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レンタカーの借り方と確認事項などのポイントを解説!

レンタカーを初めて借りるときには、事前に借り方を知っておくと安心です。この記事では、レンタカーの借り方の流れをはじめ、借りる際のポイントや注意点も合わせて解説していきます。いままでレンタカーを借りたことがない人は、必見のコンテンツです。
レンタカーの借り方と確認事項などのポイントを解説!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

旅行などで遠方に行く際にレンタカーを借りると、行動範囲が広がり便利です。しかし、初めてレンタカーを借りるときには、どのように借りればよいかが全く分からず「非常に緊張した」という人は少なくありません。

レンタカーを借りるときは、どのような流れで進んでいくのでしょうか。また、上手く借りるためのポイントや注意点も気になるところです。

そこで、この記事では、レンタカーの借り方について詳しく解説していきます。緊張せず落ち着いてレンタカーを借りるため、借り方の流れを把握しておきましょう。

レンタカーの借り方の流れ

レンタカーの借り方の流れの中で、最も大切なことは「補償がしっかりしている会社を選ぶ」ことです。保険の補償内容はレンタカー会社によってさまざまなので、自分に一番適している内容かどうかを選択の判断基準にしてください。

補償がしっかりしているレンタカー会社を選ぶ

免許を取得して間もない人や、慣れない車で土地勘のない道を走行することでのレンタカ―の事故は、非常に多いです。そのため、レンタカー会社を選ぶ際には、保険や補償がしっかりしているところを選びましょう。レンタカー料金の安さに惑わされず、万が一事故を起こしてしまったときのことを想定して選ぶことが重要です。

大手のレンタカー会社であれば、補償が手厚い保険に入れるところが多いです。よって、名前を聞いたことがある会社を数社ピックアップし、保険の補償内容を比較検討してから選択することをおすすめします。なお、レンタカー会社によっては、免許初心者や未成年者に対し保険や補償が制限されている場合があるので注意してください。

予約をしよう

予約をせず、当日、店頭で借りることも可能です。しかし、希望する車種や期間を確実に抑えたいのであれば、事前に予約をしておいたほうが良いです。また事前予約は、当日の手続きがスムーズに進み、素早くレンタカーに乗り込み出発できるメリットもあります。

予約の方法としては、webサイトからの予約や電話予約、また店舗への直接連絡のいずれかを選んでください。なお、レンタカー会社によっては、webにて会員登録してから予約をすると利用料金の割引が受けられることがあります。

補償を選ぶ

必要な補償は、対人補償、対物補償、車両補償の3つです。対人補償は無制限のことが多いです。対物補償と車両補償は無制限かどうかを確認し、選べるのであれば無制限を選ぶようにしましょう。また、万が一を考えて免責補償には加入しましょう。ノンオペレーションチャージの加入もしておくとより安心できます。

免責補償制度とは

事故が起こった際、車の修理費用や怪我人の治療費などは保険会社より保険金が支払われます。しかし、一定額分の支払いは、自分自身でおこなってくださいというのが「免責」です。つまり、免責は自己負担額ということになります。なお、免責額は対物補償と車両補償で5万円ずつというケースが多くみられます。

この免責額の負担を軽減するには、対物補償と車両補償の免責額の負担が免除になる「免責補償制度」を利用することをおすすめします。免責補償制度は各レンタカー会社によりますが、レンタカーを借りる際に1日当たり1,000円程度で加入できます。

ノンオペレーションチャージ(NOC)とは

事故により損傷したレンタカーの修理が完了するまでの、休業損失及び営業損害に対する補償一時金のことです。ノンオペレーションチャージ(NOC)と呼ばれています。

この補償は、定額金額の支払いとなります。ちなみに、事故車を使えない期間によって金額が変動する可能性がありますが、ほとんどのレンタカー会社では自走可能な場合は2万円、自走不可能な場合は5万円という金額設定です。なお、自走不可能になったレンタカーを整備工場まで移動する際、この距離によってはレッカー代を別途請求される場合があります。

