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レンタカー料金の相場はどのくらい?値段を比較して安く借りよう!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
子供を連れた新幹線などの公共交通機関での旅行や帰省は、長時間乗っていると子供が飽きて騒いでしまったり、子供のトイレなどで乗り継ぎがうまくいかなかったりするなど、とても大変です。
そんな経験からレンタカーを利用したいけど、相場やレンタカー会社選びに悩んでいる人は多いはず。
レンタカーには大手のレンタカー会社と、大手よりも料金を抑えた格安レンタカー会社があります。どちらもレンタルする車によって基本料金が違っています。まずは、車種別の基本料金の相場を比較してみます。
目次
レンタカーの相場は?
レンタカーは利用時間と車種で料金が変わりますが、一般的に1日1万円ほどで、安くて5000円程度とされています。
今回は大手レンタカー会社と格安レンタカー会社の値段を、車種と利用時間別(6時間・12時間・24時間)に実際に比較しています。
大手サービスと格安サービスではそれぞれ違いがあり、内容や価格も異なりますので、価格の相場は比較表から参考にしてみてください。
大手レンタカー5社の基本料金を比較
レンタカーの基本料金は、レンタルする期間で決まっています。ほとんどの大手レンタカー会社は、レンタル開始から6時間まで、12時間まで、1日、以降1日毎の料金が設定されています。
また、レンタルする車種によって基本料金が違います。軽自動車やコンパクトカーよりもエコカーやミニバンが高く、高い排気量のワンボックスワゴン車、輸入車などは基本料金がより高くなっています。
参考として、大手5社のレンタカー会社の軽自動車・コンパクトカー・ミニバンの基本料金を比較しました。
トヨタレンタカー、日産レンタカー、ニッポンレンタカー、オリックスレンタカー、タイムズレンタカーの5社です。これらの店舗はJRの駅の近くや主要都市の幹線道路沿い、観光地の駅の近くなどに営業所があるので、旅行や帰省で利用しやすいです。
ミニバンの値段比較表
車に乗っている時間が多くて、家族で乗るにはミニバンくらいが安心という方も多いと思います。ほとんどの会社が扱っているシエンタを例に、各会社の基本料金を比較しました。シエンタがない会社は同等の車種の基本料金で比較しています。
~6時間 | ~12時間 | ~24時間 | |
---|---|---|---|
トヨタレンタカー | 7,560円 | 9,720円 | 12,960 |
日産レンタカー | 8,100円 | 9,180円 | 10,800円 |
タイムズカーレンタル | 7,688円 | 9,396円 | 11,016円 |
オリックスレンタカー | 7,020円 | 8,100円 | 9,720円 |
ニッポンレンタカー | 8,208円 | 10,368円 | 13,608円 |
※2020年6月時点
コンパクトカーの値段比較表
子供もまだ小さくて、運転しなれない場所では小回りの利くコンパクトカーがいいという方もいるでしょう。
ほぼどのレンタカー会社も扱っているヴィッツを例に各会社の基本料金を比較しました。ヴィッツを扱っていないレンタカー会社は同等の車種の基本料金で比較しています。
~6時間 | ~12時間 | ~24時間 | |
---|---|---|---|
トヨタレンタカー | 5,400円 | 5,400円 | 7,020円 |
日産レンタカー | 6,156円 | 6,804円 | 8,316円 |
タイムズカーレンタル | 5,292円 | 6,480円 | 7,560円 |
オリックスレンタカー | 5,940円 | 6,480円 | 8,100円 |
ニッポンレンタカー | 6,048円 | 6,048円 | 7,668円 |
※2020年6月時点
軽自動車の値段比較表
コンパクトカーよりも安い軽自動車は、交通費は節約したいけど旅行先ではお金をかけて遊びたいという人にぴったりです。
トヨタレンタカーとタイムズカーレンタルは、軽自動車として一律のレンタル料金ですが、ほかの会社はグレードの高い軽自動車だと、コンパクトカーと同じ料金の車もあります。
~6時間 | ~12時間 | ~24時間 | |
---|---|---|---|
トヨタレンタカー | 5,400円 | 5,400円 | 7,020円 |
日産レンタカー | 5,724円 | 5,940円 | 7,560円 |
