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エアコンの電気代を徹底比較してみよう|節約できる使い方やコツとは

電力消費量が大きい家電の一つのエアコン。毎年、夏の暑い時期を快適に過ごすために欠かせない家電です。エアコンは使い方一つで毎月の電気代が大きく変わってきます。ここでは、電気代を節約したいときのエアコン使用法についてみていきましょう。
エアコンの電気代を徹底比較してみよう|節約できる使い方やコツとは

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エアコンは頻繁に使用すると、電気代が一気に跳ね上がってしまい、家計が大変だという人も多いのではないでしょうか。

今回は、エアコンと他の冷暖房器具の電気代の比較や、エアコンの使い方による電気代の違いなどを詳しく取り上げていきます。

同時に、今より電気代を安くするために自分でできる事柄や、燃費のよいエアコンを新規購入する場合に注意したいことなどについてもみていきます。ぜひチェックしてみて下さいね。

エアコンと他の暖房器具の電気代を比較

家庭内にある暖房器具とエアコンについて、それぞれの特徴や電気代を比較していきます。また、目的ごとに暖房器具をどのように使用していくべきか解説します。どれも普段から自分でできることばかりなので、ぜひ実践してみてください。

1時間当たりの暖房器具の電気代

ここでは、それぞれの暖房器具の1時間当たりの電気代についてみていきます。使っている暖房器具によっても変化しますが、一般的な電気代の目安として頭に入れておきましょう。

  • エアコン:2.8~39.9円
  • ファンヒーター:11.6~25.4円
  • こたつ:2.2~4.3円
  • 電気ストーブ:12.1~24.3円
  • オイルヒーター:12.7円
  • ホットカーペット:6.2~12.7円
  • 石油ストーブ:0円

このように、エアコンの電気代は、他の暖房器具と比較すると断トツに高いという訳ではないことが分かります。使い方を工夫したり、他の暖房器具と併用することで上手に電気代を節約することが可能です。

エアコンの使い方で電気代を比較

夏や冬などにエアコンを使い始めると、その月の電気代が急に高くなりビックリしてしまった、という経験がある人は多いと思います。ここでは冬場と夏場のエアコン使用による一般的な電気代などについて、取り上げていきます。

冬場のエアコンの使い方と電気代

冬の寒い時期にエアコンを使うときには、どのような使い方をすると電気代が節約できるのか、という疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。

冬は外の外気と室内の気温の温度差が最も大きくなる季節です。一度部屋の温度が下がって外の温度に近くなればなるほど、エアコンを使って快適な室温に戻すまでに時間がかかります。

長時間外出するときや就寝時は、エアコンはこまめに入れたり切ったりする方法がより電気代が節約になります。

一方で、夜の時間帯(18:00~23:00)に2時間ほど外出をする場合、エアコンをつけっぱなしにすると3.4kWh(約92円)、こまめに入り切りすると2.4kWh(65円)というデータが出ています。このケースでは、こまめに入り切りした方が、節約になります。

また、24時間単位での消費電力量を比較したデータをみると、つけたままが12.7kWh(約343円)、こまめに入り切りが11.6kWh(313円)となっています。

このように1日で30円程度ですが、エアコンを「つけっぱなし」にするよりも、「こまめに入り切り」した方が、消費電力量は小さくなることが分かります。

夏場のエアコンの使い方と電気代

夏場にエアコンの冷房機能を使用するときには、結論からいうと自動運転モードでエアコンをつけっぱなしにすると節電することができます。

エアコンを自動運転にすると最初に一気に設定温度まで室温を下げます。そしてその後は微弱や送風で室内温度を保つ仕組みになっています。

このように、短時間で快適な温度にすることで、無駄な電気代がかからない方法が自動運転といえます。夏の時期はエアコンのスイッチをこまめに切ったり入れたりせず、自動運転を使ってつけっぱなしにしておくと、より電気代を節約できるのです。

特に次のような場合、エアコンをつけっぱなしの方が電気代が節約になりますので、知っておきましょう。 「近所まで短時間の買い物に出かける」「子供の送り迎えで出かける」「30分程度家を空ける」

