レンタカーでのガソリンに関するルールは？節約方法も紹介

レンタカーを初めて利用すると、レンタル代やガソリン代のことが気になってきますよね。いくらレンタルする車を安いものにしても、最後のガソリンで高くなってしまっては少し残念な気分になってしまいます。

レンタカーでのガソリン代の詳細、車を返すときのガソリンの取り扱いなどを紹介します。また、少しでもガソリンを安くするための節約方法もご紹介します。

レンタカーでのガソリンに関するルール

ほとんどのレンタル会社で、車を返却するときのルールは同じです。稀にガソリン満タン返しをしなくても良いキャンペーンを行なっている会社もあります。

ここではガソリンに関係する、レンタカーを借りた際の一般的なルールをご紹介していきます。

借りるときはガソリン満タン＆返す時は満タン返し

レンタカーを借りるときは、ガソリンが満タンになっているのが基本です。そして返車前に自分でガソリンスタンドに寄って給油をし、満タン返しをしましょう。

しかし、たとえ前のお客さんが満タンにしていても、そのあとに車を動かしてガソリンが減ることもありえます。会社によっては、減った分を給油しなおしますが、多くの場合は返却時のままガソリンを補充しないところが多いです。

そのため、まれに出発のとき満タンでないことがあるため、車のエンジンをかけてからガソリンが満タンなのかチェックすることをおすすめします。

満タンではなかったらすぐに店舗に戻るか電話をして、満タンではなかったことを伝えてください。店舗によっては対応が変わりますが、返すときに出発前のガソリンの量で返せば良い場合もあります。

油種の確認を忘れずに

ガソリンの種類(油種)はレギュラー・ハイオク・軽油とあります。セルフ式のガソリンスタンドが増えてきたことで、ガソリンの入れ間違いも多くなっているようです。

給油前にはノズル部分を確認してください。それぞれの油種ごとに色が決まっており、赤はレギュラー、黄色はハイオク、緑は軽油です。

間違えてしまうと車の故障につながるリスクがあります。高級車でも軽油の場合があったりと、見た目で決まるわけではないのでイメージだけで判断しないよう気を付けましょう。

必ずレンタルするときは、どの油種なのかを確認してくださいね。

レギュラー車にハイオクを給油すると

レギュラー仕様の車にハイオクを給油すると、エンジン出力がアップするか燃費がアップする可能性があります。ハイオクのほうが1Lあたり10〜15円ほど高くなってしまいます。

ハイオク車にレギュラーを給油すると

少し古い型のエンジンの場合は、エンジン音が「カンカン」や「キンキン」という音でノッキングを起こしやすくなります。このノッキングが続いてしまうと点火プラグがススにまみれてしまい、クリーニングが必要です。

1〜2度の給油であればさほど大きな問題にはなりませんが、レンタル中ずっと間違えて給油していると故障の原因となります。

ガソリン車に軽油を給油すると

ガソリンに軽油が混ざることで、エンジン出力が下がってしまいます。エンジン音が正常ではなくなり、アイドリングも不調となりそのうちにエンジンが停止してしまう恐れがあるのです。

反対の場合も同じようにエンジンが不調になってしまいます。

レンタカーだとガソリンスタンドで伝える

レンタカー返却時にガソリンを満タンにするとき、ガソリンスタンドの店員さんにレンタカーということを伝えておくと、ガソリンがFULLの状態になったところで給油をやめてもらえます。

実はたいていの車は、ガソリンメーターがFULLになっても、まだ数リットルほどガソリンが入ります。なので伝えていないと限界まで入れてしまう可能性があるのです。

セルフの場合は、ガソリンがカチッと止まるところまでだとFULLになるのでOKです。

ガソリン代の返金があることも

レンタカー返却時にあたり給油した際、走行距離のわりにガソリンがたくさん入ったときは、レンタカー返却時にその旨をレンタカー会社に伝えてください。

レンタカー貸し出し時にガソリンが満タンでなかったという場合もあるので、その際はガソリン代が返金されるケースもあります。

今どきの車は燃費の良いものがほとんどなので、数10kmしか走っていないのに20Lほど給油した場合などは、損をしている可能性があります。また報告時は、燃費の悪い走り方はしていないということも伝えてみてください。

レンタカーのガソリン代を節約する方法

少しでもガソリンを安くできれば、気持ち的にもうれしいですよね。普通に走っていても、さほどガソリン消費量は変わらないだろうと思っていませんか？ほんのひと工夫で違いが出てきます。

アクセルとブレーキを上手に使う

車は静止中からアクセルを踏んで動かしだすときに大きな力が必要です。アクセルとブレーキをやたらに使ってしまうと燃費が悪くなり、ガソリンの消費量が多くなってしまいます。

特に急発進はやめて、急ブレーキもなるべく避けるようにしてください。

AT車の場合、無駄にアクセルを踏み込む必要はありません。またアクセルから足を離すと、ゆっくりと減速していくので自然に止まるようしましょう。これらはガソリンの節約とともに安全運転の基本です。

余分な荷物は積まないようにする

荷物で車体が重くなると燃費が悪くなってしまうため、必要のない荷物は車に積まないようにしてできるだけ車体を軽くします。

重たい荷物は坂道を登っているのと同じくらいエネルギーを使うので、荷物は減らしておきましょう。

車にもよりますが、積載量が1kgずつ増えると約0.05〜5%も燃費が悪くなるので、ガソリンを常に満タンではなく小分けにいれることなども効果があります。

エアコンの使用を控える

エアコンの冷房機能はエンジンの力を利用するため、使いすぎはよくありません。エアコンを使うと燃費が1割以上も悪くなるので、内気循環モードを上手に活用して、エアコンの利用を抑える工夫をしてみてください。