タイムズカーレンタル | 4,536円 | 5,508円 | 6,480円 |
オリックスレンタカー | 4,860円 | 4,860円 | 6,480円 |
ニッポンレンタカー | 5,940円 | 5,940円 | 7,344円 |
※2020年6月時点
格安レンタカー3社の基本料金を比較
格安レンタカー会社は、主に中古車をレンタルカーとして使用している会社です。主要都市では店舗が多いですが、地方に行くと駅から遠かったり、希望する場所に店舗が無い場合があります。また、軽自動車やコンパクトカーが多く、ミニバンなど車種によっては取り扱いが無い会社もあります。
しかし、大手のような細かい料金設定ではなく、排気量や車両タイプ、何人乗りかなどで決まっていて基本料金がわかりやすいです。そして、基本料金は大手より安くなっています。
格安レンタカー会社によって貸出開始時間が異なっています。
- 1時間の利用からレンタルできる100円レンタカー
- 6時間の利用からレンタルできるニコニコレンタカー
- 24時間の利用からレンタルできるガッツレンタカー
ここでは、上記3社の基本料金をミニバン・コンパクトカー・軽自動車の比較表を用いてお伝えします。
ミニバンの値段比較表
~6時間 | ~12時間 | ~24時間 | |
---|---|---|---|
ニコニコレンタカー | 7,200円 | 8,800円 | 11,000円 |
100円レンタカー | 3,900円 | 4,800円 | 6,000円 |
ガッツレンタカー | なし | なし | 3,600円 |
※2020年6月時点
車両タイプや排気量で料金が決まるガッツレンタカーと100円レンタカーでは、ミニバンの料金は比較的安いです。一方、排気量に関係なく7人以上乗れる車の料金は一律のニコニコレンタカーは高めの料金設定になっています。
軽自動車やコンパクトカーが主な貸出車両の格安レンタカー会社では、ミニバンを扱っている店舗は少なく、希望する場所にミニバンを貸し出している店舗が無い場合もあります。また、ミニバンと料金表で表記されていない場合もあります。
そのような場合はレンタカー会社のサイトで店舗詳細を確認すると、希望のミニバンを扱っているかどうか、基本料金はいくらになるのか掲載されています。
例えば大手レンタカー会社ではミニバンとして掲載されているシエンタ(7人乗り)は、ガッツレンタカーではクラスC-2の商用バンタイプの基本料金になっています。
また、ニコニコレンタカーでは7人以上乗れる車はすべて一律料金なので、ノアなどの大手ではワンボックスタイプの車種と同じ料金になります。
100円レンタカーでは、コンパクトBタイプかミニバンAタイプ、ハイブリットタイプの場合はハイブリットセダンタイプの料金になっていたりと、店舗によって扱いが違っています。
コンパクトカーの値段比較表
~6時間 | ~12時間 | ~24時間 | |
---|---|---|---|
ニコニコレンタカー | 2,500円 | 2,900円 | 4,300円 |
100円レンタカー | 2,400円 | 3,000円 | 4,200円 |
ガッツレンタカー | なし | なし | 3,400円 |
※2020年6月時点
ニコニコレンタカーと100円レンタカーのコンパクトカーの基本料金は、車種の排気量で分けられています。
ニコニコレンタカーは排気量1351㏄未満と以上で、100円レンタカーは排気量1300以下と1800以下によって基本料金が変わっています。
ガッツレンタカーはコンパクト自動車タイプとして一律の料金です。排気量1300㏄~1350㏄までのコンパクトカーの基本料金を比較しました。
また、ニコニコレンタカーと100円レンタカーは新車クラスも取り扱っていて、中古車クラスよりも基本料金が高くなっています。
軽自動車の値段比較表
~6時間 | ~12時間 | ~24時間 | |
---|---|---|---|
ニコニコレンタカー | 2,400円 | 2,700円 | 4,100円 |
100円レンタカー | 2,100円 | 2,700円 | 3,900円 |
ガッツレンタカー | なし | なし | 3,200円 |
※2020年6月時点
ガッツレンタカーは、2ドアタイプ/4ドアタイプ/4ドアタイププレミアムと料金が分かれていますが、大手会社が扱っているワゴンRの料金の4ドアタイププレミアムの料金で比較しています。
ニコニコレンタカーと100円レンタカーは、軽自動車の料金は一律です。また、この2社は新車クラスも取り扱っていて、中古車クラスよりも基本料金が高くなっています。
基本料金以外にかかる値段は?