店頭で受付をする

レンタル当日、出発店舗に来店し、店頭にて受付をします。「重要事項の説明」の際は、保険や補償制度などにおいての不明点を残さないようにしてください。

【受付の流れ】

  • 免許証を提示する
  • 重要事項の説明を受ける
  • 賃渡契約に終結にあたり、必要書類にサイン
  • 利用料金の精算
  • レンタカー車両への案内


ちなみに、通常は数十分ほどの時間を要する重要事項の説明を、事前にwebで確認し規約に同意することにより短縮できるサービスをおこなっているレンタカー会社もあります。より円滑および迅速な手続きを望むのであれば、まずはレンタルする会社のサイトを確認しましょう。

車両状況の確認をする

受付が完了したら、レンタカー会社のスタッフさんと共に、車両状況のチェックをします。利用前と利用後での車両状態の変化の有無を見るためのチェックですので、気を抜かずにおこなってください。現時点で傷んでいる箇所をしっかりと確認しておかないと、「利用後に発見した傷」と扱われることがあります。

なお、車両状況の確認は、基本的には外装のみのところがほとんどです。そのため、外装のチェックが終わったら一度車内に乗り込むようにし、内装のひどい傷みや基本的な操作(ガソリンキャップの開け方など)を確認しましょう。いざ出発と走り始めてしばらくしてから、操作法がわからないということが発生することがあるからです。

レンタカーを借りるときの確認事項

レンタカーを借りるにあたり、一番大切なのは安全運転を心がけることです。しかし、自分は安全に走行していても、被害者になってしまうことがあります。そのため、万が一事故に遭ってしまったときの対処法はしっかりと把握しておきましょう。

必要な物を準備する

レンタカーを借りる際に必要なものは、つぎのようなものです。

  • 運転免許証(運転する可能性がある人全員分)
  • クレジットカード
  • 運転免許証以外で自分を証明できるもの(健康保険証、パスポートなど)
  • 身体障害者手帳もしくは療育手帳(持っている場合)
  • ETCカード

自分だけではなく、他の複数人が運転する可能性がある場合には、全員分の「運転免許証」を用意しておく必要があります。またレンタカーは、万が一支払いが滞った場合に確実に料金を回収できるよう、クレジットカードでの支払いしかできないところが多いです。そのため、「クレジットカード」も持参してください。

また念のため、免許証以外で自分を証明できるもの、例えば「保険証・パスポート」などの身分証明書も用意しておくと安心です。なお、もしも「身体障害者手帳もしくは療育手帳」を持っている場合、手帳の持ち主および介護人への割引制度があるので提示しましょう。

そして、忘れてしまいがちなのが「ETCカード」です。レンタカーには、ETCは搭載されているもののETCカードは付いていないので、利用する際には運転手あるいは同乗者のETCカードが必要になります。高速道路を利用する予定があるのであれば、支払い金額がお得になるETCカードの準備は必須です。

2日以上の利用の場合は車両チェックが必要

レンタカーを2日以上利用する場合には、運転する前に自分で車両のチェックをしなければなりません。2日目以降のチェックは、日常点検チェックシートで確認をしながらおこなってください。なお、この確認作業は道路運送車両法により対応義務が定められています。

安全運転を心がけよう

慣れていない車での運転は、いつも以上に安全運転を心がけてください。特に、自分が慣れ親しんでいる愛車と大きさや仕様が異なる車両の場合には、長さや高さ、幅の車両感覚の違いに気を付けなければいけません。車間距離を十分に取り、高さ制限や内輪差などにも注意を払いましょう。

また、カーナビやオーディオ、エアコンなどの操作は運転する前に確認しておくべきです。単純な操作であっても、慣れない車両の場合には戸惑ってしまい、事故につながることがあります。なお、レンタカー乗車時に関わらず、携帯電話の利用は停まってからおこなうよう徹底してください。

