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ゴルフクラブのおすすめメーカー|選び方と特徴を紹介

「ゴルフクラブのメーカーが多すぎて、どれを選んでいいか分からない」という、ゴルフ初心者は少なくありません。実際、国内、海外を含め、メーカーは数多く存在します。プレーを楽しむためにも、各メーカーの特徴を知って、後悔のない買い物をしたいものです。
ゴルフクラブのおすすめメーカー|選び方と特徴を紹介

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有名無名、国内海外問わず数あるゴルフクラブのメーカーの中から、自分と相性の良いメーカーを見つけることができずに途方に暮れる人もいるようです。

賢い買い物をするためには、まず各メーカーの特徴を、よく掴むことが肝心といえます。自分の実力を最大限引き出してくれるメーカー選びが、ゴルフ上達の要なのです。

ここでは、日本メーカーと外資メーカーの違いや、ランキングサイトで注目されているメーカーの特徴、さらに選ぶ際の留意点などについてまとめました。

ゴルフクラブのメーカーの特徴

ゴルフクラブのメーカーには、それぞれ独自の技術やこだわりがあります。各メーカーの特徴を知ることは、自分とフィーリングの合うクラブと、出会うための近道でもあるのです。

また、日本メーカーと外資系メーカーの間にも、いくつかの異なる特徴が存在します。それぞれ購入前に確認しておくことが、メーカー選びをスムーズに進めるコツです。

日本メーカーと外資メーカーの違い

日本メーカーの場合、外資メーカーと比較すると、クラブやシャフト、ヘッドなどの重さが「軽い」のが特徴です。そのため、日本メーカーの製品は、体力やパワーに自信がない人でも比較的扱いやすいと言えます。

また、外資メーカーのシャフトは、日本メーカーより「硬い」傾向があります。シャフトには、L(レディース)、A(アベレージ)、R(レギュラー)、S(スティッフ)、X(エキストラ)といった硬さの表記があります。日本の基準が「S」だとするなら、海外メーカーでは「R」というように、硬さの基準にも違いがみられます。

初心者向けシリーズの場合でも、海外メーカーの製品場合は、ヘッドが小ぶりで、初心者には打ちにくいといった声もあります。国内メーカーは、日本人の体型や体力に合わせたクラブ設計がなされているため、ビギナーにも使いやすいといえます。

海外メーカーで日本モデルの取り扱いもある

海外メーカーであっても、日本人向けの「日本モデル」を取り扱っている会社もあります。両者ともヘッド性能は基本的に同じですが、日本モデルの場合、シャフトやグリップ、重さやクラブのバランスが、日本人仕様につくられているのが特徴です。

日本モデルのシャフトは、海外メーカーよりも一段階柔らかめで、クラブの総重量は、比較的小柄な日本人に合わせて約10㎏以上軽く製造されています。またヘッド単体の重量も、海外メーカーより軽いのが一般的です。

体力やパワーに自信がある人は、海外メーカーでも使いこなせます。しかし、そうでない人の場合は、日本人の体力や身体の大きさに合わせてチューニングされている、日本モデルを選択するとよいでしょう。

おすすめの日本のゴルフクラブメーカー

本のゴルフクラブメーカーは、日本人ゴルファーの体型や体力に合わせた設計・製造が特徴です。誰もが知る老舗から、あまり知られていなくても、技術には定評のあるメーカーまで、さまざまです。各会社には、それぞれ独自の技術やこだわりがあり、その特徴を理解することが、自分と相性の良い一本に出会う秘訣といえます。

DUNLOP ダンロップ

自動車のタイヤメーカーとして有名な「ダンロップ」ですが、国内で一番シャフトを多く作っているゴルフメーカーでも知られています。ゴルフボールの製造も行っており、それがゴルフクラブの設計にも活かされており、「打ちやすい」との評判が多く聞かれるメーカーです。

また、スーパーコンピューターを24時間フル稼働させて、有限要素解析のシミュレーションを、自社内ですべて行っています。価格は高価ですが、安定した飛距離で人気のある、日本で最も有名なゴルフクラブ「ゼクシオ」シリーズや、万能的で飛びにこだわったXXIO、20代から若年層のパワーがある人に向けたSRIXONなどが人気です。