一般的に、レンタカーを利用するときには以下のような料金が発生します。
- 基本料金
- 免責補償
- ガソリン代
- オプション
- 深夜手数料
- 乗捨手数料
レンタカーは基本料金以外にも、オプションをつけると追加料金が発生したりと、加算される料金が複数あります。レンタカー会社のサイトに料金計算方法が掲載されているので、必ず確認しましょう。
車両対物事故免責額補償制度
レンタカーで事故が起きた場合の基本的な大型補償制度の料金はすでに基本料金の中に入っています。その上で、予約時やレンタルするときに任意で加入できる、事故が起こった時の自己負担額を免除できる車両対物事故免責額補償制度があります。
免責額補償制度は基本料金に料金を追加して加入できます。また、車をレンタルしている間に事故や盗難など、レンタカー会社に料金を支払わなければならないトラブルがあった時に、それを免除するノンオペレーションチャージ(NOC)補償制度など、レンタカー会社が独自にレンタカーのトラブルに対応するロードサービスを設けています。
ロードサービスとNOC補償制度は、レンタカー会社それぞれ独自の方法で追加されます。ロードサービスは無料ですがNOC補償制度は有料の会社や、NOC補償制度加入でロードサービスがうけられる会社などです。ロードサービスとNOC補償制度はレンタカー会社のホームページを確認してください。
その他の主な追加料金
補償制度だけではなく、チャイルドシート貸出やスタッドレスタイヤ、チェーンなどのオプションの利用で追加料金がかかります。また、レンタカーを使用する場所や時期、時間などによって追加される料金があります。
ハイシーズン料金や深夜手数料などが加算される場合がある
ゴールデンウィークや夏や冬の帰省の時期にはハイシーズン料金が加算される場合があります。ハイシーズン料金は北海道地区とその他の地区で期間が違っている会社もあります。連休や長期休暇に車を借りたい場合は注意しましょう。
また、深夜まで営業している店舗や24時間営業している店舗では、深夜や早朝でも貸出と返却を受け付けていますが、深夜の時間帯になると深夜手数料が追加されます。大体22時~5時の間に設定されています。渋滞を避けて夜遅くや、朝早く出発したい場合は追加料金がかかる場合があります。
借りた店舗と違う旅行先での店舗で車を返却する場合や、レンタカーを希望の場所まで持ってきてもらう宅配サービスを利用すると追加料金が加算されます。
大手では無料のオプションも格安会社では追加料金が発生する場合がある
大手ではカーナビやETCの車載器が無料で標準装備されていますが、格安レンタカーではカーナビやETCの車載器は追加オプションとして追加料金が発生する場合があります。
ポータブルカーナビを追加オプションとして貸し出す場合もありますが、カーナビがすでについている車の場合、自動的に追加料金が加算される会社もあります。
また、格安レンタカー会社ではレンタカーでの走行距離の制限がある会社があります。格安レンタカーを考えている場合は、どのような条件で料金が追加されるのか、事前にサイトなどで料金を調べておきましょう。
レンタカーの値段を安く!お得な割引はある?