乗り捨てサービスを利用しよう

レンタカーの「乗り捨て(ワンウェイ)サービス」とは、車を借りた場所と返す場所が異なっていても構わないというサービスです。このサービスを利用すると、車を借りた営業所まで時間をかけて戻らなくても、目的地に近い営業所に車を返すことが可能になります。

旅の行程にもよりますが、利用するほうが便利な場合には活用するべきです。なお、こちらのサービスは会社社や店舗、地域により対応の可否や料金が異なるため、注意しましょう。ちなみに、指定の場所までレンタカーを届けてくれたり、引き取ってくれたりする「宅配レンタカー」をおこなっている会社もあります。

乗り捨てサービスのあるレンタカー会社については別の記事でまとめていますので、そちらのご確認ください。

乗り捨てサービスのあるレンタカー会社の詳細をみる

万が一の事故の場合

万が一レンタカーで事故を起こしてしまった場合には、以下の手順で対応してください。

  • 車を安全な場所へ移動
  • 負傷者の救命措置および救急車を呼ぶ
  • 警察に連絡をし、交通事故証明書を発行
  • レンタカー屋に連絡
  • 保険会社へ連絡
  • 念のため、病院へ行く

レンタカー契約の際、事故が起こった場合はここに連絡するようにと保険会社の連絡先を通知されるので、必ず連絡をして事故の報告や対処法を訪ねてください。この連絡を怠ってしまうと、保険の適用が不可能になる場合があります。また、レンタカー会社への連絡も忘れないようにしましょう。

事故を起こしてしまった場合の対処を確認する

レンタカー返却時の注意点

レンタカーは、ガソリンを満タンにしてから返却しなければなりません。そして、契約時の予定より延長する、または早めに返却したい場合には、必ずレンタカー店舗に連絡を入れるようにしてください。

また、他にも気をつけなければならない点がいくつかありますので、ここで解説していきます。

ガソリンは満タンで返却しよう

レンタカーは、ガソリンスタンドでガソリンを満タンにしてから返却をするのが一般的です。また、返却時の確認の際、スタッフはガソリンメーターを目視した後、ガソリンスタンドで発行されたレシートをチェックすることが多いです。そのため、ガソリン代の領収書は必ず持参するようにしましょう。

延長の場合は事前に連絡をする

予定より長く借りることになった場合には、事前にレンタカー店舗への電話連絡をしましょう。自分が借りているレンタカーの返却予定時刻のすぐ後に、次の予約が入っていることがあるからです。なお、その際には基本料金よりも割高な「延長料金」が発生します。

早めに返却する時も事前に連絡をする

予定よりも早めに返却をしたい場合にも、レンタカー店舗に連絡を入れましょう。なお、未利用期間があれば料金の返金があるお店が多いです。ただし、その場合は中途解約手数料が生じることも覚悟しておきましょう。

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レンタカーを賢い借り方で上手に活用しよう

初めてレンタカーを借りるときには不安が募るものの、一度経験すると必ず慣れてしまうので心配は無用です。移動範囲が格段に広がるレンタカーを、賢い借り方で上手に活用しましょう。

ちなみに、予定よりも早くレンタカーを返却できそうなときには、レンタル開始時刻から6時間・12時間・24時間の区切りに収まるように返却することで、返金の額がアップすることがあります。

レンタカーの料金は、こちらの記事で比較しています。ぜひ確認して安くレンタカーを借りてみてくださいね。

また、こちらの記事ではレンタカーを24時間利用した際の相場を業者別で比較しています。ぜひ参考にしてみてください。

レンタカーを利用する際、慣れない道を走ることが多いですよね。そういうときはカーナビは必須と言えます。万が一、カーナビがついていないレンタカーを利用するときは、取り外し可能なポータブル式を利用しましょう。こちらの記事では、おすすめカーナビ20選を紹介しています。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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