エアコンは外気温と設定する温度の差が大きくなると、一度止めたエアコンを作動させて使う電気消費量が多くなる、という特徴があります。

よって、暑い夏ほどエアコンを切ったり入れたりを繰り返さず、オンの状態にしておくことがポイントといえます。

この際に気を付けたいことですが、最初にエアコンで暑い室内の温度を下げる場合、弱運転で運転しないといことです。

最初から弱運転をすると快適な温度になるまで時間がかなりかかり、かえって電気代が高くなってしまうからです。

季節でエアコンの電気代に差が出る

日本の各世帯ごとの平均のエアコン代は年間で約35,000円というデータが出ています。各家庭のエアコンの第数は平均2台ですので、1台当たり約16,000円と計算されます。

また、1年の内で日本の多くの地域では冷房よりも暖房を使う期間の方が長くなっています。

電気代をみてみると、冬場の月の暖房費は夏場のひと月の冷房費よりも高くなるという傾向があります。その中でも、1月~2月は1年の中でエアコン代が一番高くなる時期というデータも出ています。

これは、冬の外気温は室温に比べてかなり低くなり、温度差が夏よりも大きいということがいえます。

エアコンの電気代を安くするコツとは

自宅でエアコンを使用するときに、少しの心がけと工夫をすることで毎月の電気代を節約することができます。ここでは、電気代をするため自分でできるエアコンのおすすめの使い方やお手入れについてみていきましょう。

定期的にフィルターの掃除

電気代を節約するための方法の一つは、エアコンのフィルターをまめに掃除することです。これは誰しもが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

エアコンメーカ―も推奨しているエアコンのフィルターの掃除ですが、フィルターがホコリや汚れなどで目詰まりするとエアコンの機能が落ち、余計な電気代がかかってしまいます。

フィルターを掃除する目安は2週間に1度です。ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

また、最新のエアコンには自動でフィルターを掃除してくれる機能が搭載させているものも販売されています。

まず自分の家にあるエアコンの説明書をチェックし、フィルターのお手入れを自分でするタイプかどうかを理解しておくことも大事です。

外出している時間で使い方を変更

エアコンを使うときには、どの位の間部屋の中にいるのかどうかでも使い方を変えると、より効率的に使用でき電気代の節約にもつながります。

エアコンはこまめにスイッチをオン・オフすると、常に最大運転をすることになります。節約のつもりでこまめにエアコンを入れたり切ったりすると、逆に電気消費量が多くなってしまう場合があるので、充分注意しましょう。

つけっぱなしの方がいいのは、30分程度の短い時間の外出や、洗濯物を干すためにちょっとだけベランダに出るような場合です。

一方で、スイッチをオフにした方がよいのは、数時間外出するときや夜遅くまで家に帰らないときです。

このように、エアコンは生活スタイルに合わせて、使い分けることをお薦めします。エアコンをつけっぱなしにするメリットとデメリットを知り、その日の自分のスケジュールで使い分けるとよいでしょう。

設定温度を変更する

エアコンの電気代を節約するポイントのひとつに、エアコンの設定温度を変更することが挙げられます。まず、夏の冷房機能を使うときには、設定温度は28℃が望ましいといわれています。

部屋の設定温度を27℃にした場合と28℃を比較すると、それだけで年間30.24kWhの電力量の差がでます。28℃に設定すると電気代にして約816円の節約になります。

一方で冬の暖房を使うときは、部屋の設定温度は20℃が望ましいです。設定温度を21℃にしてエアコンのスイッチを入れた場合と比較すると、年間で年間で18.78kWhの電力量の差が生まれます。

これは電気代で約507円分となります。このように、季節によってエアコンの設定温度を変えるようにしてみるとよいでしょう。

他の冷暖房器具と併用する

エアコン以外の冷暖房器具を併用する使い方も、電気代を節約する有効な方法です。エアコンのみを使用して部屋全体を暖めたり、冷やしたりすると一定の温度になるまでにかなりの電力量が使われます。