車内が暑いときにはすぐにエアコンをつけるのではなく、窓を開けて熱風を逃がしてから冷房をつけると温度差がなくなるので節約につながります。

計画的なルート運転をしよう

旅行先などの知らない場所では目的地とルートを事前に確認しておきましょう。迷いながら運転して、無駄に走行距離を伸ばしてしまわないように気を付けてくださいね。

また出かける前は渋滞情報をチェックして、事前に渋滞を避ける工夫をしてみてください。渋滞は、車が急に加速したり減速したりと運転が安定しません。燃費を良くするには一定の速度で走ることも大切です。

燃費の良い車を借りる

レンタカーでも燃費の良い車はたくさんあります。車種を指定しなければ安くなることが多いのも確かです。しかし長距離を走る予定なら、燃費の良い車を選ぶほうがトータルで考えるとお得になる可能性もあります。

ずっと走りつづけるドライブや移動が目的の場合も、それほどガソリンを使わないものがベストです。目的に合わせて選びましょう。ただし高速に乗ることで負担がかかり燃費が大きくなることも忘れないようにしてください。

クレジットカードを利用する

クレジットカードを上手く活用しましょう。カード会社によってはガソリン会社と提携しており、割引やポイント還元の特典が受けられます。

これを活用することで毎回の給油がお得になりますよ。

ただカードによって、お得になるガソリンスタンドが違うため注意が必要です。

まずは自分がよく利用するガソリンスタンドや、持っているクレジットカードを確認してください。

たびらいレンタカーの「ガソリン満タン返し不要プラン」がお得！

たびらいレンタカーの「ガソリン満タン返し不要プラン」を知っていますか？

普通はレンタカーを借りた場合、返却時にガソリンを満タンにする必要があります。 ただ返車前の給油は少し手間になり、面倒と感じる方が多いはずです。

そんな負担を減らしてくれるガソリン満タン返し不要プランは、その名の通り給油をせずに返却が可能です。

旅行先でレンタカーを借りたときは、余裕をもって行動したいところです。ガソリンスタンドがどこにあるか探したり遠回りせずに、その分楽しい旅行に時間を使ってくださいね。

とても便利なプランなのでレンタカーが必要なときには、ぜひ利用したいですね。

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レンタカーとカーシェアの違いについて知りたい方はこちらの記事を確認してみてくださいね。

レンタカーのガソリン代にまつわるQ&A

免許を取っても車がなくてずっと運転できなかった人にとっては、どのくらいガソリン代がかかってくるのか分からないのが当然です。

ここでレンタカーのガソリン代について、よくある疑問をまとめました。

レンタカーを借りたときのガソリン代はいくら？

ガソリンをEmptyからFullにすると車種によって違いますが、約5,000〜8,000円ほどかかってきます。

ただし走行距離や燃費、車種によって違いがありますので、あくまで目安程度としてください。

給油する油種によっても差が出るため注意が必要です。

またレンタカー会社によっては返車時に満タン確認のため、給油レシートの提示を求められる場合があります。必ず取っておきましょう。

返却時にガソリンが満タンではない場合はどうする？

たいていの場合、ガソリンを満タン返しできなかったときは走行距離に応じて清算となり、その場で支払います。

レンタカー会社が規定した金額で計算し、ガソリン代を支払うケースが多いため、実際に自分で給油するよりも割高になりがちです。

またセルフレンタルなどをした際に、あとあとガソリン満タンではないことが発覚すると、クレジットカードで足りなかった分のガソリン代とプラスアルファを引き落としされます。

そのため、できるだけルールにのっとり給油してからレンタカーは返却しましょう。

もしくは、たびらいレンタカーが実施している「ガソリン満タン返し不要プラン」などを活用すると安心ですよ。レンタカー初心者の方には特におすすめです。

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「走行距離精算」とは？

返却時に満タン返しができなかったときに対応のひとつとして、走行距離清算が適用されます。

走行距離精算とは、レンタカーの走行距離に燃料(ガソリン)の単価をかけた金額のことです。ハイブリット車などの車種では、さらに燃費を計算に含めることもあります。

初めてのレンタカー会社を利用する前には既定の燃料単価や計算方法を聞いておけば確かですね。

ガソリン満タン返し、返却まで何Km走行OK？

返車前にガソリンスタンドへ寄っても、返却する店舗までの道のりが長いと「満タン」とはいえなくなってしまうかもしれません。

心配する方もいるかもしれませんが、大体5〜6kmは走行しても形容範囲内と言われています。

満タン返しには正直なところ、はっきりとした基準はありません。お店のスタッフがレシートや返した車のガソリンメーターを目視して確認することで済ませることが多いでしょう。

ある程度、返却先のお店近くで給油しておけば間違いないですよ。

レンタカーはガソリンを上手に使おう

休日、車に乗ってドライブするのは気分転換にもなりますよ。車がなくてもレンタカーを積極的に利用して楽しんでいきましょう。

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さらにレンタカーでの節約をするなら安いレンタカー会社の比較と安く借りる方法もご一読くださいね。