三浦技研

「三浦技研」は、地元兵庫県で、ゴルフクラブやヘッドの製造販売を手掛けるメーカーとして知られています。ゴルフメーカーとしての知名度は、あまり高い方ではありませんが、精度の高いゴルフクラブを世に出し続けてきた会社として、ゴルフ愛好家から定評があります。

主に、軟鉄鍛造アイアンを製造しており、ゴルフ業界の常識を超えた、高い技術と精度が自慢。物作りへのこだわりが、製品として形になっていった数少ない会社といえます。「MGヘッドシリーズ」が有名です。

PRGR プロギア

「プロギア」は、タイヤやベルトを製造する、横浜ゴムのグループ会社です。老舗のゴルフメーカーと比べると、知名度はそれほど高くありませんが、アマチュア向けの「軽いクラブ」製造の草分けとして知られています。軽量で使いやすいカーボンヘッドのクラブで、1983年にゴルフ用品の販売をスタートさせました。

価格帯はやや高めですが、飛距離に定評のある「エッグ」シリーズから、レディース初心者向けの「SWEEP(スイープ)」まで、性別問わず幅広く支持を得ています。

ブリヂストン

ブリヂストンは、国内でも歴史のあるゴルフクラブのメーカーです。主にプロゴルファー向け製品をメインに製造しています。量産前のゴルフクラブを、プロゴルファーがインプレッションし、それをまた改良するという流れを繰り返し行うことで、ゴルフクラブを成熟させてきました。

ただ、近年では上級者向けに加え、アマチュアに向けたブランド「JGRシリーズ」を立ち上げ、幅広い層から人気を集めるメーカーとなっています。特に、ドライバーからアイアンまで、1番手上の飛距離を飛ばすことができると、評価の高いブランドです。

ゴルフ5

「ゴルフ5」は、ウィンタースポーツ商品の販売で知られるアルペンのプライベートブランドです。老舗ブランドと比較すると、手ごろな価格帯が魅力のメーカーでもあります。

プライベートシリーズの「IGNIO」や「TRYFIT」は、日本で最も安価といわれていますが、安いからといって、性能的におとるということはなく、大手メーカーと差ほど変わりません。初心者が一式そろえたい場合や、「安く抑えたい」「買い替えること前提に購入したい」という人に向いています。

おすすめの海外のゴルフクラブメーカー

日本メーカーのクラブより、若干「重み」があり、「体力に自信があるゴルファー向け」というイメージのある海外のゴルフクラブメーカー。しかし近年では、日本人の体形や体力に合わせたモデルを手掛けるメーカーもあり、人気も高いのが特徴です。

Callaway Golf キャロウェイゴルフ

アメリカで誕生した「キャロウェイゴルフ」は、世界最大級のゴルフクラブメーカーです。先進的なゴルフクラブの開発で知られ、キャロウェイゴルフカンパニーの日本法人では、日本人ゴルファーを徹底的にリサーチして開発された、国内専用の製品をラインナップ。そのため、クラブ全体の約4割は日本用として販売されています。

大ヒットしたBIG BERTHA(ビッグバーサ)は、アベレージゴルファーも十分対応できる、BIG BERTHA BETAへと進化しました。また、初心者向けに、キャロウェイの「WARBIRD」シリーズがあり、フルセット5万円前後で揃えることができるため、その手ごろな価格帯も魅力です。

PING ピン

1959年に設立された、アメリカに本社を置く「ピン」は、40年以上も前から、ゴルファーの身長や体格に合わせたゴルフクラブを提供し、「フィッティング」という概念を貫いている大手メーカーです。アメリカ本国でもトップシェアを誇る、海外ではメジャーなメーカーのひとつです。

購入しやすい価格でありながら、製造されたゴルフクラブには、その人だけの管理製番が刻印され、製番はデータとして残る仕組みになっています。そのため、後に注文しても、同じスペックでカスタマイズされて、手元に届く仕組み様となっています。

Titleist タイトリスト

「タイトリスト」は、プロに供給して、プロが熟成させてきたゴルフメーカーとして知られています。高い目標を持つゴルファーなら、チャレンジしがいのあるブランドと言われてきました。そのため、プロ仕様のタイトリストは、アマチュアには使いこなせないという声もありました。