快適な温度にできるだけ早くもっていくためには、冬であればストーブやファンヒーター、夏はサーキュレーターや扇風機を併用してみましょう。

これらを併用することで、部屋の温度が早く下げたり上げたりすることができます。

夏の場合は、冷気をできるだけ隅々にまでいきわたらせ、部屋の上部と下部の空気をまんべんなくかき混ぜて温度のムラがでないようにすることができます。

電気代節約のためエアコンを買い替え

各電機メーカーからはさまざまな種類のエアコンが販売されています。また、同じメーカーでも毎年のように新しいモデルが開発されて、より燃費のよいタイプのエアコンが家電量販店に並んでいます。

もし、今後新しいエアコンを買う場合には、どのような点に注目してエアコンを選ぶべきなのでしょうか。

ここでは、古いタイプのエアコンと最新のエアコンの電気代の比較や、おすすめのエアコンの選び方についてみていきます。

新旧エアコンの電気代を比較

エアコンは毎年のように新しいモデルが発売されています。エアコンを買い代える場合は、新しければどんなものでもよい、という訳ではありません。きちんと省エネ効果が期待できる機能があるエアコンを選ぶことが大切です。

同じメーカーの同タイプのエアコンの新旧モデルと比較した場合、2019年現在に発売されているものと10年前のモデルとでは、電気代にすると1時間当たり約4円の節約を実現しているというデータが出ています。

最新モデルのエアコンは、10年前のものと比べると約19%も向上しているのです。

その理由は、メーカーによるセンター技術の向上で最新のエアコンほど、気流の制御や自動掃除機能などの新たな機能が搭載されているからです。

電気代を安くするエアコンの選び方

自宅の電気料金をできるだけ安くしたいという場合は、エアコンの選び方も大事になってきます。まず、エアコンがどのくらいの広さまで対応しているものかをチェックしてみましょう。

また、搭載されている機能もここで確認します。

住宅に使用されている建材でも、エアコンの選び方が変わってきます。木造の住宅であればマンションなどよりも機密性において劣るという特徴があります。

この場合、実際の広さよりもひとつ上の広さに対応したエアコンを選ぶとよいでしょう。このように、使用する部屋の広さや住宅タイプにより、適切なエアコンを選ぶことが大事になってきます。

電気代節約なら東芝「大清快」シリーズ

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東芝「大清快」シリーズのエアコンの特徴には、以下のようなものがあります。従来のエアコンよりも省エネ機能がアップし、お手入れが簡単にできるようになっています。

  • ecoモードを搭載していて節電運転が可能
  • 花粉やPM2.5、埃、ウィルス、カビ、細菌などを自動で取り除く機能を搭載
  • プレミアムクリーン機能で、自動的にフィルイターを掃除しエアコンの内部をきれい保つ
  • 運転停止後にはプラズマ乾燥機能が働き、ニオイや菌を取り除く
  • カビの発生や埃が不着するのを抑える
  • 楽ダストボックスが付いていて、お掃除が簡単にできる
  • ボタン一つで自動で「不在節電機能」や「人サーチセンサー」などに切り替えられる

電気代を比較してエアコンを賢く使おう

家の中にある家電の中でも最も電気消費量が多いともいえるのがエアコンなので、電気代をいかに節約できるかはエアコンの使い方にかかってきます。室内を快適な温度と湿度に保ちつつ、エアコンを上手に使うことが省エネと節電の大きな鍵となります。

節電を意識したエアコンの使い方は、季節や外気との温度差によっても変わってきます。エアコンはスイッチをつけて稼働させて最適な温度にするまでが最も電気代がかかります。

大事なことは、外出する時間帯や長さによって、エアコンをつけっぱなしにするかどうかを正しく判断することです。

また、最新のエアコンは省エネ技術が多数搭載されているものもあります。新規に購入するときには、このような省エネの機能が満たされているものを選ぶなどの工夫も必要です。

節電を意識したエアコンの使い方で、電気代をより節約しましょう。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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