各レンタカー会社では、レンタカーをお得に利用できるさまざまな割引システムがあります。レンタカーを利用したい時期や頻度で、お得な割引を活用しましょう。
割引クーポンを利用する
レンタカーを比較するサイトや旅行サイトでは、レンタカーの割引クーポンが配布されています。利用できる期間やエリア、レンタカー会社は限定されますが、条件に合えばお得にレンタカーが利用できます。
会員に登録してキャンペーンを利用する
レンタカー会社では会員登録すると、会員割引を行っている会社が多いです。レンタカーの利用料金が割引されたり追加オプションの利用が無料になるだけではなく、マイルやポイントが貯まったり提携ホテルやレジャー施設が割引されるなど、さまざまな特典があります。
また、会員限定で初回レンタカー利用で割引されるキャンペーンや店舗オープン記念など指定の店舗で予約をすると最大50%割引になる特典などがあります。レンタカー会社のサイトを頻繁にチェックして希望に合うキャンペーンを見つけてください。
早期割引を利用する
ホテルや航空券を早く予約すると割引されるように、レンタカーも早期予約で割引されるキャンペーンがあるレンタカー会社があります。レンタカー利用開始日から最大90日前で47%引きなど早ければ早いほど割引率が高くなっています。
レンタカー会社によって割引率は異なりますが、レンタカー利用開始日から90日前までに予約すると最大47%引き、30日前~7日前までで、30%~25%くらい割引されます。しかし、ハイシーズン期間は早割が適用されない場合や、条件としてエリアが指定されている場合やネット予約の場合のみなどあります。
ポイントを貯めて利用金額から割引する
会員になってレンタカーを利用するとポイントやマイルが貯まるレンタカー会社があります。そのポイントで次回以降の利用金額からポイント分を値引きできるので、ポイントを貯めれば次にレンタルするときにお得に利用できます。
また、楽天トラベルでレンタカーを予約すると、付与される楽天スーパーポイントが10倍などのキャンペーンがあります。楽天スーパーポイントもレンタカー利用料の割引に使えるので、楽天で商品を買って貯まったポイントを利用してレンタルできます。
レンタカー会社や旅行会社で利用できるポイントやマイルが異なるので注意して下さい。
こちらの安いレンタカー会社や安く借りる方法も参考になりますよ。
ガソリン代も込み!お得なカーシェアならカレコがおすすめ
レンタル代を安くして、他の旅行費用にお金をかけたい方にはカーシェアがおすすめです。カーシェアの中でもおすすめなのがカレコです。
例えば、軽自動車でレンタカーとシェアカーを比較してみましょう。トヨタレンタカーだと、6時間で5,400円ですが、カレコ(ベーシックプラン)だと4,080円で約1,400円安いということになります。また、レンタカーではかかるガソリン代が、カーシェアだと、込みでこの料金なので、とてもお得ですよね。
dカーシェアで一括で調べて、お得にレンタカーを借りよう!
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そのため、その時にレンタルできる車の中から安いレンタカーを見つけることができます。
また、初期費用や月額基本料も無料(※2021年10月27日時点)で、お得にレンタカーを予約することができるでしょう。
レンタカーの相場を知ってお得な割引を利用しよう
大手や格安とだけ言われてもなかなかイメージが湧きませんが、大手レンタカー会社の相場や各格安レンタカー会社の装備と料金の相場を知れば、自分が使うにはどのようなレンタカー会社がいいのかつかめてくるでしょう。
旅行の計画がまとまれば、条件に合ったキャンペーンや早割、ポイント利用で大手でも格安会社並みの料金でレンタルできます。
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ぜひ利用して、楽しい旅に役立ててみてくださいね。
こちらの記事では、即日・当日利用できるカーシェア会社やカーシェアリングのおすすめサービスを比較してご紹介しています。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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