しかし現在では、ある程度の体力があり、アマチュアとしての技量がほどほどあれば、十分使いこなせるゴルフクラブになっています。また、近年では日本人の体形に合わせたモデルも出され、現在では幅広い層のゴルファーに人気。価格は比較的高価ですが、クラブには特殊加工が施されており、長く愛用できると評判です。

TaylorMade テーラーメイド

アディダスの、ゴルフ専用メーカーとして設立された「テーラーメイド」は、実用的なメタルヘッドを初めて世に出したメーカーとして広く知られています。ヘッド材料を木から金属、そして今日のチタンへとつなげる道筋を作った、革新的なメーカーです。

特にドライバーの品質には定評があり、重心位置が変更可能で、スライスやフック対策を取ることが可能。軽量で飛距離にも定評があることから、ゴルフ初心者からトッププロまで、幅広いターゲット層から支持をえています。スタイリッシュな製品が多く、男性ゴルファーだけでなく女性ゴルファーにも人気です。

Cleveland クリーブランド

「クリーブランド」は、最先端のゴルフクラブ開発でその名を知られるメーカーです。ゴルフメーカーとしての泥臭さが垣間見える、玄人的な組織のメーカーといえます。2007年10月末には、日本のSRIスポーツが、クリーブランドゴルフを買収しました。

また、ウェッジNo1ブランドとしても定評があり、ウェッジの変形クラブヘッドとして、マーケットに風穴を開けたハイボアが象徴的です。伝統的な形状を維持しながらも、最先端技術を取り入れること事で、パフォーマンスの高さを実現。幅広いゴルファーから支持されています。

ゴルフクラブのメーカーを選ぶ時の留意点

「有名選手が使っているものが欲しい」「かっこいいデザインに憧れる」など、ゴルフクラブを選ぶ理由はさまざまです。しかし、自分にふさわしいクラブを見つけるには、いくつかの留意点があります。高い買い物だけに「購入したけど、自分には合わなかった」と後悔することがないよう、事前に確認しておきましょう。

実際に触れてみて選ぶ

自分にあったグリップの太さや、ライ角度は、実際に自分の手で触れてみなければ分かりません。そうすることで、クラブの重さや、振った時のシャフトのしなり具合など、自分のフィーリングに合うゴルフクラブに出会うことができるのです。

また、高性能で高価だからといって、自分と相性がいいクラブとは限りません。特にビギナーの場合、「使いこなすことができず後悔した」という声もあります。慣れてからワンランク上のクラブを買い足すのが良いでしょう。

海外モデルのゴルフクラブは初心者にはNG

海外モデルのゴルフクラブは、欧米人の体型に合わせて作られているため、日本のメーカーと比較すると、ややハードスペックな傾向があります。

海外モデルは重量もあり、初心者向けモデルでも、ヘッドが若干小ぶりでシャフトも硬めに制作されているため、日本のビギナーには難しく感じるとの声もあります。そのため、初心者には重量が軽めで、シャフトも適度にしなる日本メーカーの方が、飛距離が出やすく使いやすいと言えます。

外資メーカーはモデルチェンジが早い

外資系メーカーはモデルチェンジが早く、1年毎に新製品が発売されることもあります。サイクルが早いため、中古ショップでは、半額以下に値引きされた中古品や、未使用クラブが大量に存在します。

また、旧製品の値下がり率が大きく、1世代前のモデルを格安で購入できるのはメリットともいえます。価格を安く抑えたいという人にとっては、モデルチェンジを待って購入するのも一つの手です。

ゴルフメーカーの特徴を理解したうえで吟味しよう

ゴルフショップで、数多くのゴルフクラブを目の前にすると、「目移りして、結局購入できなかった」という人は少なくありません。しかし、メーカーの特徴を理解することで、ゴルフクラブ選びもまた楽しみの一つに変化します。

そして、ショップで直接手に触れることで、自分のレベルに合った相性の良いクラブを見つけることが可能になります。ベストの一本を手に入れ、心からゴルフを楽しみたいものです。

おすすめのゴルフクラブはこちらの記事で解説しています。ぜひ確認してみてください。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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