラブの持ち方です。クリップのマークよりもやや右側に親指を据え、肩の力を抜きながら軽く前かがみして、左腕を横に動かしてグリップを作りましょう。グリップが正確でないとミスショットの原因になるので、丁寧なチェックが重要です。

グリップの種類には、ストロンググリップやウィークグリップもありますが、フェースが正面からズレるので初心者向きの持ち方ではありません。しかし、グリップが正しくないことで、いつのまにかストロンググリップやウィークグリップになることがあります。

鏡で正面をチェックした際、反利き手の人差し指と中指の第三関節 (付け根部分) が見えていればスクエアグリップが正しくできています。常にこのグリップが維持できているか適度にチェックしてみましょう。

背筋を伸ばして真っ直ぐ立つ

インパクトをきれいに決めるには、まず背筋を伸ばして直立することが重要です。胸を張り、しっかりと膝を伸ばします。「気をつけ」の姿勢を意識するとよいです。

「臍下丹田」 (せいかたんでん) というへそよりも下の部分に力を入れることで背筋を伸ばしやすくなります。ショット時の足と足の間の幅は無理のない取り方にしましょう。ドライバーの場合は歩幅一歩分、アイアンの場合は肩幅に足を開くのが目安です。

インパクトを安定させるためのイメージ

安定してインパクトを打つには、ボールよりもクラブの着陸地点を先にすることが大切です。ゴルフボールにきれいなインパクトを決めたときは、ボールを打った感覚がないぐらいになります。ゴルフクラブを強く振ることよりも、クラブが下りてくるのを待つイメージでショットを打ってみましょう。

着陸地点はボールよりも先

振り上げたクラブが右足前でわずかな曲線を描きながら下りてきて、地面につく寸前でインパクトを決めるのがコツです。ボールの位置よりも左側にクラブが着陸し、また緩い曲線を描きながら空中へ上がるイメージが決まれば、美しいインパクトを決められます。

ボールを打った感覚がない

ボールにきれいなインパクトが決まったとき、クラブを持つ手にはボールを打った感覚が全く伝わってこないといわれます。手首を返したり、ボールを強く押し出したという意識も全く感じないそうです。

ゴルフ初心者のなかには、きれいなインパクトを決めるときは、自身が動作にうまく力をこめられたときとイメージする人もいるでしょう。しかし実際はそんなことはなく、ボールを打とうと思わず、ボールがスイング軌道のなかにあり、自然にクラブが当たって打ち上がることをイメージしてみましょう。

ボールを打ちにいくのではなく、スイング軌道をボールの位置に合わせることが大切です。

ゴルフクラブが下りてくるのを待つ

プロゴルファーはインパクトの瞬間にクラブを止めているように見えることがあります。しかし、クラブを止めるのではなく、スイングがトップからダウンに移るときに、ゴルフクラブが下りてくるのを待つイメージをしましょう。

タイヤヒッティングなどの練習で、ゴルフクラブが正しいスイング軌道に従い下りてくるイメージを身に着ける訓練をすることで、きれいなインパクトに大切なフォームを体が学びます。

インパクトの瞬間に注意すべきこと

インパクトの瞬間に心がけておくべきことを3つ紹介します。フェースの向きの錯覚をしないこと、グリップで力まないこと、スイングの流れで体を上下動させないことです。

フェースの向きを錯覚しない

インパクトの瞬間はフェースの向きを錯覚しないように注意しましょう。ボールに当たる際のフェースを直角にすることが理想です。

しかし実際は、フェースを直角にしているつもりでも、ズレていることに気付かない人が多いようです。斜め上からクラブを見下ろす関係で、フェースが間違った方向になっても気づかないからです。クラブの柄とボールとの角度に気を取られる人も多いでしょう。

インパクトを決めるときはクラブのフェースがボールに対して直角になっているかをチェックしましょう。フェースの中央に棒を立ててアドレス (構え) をすれば方向が一目でわかります。

フェースの角度が乱れているとミスショットを喫するため、入念にフェースの角度を棒を用いてチェックするとよいです。

力んでグリップを握りしめない

きれいなインパクトを決めるには、力んでグリップを握りしめないようにしましょう。

遠くに飛ぶインパクトは力強いイメージだから、グリップに力を込めてショットしようとする人がいるようですが、これは間違いです。グリップを握る力が強すぎると、タメを抑えこんでしまい、きれいなショットを打てません。また、グリップを強く握りすぎることを繰り返すと、親指や人差し指にマメができます。

グリップは両手の中指から小指をしっかりと添える形で支えましょう。緊張などで両手が強張っていないか細心の注意を払いつつ確認してください。

体の上下動はしない

ミスショットが多い場合、スイングの流れで体が上下動していないか確認するとよいです。

いいショットを決めることに焦り、インパクト時に無意識に力が入り過ぎるとボールが思い通りに飛んでくれません。きれいなインパクトにはきれいな姿勢が鍵です。

自身にとって理想的な体の動きやリズムを求めて、スイングを少しゆっくりにしてみてもいいでしょう。練習時にはハーフスイングやフルスイングを使い分けつつ、体が上下動しない形で理想的なフォームを探ってみましょう。

これによりいいインパクトを打ったときの姿勢がわかり、スイング時の弱点改善につながります。

コツを覚えて納得のいくインパクトを決めよう

きれいなインパクトを打つためのコツや注意点を述べてきました。強力なインパクトで安定して飛距離を出すには、全身が正しく動かされているか気配りが必要です。

力任せに打ってばかりではボールの飛距離は上がらず、思い通りの方向にも飛んでくれません。力を抜き、自然な姿勢でスイングすることが気持ちいいショットを打つ鍵です。

動画などでプロゴルファーのスイングを参考にするなどして、自身にとって理想的なフォームを練習で探っていきましょう。これにより、きれいなインパクトを打つための手がかりを体で学べます。

また、正しいスイングを身に着けるには、レッスンを受けることが近道です。自分ではわからないようなスイングのブレであったり、錯覚しているところを教えてもらうことができます。初心者向けのおすすめレッスンはこちらの記事でまとめています。ぜひ確認してみてください。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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